コンビニ野菜は安全で栄養豊富!安心の理由は?おすすめアレンジレシピも!
健康になる1番の近道は野菜を積極的に摂ることですが、それが中々難しいです。ところが、コンビニは店舗数が多いため簡単に野菜を摂ることが出来ます。そこで、健康になりたい方のためにコンビニで売られている野菜について紹介していきます。
目次
コンビニは健康的な商品が買える場所になった
コンビニは以前、健康にとって良くないイメージがありました。イメージだけではなく実際売られていたのは、健康面に配慮されていないレシピで作られたお弁当や栄養素がほとんど入っていないパンなどばかりが売られており、健康に配慮した商品が売られているとは言えない状況でした。ところが、昨今の健康意識の高まりにより、野菜だけではなく、コンビニで売られているものが安心・安全な上に健康に配慮されています。
野菜が充実しているレシピで作ったお弁当が増え、サラダは種類が豊富になり、冷凍野菜のラインナップが充実してきました。また、これは店舗によりますが、生野菜も置かれるようになりました。とは言え、スペースの問題で実店舗はスーパーほどは売られていないです。しかし、その弱点を補うのがコンビニのネット通販です。コンビニのネット通販ならば充実した数の野菜が売られているので、野菜を買う場所としておすすめです。
コンビニは全国津々浦々どこでも野菜が買える場所
コンビニは八百屋やスーパーなど野菜を売っているお店に比べると圧倒的な店舗数です。24時間いつでも安心・安全な野菜を買えるというのも野菜を買う場所としてコンビニをおすすめしたいポイントです。コンビニ店舗数ランキング1位のセブンイレブンは約19,000軒、2位のファミリーマートが約13,200軒、3位のローソンは約13,000軒、4位のサークルKサンクスは約4,800軒、5位のミニストップは2,200軒です。
コンビニが優れているのは全国的な店舗数の多さだけではなくて、地方にも店舗があるところです。八百屋やスーパーは、大手ショッピングサイトの台頭で地方は店舗数がどんどん減っています。しかし、コンビニは地方でも潰れずに生き残っていることが多いです。移動販売を行っているコンビニがあり、いわゆる「買い物弱者」を救っているので、地方で生活している方も手軽にレシピに野菜がふんだんに入った料理が食べられます。
コンビニにはどんな野菜がラインナップされているの?
コンビニといえば同じような商品が置かれているイメージですが、実際はそうではありません。各社独自の特色を出していますので、ご自身の望む野菜を購入できるためにどのコンビニでどの野菜が売られているか知ることが大切です。そこで、コンビニ別でどの野菜がラインナップされているか紹介していきます。
野菜の種類が多いコンビニ界の王様セブンイレブン
全国的に圧倒的な支持を得ているセブンイレブンは、カットほうれん草、きざみオクラ、ブロッコリー、グリル野菜、ベーコンほうれん草、スーパースイートコーン、きざみねぎ、肉入りカット野菜(キャベツ・玉ねぎ・豚肉・人参・青ピーマン)がラインナップされています。
おしゃれな野菜が多数ラインナップされているファミリーマート
セブンイレブンに次ぐ店舗数のファミリーマートは、千切りキャベツ、玉ねぎスライス、ビーツを使ったミックスサラダ、緑豆もやし、ほうれん草と3種リーフのサラダ、ニラもやし炒めセット(ニラ・もやし・人参)、キャベツ野菜炒めセット(キャベツ・玉ねぎ・人参)などがあります。
一つのパック野菜に多品目の野菜が入っているローソン
「マチの”ほっ”とステーション」というキャッチコピーからも分かる通りほっとできる空間作りを目指しているローソンは、千切りキャベツ、旬の彩りサラダ金美人参ミックス、10品目の彩りサラダ、6品目の野菜炒め、カットほうれん草、ブロッコリー、スイートコーン、塩ゆで枝豆、肉入りカット野菜がラインナップされています。
ローソンと同じ系列でローソンストア100というコンビニがあります。ローソンストア100にはキャベツ千切り、カットレタス、大根サラダ、ざく切り白菜、炒め用野菜、もやしニラ野菜炒め、薄切りれんこん水煮、筑前煮の具、有機たけのこ水煮、豚汁の具(大根・人参・ごぼう)がラインナップされています。名前の通り、商品のほとんどが100円なので、リーズナブルに野菜を買いたい方におすすめです。
店舗数が少ないながらも野菜のラインナップは多いサークルKサンクス
サークルKサンクスはファミリーマートと経営統合したため、ファミリーマートと同じ商品が並んでいます。そのため、千切りキャベツ、玉ねぎスライス、ビーツを使ったミックスサラダ、緑豆もやし、ほうれん草とリーフのサラダ、ニラもやし炒めセット(ニラ・もやし・人参)、キャベツ野菜炒めセット(キャベツ・玉ねぎ・人参)など、ファミリーマートと同じ商品がラインナップされています。
洋風野菜やオーガニックの野菜なども売られている・ミニストップ
店舗数は多くないものの、密かな人気があるミニストップは、キャベツミックス、枝豆、オーガニックブロッコリー、オーガニックカットいんげん、オーガニックカットほうれん草、カット小松菜、洋風野菜ミックス(ブロッコリー・カリフラワー・人参)、和風野菜ミックス(れんこん・たけのこ・いんげん・ごぼう・人参・里芋)がラインナップされています。
コンビニ野菜にはどれだけ栄養素が含まれているの?
