かぶの離乳食おすすめレシピ・作り方!【初期・中期・後期・完了期別】

冬野菜の代表で風邪予防にも最適な食材のかぶ!クセがないため、和食から洋食まで幅広い料理に使われており、苦手な人は少ないと思います。栄養満点で赤ちゃんにも、積極的に食べさせてあげたい野菜のひとつでしょう。今回は、そんなかぶを使った離乳食のレシピを初期・中期・後期・完了期別に紹介させていただきます。また、かぶの離乳食の冷凍保存方法や、新鮮なかぶの選び方も調べていきましょう!

かぶの離乳食おすすめレシピ・作り方!【初期・中期・後期・完了期別】のイメージ

目次

  1. 1かぶとはどんな野菜…?
  2. 2かぶの離乳食の栄養素を詳しく知りたい!
  3. 3離乳食っていつ頃から始まるの…?
  4. 4離乳食には食べられないかぶの部分はある…?
  5. 5かぶの離乳食の調理について!
  6. 6かぶの離乳食って冷凍保存できる…?
  7. 7かぶの離乳食の冷凍保存方法を調査せよ!
  8. 8かぶの離乳食初期のレシピ!
  9. 9かぶの離乳食中期のレシピ!
  10. 10かぶの離乳食後期のレシピ!
  11. 11かぶの離乳食完了期のレシピ!
  12. 12かぶの大人向けレシピもご紹介!
  13. 13かぶの離乳食についてまとめ!

かぶとはどんな野菜…?

『かぶ(蕪)』とは、ほうれん草やゴボウ同様、冬を代表する野菜のひとつです。また、かぶは世界中で栽培されており、日本だけでなく世界中で食べられている野菜です。今では、スーパーなど一年中手に入る身近な野菜のかぶですが、冬の野菜なので、寒い時期に栽培されるほど甘味が強く美味しいと言われています。また、かぶは根から葉まで栄養たっぷりで全部食べることができます!

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かぶの離乳食の栄養素を詳しく知りたい!

かぶの離乳食を作るにあたって、一体どのような栄養成分が含まれているのかとても気になります!赤ちゃんが食べる離乳食だからこそ、栄養豊富な食材を選んで食べさせてあげたい事でしょう。かぶの主な栄養素は、ビタミンA・ビタミンC・カリウム・カルシウム・食物繊維・葉酸など非常に多くの栄養成分が含まれている野菜です!

かぶは、葉の部分と根の部分では栄養成分が違ってくるので、葉の部分も根の部分も両方上手に離乳食に取り入れていきたいものです。葉の部分には、カルシウム、ビタミンA、葉酸が多く含まれています。また、根の部分には、ビタミン・カリウムが多く含まれております。葉酸は妊娠中にも摂取したい栄養素のひとつで、赤ちゃんの成長にとてもよいとされています。

どんなかぶを選んだらいいの…?

大切な成長に繋がる離乳食。赤ちゃんには、新鮮な野菜を使った離乳食を食べさせてあげたいと思われるでしょう。新鮮なかぶの見分け方のポイントとは、葉つきのかぶの場合、茎がまっすぐで、ハリがありみずみずしく、傷ついていないもの、葉の色が出来るだけ濃いものを選ぶようにしましょう。かぶの葉は食べられますので、是非捨てずに料理しましょう!

また、かぶの根の部分は、真っ白であり、まん丸で重みがずっしりあるもの、葉の部分同様でハリがありみずみずしく、傷ついていないものを選ぶようにしましょう。かぶの大きさですが、あまり大きすぎるのはよくないようです。大きさの目安としては、レモンより少し大きいぐらいのかぶを選ぶのがよいでしょう。新鮮なかぶで色々な離乳食を作りましょう。

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離乳食っていつ頃から始まるの…?

今まで母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんが、自分が作った離乳食をスプーンを使い、パクパク食べてくれる姿を見ると、とても嬉しく感じられると思います!食卓を囲んで一緒に食事をする時期が今から楽しみです。ところで離乳食は、一体いつ頃から始めるといいのでしょうか?赤ちゃんが離乳食を始める時期について調べていきましょう!

離乳食は大きく分けて四つ!

