サンチュの美味しい食べ方と人気レシピ集!栄養素や簡単栽培方法も!
サンチュといえば、韓国焼肉には欠かせない野菜として良く知られています。皆さん一度は食べたことがある野菜だと思います。実はこのサンチュは、栄養も豊富で焼肉以外にもいろいろな食べ方があります。しかも結構簡単に家庭でも栽培することができます。今回はサンチュの栄養から栽培の仕方、サンチュを使った人気レシピまで徹底的に調査し紹介します。サンチュを美味しく食べて健康な体づくりをしましょう!
目次
サンチュを美味しく食べよう
サンチュといえば、焼肉の時に肉を巻いて食べる野菜として有名です。焼肉を食べたあとに、たくさんサンチュが残ってしまったということはありませんか?今回はそんな時にもってこいのサンチュを使った人気レシピを紹介します。サンチュのの栄養価や栽培の仕方、美味しい食べ方なども是非参考にしてください。
サンチュはどんな野菜?
サンチュは一見レタスの仲間のようで、サニーレタスとよく似ています。サニーレタスとは葉の色が違うのが特徴です。またサンチュの方が葉の部分が平べったくなっています。サンチュという呼び名は韓国名で、日本名にすると包菜、チシャ菜と呼ぶことが多いです。韓国焼肉店で有名になった野菜なので、今ではサンチュという名前が定着しています。
サンチュは、ハウス栽培により、1年中いつでも食べることができます。レタスに比べると茎の部分が長く、上の葉の部分を収穫します。日本では昔おひたしなどにして食べられていましたが、レタスの普及により少しずつ食卓での出番が少なくなりました。そして現在、サンチュは焼肉のお供の野菜として再び注目を集めるようになりました。
サンチュは栄養がある?
サンチュにはどんな栄養があるのでしょうか?サンチュは緑黄色野菜でβカロチンの栄養素が豊富に含まれています。βカロチンには、老化防止やガン予防などの効能があります。βカロチンは抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれます。そのためお肌のシミや老化を抑制する働きがあり、特に女性には嬉しい効能です。
サンチュはビタミンAの栄養素も豊富です。ビタミンAは主に眼精疲労や目の活性化によく効く栄養です。現代人はスマートフォンやパソコンで目を酷使しているのでビタミンAを摂取することで改善が期待できます。他にも鉄分の栄養も含まれているので、サンチュを食べることで貧血防止にもつながります。サンチュに含まれる栄養は女性に嬉しい効能が多いと思います。
サンチュに含まれる栄養の多くは、油ととても相性が良いと言われています。なので焼肉をサンチュで巻く食べ方はバッチリで、栄養の効果を充分に発揮してくれます。栄養の他にもサンチュに含まれるラクッコピリンは、精神が穏やかになり入眠効果もあるそうです。サンチュは、たくさんの栄養とその効果が期待できる魅力的な野菜です。
サンチュを簡単に栽培する方法
栄養もあり焼肉以外にも気軽に食べれるサンチュを日頃の食生活に取り入れたい方は、自分で栽培してみるのもおすすめです。そこで、サンチュを自家栽培する方法を紹介します。まず種まき期は9月頃がベストです。点まき、筋まき、直まきのいずれかで種はちょっと浅めに植える方が発芽しやすくて良いです。
種をまいて、約1週間以内には発芽します。芽が出てくると嬉しいものです。ある程度、サンチュの葉が大きくなってきたら間引きします。10cm間隔で間引きするのが良いでしょう。種まきから1ヶ月程経過したら、1週間おきに肥料をあげます。成長と共に株元が不安定になったら追加で土を盛っても構いません。
茎が20cmから30cmくらいに伸びたら収穫の時です。根元から順番に丁寧にサンチュの葉をかき取ります。外側の葉から収穫し内側を5枚ほど残しておくと次から次に葉が増えていきます。自家栽培すると食べたい時に必要なだけ使えるので、無駄が出なくて嬉しいです。寒暖にも強く、害虫被害も少ないので初心者でも割と簡単にサンチュ栽培ができます。
自家栽培で収穫したサンチュは新鮮で葉も柔らかいので焼肉の時にだけでなく、そのままサダラにする食べ方もおすすめです。春から初夏にかけてサンチュの花が咲いたり、見た目もくたびれてきたら栽培終了の時期です。自家栽培すると育てていくうちに愛情が湧くし、自分で栽培したサンチュの味はひと味もふた味も違うと思います。
