いちご狩りは東京近郊でも楽しめる!電車で行けるスポットは?

いちご狩りが東京から電車で行けるのは知っていますか?果実の中でもダントツの人気を誇るいちごですが、いちご狩り=山奥の農園にあるイメージを持っている方が多く、車が無いと行けないと思っている方も少なくありません。しかし最近のいちご狩り人気もあって、東京近郊にも電車で行けて、しかも日帰りで楽しめるいちご狩りが多数あります。そこで、電車で行ける東京近郊にあるいちご狩りスポットを紹介します。

いちご狩りは東京近郊でも楽しめる!電車で行けるスポットは?のイメージ

目次

  1. 1いちごは果物?野菜?
  2. 2いちご狩りのポイント
  3. 3東京駅から約50分で行ける世田谷いちご熟
  4. 4東京駅から約1時間で行ける鎌倉観光いちご園
  5. 5東京駅から約1時間10分で行けるやさいの家
  6. 6東京駅から約50分で行ける駅チカイチゴ園GREENPEACE(グリーンピース)
  7. 7東京駅から約1時間で行ける横山農園
  8. 8東京駅から約1時間10分で行けるゆめが丘農園
  9. 9東京駅から約1時間30分で行けるストロベリーハウス
  10. 10東京駅から約1時間10分で行けるいちご屋木村屋
  11. 11東京駅から約1時間30分で行ける内海いちご園
  12. 12東京駅から約1時間30分で行ける狭山ベリーランド
  13. 13車がなくても大丈夫!電車で日帰りいちご狩りを楽しもう!

いちごは果物?野菜?

真っ赤で甘酸っぱいいちごは、赤ちゃんからお年寄りまでおいしく食べられる人気の果実です。でもいちごが野菜なのか果物なのか気になった事はありませんか?甘くて美味しいので果物のイメージが強いですが、実は野菜なのか果物なのかという統一された基準はありません。

農林水産省では、種をまいてから1年以内で花をつけて枯れていく1年生草本類を野菜、木やツルになって何年もの間成長する多年生の木本類の果実を果物と分類しています。

ですのでこの区分では、いちごは野菜に分類されることになります。しかし実際にはいちごを野菜として食べるというより、デザートとして食べる感覚のほうがしっくりきます。卸売市場などでも、いちごは「果物」「野菜」両方で取引されている所もあるほどです。青果店でも野菜として販売されている所より、果物として販売されているところがほとんどです。

ですのでいちごは、野菜の分類になりますが、流通や販売上は果物としているという事になります。野菜に分類されるけど、果物として扱われる事が多いので「果実的野菜」とも言われ、メロンやスイカなどもこの果実的野菜に入ります。

いちご狩りのポイント

いちごが栽培されている場所の違い

いちごの栽培方法には種類があり、大きくわけて「土壌栽培」と「高設栽培」の2種類にわかれます。土壌栽培は昔からある栽培方法で、地面から草が生えていてそこにいちごの果実が実っています。一方、高設栽培は大人の腰辺りの高さで栽培されていて、いちごを摘み取るのにしゃがまなくて良いのが大きな特徴です。

高設栽培の方が楽な姿勢で摘み取れますし、他の人に踏まれたりする事もなく、不要な土がついていないので洗わずにそのまま食べられるのも嬉しいポイントです。また高設栽培の中でも、地面をシートなどで整備している農園もあり、ベビーカーや車椅子でもそのまま入れる農園もあるので、一緒にいちご狩りに行くメンバーに合わせて農園を吟味しましょう。

いちごにはいろんな品種がある

いちごの種類は今はたくさん有り、新しい品種もどんどん作られています。農園によって育てているいちごの品種が違ったり、同じ農園でも複数の品種を育てていて、食べ比べが出来る所もあります。日にちや曜日によって食べられる品種を決めている農園もあるので、食べたいいちごの品種がある場合は、どこの農園でどの品種のいちごが食べられるのか、しっかりチェックして行きましょう。

いちご狩りのシステム

まず、いちご狩りは農園ごとに制限時間が違い、食べ放題30分のところから、無制限のところまであります。その中でもいちごハウスの中を自由に行き来できるタイプや、いちごの範囲を割り当てられている所もあります。

小さなお子様がいる場合は範囲が決められている方が良かったりもするので、一緒に行くメンバーで決めても良いでしょう。お持ち帰り用のいちごの販売もある所と無い所があるので、お土産を考えてる方は要チェックです。

美味しいいちごの見分け方

美味しいいちごの見分け方はとっても簡単です。まず、葉っぱの緑の色が濃く、反り返っているものが良いです。種を囲むように果肉が盛り上がっていて、ヘタのほうまで艶のある赤色をしているいちごが美味しいいちごです。

高設栽培のいちご狩りの場合は、摘み取ってそのまま食べる所が多いですが、土壌栽培のいちご狩りの場合は、不要な土や汚れが付いている場合があります。その場合は洗って食べますが、ヘタを取って洗うと水っぽくなってしまうので、ヘタはつけたままサッと洗うだけで大丈夫です。食べる時も、1番糖度の高い先端から食べるのではなく、ヘタのついている方から食べる事でさらにおいしくいちごを食べられます。

