冬瓜の切り方・調理法のコツは?簡単な煮物の下ごしらえやむき方を紹介

冬瓜は6月頃から11月頃が旬の夏野菜ですが、大きく丸い形状であることや柔らかい身であることから切り方や調理に少し工夫が必要となります。冬瓜は「とうがん」と読みます。冬という字が入っていますが、夏が旬の野菜です。栄養価も高く、薄味でさっぱりとしていることから夏の季節に食べたい食材です。切り方や調理法の正しいやり方、コツ、簡単な煮物の下ごしらえやむき方を紹介します。

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目次

  1. 1冬瓜の切り方・調理法のコツ
  2. 2冬瓜とは
  3. 3美味しい冬瓜の選び方
  4. 4冬瓜の保存方法
  5. 5冬瓜の切り方
  6. 6冬瓜のむき方
  7. 7冬瓜の切り方・調理法のコツ
  8. 8冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な煮物の下ごしらえ
  9. 9冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理
  10. 10まだまだある!冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理
  11. 11冬瓜の切り方・調理法のコツを生かして冬瓜料理を楽しもう

冬瓜の切り方・調理法のコツ

冬瓜は、栄養価も高く、薄味でさっぱりとした風味が特徴の夏野菜です。たくさん食べたいところですが、まるごと調理しようと思えば、大きさが大きく形は丸いため、切リ方・皮のむき方が難しいと感じる方、どう切ったらよいのか分からない方はいませんか?また、煮物に合う野菜ですが煮崩れしやすく取り扱うのが難しいと感じる方が多いのではないでしょうか?

まるごとのままだと取り扱いが難しいと感じやすい冬瓜ですが、切り方・皮のむき方・調理法のコツが分かればまるごとでも簡単に取り扱うことができます。煮物の下ごしらえもコツが分かれば失敗せずに調理をすることができます。まるごとの冬瓜、カットされた冬瓜それぞれの冬瓜の切り方・調理法のコツ、簡単な煮物の下ごしらえやむき方などを紹介します。

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冬瓜とは

冬瓜は、「とうがん」と読みます。ウリ科で、大きさは様々ですが丸い形をしています。果実が食べられて、薄味でさっぱりとしていることが特徴です。90%が水分でできている野菜ですが、むくみ予防になるカリウムや、お肌の健康維持には欠かせないビタミンCが豊富に含まれているため、栄養もしっかり取れる野菜です。

冬瓜の旬の時期

冬瓜の旬は6月頃から9月頃です。夏野菜になります。冬瓜は、冬という字が入っているのに夏の野菜です。その理由は貯蔵性が高いため、夏に収穫しても冬までもつと言われることから冬瓜と名付けられたようです。実際、貯蔵性が高いために夏が旬の冬瓜ですが寒くなっても流通しています。

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美味しい冬瓜の選び方

まるごとの冬瓜が熟している印は、真っ白に粉を吹いている状態です。しかし、スーパーなどで売られているまるごとのままの冬瓜は濃い緑色のものがよく見られませんか?その理由は、濃い緑色のつやつやの品種がよく出回るようになったからです。まるごとではないカットされている冬瓜も販売されています。切り方・調理法のコツを紹介する前に、それぞれの美味しい冬瓜の見分け方を紹介します。

白い冬瓜の見分け方

ritu.sasaさんの投稿
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まるごとのままの白い冬瓜は、よく粉を吹いて真っ白なもの、手に持ってしっかりと重量感のあるものを選びましょう。大きさにかかわらず、ずっしりと重いものを選ぶのが美味しい冬瓜を購入するためのポイントになります。

濃い緑色の冬瓜の見分け方

まるごとのままの濃い緑色の冬瓜は、表面の緑が鮮やかで、傷や傷みのないものを選ぶようにしましょう。この冬瓜も大きさにかかわらず、ずっしりと重量感のあるものがしっかりと果実が詰まっている証拠なので、重量感がしっかりあるものを選ぶようにしましょう。

カットされている冬瓜の選び方

まるごとではなくカットされている冬瓜は、切り口がみずみずしく、真っ白なものを選ぶようにしましょう。そして、種の周りまでしっかりと身がつまっているものが美味しい冬瓜です。種の周りがスカスカだったり、茶色く変色しているものは質が悪いので選ばないようにしましょう。

冬瓜の保存方法

itdm.hoさんの投稿
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まるごとの冬瓜は、まるごとのまま風通しの良い冷暗所に置いておくだけで十分です。この状態で数ヶ月は保存可能です。カットされている冬瓜は、種とワタの部分を取り除き、ラップで包んで冷蔵庫に保管します。カットされている冬瓜は、切り口から徐々に劣化していくので早めに調理するようにしましょう。

