埼玉のいちご狩りでおすすめは？人気の安いスポットも紹介！

甘くて美味しいいちごは年代を問わず人気です。いちごというとフルーツのイメージですが、実は野菜です。いちごはバラ科の多年草で、種まきしてから1年以内に収穫されるため、スイカやメロンと同じように野菜に分類されるということです。そして種のように見える粒々が、実はいちごの実の部分になります。甘くて美味しい赤い部分は茎の1部なのです。果物のような不思議な野菜であるいちごについて紹介します。

いちごは交配によってたくさんの品種がありますが、いちごの人気5大品種について味の特徴や産地などを簡単に説明していきます。

いちごの人気品種1位はとちおとめです。国内生産量1位で、名前のとおり8割が栃木県で生産されています。甘味が強く、硬くて日持ちがよいのが特徴です。

「あまい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字を取って名付けられたあまおうは、福岡県を代表するブランドいちごです。大粒で甘さと甘酸っぱさのバランスが取れた人気のいちごです。

章姫とさちのかの交配で生まれた品種で、両方のいいとこ取りの人気のいちごです。糖度が高く、粒が大きいのが特徴の静岡県生まれのいちごです。

さちのかは、生産者にも食べる人にも「幸あれ」という思いを込めて名付けられたいちごです。アントシアニンを多く含む濃い赤色が特徴で、糖度が安定して香りのよいいちごです。

名前のとおり佐賀県生まれのさがほのかは、中の果肉が白いのが特徴です。糖度が高く上品な味で日持ちもよいいちごです。

いちごの生産量都道府県別ランキングトップ5(2016年版)は、1位栃木県、2位福岡県、3位熊本県、4位静岡県、5位長崎県となっております。埼玉県は12位と上位にランキングしています。埼玉県は土壌・気候・地形ともに農業に適した環境となっており、野菜の生産が盛んな地域です。いちごも広い地域で作られています。

埼玉県にはオリジナルのいちごの品種があります。2017年に愛称が発表されたばかりの新しい品種、「かおりん」と「あまりん」です。かおりんは花のような香りが際立ち、あまりんは濃い赤色で甘味が強いのが特徴です。

秩父出身の落語家林家たい平さんが名付けたという「かおりん」と「あまりん」は、まだ収穫量が少ないようですが、見つけたらぜひ食べてみてください。他には「彩のかおり」という品種も埼玉オリジナルいちごです。栽培している農家が少なく、希少ないちごです。

いちごは品種改良が盛んに行われている野菜で、世界で250種類もの品種があり、その9割が日本で作られた品種だということです。ちなみに海外のほとんどの国では、いちごは野菜ではなくフルーツに分類されているとのことです。

日本はいちごの生産量世界7位で、消費量は世界1位ということです。その中でも埼玉県はいちごの消費量が日本一だということです。当然、埼玉県では様々な品種のいちごが栽培されていますので、いちご狩りできる品種もたくさんあります！

埼玉でいちご狩りができる時期は場所によって違いますが、12月上旬～6月くらいです。シーズンの終わりになると安い料金で楽しむことができますが、早めに終了する場合もありますので、確認してお出掛けください。

いちご狩りの料金設定は場所によって違いますが、食べ放題のところなどは時期によって料金が変わるところが多いようです。始まったばかりの時期が1番高く、終わりの方は安い料金で楽しめるところが多いようです。安いのは、いちごの量が減ってくるからです。

安い料金で楽しみたいなら終盤くらいに行くのもよいでしょう。ですが、最後の方になるといちごがなくなって早めに終了する場合もありますので、確認してお出掛けください。中盤ぐらいの3月頃はいちごの量も安定して気候もよくおすすめです。混雑した場合は入場制限がかかる場合があります。シーズンが始まったばかりの時期は、料金は高い場合もありますが、比較的ゆっくり楽しめそうです。

何を重視するかでおすすめの時期は変わるでしょう。また、施設によっては野菜狩りなどの季節イベントを同時に楽しめるところもありますので、イベントなども調べてから行かれることをおすすめします。

いちご狩りの楽しさについては説明不要かもしれませんが、食べ放題のところではいちごがたくさん食べられるということに尽きます。いちごは100g当たり35kcal(1パックで約100kcal)と低カロリーなので、ダイエット中の方でもあまり気にせず食べることができます。

また、野菜の中でもビタミンCが豊富で健康にもよいです。自分でいちごを摘む過程も楽しいです。また、複数の品種の畑がある場所では食べ比べできるのもうれしいです。農園によっては、トッピングを用意されているところもあり、楽しめます。

いちごが少なると早めにその日の営業が終わる場合がありますので、いちご狩りは午前中がおすすめです。また、週末や祝祭日のみの営業のところもありますので、事前に調べてからお出かけください。

