柚子胡椒の簡単な作り方・レシピ特集!材料3つで自家製にチャレンジ!
柚子胡椒の作り方を知っていますか?自家製の柚子胡椒は味も香りも格別です。しかも柚子胡椒はお鍋やステーキの薬味にだけでなく、メイン料理や副菜などにも使えるレシピが沢山あるんですよ!柚子胡椒の簡単な作り方と、おすすめの活用レシピを紹介します。
目次
柚子胡椒とは
和食にとっても合う「柚子胡椒」。唐辛子を使うのに胡椒?と思いますよね。これは柚子胡椒発祥の地、九州地方で、昔から唐辛子のことを「胡椒」と呼んでいたため、柚子胡椒という名になりました。九州では一般的な調味料として焼き鳥・お刺身・湯豆腐・湯豆腐・鍋料理などの多くの料理に使われています。今では全国各地に広まっていますが、柚子胡椒を使いこなせている人は少ないのではないでしょうか?
美味しい柚子胡椒の作り方
柚子胡椒には爽やかな香りと辛味の【青】と、まろやかな風味と辛味がじんわり広がる【赤】があります。完熟する前の青い柚子+青唐辛子で作るものが青の柚子胡椒、完熟した黄色い柚子+赤唐辛子で作るものが赤の柚子胡椒になります。生の唐辛子が出回る旬の時期は夏〜秋にかけてです。それに対し、完熟前の柚子の旬は夏、完熟後の柚子の旬は秋〜冬なので、赤の柚子胡椒を作りたい場合は唐辛子を冷凍しておいてくださいね!
一般的な青い柚子胡椒の基本の作り方はとっても簡単でシンプルです。材料はたったの3つです!青い柚子10個、生の青い唐辛子200g、美味しい粗塩を用意します。青い柚子の皮をできるだけ実と皮の間の白いところが残らないように剥きます。青唐辛子は縦半分に切り、下手と種を取り除きます。柚子の皮と青唐辛子の合計の重さを量り、その重さの30パーセントの塩を用意します。
柚子と唐辛子はブレンダーなどでペースト状になるまでよく混ぜ、塩を加えて更に混ぜます。蓋付きの保存容器に入れ、冷蔵庫で10日間寝かせます。出来たては青臭く美味しくないので、味見は我慢してくださいね!10日したら煮沸消毒済みの瓶に移し替えて出来上がりです。冷蔵庫で約1年の保存がきくので、一度作っておくと色々なお料理と楽しめますよ。ちょっとした薬味としても大活躍します。
注意事項はゴム手袋を必ず着用することです。素手で唐辛子を触っていると、しばらくしたら手がヒリヒリ痛くなってきてしまいます。傷があったら激痛です。それと、見えなくても沢山唐辛子エキスが飛び散りますので、目に入らないようにメガネやゴーグルなどをした方が安心です。作り終わったら顔も洗うことをおすすめします。
寝かせて出来上がった柚子胡椒は、市販のものと比べ物にならないほど柚子のいい香りがフワ〜っとし、まろやかで深みのある美味しい旨味が口の中に広がります。じっくりゆっくり冷蔵庫で熟成させていくとどんどん美味しくなりますよ。
簡単!柚子胡椒活用レシピ:炊き込みごはんの作り方
柚子胡椒の炊き込みごはんの作り方です。鶏肉は一口大に、人参は千切り、油揚げは短冊切りにしておきます。麺つゆ・水・柚子胡椒を入れたお鍋に具材を入れ、水分がなくなるまで煮込みます。お米を洗い、みりん・酒・出汁の素を入れ、目盛りのところまで水を入れます。煮詰めた具材を上に乗せてスイッチオン!柚子胡椒がアクセントの美味しい炊き込みごはんの出来上がりです。
もっとズボラに簡単にという方には、混ぜごはんにしておにぎりを作るのもおすすめです。炊きたてごはんに柚子胡椒をお好みの割合で加えて混ぜるだけです。ゴマも海苔も余計なものは一切なくても、これだけで絶品のおにぎりになりますよ!
簡単!柚子胡椒活用レシピ:あったか豆乳うどんの作り方
簡単なあったかい豆乳うどんの作り方です。お鍋に水・麺つゆ・豚肉・カットした野菜類を入れて弱火で煮込みます。火が通ったらうどんを入れ、豆乳も入れて煮込み、最後に柚子胡椒を混ぜ加えたら出来上がりです。豆乳を入れたら分離しないように弱火でゆっくり煮込んでくださいね。優しい豆乳スープにピリっとする柚子胡椒が合いますよ!寒い冬におすすめのレシピです。
簡単!柚子胡椒活用レシピ:鶏肉の柚子胡椒炒めの作り方
柚子胡椒は鶏肉との相性がバッチリ!鶏肉の柚子胡椒炒めの作り方です。鶏胸肉は皮を取り、一口大の削ぎ切りにします。切った豚肉をポリ袋に入れ塩で揉み、小麦粉を入れてシャカシャカ振って全体に馴染ませます。フライパンにオリーブオイルをしき、鶏肉を炒めます。火が通ったらしめじを入れ、醤油・みりん・酢・柚子胡椒を一気に入れて絡めたら出来上がりです。
少ない材料でもパパッとメイン料理が作れる、おすすめのレシピです。ポリ袋を使うので洗い物も少なくて済みますよ!