野菜を食べると健康になる理由は、たくさんの栄養素が含まれているからです。どの野菜にどういった栄養素が含まれているかを知ると、色んな料理のレシピに役立てられますし、ご自身がなりたい体に近付きます。そこで、コンビニに置いてある率が高かったほうれん草、ブロッコリー、玉ねぎ、キャベツ、人参に含まれている栄養素を紹介していきます。
最も多くのコンビニに置いてあったほうれん草
栄養豊富な野菜といえば何をイメージしますか?多くの方はほうれん草をイメージするのではないでしょうか?ほうれん草は多くの方がイメージする通り、栄養豊富な野菜です。ほうれん草には鉄分、ビタミンC、βカロテン等が含まれています。そのため、あらゆる料理のレシピの中にほうれん草が入っています。
鉄分は赤血球の重要な構成成分なので、不足すると貧血になりやすくなります。女性は不足しがちなので、女性は積極的に摂るようにしましょう。ビタミンCは美白で有名な栄養素です。出来てしまったメラニン色素を無色化する作用があることにより美白になる効果が期待できます。βカロテンは食べると体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは暗いところで視力が低くなる「鳥目」を防ぐ効果が期待できます。
コンビニ野菜の中で人気があるブロッコリー
ブロッコリーはベーコンやウインナーなどにとても合うことから人気の野菜ですが、栄養が豊富に含まれていることはあまり知られていないのではないでしょうか?意外にもブロッコリーには栄養が豊富に含まれており、ビタミンB1、カリウム、葉酸が含まれています。
ビタミンB1は、水溶性ビタミンの一種で、糖質の代謝を助ける作用があります。つまり、ダイエットの効果が期待できます。カリウムは重要視されることが少ない栄養ですが、細胞の浸透圧を保つ働きがある、体にとって大切な栄養素です。葉酸は胎児の先天性奇形を予防することが多くの女性に知られるようになった栄養素で、妊娠を望む女性に摂取をおすすめします。
コンビニではカット野菜として売られていることが多い玉ねぎ
近年、色んな雑誌やテレビ番組で特集を組まれたこともあり、玉ねぎの健康効果が注目されています。ところが、意外にもそれほど栄養素が含まれていないのです。それほど含まれていないとは言えある2つの栄養素が含まれています。それがケルセチンと硫化アリルです。
玉ねぎにポリフェノールが含まれているのは意外な気もしますが、ケルセチンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり、活性酸素を除去する効果が期待できます。硫化アリルは血液をサラサラにする作用があると言われていて、その作用により血圧を下げると言われています。
日本で最も親しまれている野菜であるキャベツ
日本で最も親しまれている野菜で色んな料理のレシピに入っていますが、どのような栄養素が含まれているかは知らない方が多いと思います。キャベツを構成しているのは水分がほとんどのイメージがありますが、実際にはそんなことは無く、ビタミンK、ビタミンU、カルシウムなどが含まれています。
他のビタミン類に比べて知名度が無いビタミンKですが、怪我をしたときの血液凝固作用がある重要な栄養素です。ビタミンUは、胃もたれを防止する働きがあり胃腸薬に含まれており、頻繁に飲み会に行く方にとっては嬉しい栄養素です。カルシウムは言わずと知れた骨を丈夫にする栄養素で、不足すると骨粗しょう症になり骨折しやすくなります。牛乳などの乳製品が苦手な方はキャベツを毎日食べることをおすすめします。
コンビニ野菜の安全面はどうなの?
