ゆずは冷凍・冷蔵保存できる!乾燥保存やおすすめレシピも紹介
ゆずの保存方法を知っていますか?ゆずは鍋料理に欠かせない存在ですが、1度に使うのは少量である上に乾燥に弱いので保存方法に悩む人も多くいらっしゃると思います。そこで、この記事ではゆずの保存方法についてまとめてみました。常温保存や冷蔵保存、冷凍保存の方法、皮と果汁を使いきる為のレシピも合わせて紹介しているので、ゆずを余らせてしまいがちな人がぜひチェックしてみてください。
ゆずの保存は正しく行おう!
おはゆずです🍋
— ゆずさん🍋柚子収穫の真っ只中〜(๑˃̵ᴗ˂̵) (@yuzusan_slow) November 11, 2019
柚子週間真っ最中の
ゆず家は
夫は本職も有給休暇で休んで
義実家の手伝いをしています。
ゆずの両親も兄妹も休み返上🌿
素人ですが、たくさん獲れると
達成感があるようで
いつしかゆず収穫がやみつきに!🍋#おはよう戦隊1112#おは戦r1112nk 🔥#頑張るパパママ応援隊1112 pic.twitter.com/tvIab2f3g3
ゆずは、冬の鍋料理に欠かせない存在です。しかし、1度に使う量が少ないので余らせてしまったり、保存方法が分からず悩んでしまう方も多くいらっしゃると思います。そこで、この記事ではゆずの保存方法についてまとめてみました。常温での保存や冷蔵庫での保存、冷凍保存のやり方や、皮や果汁を使いきる為のレシピについても合わせて紹介しているので、ゆずを余らせてしまう前にぜひチェックしてみてください。
ゆずの旬はいつ?
実家の庭で収穫した 柚子
— こきあ (@akoako_0923) November 14, 2019
半分は刻んで冷凍。
残りは砂糖漬けにしましょうかね〜 (◍•◡•◍)♡♬ pic.twitter.com/tdo2kbaBf1
ゆずの旬は2回あります。店頭で販売されているゆずには、緑色のゆずと黄色いゆずの2種類があります。緑色のゆずは熟していない未熟なゆずで、旬は7月から8月の夏です。一方で、黄色いゆずは熟したもので、11月から12月、1月の冬が旬になっています。緑色のゆずは熟していないので果汁が少なく、主に皮をゆず胡椒などの加工食品に使うのが特徴です。黄色いゆずは果汁が多いので、果汁や実を料理に使います。
ゆずの選び方を知ろう!
美味しいゆずや状態の良いゆずの選び方ですが、手に持った感触で選びましょう。実にハリがあるものやヘタの切り口が新しいもの、良い香りのするものを選ぶようにしましょう。ハリが無くブヨブヨしたものは水分が抜けてしまい、中身がスカスカになっています。切り口も茶色くなっている場合は収穫されてから日が経っているので、保存も難しい上に香りも弱いなど、ゆずとしての状態も悪くなっています。
ゆずの木は元々鋭いトゲがたくさん生える植物なので、風が吹くとそのトゲと実がこすれて傷がついてしまいます。その為、ゆずの皮に傷が付いていても味や香りには全く問題がありません。皮が裂けて実が見えてしまう程の深い傷であれば選ばない方が良いものの、多少の傷ならば気にせずに料理に使えます。店頭に並ぶゆずが傷だらけだからといって避ける必要はありません。
ゆずの保存方法をシーン別に紹介
ここで、ゆずの保存方法をそれぞれ紹介します。ゆずは寒い時期に食べることが多い果物なので、基本的に常温で保存することができます。ただし、暖房の効いた部屋や夏場の緑色のゆずは乾燥しやすく常温保存が難しいので、冷蔵保存や冷凍保存のやり方についても知っておきましょう。
ゆずを常温保存する方法
冬場など寒い季節であれば、ゆずは常温保存が可能です。ただし、ゆずは乾燥に弱いので乾燥を防ぐ為に新聞紙に包んで保存しましょう。また、冬場でもあまり気温が下がらない日や暖房の効いた部屋で常温保存をしてしまうとゆずが傷んでしまいます。常温でも保存はできますが、可能な限り新聞紙で包んでから冷蔵庫や野菜室で保存することをおすすめします。
冬場であれば、ゆずは常温で2週間から3週間の保存が可能です。1ヵ月以上経過してしまうと、新聞紙で包んで乾燥を防いでも乾燥してしまい、水分が抜けてしぼんでしまいます。ゆずを使う予定が無い場合は、新鮮なうちに冷凍庫で保存することをおすすめします。また、ゆずは常温で保存できる食品ですが、気温があまり下がらない日や暖房の効いた部屋で保管すると傷んでしまうこともあります。
ゆずを冷蔵保存する方法
ゆずを冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙などに包んでからビニール袋に入れて野菜室で保存しましょう。ゆずが空気に触れてしまうと傷むのが早くなってしまうので、ビニール袋に入れて口を縛ってから野菜室に入れて冷蔵保存しましょう。冷蔵保存する場合の賞味期限は1ヵ月から2ヵ月ですが、2週間ほどでゆずの香りが弱くなってしまうのでできるだけ早めに使いきるようにしましょう。
ゆずは丸ごとであれば日持ちしますが、切ってしまうとそこから空気に触れて傷んでしまいます。もしもゆずを切ってしまった場合は、保存せず早めに使いきるか冷凍してしまいましょう。切ったゆずをラップに包んで冷蔵庫で保存しても、すぐに腐ってしまいます。ゆずを切ってしまった場合はすぐに使いきるかラップに包んで冷凍しましょう。
ゆずを冷凍保存する方法