簡単!柚子胡椒活用レシピ:柚子胡椒パスタの作り方
野菜が高い今、大注目の豆苗を使ったおすすめのレシピです。作り方は茹でて和えるだけ!大きめのお鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を適量入れます。そこにパスタを入れ、途中で薄切りにした玉ねぎを入れます。パスタの茹で上がり時間のちょっと前に豆苗を入れ、サッと茹でます。お湯を切ってお鍋に戻し、油ごとツナを加え、麺つゆと柚子胡椒で和えたら出来上がりです。
作り方が簡単なので、ゆっくりしたい休日ランチにいかがでしょうか?
簡単!柚子胡椒活用レシピ:小松菜とえのきの柚子胡椒和えの作り方
あと一品作りたい時におすすめの、副菜のレシピです。小松菜を3センチぐらいに切り茹でます。えのきもサッと湯通ししておきます。水気をしっかり切った小松菜とえのきをボウルに入れ、醤油・みりん・柚子胡椒で和えます。最後に白ごまを振りかけて出来上がりです。作り置きおかずとしてもおすすめですよ。小松菜をほうれん草やブロッコリーなどに変えても美味しくいただけます。
簡単!柚子胡椒活用レシピ:柚子胡椒スープの作り方
生姜たっぷり、ピリッと刺激のある柚子胡椒スープのレシピは冷え性の方に特におすすめです。沸騰したお湯に、一口大に切った鶏肉を入れて茹でます。鶏肉の周りが白くなってきたら、ざく切りにしたキャベツを入れ、しんなりしてきたら白だしを加えて煮込みます。鶏肉に完全に火が通ったら柚子胡椒と生姜を入れ、溶き卵を回し入れたら完成です。
野菜は何でも美味しくいただけます。じゃがいもや人参、玉ねぎやきのこ類などを入れて具沢山スープにすると栄養バランスも良く、体に優しいスープになります。
簡単!柚子胡椒活用レシピ:柚子胡椒のオムレツの作り方
斬新で絶品!柚子胡椒味のオムレツの作り方です。玉ねぎはみじん切りにし、レンジで600Wで1分ぐらいチンして柔らかくしておきます。卵を空気を入れるように溶きほぐし、マヨネーズ・柚子胡椒を加えて更に混ぜます。小さめのフライパンにサラダ油をしき、十分に温まったら卵液を入れて軽くかき混ぜます。真ん中に玉ねぎを乗せ、包み込むようにオムレツの形にしたらお皿に乗せて出来上がりです。しらすや青ネギをたっぷり入れても美味しいレシピです。
マンネリになりがちなお弁当の卵焼きの味付けにもおすすめです。作り方は、卵を割り、ポン酢・柚子胡椒・砂糖を加えてしっかり混ぜます。卵焼き用フライパンを熱してサラダ油をしき、厚焼き卵の要領で焼いたら出来上がりです。
簡単!柚子胡椒活用レシピ:カルパッチョの作り方
カルパッチョの作り方も、柚子胡椒を加えれば一味違う味に!お刺身用お魚を食べやすい大きさに切り、お皿にレタスや玉ねぎのスライスなどと一緒に彩りよく盛り付けます。ボウルに柚子胡椒を入れ、オリーブオイルを混ぜながら加えてタレを作ります。盛り付けたお魚の上に塩少々と、作ったタレをお好みの量かけ、レモンをたっぷり絞ったら出来上がりです。
見た目でも楽しめるカルパッチョは盛り付け方でだいぶ印象が変わります。セルクルを使ってみたり、彩りを工夫してみたり、食べられる花びらを散らしてみたり、工夫次第でお店で出てくるような素敵な一皿になります。一味違う柚子胡椒風味のカルパッチョはおもてなし料理に最適です!
簡単!柚子胡椒活用レシピ:ハンバーグの作り方
いつもとはちょっと違う、お酒が進む柚子胡椒風味のハンバーグの作り方です。玉ねぎはみじん切りにし、600Wのレンジで2分チンしてください。合挽き肉に、冷ました玉ねぎ・卵を加えて捏ねます。白っぽく粘りが出るたら、ナツメグ・パン粉・塩胡椒・柚子胡椒を入れて混ぜます。手にサラダ油を少しつけ、等分に分けたタネを丸くまとめます。キャッチボールをするようにタネをポンポン投げて空気を抜きます。
フライパンにサラダ油をしいて中火で熱し、油が馴染んだらタネを入れて強火で焼きます。綺麗な焼き色がついたらひっくり返し、蓋をして弱火で7分程焼きます。お皿に盛り付け、ネギとポン酢をかけたら出来上がりです。
柚子胡椒は万能調味料
いかがでしたか?自家製の柚子胡椒の作り方がこんなに簡単だとはびっくりですよね。そしてこんなに柚子胡椒が活用できるなんて驚きですよね!どれも簡単な作り方の柚子胡椒活用レシピです。是非自家製の柚子胡椒を作って、紹介したレシピを参考に柚子胡椒を堪能してください。