埼玉ではいちご狩りできるスポットがたくさんあります。埼玉を3つの地域に分けて、人気のいちご狩りスポットを紹介します。いちご狩りが安いおすすめスポットもあります。なお、記載した情報は前年度のものもあり、変更がある場合もあります。予約が必要な場合やお得なクーポンなどある場合もあります。行きたい場所が見つかりましたら、地図など詳細情報と一緒にお出掛け前にHPなどでご確認ください。

秩父周辺はいちごの栽培が盛んですので、いちご狩りできる場所がたくさんあります。また、いちご以外にも野菜狩りが同時期にできる大きな農園も多いのでおすすめです。周辺には安い料金で楽しめるレジャースポットも豊富ですので、いちご狩りの帰りに立ち寄りたい場所がきっと見つかるでしょう。

小松沢レジャー農園は、いちご狩りと同時期に椎茸狩りも楽しめる人気スポットです。食事や体験メニューも豊富です。すぐ近くにミニハイキングコースがあり、無料で休憩できるハンモックハウスもあります。1日中遊べるおすすめの施設です。

いちご狩りの時期は12月中旬～6月中旬くらいまでです。料金は30分食べ放題で小学生未満600～900円、小学生以上1200～1700円です。お得な体験メニューとのセット料金もあります。とちおとめ・紅ほっぺ・やよいひめの品種が楽しめます。練乳や生クリームの持ち込みOKです。別料金で、椎茸狩り、うどん・そば打ち体験、ピザ焼き体験が通年で楽しめる他、季節イベントも多数あります。

和銅農園は埼玉でいちご狩りできるのはここだけしかない「あまおとめ」と「さつまおとめ」という品種があります。全部で7種類のいちごの食べ比べができる農園です。いちご狩りにはない販売専用の品種も含めると10種類以上栽培されていますのでいろいろな種類を食べ比べしたいという方におすすめです。有機肥料使用など栽培方法もこだわっています。バリアフリー対応で車椅子やベビーカーでもハウス内に入ることができます。

いちご狩りできる時期は、12月中旬から4月以降シーズン終了までです。料金は30分食べ放題で２歳以上小学生未満600～900円、小学生以上1200～1700円です。2歳未満のお子様は無料なので、小さなお子様連れの場合は比較的安い料金で楽しむことができます。摘み取り料金は600～700円です。あまおとめ・さつまおとめ・紅ほっぺなど7つの品種が楽しめます。秩父線和銅黒谷駅徒歩3分ですので、電車で行くのに便利な立地です。

富田農園は、バリアフリー対応の高設栽培で、10品種の食べ比べができるのでおすすめです。TV放送も数回された人気の農園です。いちごにつけて食べる濃厚クリーム200円が大人気です。

11月下旬～5月下旬まで小学生未満600～900円、小学生以上1200～1700円です。あきひめ・紅ほっぺ・かおりの・とちおとめなど10品種の食べ比べができます。夏には桃狩りやプラムの直売が楽しめます。暑い時期には氷の無料サービスがありますので、冷えたいちごが食べられます(なくなり次第終了)。タッパーなどご自宅からお持ちください。

秩父周辺は豊かな自然に恵まれた地域ですので、おすすめのお出かけスポットはたくさんあります。1～2月はあしがくぼや大滝で氷柱が見られます。5月の芝桜が有名な羊山公園は、芝桜が咲く前は千本の桜が咲き、美しい景色を見ることができます。

宝登山動物園は3歳以上220円、中学校以上430円と入園料も安いのでファミリーにおすすめです。秩父のご当地グルメはくるみ蕎麦とわらじカツ丼があります。また、温泉もたくさんあります。いちご狩りの帰りにぜひ立ち寄ってみてください。

所沢は便利な街ですが、いちご狩りできる場所は意外とあります。周辺スポットはバラエティーに富んでいますので、寄り道の選択肢もいろいろあって楽しいです。

狭山ベリーランドは、関東最大規模のブルーベリー農園を持つ観光農園です。季節によっていちご狩り・ブルーベリー狩り・椎茸狩りのいずれかを楽しむことができます。コンデンスミルクは無料なのがうれしいサービスです。インターネットで予約ができます。

いちご狩りは12月中旬から5月下旬まで楽しめます。料金は30分食べ放題で、1～2歳500円、3～小学生未満1300円、小学生以上1800円です。章姫と紅ほっぺが食べられます。売店では、野菜やいちご・ブルーベリーなどの直売、ジャムなどオリジナル商品の通年販売、夏季限定でソフトクリームなどの販売もあります。濃厚なブルーベリージュースはおすすめです。休憩スペースでくつろぎながら食べることができます。

所沢北田農園は、バリアフリーの園内でゆったりとしたスペースでいちご狩りを楽しめます。BGMが流れる店内には休憩スペースがありますので、落ち着いて食べることができます。コーヒーが無料でいただけます。