冬瓜の切り方

炒め物や味噌汁の具におすすめの冬瓜の切り方

まずは、片方の端の部分を切り落とします。のちに冬瓜を立てて切る際の土台となるので立たせても安定するぐらいの面積になるようにカットします。冬瓜は丸い形状なので、カットする際は包丁を持っていない方の手でしっかりと冬瓜を固定させてカットするようにしましょう。

maiko_skyさんの投稿
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片方の端の部分をカットできたら、そのカットした面を下にして冬瓜を縦に立たせます。立たせたら、上から冬瓜を縦に半分にカットします。縦に半分にカットできたら、カットした面を下にしてまた縦に半分カットします。この際、最初にカットしなかった方の端を少しカットしましょう。

t_goroさんの投稿
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カットできたら、また冬瓜を立てます。立てたら、種とワタの部分に上から包丁を入れて取り除きます。立てることで、種とワタが取り除きやすくなります。さらに縦に半分にカットします。カットできたら、次は横向きに半分にカットします。こうすることで皮がむきやすくなります。

___saogram__2222さんの投稿
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カットした冬瓜を立てて、上から包丁を入れて皮の部分をカットしていきます。皮がカットできたら、0.5cmから1mm程度に薄切りをします。この切り方は、炒め物や味噌汁の具材にするのにピッタリな切り方です。

煮物におすすめの冬瓜の切り方

皮をカットするまでは、炒め物や味噌汁の具におすすめの冬瓜の切り方と同様なので、上記の切り方でカットするようにしてください。

i.y.u.m.iさんの投稿
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皮がカットできたら、横向きにせず、さらに縦にカットします。縦にカットできたら、スライスせずにぶ厚めに角切りをします。冬瓜は煮崩れしやすいので大きめにカットするようにしてください。お好みの厚さにカットできたら面取りを行います。角を包丁でカットして丸くすることで、煮崩れがしにくくなります。煮物の下ごしらえとしてもひつような工程です。

冬瓜の切り方2

はじめに輪切りにしてカットしていく方法もあります。この方法も紹介します。自分がやりやすいと思う方法でカットしてください。まずは、端から3~4cmのところから冬瓜の真ん中をめがけて包丁を入れます。包丁を入れたら、冬瓜を回しながら1周させます。1周出来たら輪切りの完成です。

輪切りができたら、真ん中の種とワタの部分を包丁で切り抜きます。切り抜いたらドーナツのような真ん中に穴の空いた形になります。種とワタを取り除けたら、皮をむいていきます。輪切りした冬瓜の皮の部分に包丁を入れます。包丁が入れられたら包丁を入れた部分を下にして冬瓜を立てます。そのまま冬瓜を転がすようにしながら包丁をすすめて皮をむいていきます。

cainz_officialさんの投稿
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皮がカットできたら、あとは調理に合わせてお好みの大きさにカットするだけです。初めに輪切りにする手順が大変そうですが、真ん中がワタなので柔らかく、簡単に輪切りにすることができます。

冬瓜のむき方

冬瓜の皮をむくときの目安の厚さは5mmから7mm程度です。輪切りにすると皮の内側に沿って導管がポツポツと並んでいます。その導管あたりまでを目安に皮をむくむき方がおすすめです。ピーラーで薄くむくむき方も固めの食感を味わえるので良いですが、味が染み込みにくいので皮の面に包丁で切込を入れることをおすすめします。そうすることで味が染み込みやすくなります。

kinoshita_yukorinさんの投稿
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冬瓜の皮のむき方もいろいろあります。切り方でも紹介した、小さくカットしてから皮をむくむき方、輪切りの状態で包丁を皮にいれて冬瓜を転がしながら包丁をすすめて皮のむき方があります。そのほかにも皮のむき方があるので紹介します。一番やりやすいと思う冬瓜の皮のむき方で試してみてください。

nn_xk0505さんの投稿
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まるごとの状態の冬瓜を使用します。冬瓜の両端をカットします。カットしたら冬瓜を立てるように置きます。立てたら、冬瓜の真ん中あたりから下に向けて包丁を入れて皮をむいていきます。半分全部むけたら、ひっくり返して同様に皮をむいていきます。このような皮のむき方もあります。

冬瓜の皮は捨ててしまっても良いですが、浅漬けやきんぴらにすることができます。食感が良く美味しいので、捨ててしまわずに活用することをおすすめします。

冬瓜の切り方・調理法のコツ

冬瓜の切り方・調理法のコツ1

冬瓜はアク抜きのため、火を通しやすくするためにも下茹でが必要です。下茹でをすることで味の染み込みが良くなり、青臭さも軽減させることができるので下茹でをするようにしましょう。冬瓜の下ごしらえとしても料理をおいしくするために必要な工程です。

yoi_no_iさんの投稿
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下茹での仕方は簡単です。食べやすくカットした冬瓜を水に入れます。水の状態から火にかけていきます。5分から10分程度茹でたら下茹での完了です。簡単な下ごしらえの方法なのでぜひ行ってみてください。

冬瓜の切り方・調理法のコツ2

冬瓜は煮込み料理やスープに合う野菜ですが、煮崩れしやすい野菜でもあります。せっかくの料理でも煮崩れしてしまっては見栄えが悪くなったり、スープも濁ってしまいます。煮崩れしないようにするコツが冬瓜の面取りを行うことです。角があるままだと煮込まれている途中、具材の角と角がぶつかることで崩れやすくなってしまいます。角を面取りして丸くすることでぶつかったときの衝撃を和らげることができます。煮物をする際の大切な下ごしらえです。