東京駅から約50分で行ける世田谷いちご熟

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット①

こちらの農園は、東京都世田谷区の住宅街にあり、東急大井町線上野毛駅から徒歩10分で行けます。栽培方法は高設栽培でベビーカーや車椅子も大丈夫です。営業日は基本的に日曜日と水曜日ですが、いちごの状況によっては変わる可能性もあります。予約制では無いので、ホームページ・ブログをしっかりチェックしましょう。食べられる品種は、酸味が少なく柔らかい果肉の章姫と、酸味があり硬めの果肉の紅ほっぺです。

世田谷いちご熟でいちご狩り(ふれあい農園) | 世田谷区

栽培方法にもこだわりがあり、虫がつかないように天敵をハウスに入れたり、食品由来の薬品を使うことで化学農薬を極力使わない方法でいちごを育てられています。時間制限は、食べ放題で30分。料金は中学生以上2000円、2歳~小学生1700円で、時期によって異なります。

東京駅から約1時間で行ける鎌倉観光いちご園

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット②

湘南モノレール湘南深沢駅からとほ8分のところにあります。こちらの鎌倉観光いちご園は土日祝のみの営業で先着順の為、朝10時(受付は9時30分~)に間に合うように行くのがおすすめです。いちごの生育状況や混雑具合で、いちごが少なくなったりすると休園する日もありますので、ホームページはしっかりチェックしておきましょう。栽培方法は高設栽培で、車椅子・ベビーカー対応のハウスです。

品種は紅ほっぺと紅静で、無料でおかわり自由の練乳も用意されています。いちご狩りの入園料は30分食べ放題で、大人2000円、幼児1300円(時期によって料金は異なります)。お土産用のいちご量り売りはしていません。

鎌倉観光いちご園

東京駅から約1時間10分で行けるやさいの家

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット③

東京都町田市にあるやさいの家は、JR横浜線相原駅より徒歩5分のところにあります。こちらのやさいの家は、認定農業者に認定されているので、年間を通じていろんな野菜を育てて直売所などで販売されています。いちご狩りをしながら、直売所で野菜のおいしい食べ方などを聞けるところも魅力です。

定休日は水曜日で、それ以外の曜日に予約が必要です。農家さんのいちごハウスということも有り、1度に入れる人数は10人まで。栽培方法は高設栽培、バリアフリーなので安心です。料金は30分食べ放題で、中学生以上2000円、3歳~小学生1500円です。大人1名につき0~2歳2名まで無料なので小さなお子様連れにもおすすめです。いちごの状態により開園日が変わる場合があるので、ホームページのチェックが必要です。

東京駅から約50分で行ける駅チカイチゴ園GREENPEACE(グリーンピース)

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット④

駅チカ イチゴ園 GREENPEACE(グリーンピース)は2017年12月にオープンしたばかりの新しいいちご狩りスポットです。埼玉県さいたま市の東川口駅から徒歩6分というかなりの駅チカなのが魅力的です。栽培方法は高設栽培で、スペースを広くとってあるので、ベビーカーや車椅子でも移動しやすいようになっています。

いちごの品種は酸味と甘味のバランスの良い大きな果肉の紅ほっぺと、酸味が少なく果肉の柔らかい章姫に加え、甘さが話題の黒いいちご「真紅の美鈴」も食べられます!

30分間いちご食べ放題で、予約制では無い為、いちごが無くなれば終了してしまいます。先着順で番号札をもらえるので、9時30分からの受付に間に合うように行くのがおすすめです。料金は小学生以上は2000円、3~5歳は1500円(時期によって料金が異なります)で、2歳までの子は無料です。いちごは直売もあるので、お土産に買うことも出来ます。

東京駅から約1時間で行ける横山農園

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット⑤

埼玉県北本市の横山農園は、JR高崎線北本駅から徒歩3分の市街地にあります。予約制ではなく、いちごが無くなると閉園してしまうので、受付のはじまる10時に間に合うように行くのが安心です。食べられるいちごの品種はしっかりとした果肉が特徴のとちおとめと、酸味がまろやかなのが特徴のやよいひめの2種類です。

30分食べ放題で料金は、小学生以上1800円、3歳~小学生未満1300円 、1、2歳まで300円です。いちごの他にも、季節によって様々な味覚狩りが行われている農園です。

東京駅から約1時間10分で行けるゆめが丘農園

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット⑥

神奈川県横浜市のゆめが丘農園は、相鉄いずみの線ゆめが丘駅より徒歩6分のところにあります。土日祝のみの開園で、予約優先です。予約しないと入れない可能性が高いので、あらかじめ予約するのがおすすめです。いちごの食べ比べが出来るところが魅力で、常時2種類は食べ比べ出来るようになっています。

酸味と甘味のバランスの良い大きな果肉の「紅ほっぺ」、酸味が少なく柔らかい果肉の「章姫」、糖度が高くビタミンCが豊富に含まれている「おいCベリー」、大粒で甘みが強い「とちおとめ」の計4種が育てられています。