離乳食は一般的に大きく分けて、初期・中期・後期・完了期の四つに部類されています。まず、一番目の時期の赤ちゃんにとってミルク以外のものを初めて口にする事になる、離乳食のスタートといえる初期です。初期は生後5・6か月頃とされています。続いて二番目の時期は、赤ちゃんも少し離乳食が食べ慣れてきた中期です。中期は生後7・8か月頃とされています。

そして三番目の時期は、赤ちゃんも舌を上手に使えるになってきた後期です。後期は生後9~11か月頃とされています。最後になる四番目の時期は、そろそろ大人と一緒の食事を食べれるようになる離乳食完了期です!完了期は12か月~1歳半頃とされています。しかし初期・中期・後期・完了期は、あくまでも目安になるので、その子にあった時期に合わせた離乳食を食べさせてあげましょう!

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離乳食には食べられないかぶの部分はある…?

かぶの離乳食は根から葉まで全部食べる事ができます。根と葉の栄養成分は異なるので、上手に離乳食に取り入れていきましょう。しかし、根の部分は離乳食初期から食べる事が出来ますが、アクが強くクセがある葉の部分は初期から食べる事は出来ません。離乳食後期以降には食べられるようになりますので、かぶの葉の離乳食は9~11か月頃の後期を目安に食べさせてあげましょう!

かぶの離乳食の調理について!

野菜の中でも比較的クセが少なく、離乳食にしても食べやすいと言われているかぶ。消化を助けてくれる栄養成分が豊富で、下痢の多い赤ちゃんには進んで取り入れていきたい野菜です。アレルギーの心配も少ないとされているので、離乳食に最適とされています。初めての野菜の離乳食にかぶを選ぶお母さんも多いでしょう。いよいよかぶの離乳食の調理の方法を調べていきましょう!

離乳食に必要な調理器具を準備しましょう!

離乳食は初期・中期・後期・完了期の四つの時期がありますので、調理器具もその時期に合わせたものが必要となります。一体どのような調理器具の準備が必要になるのでしょうか?離乳食を家にある調理器具だけで作れると嬉しいです。離乳食と作る時は、『小さくする』・『裏ごしする』・『すりおろし』・『すりつぶし』の、だいたいはこの四つの作業になります。

離乳食を作る際に便利なのは、『すりこぎ鉢』・『すりこぎ棒』・『裏ごし器』・『おろし器』などです。また、離乳食は少量の為、普段の料理で使用する器具は少し大きすぎるかもしれません…。そんな時におすすめなのが、離乳食用の基本が揃った調理器具のセットも市販されています。色々買いそろえるのが面倒な方には、離乳食の調理器具セットの購入もオススメです。

かぶの離乳食の下ごしらえ調理方法①炊飯器

炊飯器を使って、簡単にかぶの離乳食の下ごしらえが出来ます!日本人ならば毎日の食卓にお米は欠かせません。方法はすごく簡単です!小さめに切ったかぶをアルミホイルで包んで普通おき、お米を炊くときに一緒に入れて炊くだけです。料理中にコンロがふさがってしまいお湯を沸かせない時など、お米と一緒に炊き上がるのを待つだけなので楽に下ごしらえ出来ます。

かぶの離乳食の下ごしらえ調理方法➁鍋

ごくごく一般的な方法ですが、沸騰したたっぷりのお湯に小さく切ったかぶを茹でていきます。かぶに火が通り柔らかくなっている事を、竹串などで刺してみて確認しましょう。また、まとめて冷凍保存用に作る場合には、大きめの鍋でちょうど良いかもしれませんが、すぐに離乳食を食べさせる場合には大きめの鍋よりも、小さめの鍋の方が使いやすいでしょう。

かぶの離乳食の下ごしらえ調理方法➂電子レンジ

時短できる事から料理を作る時の強い味方の電子レンジを使った下ごしらえ方法です。少し大きめの耐熱性のある容器に、しっかりかぶに水が被るほどの水を入れます。ふんわりサランラップをして、電子レンジで500Wで3分間加熱します。時間がない時でも、とても簡単にできます。竹串などで確認してまだ固いようならば、10秒づつ時間を増やしながら加熱していきましょう。

かぶの離乳食って冷凍保存できる…?

離乳食を作るだけでなく、家事全般に育児とお母さんはとても大忙しなので、毎日離乳食を作るとなれば少し大変です。今の時代沢山の種類の離乳食が市販されていますが、出来るだけ手作りの離乳食を食べさせてあげたいと思う方が多い事でしょう。離乳食を冷凍保存出来るなら、時間のある時にまとめて作るができとても嬉しいです。

さて、かぶの離乳食ですが、冷凍保存する事ができます。しかし、産まれて間もない赤ちゃんはまだ抵抗力が低い出来るので、出来るだけ鮮度のいい状態の離乳食を食べさせてあげたいと思います。離乳食を冷凍保存した場合は一週間以内には食べさせるように気を付けましょう!食材の名前と冷凍した日にちを記入すると、食べ忘れの予防になります。

かぶの離乳食の冷凍保存方法を調査せよ!