ゆずは冷凍しても味や香りが落ちづらい食材です。その為、丸ごと冷凍保存するのが便利でおすすめです。皮をキレイに洗ってから布巾などで水分を拭き取り、1個ずつラップで包んでジップロックなどの密閉容器に入れて空気を抜いて口を閉じて冷凍保存すれば、1ヵ月から2ヵ月ほど保存ができます。ただし、長期間保存してしまうと味や香りが落ちてしまうので、冷凍だからと気を抜かず早めに使いきりましょう。
ゆずを皮と果汁に分けて保存する方法
ゆずは皮を大根おろしに混ぜたり料理に添えて、果汁はシャーベットにするなど全く違う使い方ができます。その為、買って来たゆずをその日のうちに皮と果汁に分けて冷凍保存しておくと、使う時に便利です。凍ったままなので使う分量だけ解凍して使うことができます。おろし金にもかけやすいので、ゆずはできるだけ冷凍保存してしまいましょう。
まず、皮の保存方法です。ゆずの皮をキレイに洗って、布巾などで水分を拭き取りましょう。皮を縦に剥いて、白いワタの部分をスプーンなどで削ぎ落とし、1枚ずつラップに包んでジップロックに入れて冷凍庫で保存しましょう。こうすることで、皮を凍ったまま薄切りにしたりおろし金ですりおろすことができます。
皮を剥いて冷凍したゆずの果肉を絞り、果汁を取り出しましょう。果汁は製氷皿などに入れて冷凍しておけば、いつでも使いたい分だけ取り出して解凍することができます。また、ゆずを絞る際はレモンなどの絞り器にかけましょう。この時、レモンの場合は切り口を下にして絞り器に差し込んで搾りますが、ゆずの場合は切り口を上にして搾りましょう。こうすることで、皮に含まれる良い香りの成分を果汁に移すことができます。
ゆずを使ったおすすめレシピ
ここで、ゆずを使ったおすすめレシピを紹介します。ゆずは1度に使う量が少ないので、保存しても使いきるのが難しい食品です。ゆずはそのまま食べることもできないので、大量に消費できるレシピを覚えておいて、保存したゆずを使いきりましょう。
ゆずの香りがたまらない「自家製ポン酢」
ゆずの風味を存分に味わえるゆずポン酢のレシピです。調味料を家庭で作るのは難しそうなイメージですが、実は自家製ポン酢は簡単に作ることができます。量が少ないので、ジップロックなどの密閉保存袋の中で作ると扱いやすくなります。
- ゆず3個
- 酢大匙2と大匙2分の1
- 醤油50㏄
- たまり醤油大匙2分の1
- 煮切ったみりん大匙1と大匙2分の1
- 削りかつお5グラム
- 昆布5センチ
- ゆずの果汁を絞りましょう。ゆずは半分に切って、絞り器で絞ります。この時、切り口を上にして絞り器に差し込んで絞りましょう。
- 全ての材料をジップロックなどの密閉袋に入れて、冷蔵庫で1日冷やして馴染ませて出来上がりです。使う際には削りかつおと昆布を取り除き、2日以内に使いきりましょう。
ゆずの消費にも活躍「ゆずジャム」
ゆずジャムはゆずの消費に活躍してくれます。ゆずは1度にたくさん使うことが無いので、保存しても使いきることが難しい食材です。ジャムであればゆずを多く使うことができるので、保存したゆずが傷んでしまう前に使いきることができます。砂糖をたくさん使えば保存期間も伸びるので、ゆずの消費や保存に悩んでいる方はぜひ作ってみてください。
- ゆず200グラム
- 砂糖ゆずの90%(200グラムの場合180グラム)
- ゆずは皮をキレイに洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。ゆずを半分に切って、実を取り出してボウルに移しておきましょう。
- 実を取り出したあとの皮は、裏側の白いワタをスプーンで取り除いて1ミリから2ミリの千切りにしておきましょう。
- ゆずの実を布巾などに入れて果汁を絞り出します。絞りかすの中からゆずの種を取り出し、お茶パックに入れておきましょう。
- 鍋に皮と水をひたひたに入れて沸騰させ、ゆで汁を捨てましょう。この作業を3回行い、ゆずの苦味を抜きます。
- 皮の水気を切ってもう一度鍋に入れ、果汁と砂糖、お茶パックに入れた種を加えて火にかけます。火加減は中火で、沸騰する前に種を取り除きましょう。煮詰まったら出来上がりです。
ゆずの保存方法をマスターしていろんなレシピに挑戦しよう!
柚子が黄色く色づいて、これが収穫時か遅いのかも分からずとりあえずパシャり。
— 福山エビス印刷株式会社 (@ebisuinsatsu) November 14, 2019
水面すれすれをカモの群れが飛んでいき、隣からは工場の機械音が唸る。
見上げれば今日も雲ひとつない青空、そんな金曜フライデー。社員S氏は街に繰り出す用の車で来ています。
以上、おはようございます🐸ノ✨ pic.twitter.com/7Zc2PGQRWz
いかがでしたか?ゆずは冬場の鍋料理に欠かせない存在ですが、1度に使う量が少ない上に乾燥に弱いので保存方法に悩んでしまう方の多い食材です。ゆずは乾燥に弱いものの、新聞紙で包んで乾燥を防げば常温でも保存ができます。冷蔵保存や冷凍保存の方が保存期間は長くなるので、できるだけ常温ではなく冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。また、長期間保存するとゆずの香りが落ちてしまうので、早めに使い切りましょう。