いちご狩りできる時期は、1月上旬～5月くらいまでです。料金は30分食べ放題で、1～2歳無料～300円、3歳～小学生未満800～1400円、小学生以上1200～2000円です。紅ほっぺと章姫が食べられます。いちごの直売は12月中旬からです。埼玉の特産の小松菜や里芋など季節の野菜も販売しています。

所沢はレジャー施設やショッピングも楽しめる街です。新所沢パルコは充実した内容のテナントが勢揃いしていますので、いちご狩りを堪能した後にショッピング三昧というのもいいでしょう。早い時間にいちご狩りを楽しんで西武園ゆうえんちで遊ぶプランもおすすめです。

安い料金で楽しみたいなら公園やお寺などもあります。所沢航空記念公園でのんびりするのもおすすめです。国宝のある正福寺で静かに佇むのもよいのではないでしょうか？肉や加工品が美味しいサイボクハムは食事もできておすすめです。

むさしの園並木はニワトリ・やぎ・うさぎ・ミニぶたなど動物がいっぱいで、お子様も楽しめるアットホームな雰囲気の農園です。食べ放題は30分のところが多いのですが、こちらは45分になっていますのでゆっくり楽しむことができます。

遊具があるのはこども連れの方にはうれしいところです。サッカーボールやバドミントンセットなど無料で貸し出ししてくれるのも、とても良心的です。米・蕎麦粉・野菜などの直売もあります。バーベキューもできるので1日のんびりと楽しめる農園です。

いちご狩りできる時期は、12月中旬から5月中旬頃です。料金は45分食べ放題で、2歳～3歳400～600円、4歳～小学生未満600～800円、小学生以上1000～1500円です。こちらは45分食べ放題の料金ですので、埼玉で1番安い料金設定のところの1つではないでしょうか？家族連れでも安い料金で楽しめるのでおすすめです。いちご狩りが終わったら8月中旬から10月中旬頃にはぶどう狩りが楽しめます。

観光福祉農園元気ファームは、バリアフリー完備、ベビーカーの貸し出しなど細やかなサービスが魅力です。新しい農園ですので設備もきれいで、LINE@など新しい試みにも積極的に取り組んでいます。友達登録でクーポンがもらえますので、行かれるときはぜひ登録してみてください。

5月には完全予約制で、珍しい夜のいちご狩りができます。懐中電灯は忘れずに！夏にはブルーベリー狩り、秋には芋掘り(紅あずま)ができます。きれいな農園でゆったりといちご狩りを楽しめるおすすめの農園です。

いちご狩りできる時期は、1月上旬～5月中旬です。料金は30分食べ放題で、3歳～小学生未満700～1200円、小学生以上1000円～1700円です。コンデンスミルク付きです。紅ほっぺと章姫が食べられます。いちごの直売は12月下旬からです。ジャム用のいちごがお買い得価格です。

久喜市周辺は自然豊かな地域で公園やレジャースポットなどもいろいろあります。東武動物公園は動物とのふれあいもでき、アトラクションも楽しめて1日中遊べるおすすめスポットです。南彩農協農産物直売所菖蒲グリーンセンターやまちの駅・道の駅アグリパークゆめすぎとなど、新鮮な地元の野菜が買える農産物直売所も人気です。

11種類のお風呂がある杉戸天然温泉雅楽の湯で、いちご狩りを楽しんだ後にゆったり温泉に入るのもよいのではないでしょうか？

いちご狩りにぜひ持って行きたいものを紹介します。小さなお子様連れの場合は、夢中になって食べていると服が真っ赤になってしまいますので、よだれかけやお食事エプロンを持って行かれるようおすすめします。荷物に余裕があれば、汚れてもいい服装で行き、着替えを持って行けたらなおよいでしょう。また、ハウス内は暑いときもありますので、調節しやすい服装で行った方がよいでしょう。

子供連れでなくても、手や口はベタベタになるでしょうから、ウエットティッシュやタオルなど持って行くと便利です。ノンアルコールタイプなら口のまわりも拭くことができます。使ったウエットティッシュを持ち帰るレジ袋も忘れずにお持ちください。また、持ち込み可能なところなら保冷バッグに入れて練乳などを持って行くのもおすすめです。

埼玉では、いちご狩りの季節が終わっても楽しめる野菜やフルーツ狩りがたくさんあります。ブルーベリー狩り、もも狩り、ぶどう狩り、椎茸狩り、アスパラ狩り、さつま芋掘り、などなどあります。いちご狩りとはまた違った楽しみ方があるでしょう。いちご狩りを楽しめたら、他にも行ってみたくなるのではないでしょうか？

埼玉のいちご狩りスポットについて紹介しました。いかがでしたか？行きたいスポットは見つかったでしょうか？いちご狩りシーズンが来たら、ぜひ埼玉のいちご狩りを楽しんでください！