一体どのようにして、かぶの離乳食を冷凍保存するのでしょうか?冷凍保存の方法は、製氷皿と使用する方法と、フリーザーバッグを使用する方法があります。赤ちゃんの離乳食専用の、離乳食冷凍小分けパックも市販されていますが、製氷皿で代用する事ができます。自分の好きな保存方法を選んで、冷凍保存を上手に活用していきましょう!
 

かぶの離乳食の冷凍保存方法①製氷皿

まず一つ目のかぶの離乳食の冷凍保存方法は、製氷皿を私用する方法です。製氷皿にかぶの離乳食を入れ、冷凍庫へ入れるだけです。簡単にキューブ状に離乳食を冷凍保存する事ができます。かぶの離乳食を食べるときは、自然解凍を避け、しっかり加熱する事が大切です。加熱方法は、電子レンジか鍋で温めてから、食べさせるようにしましょう。

かぶの離乳食の冷凍保存方法➁フリーザーバッグ

二つ目の方法は、フリーザーバッグを使用してのかぶの離乳食の冷凍保存です。あらかじめ料理してあるかぶの離乳食を、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ入れるだけです。冷凍保存する際のコツは、離乳食をなるべく薄くのばして、フリーザーバッグへ入れましょう!また。菜箸などで一食分ずつ筋目を入れておくと、凍ったままキレイに折れますので、食べる時に便利です。

製氷皿もフリーザーバッグもどちらも簡単に冷凍保存が出来るのが嬉しいです。これらの方法はかぶの離乳食でなくても、他の野菜の離乳食にも使える方法です!ただし中には冷凍保存が出来ない野菜の離乳食もあるので、注意しましょう。また、冷凍保存する場合は、新鮮な野菜を選ぶようにしましょう。赤ちゃんが口にするものなので、鮮度はいつも以上に気を付けたいです。

かぶの離乳食初期のレシピ!

離乳食初期は、歯が生え始める赤ちゃんもいますが、まだ上手に噛むことができません。そこでおすすめしたいかぶの離乳食初期のレシピが、『かぶのおかゆ』です。離乳食初期に作りたい、かぶのおかゆのレシピ材料は、10倍がゆ大さじ1~2杯・かぶが小さじ1~3杯です。作り方は、まず10倍が湯を作っておき、かぶの皮を厚めに切ります。

皮を厚めに切ったかぶがかぶるくらいの水を鍋に入れて茹でます。ゆで終わったら、熱いうちにかぶを裏ごします。10倍がゆに裏ごししたかぶをトッピングすれば完成です!かぶのペーストはトロっとした口当たりで、離乳食初期のまだご飯を食べ慣れていない赤ちゃんにとっても食べやすいレシピです。離乳食初期は離乳食の中でも重要な時期ですので、様々なレシピを食べさせてみましょう。

かぶの離乳食中期のレシピ!

離乳食中期は、食べ物への興味が少しずつ出てきます。表情も豊かになり、気にいった離乳食はニコニコしながら食べてくれるかもしれません。そんな離乳食中期にオススメしたいレシピは『かぶのそぼろ煮』です。用意する材料は、かぶ30グラム・鶏ひき肉15グラム・だし汁大さじ2~3杯・トロミ付け用に片栗粉を適量です。

厚めに皮をむいたかぶ30グラムを、粗目のみじん切りにします。みじん切りしたかぶを耐熱性のある容器に入れ、約20秒間電子レンジで加熱します。温まったかぶを、鶏ひき肉15グラムとだし汁大さじ2~3杯加え、コトコト煮込みます。最後に水溶き片栗粉を回し入れとろみをつけたら出来上がりです。かぶの触感は少し残しながら片栗粉でとろみがあり食べやすく、離乳食中期に最適です。

かぶの離乳食後期のレシピ!