【公式HP】いちご狩り ゆめが丘農園|フレッシュでおいしいいちご さちのか べにほっぺ|神奈川県 横浜市 泉区 ゆめが丘駅前

栽培方法は高設栽培で、840坪もある広い空間でいちご狩りを楽しむ事が出来ます。30分の食べ放題で料金は、小学生以上2000円、3歳~小学生未満は1000円、2歳未満は無料なので小さなお子様連れの方は特におすすめです。道幅も広いのでベビーカーに子供を乗せたままでも楽しめます。

東京駅から約1時間30分で行けるストロベリーハウス

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット⑦

神奈川県海老名市にあるストロベリーハウスも、東京から日帰りで、電車とバスを使って行く事が出来ます。小田急電鉄・相模鉄道海老名駅東口から神奈中バス長後行きに乗り約10分、上河内下車徒歩7分で農場到着です。他の農園に比べて少し早めの朝7時30分から受付開始で、先着順でのご案内になります。高設栽培なのでベビーカー、車椅子もそのまま入園出来ます。

また、ハウス前には広場があり、そこで遊具を貸してくれたり、オムツ替え台などもあって赤ちゃん連れも安心して楽しめます。

いちごの品種は4種類で、酸味が少なく柔らかい果肉の「章姫」、酸味と甘味のバランスの良い大きな果肉の「紅ほっぺ」、糖度が高くビタミンcが豊富に含まれている「おいCベリー」、まろやかな甘味があり酸味が弱めの「やよいひめ」が楽しめます。30分食べ放題で料金は、中学生以上1800円、3歳~小学生まで1400円、2歳以下の子供は無料です。料金は時期によって異なります。

東京駅から約1時間10分で行けるいちご屋木村屋

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット⑧

埼玉県越谷市にあるいちご工房 木村屋は、東京スカイツリーライン大袋駅より徒歩10分の所にあります。朝の10時から営業していて、予約優先です。予約の電話は9時から受付けていて、いちご狩り当日は全員10時からの開始になります。農園の人から指定された範囲で30分食べ放題で、料金は小学生以上1800円、3歳~未就学児1200円です。時期によって料金は異なります。

いちごの品種は全部で4種類で、酸味が少なく柔らかい果肉の「章姫」、糖度が高くビタミンCが豊富に含まれている「おいCベリー」、酸味と甘味のバランスの良い大きな果肉の「紅ほっぺ」、まろやかな甘味があり酸味が弱めの「やよいひめ」です。栽培方法は高設栽培なので清潔で楽に摘めて、バリアフリー完備なので安心です。
 

東京駅から約1時間30分で行ける内海いちご園

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット⑨

神奈川県厚木市にあるいちご狩り、内海いちご園はたっぷりの陽にあたって育ったいちごが特徴です。小田急電鉄本厚木駅から神奈中バス平塚駅北口行きで約15分、愛坪下車徒歩10分 ほどの所にあります。いちごの品種はあきひめ、紅ほっぺ、おいCベリーで、30分の食べ放題です。全面高設栽培なので、しゃがむ必要も無く、土もつかないので快適です。また通路が広くとってあるので、ゆったりといちご狩りを楽しめます。

定休日は月曜・火曜ですが、いちごの状態によっては休園になる可能性もありますので、予約は必須です。練乳の貸出もしていて、料金は、大人1800円、2歳~5歳は800円、0~1歳は無料です(時期によって料金は異なります)。また男女別の水洗トイレ、バリアフリー設計のトイレもあるので、安心してたくさん食べられます。

東京駅から約1時間30分で行ける狭山ベリーランド

東京近郊の電車で行ける日帰りいちご狩りスポット⑩

関東最大規模のベリー農園、埼玉県狭山市にある狭山ベリーランドは、高設2段栽培なので、小さなお子様も簡単にいちごを摘み取る事が出来ます。

アクセスも西武鉄道新狭山駅から、バスで新狭山ハイツ終点で降りて徒歩10分で到着します。完全予約制ではありませんが、予約をしておかないと入れない場合があるので、予約をおすすめします。狭山ベリーランドのいちごは、摘花作業を入念にされて育っているので、果肉が大きくて甘いのが特徴です。

 

いちごの品種はジューシーで香り高い「べにほっぺ」と、酸味が少なく果肉の柔らかな「あきひめ」の2種類が楽しめます。無料でコンデンスミルクおかわり自由なのも嬉しいポイントです。30分食べ放題で、料金は小学生以上は2000円、3歳~5歳は1500円、1歳~2歳は500円です。

車がなくても大丈夫!電車で日帰りいちご狩りを楽しもう!

いちご狩りは手ぶらで行けるので、車が無くても問題ありません。都心や住宅街にもいちご狩りのスポットが出てきたので、昔よりは身近に感じられます。電車で行けるうえに1時間前後で行けるので、日帰りで行ってもいちご狩りの後にまだ時間があります。農園ごとに時期や料金、食べられるいちごの種類が違うので、気になる農園をぜひチェックしてください。

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