小豆ダイエットの正しいやり方を紹介！簡単な作り方と効果は？

小豆にはたくさん栄養素が含まれています。マグネシウム、カリウム、ビタミン等、健康に気を配っている方なら、聞いた事がある栄養素が、小豆には豊富です。今回、小豆水ダイエットを紹介しますが、一番重要な栄養素は、サポニンというものです。サポニンは、脂質や糖質の吸収を抑える効果があります。余分な脂質や糖質は排出するという、サポニンの働きを上手に利用したダイエット方法が、この小豆水ダイエットです。

小豆に含まれる栄養素には、ビタミンも豊富に含まれています。ビタミンは美容に効果的です。小豆には主に、ビタミンBやEが含まれています。そのビタミンは、肌の老化を防ぐ効果があり、アンチエイチング効果が期待出来ます。ダイエットをしながら美容にまで効果がある、小豆水ダイエットはそんなダイエット方法です。

北海道立総合研究機構道南農業試験場場長にて、小豆を25年間も研究した、農学博士の加藤淳先生という人がいます。この人は小豆博士と呼ばれています。その人によると、小豆水ダイエットとは、茹でた小豆から作られた小豆水を、1日3回食前に飲むという簡単なダイエットです。小豆水ダイエットは別名、小豆スープダイエットとか小豆煮汁ダイエット、小豆水ダイエット、と様々な名前で呼ばれています。

小豆には、小豆ポリフェノールという成分があり、それを食前に飲むと、体内への脂肪の吸収や血糖値の上昇が簡単に抑えることができます。また、血管拡張効果というのもあり、血流が良くなるので、女性に多い冷え症も改善できます。小豆に含まれる、ポリフェノールの含有量というのは、赤ワインの1.5～2倍も多くあると言われています。

以前、企画の中で、AKB48の島田晴香さんや椿鬼奴さんが、小豆スープダイエットに挑戦をしていて、そのとき2週間で2〜3キロも痩せていました。実際に成功している人も多くいます。やはり、ダイエットに小豆は非常に向いている食材といえます。肝心の味は、お汁粉の砂糖抜きという感じの味です。想像ができない方も多いかもしれませんので、ぜひ一度試して味見してみてください。

小豆水ダイエットの効果は、満腹感やデトックス効果によるむくみの解消等です。小豆水ダイエットのメリットは簡単さにあります。大変な食事制限や過度な運動をしなくても、小豆水を飲むだけで効果抜群です。小豆水ダイエットをするにあたって知っておくべき栄養素は、サポニン、カリウムの2つです。この2つには利尿作用があり、体の中にある余分な脂質や糖質や水分を、体の外に排出してくれます。この作用を細かく紹介します。

小豆にはサポニンという成分が含まれています。サポニンは、体内の余分な脂肪をスムーズに排出します。揚げ物など脂っぽいものを食べ過ぎたときにも、体内の脂肪の排出を進んで促します。

小豆にはカリウムという成分が含まれています。カリウムは、体内の余分な水分をスムーズに排出します。つまり、利尿効果です。顔や脚がむくむと、女性は特に困ります。そんな時に小豆を摂取することで、むくみが解消できます。

このように、小豆はダイエットと美容の両方に効果がたくさんあります。見た目にもぱっと分かるくらい、体重の減少や肌の調子が良くなります。

ビタミンBとEについて紹介します。この2つは、体の酸化を防ぐ効果があります。肌のシワやたるみのアンチエイジングになったり、新陳代謝が上がります。新陳代謝が上がると、痩せやすい体になります。ダイエットをするだけでなく、リバウンドしないようにするためにも、簡単に痩せやすい体を作っておきたいものです。その他、小豆を摂取すると血行が良くなったり、食物繊維が腸に刺激を与えたり、体にとってメリットばかりです。

小豆水ダイエットの、小豆水の作り方を紹介します。作り方を紹介する前まず最初の下準備として、小豆を綺麗に洗います。スーパーで売っている普通の小豆で大丈夫です。下準備を終えたら、鍋に小豆と水を1:4の割合で入れます。それを沸騰するまで煮ます。沸騰したら3分茹でて茹で汁を一旦捨てます。そして、再度同じやり方で1:4の分量で茹でます。弱火から中火でコトコト煮て、さし水を途中でしつつ、小豆が柔らかくします。

小豆を煮終わったら、ザルに上げて水を切ります。その時に出るものがこの煮汁です。これで完成です。2〜3日分くらいの量を作り置きして、冷蔵庫に保存しておくのがオススメです。

この茹で汁と共に出来上がる小豆も体に良いので捨てずに食べましょう。茹でた小豆に、小豆ポリフェノールがちゃんと残っていて、小豆を食べることで更に満腹感を得ることができます。小豆水以外に小豆も取り入れることで、ダイエット効果が上がります。ただし、茹でた小豆の1日の摂取量を100g以下にして下さい。適度な量を、食事の一品料理として食べましょう。小豆を使ったレシピは多くあるので、食卓に加えてみてください。

小豆水ダイエットのやり方を紹介します。やり方は非常に簡単です。先ほど紹介した作り方で煮汁を作り、それを飲むだけです。たったそれだけで、本当に痩せることが出来るのでしょうか。効果的な飲み方を説明します。

1日3回、食前30分以内に飲みましょう。小豆には、食欲を抑える効果がありますので、食事の前に、小豆水を飲むことによって、食事の食べ過ぎを抑えることが出来ます。

1日に300cc以上飲ましょう。下痢などお腹が緩む可能性があるため、1日の最大の摂取量は、1リットルまでにして下さい。この小豆水ダイエットは、食事を小豆に置き換えるようなダイエットではないので、食事に関しする制限というのは全くありません。しっかりダイエットをしている、という意識を持ち、栄養面を考えてバランス良く組み合わせた食事を心がけましょう。

冷えた小豆水は、飲まないようにしましょう。小豆水を作り置きして、冷蔵庫で保存していた場合、必ず室温か、レンジで軽く温めてホットドリンクとして飲んで下さい。小豆水を冷たいまま飲んでしまうと、逆に食欲を高めてしまいます。最も量を抑えることができるのは、室温です。出来るだけ室温で飲むようにしましょう。

大きな注意は、小豆水に砂糖を入れるなどして、味付けをしないようにすることです。あくまでダイエットなので、味気がないからといって、砂糖を入れて飲んでしまうと、ダイエットにはならず逆効果になります。味に慣れない最初の方は、少ない量から始めて、だんだんと普通の量に慣らしていくようにして下さい。

1ヶ月この小豆水ダイエットを続けて、約2kg体重が減ったという方や、日常的にゆっくりと続けて少しずつだけど痩せている、という方がいます。1ヶ月で2kgはとても早いペースです。

唯一のマイナスの口コミは、煮汁の味に耐えられず続けられなかった、という方もいました。日本では認知度が非常に低いダイエットの方法です。しかし、小豆の効果で痩せやすい体になった、便秘が解消された、たった1週間で産後太りを解消することができた、という口コミもあって、味に慣れれば、非常に体に優しく、かつ作り方も簡単で効果のあるダイエット法となります。
 

小豆水ダイエットのやり方を紹介しました。このダイエットは非常に簡単で効果的です。小豆は甘く煮て食べるというイメージが強いですが、ダイエットとしても万能の食材です。小豆水ダイエットは、ただただ飲むだけで、ダイエットできるという方法なので、紹介した作り方で是非一度ためしてみて下さい。ただ茹でて煮汁を常温にするだけの作り方で手間がかからないので、気軽にチャレンジしてみて下さい。