サンチュの美味しい食べ方
スーパーでも手軽に買えて家でも簡単に栽培できるサンチュは、私たちに身近な野菜です。焼肉以外にどんな食べ方があるのでしょうか?脂っこい肉料理でもサンチュで巻いて食べればあっさりするし、肉だけでなくネギやきゅうりなどお好みの野菜とトッピングしてもさらに楽しめます。
焼肉の時だけでなくもっともりもりとサンチュを食べたい時は、レタス代わりにサラダにしても美味しいです。サンドイッチにハムと一緒に挟んでもなかなか合います。食べ方をいろいろアレンジできるのがサンチュの魅力です。もっとサンチュをバラエティな食べ方で楽しみたい方に、人気のサンチュレシピを紹介していきましょう。
サンチュを使った人気サラダレシピ
サンチュとアボガドと海苔サラダのレシピ
サンチュの食べ方で一番手軽なのはサラダです。アボガドは縦半分に切り種を丁寧に取り除きます。さらにサイコロ状に皮のギリギリ近くまで切り目を入れます。そのあとスプーンで一気にすくうとキレイにとれます。アボガドには少しレモン汁をかけると良いでしょう。サンチュを手でちぎってアボガドを盛り、仕上げに海苔をかけます。お好みのドレッシングをかけてできあがりです。
オーロラソースのサンチュサラダのレシピ
サンチュは細切りに切っておきます。冷凍コーンはレンジで20秒ほど解凍します。海老を塩コショウで焼いて、適当な大きなに切ります。これらの材料をボールに入れてケチャップ、マヨネーズ、パセリで和えます。仕上げに白ごまをふりかけます。お子様にも喜べれるサンチュのサラダです。焼肉にもう一品という時にもおすすめです。
アスパラと人参と卵のサンチュ巻サラダ
サンチュで巻くのは肉だけではありません。野菜や卵を巻いてサラダ感覚で食べるのもおすすめです。2人分の量で卵2個を使って厚焼き卵を作ります。出来上がった厚焼き卵を縦に4等分のスティック状に切ります。生ハムを半分に切ります。人参もスティック状に切り、アスパラガスはビーラーで下部の硬い皮を剥き半分の長さに切ります。アスパラガスと人参は500wのレンジで2分30秒温めます。
小ねぎは長さ半分に切り、500wのレンジで30秒温めます。卵、生ハム、人参、アスパラガスをサンチュで包み、小ねぎで縛り出来上がりです。マヨネーズにつけて食べるのがよく合います。彩りや見栄えも良くホームパテーィーに出す一品としてもおすすめです。
サンチュを使った人気スープレシピ
サンチュと塩こんぶのスープレシピ
時間をかけて煮込んだスープも美味しいですが、時間のない時はすぐにできる簡単スープが嬉しいです。そんな時にもってこいのスープレシピがこちらです。味付けはコンソメと塩コショウのみのシンプルなスープで、その中にサンチュと塩こんぶを入れるだけです。あまり煮込まない方がサンチュのシャキッとした食感を楽しめておすすめです!
サンチュのごちゃまぜスープレシピ
鍋に水と豚の薄切り肉を入れて沸騰させます。灰汁を丁寧に取り、薄切りスライスの玉葱と4センチほどに切ったえのきだけを入れます。鶏ガラスープと醤油を入れて味付けをし、仕上げにサンチュを適当な大きさに手でちぎって入れます。サンチュのほのかに感じる苦味がアクセントになって美味しいです。材料は2人分で水カップ3、醤油大匙1、鶏ガラスープ大匙1、具の量はお好みで入れてください。
サンチュの味噌汁レシピ
サンチュは意外に味噌汁にも合います!簡単すぎるレシピですが、いつもの家庭で作る味噌汁の具にサンチュとセロリを入れてみてください。クセのないサンチュにセロリ独特のアクセントが加わって美味しいです。さっぱりしているので焼肉と一緒にサンチュの味噌汁を食べるのもほっと一息つけておすすめです。冷蔵庫にサンチュが余っているときは、是非サンチュの味噌汁を作ってみてください。
サンチュを使った人気メインレシピ
韓国の定番料理サムギョプサルのレシピ
韓国の定番料理のサムギョプサルにサンチュは欠かせません。2人分のレシピでコチュジャンと味噌、砂糖をそれぞれ大匙1.5杯ずつ混ぜ合わせます。さらにごま油と酢を各大匙2杯ずつ加えます。最後ににんにくと酢を各小匙1ずつ加えて混ぜればサムジャンというタレの完成です。にんにくはチューブタイプのものを使うと便利です。
出典: https://retty.me