野菜は思っていた以上に栄養たっぷりであることが分かったので、家庭料理のレシピに加えようと思った方は多いと思います。それでもコンビニ野菜を使用するのは安全面を考えると安心できず、二の足を踏むのではないでしょうか?それは、未だにコンビニ野菜に対して間違ったイメージを持っているからです。ですが、コンビニ野菜はとても安全です。その理由をコンビニ別で説明していきます。
宇宙食開発のノウハウを基にして野菜を加工しているセブンイレブン
セブンイレブンはHACCP(ハサップ)を基にして野菜を加工しています。HACCP(ハサップ)とは、食品製造の際のどういった時に微生物混入や異物混入などの危険性があるかを予測し、その予測結果を基にして食品製造をする方法のことを言います。元々は宇宙食の安全性を高めるために生まれた方法なので、とても高度な安全性を確保できます。
さらに、レシピマスターシステムという管理手法も採り入れられています。レシピマスターシステムとは、生産地や収穫時期をデータベース化して工場や店舗で情報を共有しているシステムのことを言います。消費者にその情報が伝えられるわけではありませんが、北から南までまんべんなくあるセブンイレブンの店舗に情報が伝わっているのは安心感につながります。
衛生管理を徹底しているファミリーマート
ファミリーマートは近年、「コールドチェーン」に力を入れています。「コールドチェーン」とは、収穫から店舗に着くまで低温のままをキープする管理方法です。低温にすることにより雑菌が繁殖しにくくなることで、衛生面が強化されています。衛生的なだけではなく、合成保存料、合成着色料が使用されていないので、添加物を気にする方にとって安心の野菜です。
農場を持っているローソン
ローソンは「ローソンファーム」という農場を持っています。ローソンファームは「中嶋農法」という、精密な土壌分析をした土を使って野菜を育てています。ローソンファームは全国で23ヶ所あり、そこで採れた野菜を生野菜やカット野菜としてローソンで売っているので安全性や安心感が強いです。
地産地消を実現しているサークルKサンクス
サークルKサンクスは、ユニーとの結びつきの強さから地産地消を実現しています。ユニーは230店超を展開していますが、昔から地域密着を貫いており、独自の仕入れルートを持っていることにより、店舗の近くの農家が収穫した野菜を食べることが出来ます。外国産の野菜より国産の野菜の方が良いという方にとっては嬉しいことなのではないでしょうか?
イオングループという強みを活かしているミニストップ
ミニストップはイオングループなので、ミニストップで売られている野菜はイオンのプライベートブランド「トップバリュ」です。トップバリュは、商品パッケージに記載されている「製造所固有記号」をトップバリュの公式サイトの製造所固有記号検索システムで検索すると、製造所や所在地が分かります。どこで作られたか分かるというのは、安全面において自信があるということですし、安心感につながります。
コンビニ各社に共通する野菜加工方法
まず地下水や水道水で予備洗浄を行い、土や微生物を落とします。次に次亜塩素酸ナトリウムで洗浄し殺菌します。「次亜塩素酸ナトリウム」という名前のインパクトが強いので身構えてしまうと思いますが、水道水にも含まれているものなので心配する必要はありません。
とは言っても気になる方が多いと思いますが、水で徹底洗浄するので安心です。その後きちんと衛生管理された袋やプラスチック容器に包装されるので、安心・安全です。徹底的に殺菌処理されているので、衛生面においては他の野菜販売方法と比べても群を抜いていますので、食の安全に日頃から気を付けている方におすすめです。
コンビニのカット野菜で簡単アレンジレシピ!
コンビニのカット野菜は洗わずにそのまま使えるので、一人暮らしの方や時短をしたい主婦に特におすすめしたい野菜です。そのまま使えるおかげで簡単に料理が作れますので、コンビニのカット野菜を使った簡単で美味しい上に安全・安心のおすすめ中華料理のレシピを1つ紹介します。
材料は、ごま油小さじ2、水120cc、鶏ガラスープの素小さじ2、豚バラ肉100g、かまぼこ50g、きくらげ30g、ほうれん草100g、人参20g、もやし50g、水溶き片栗粉大さじ2です。まずほうれん草・人参・もやし・かまぼこ・きくらげをごま油で炒めます。そこに水と鶏ガラスープの素を加え、ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉を加えます。これで簡単・手軽にお家で中華料理が味わえます。
コンビニは野菜ジュースもおすすめ!
コンビニのパック野菜もおすすめですが、それ以上におすすめしたいのがコンビニで売られている野菜ジュースです。パック野菜よりも手軽に野菜が摂れるからです。どのコンビニも必ず数種類の野菜ジュースを置いているので、どうしても忙しくパック野菜すら食べることが出来ない場合は野菜ジュースを飲んで野菜を補給するのも一つの手です。
安心・安全なコンビニ野菜で健康的な毎日を!
コンビニ野菜はあらゆる野菜販売方法の中でトップクラスで安心・安全面が優れていることがお分かりいただけたのでないでしょうか?どうしても次亜塩素酸ナトリウムが気になるかもしれませんが、きちんと殺菌されてなくて食中毒になっては健康から遠のきます。しっかり殺菌されたコンビニ野菜を食べて健康的な体になるために一歩ずつ努力しましょう!