離乳食後期は、前歯がだんだん増えてくる時期になり、歯茎を使ってもぐもぐと噛む練習をしています。離乳食後期は、柔らかすぎるのも硬すぎるのも丸飲みをしてしまう原因になってしまうので、気を付けて調理しましょう。目安としては、バナナの硬さぐらいが適切とされています。歯ごたえのある食材も食べれるようになった離乳食後期おすすめかぶレシピは『かぶのシチュー』です。

『かぶのシチュー』のレシピ材料は、かぶ2個・大根4分の1本・人参1本・水3カップ半・無添加コンソメ2.5グラム・牛乳4分の3カップ・片栗粉大さじ1杯半・バター10グラムです。今回赤ちゃんの離乳食のため市販のシチューの素を使わずに作っていきましょう。かぶ・大根・人参は皮をむいて食べやすい大きさに切ります。ここでも、かぶの皮は厚めに切りましょう。

鍋に油を少量ひき、大根を炒めます。大根が少し透明になってきたら、かぶと人参も加え、炒めます。野菜に火が通ったら、バターを加え木べらで均等に混ぜ合わせていきましょう。火が通った野菜に、水とコンソメを加え、沸騰したらアク取りをし、30分弱火で煮詰めていきます。更に牛乳を加え10分煮たところで、一旦火を消して水溶き片栗粉を加えましょう。

水溶き片栗粉が全体に混ざったら、もう一度火にかけ、5分ほど煮ると完成です!かぶがほんのり溶けて甘味がでてとても美味しいレシピになっています。離乳食後期にオススメですが、このシチューは大人も一緒に食べられるレシピになっています。ただ、大人が食べるには少し味が物足りないかもしれませんが、子供と一緒に同じものを食べられる楽しみがあると思います。

かぶの離乳食完了期のレシピ!

離乳食もいよいよラストとなる離乳食完了期!生活リズムも整い、歩けるようになるのもこの頃です。もうほとんどミルクではなく、離乳食から栄養が取れるようになってきているはすです。離乳食完了期には、食材も少し大きくして噛む力をどんどんつけていきましょう。そんな離乳食完了期におすすめするかぶの離乳食は『かぶのステーキ~和風エビソースかけ~』です。

『かぶのステーキ~エビソースかけ~』のレシピ材料は、かぶの根1~2センチ・かぶの茎3センチ・むきエビ1尾・だし汁大さじ3杯・水溶き片栗粉小さじ1杯です。かぶの根部分は厚さ5ミリぐらいの輪切り、かぶの茎部分はみじん切りにします。切ったかぶとむきエビを茹でます。茹でたむきエビはみじん切りにしておきます。

熱したフライパンにサラダ油をひき、焼き色がつくまでかぶの根を両面焼くとかぶのステーキの完成です。焼きあがったかぶのステーキは赤ちゃんが食べやすい一口サイズにカットし、お皿に盛りつけます。次はソースを作ります。だし汁と水溶き片栗粉を混ぜあわせたら、電子レンジとろみが出るまで加熱します。30秒加熱したら一度かき混ぜ、再び30秒加熱すると、むらになりにくいです。

お皿に盛りつけてあるかぶのステーキに、電子レンジで加熱したとろみソースを全体にかけ、むきエビとかぶの茎のみじん切りを上から散りばめれば完成です。かぶの根と茎と両方使う事が出来るこのレシピは、材料も少なく簡単に作れます。栄養満点のかぶの離乳食は、味にクセがなく食べやすいので赤ちゃんも気に入ってくれることでしょう。

かぶの大人向けレシピもご紹介!

かぶの離乳食を初期・中期・後期・完了期にわたって紹介してきましたが、大人の私たちも栄養たっぷりのかぶ料理は食卓に取り入れていきたいものです。次は大人が楽しめるかぶレシピの『かぶと豚肉の甘辛炒め』のご紹介です。材料は、豚肉200グラム・かぶ5~6個・醤油大さじ1杯・酒小さじ2杯・砂糖大さじ1杯・だしの素ひとつまみ・ごま油少々です。この材料で2~3人前です。

続いてレシピです。かぶは食べやすい大きさにカットしておきます。かぶの下準備の次は豚肉の下準備です。分量の内の少しだけの醤油と片栗粉を豚肉にもみ込んでおきます。もみ込んでおいた豚肉と、かぶを木べらで炒めます。かぶと豚肉に火が通ったら、残りの醤油・酒・砂糖・だしの素を全て加えたら完成です。甘辛ソースがご飯に合うかぶ料理になっています。

かぶの離乳食についてまとめ!

今まで何気なく食べていたかぶですが、赤ちゃんの離乳食にもぴったりという事が分かりました。アレルギーも少なく、冷凍保存も出来るのでとても万能な野菜です。かぶの離乳食について、初期・中期・後期・完了期別で紹介させていただきましたが、いかがでしょうか?どのかぶ離乳食も簡単で美しく出来るので、是非参考にしてみてください!

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