豚バラ肉を食べやすい好みの大きさに切って焼きます。豚肉をカリッと焼き上げる方が美味しいです。サンチュに豚肉とサムジャンのタレをのせて巻いて食べます。サンチュは味にクセがないので、肉の旨みや甘みをダイレクトに感じることができます。シャキシャキとしたサンチュの食感も良く、肉を食べてもあと味が良いのが魅力です。
サンチュのパスタ
サンチュとベーコンのパスタです。鍋にたっぷりのお湯を沸かし塩を一つまみと1人分パスタ80から90グラムを入れて湯がきます。パスタを茹でている間にベーコンとサンチュを適当な大きさに切っておきます。フライパンにマーガリンを入れてベーコンを炒め、さらにマヨネーズを大匙1加えて炒めます。
さらに茹で汁をおたま1杯分いれてサンチュも入れて混ぜておきます。サンチュは、あまり煮込まず火を通すくらいがポイントです。そこに茹で上がったパスタを入れて、クレイジーソルトと黒こしょうガーリックパウダーで味付けします。仕上げに醤油を小匙1杯まわしかけして混ぜます。サンチュは火を通すと量が減るので多めに入れても大丈夫です。
サンチュと砂肝のガラムマサラクリームパスタのレシピもおすすめです!白ワインとガラムマサラと塩で砂肝を炒めます。そこにちぎったサンチュとえのきだけを加えて軽く炒めます。さらに生クリーム100ccとガラムマサラと塩を少々加え、仕上げに醤油を少しだけ入れて味を整えます。あとはパスタを絡めて出来上がりです。
サンチュのホットドッグサンド
サンチュを好きなだけたっぷり挟んで食べるホットドッグです。ホットドッグ用のパンに切り目を入れ、洗って水気を切ったサンチュをのせます。さらに過熱したウインナーをのせます。ウインナーはお好みでボイルでも炒めてもokです。仕上げにマヨネーズ、ケチャップ、マスタードをかけて出来上がりです。レタスより柔らかいサンチュは、たくさんパンの間に挟めるのが嬉しいです!
サンチュを使った人気ごはんレシピ
サンチュたっぷり塩だれ豚丼レシピ
サンチュを使ってまとめて丼ものにしてしまう食べ方もアリです!2人分の材料レシピは、豚バラ肉スライス150gに白だしと酒をそれぞれ小匙1分ふって片栗粉をまぶし5分ねかせます。サンチュは1cm幅に切ります。フライパンにオリーブオイルを入れて、先程の豚バラ肉を炒めます。炒める時に豚の脂が出過ぎたらキッチンペーパーで拭き取って下さい。
豚バラ肉の両面に火が通ってきたら、白だし大匙1とみりん大匙1、おろしニンニクとおろし生姜を少々加えさらに炒めます。丼に白ごはんを盛り続いてサンチュ、豚バラ肉の順に盛ります。仕上げに黒コショウをふって出来上がりです。小口切りにしたネギをのせても美味しいです。この食べ方なら、一度に肉も野菜もごはんも食べれて簡単なおすすめレシピです!
サンチュ巻きのレシピ
手巻きずしの海苔の代わりにサンチュで好きな具を巻く食べ方です。これならサンチュをたくさん食べれていいと思います。サンチュの上にあまりごはんを乗せすぎると、噛むときにごはんと具がこぼれ落ちてしまうので少量ずつ乗せる方が良いです。焼肉の時に、自分の好みにあった肉も一緒に巻いて食べると楽しいです!
サンチェ巻きの具は、肉だけでなくエビやイカ、キムチや明太子など何でもOKです。中にケチャップやマヨネーズなどの調味料を入れるとお子様も食べやすいと思います。大人はコチジャンや肉みそなどを足してもピチッとアクセントになって美味しいです。ヘルシーでカロリーも抑えられておすすめです。
サンチュ巻は白ごはんだけでなく納豆チャーハンを巻いて食べても美味しいです。納豆チャーハンは、玉葱、人参を細かく切って炒めて火が通ったらごはんを加えます。さらに炒めて全体になじんだら醤油を入れて味を整えます。納豆についているタレも一緒にいれてかまいません。火を止めて仕上げに納豆を入れてまぜれば出来上がりです。サンチュと納豆チャーハンが絶妙に合うのでお試しください。
サンチュをいろいろな料理に活用しよう!
いかがでしたでしょうか?サンチュは焼肉以外にも、いろいろな食べ方で楽しめることが分かりました。サンチュは栄養もたっぷりあり、1年中手に入りやすい野菜です。是非、日頃の食生活に積極的に取り入れることをおすすめします。今回紹介したサンチュの美味しい食べ方レシピを参考にサンチュを楽しんでください。