また、煮崩れを防ぐためには火加減・水加減も重要になります。煮物の際の火加減・水加減を紹介します。火加減は、煮汁を沸騰させるまでは強火で、沸騰したら沸騰がやまないくらいに火を弱めます。そこに冬瓜を入れて再沸騰してから5分加熱するときれいにできます。おおよその目安ですが、4人分の料理の場合は強火から中火に変えるぐらいが良いです。水加減はだし汁に冬瓜がひたひたに浸かるぐらいたっぷり入れると良いです。

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煮物で冬瓜に味を染み込みやすくするためには皮の面に包丁で切り込みを入れたり、下茹でをすることが大事です。さらに味を中まで染み込ませるためには、料理が出来上がったあと1度冷ますようにしてください。冷ますとより、味が染み込みます。

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な煮物の下ごしらえ

煮物を失敗しないための下ごしらえで必要なのは、皮があった方の面に包丁で切り込みを入れること、塩をすり込むこと、面取りをすること、下茹でをすることです。どれもちょっとした一手間で簡単にできる下ごしらえです。これをすることで失敗しにくく、美味しい煮物ができるのでぜひ行って欲しい下ごしらえです。

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面取りと下茹では調理法のコツのところで紹介しました。皮の面に包丁で切り込みを入れることで煮汁が染み込みやすくなり、味がしっかりと染み込むようになります。塩をすり込むことで色の変色を防いで、鮮やかに保つことができます。

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理1

mooningyuiさんの投稿
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冬瓜のおすすめの料理の定番でもある煮物です。冬瓜に出汁の味が染み込み、よく煮込むことでトロトロの仕上がりになります。写真はそぼろあんの組み合わせですが、豚肉や鶏肉でもどんな食材でも合うのでぜひ試してみてください。下ごしらえをしっかりすることで美味しい冬瓜の煮込み料理が完成します。

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理2

chibiyuuuuuuuさんの投稿
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こちらも冬瓜のおすすめ料理で定番の炒め物です。炒め物でもあらかじめ下茹でを行うことで炒める時間の短縮になり、調味料の味がつきやすく、青臭さの軽減にもなるのでおすすめです。冬瓜をカットするときにぶ厚めにしたり、スライスにしたりと食感の変化が楽しめるので、お好みの分厚さで冬瓜の炒め物をしてみてください。

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理3

megu_517さんの投稿
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冬瓜をまるごと使用したスープです。冬瓜を半分にカットし、中身をくり抜けば冬瓜の器が完成します。その冬瓜の器に冬瓜のスープを入れれば見栄えも良いスープの完成です。夏バテで食欲がなくても冬瓜のスープならさっぱりといただけるのでおすすめの冬瓜料理です。しっかり下ごしらえをして美味しい料理を作りましょう。

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理4

yuka_100_bonheurさんの投稿
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冬瓜のグラタンです。冬瓜は和食のイメージが強いですが、洋食であるグラタンにも合う野菜です。冬瓜を用いることでいつものグラタンがさっぱりヘルシーな料理に変化します。ヘルシーなので女性におすすめの冬瓜料理です。

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理5

nagayasatokoさんの投稿
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冬瓜のサラダです。茹でた冬瓜を使用します。冬瓜は薄味でさっぱりしているのでサラダにも最適な野菜です。どんな野菜やドレッシングと合わせても美味しい一品です。冬瓜はまるごとだと大きさにもよりますが結構な量になるので、余った冬瓜はいつものサラダに混ぜることが出来るのでおすすめです。

まだまだある!冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理6

komotaro_sさんの投稿
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真ん中にある料理が冬瓜の浅漬けです。冬瓜は浅漬けにしても美味しくいただくことができます。冬瓜はさっぱりした味なので、浅漬けにもよく合います。献立にもう一品欲しいときなど、作り置きしておくと便利なのでおすすめの冬瓜料理です。

冬瓜の切り方・調理法のコツを実践したあとの簡単な冬瓜料理7

yattakusaiさんの投稿
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冬瓜の皮を利用した冬瓜のきんぴらです。冬瓜は皮も食べることが出来ます。皮は少し独特の風味があります。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、独特の風味ときんぴらの味がクセになる一品です。皮の部分を捨てることなく利用できる料理なのでおすすめの冬瓜料理です。

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冬瓜の切り方・調理法のコツを生かして冬瓜料理を楽しもう

冬瓜は薄味でさっぱりとしているため夏に食べたいおすすめの野菜です。むくみ予防やお肌の健康に嬉しいヘルシーな食材なので健康のためにも食べたい野菜です。まるごとのままだと見た目は取り扱いにくいように見えますが、コツをつかめば簡単に調理することができます。切り方や皮のむき方もいろんな方法があるので、自分がやりやすい方法を見つけて実践してみてください。

冬瓜はどんな料理にも合う野菜です。いつもの料理のなかに冬瓜を具材として取り入れるだけでいつもと違った風味でヘルシーな料理になります。簡単に取り入れることができるのでぜひいろんな料理に取り入れてみてください。

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