ヨーグルトが腐るとどうなる?見分け方や正しい保存方法も紹介

ヨーグルトは、味も酸っぱいし、腐っているかどうかの見分け方が難しい食材と言えるでしょう。この記事では腐るとどうなるかや、見分け方や、腐るのを防ぐ方法をご紹介していきます。この記事を読み、ヨーグルトをおいしく健康に食べましょう。

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目次

  1. 1ヨーグルトが腐るとどうなるかを解説
  2. 2ヨーグルトが腐る原因
  3. 3ヨーグルトが腐ったときの見分け方
  4. 4ヨーグルトが腐るのを防止する保存方法
  5. 5ヨーグルトを正しく保存して腐る前に食べ切ろう

「ヨーグルトって発酵食品だから賞味期限が過ぎても食べられる?」
「ヨーグルトって腐るとどうなるの?」
「ヨーグルトが腐るのを防ぐためにはどうするのが正解?」
と思ったことはありませんか。ヨーグルトは発酵食品であるため、腐っていることを発見するのが難しい食材です。


本記事ではヨーグルトが腐るとどうなるのか、腐る原因はいったい何なのか、腐ってしまった時の見分け方、腐るのを防止する方法について紹介しています。


ヨーグルトは便通改善効果や体調の改善など、健康や美容にたくさんの効果をもたらしてくれる食材です。


しかし腐っていたり、状態の悪いヨーグルトを食べてしまったら、体に悪い影響を及ぼします。


ヨーグルトの適切な保存方法や食べ方を知って有効にヨーグルトを活用しましょう。

ヨーグルトが腐るとどうなるかを解説

ヨーグルトは腐るとカビが生えて変色したり、酸味が強くなります。


ヨーグルトは発酵食品なので腐りにくいし大丈夫、と思われがちですが、このような特徴が見られた場合は食べないで処分した方が良いでしょう。

ヨーグルトが腐る原因

ヨーグルトは乳酸菌の働きによって腐る原因である菌が増加するのを防ぐ特徴を持っています。


しかし、口に入れたスプーンを使用することで外からの菌が侵入してしまったり、温かいところで保存するなどの、菌の働きが促進する環境が重なることで、ヨーグルトが腐る原因を作ってしまいます。

原因①容器から直接スプーンで食べる

ヨーグルトは容器から直接スプーンで食べることによって、人間の口からスプーンについた雑菌がヨーグルトに侵入してしまい、より早く腐る原因を作ってしまいます。


ヨーグルトを食べる際は、容器から直接食べることは避け、食べる分だけを清潔なスプーンで別の容器に移して食べることでヨーグルトが腐る原因を防ぐことが出来ます。

原因②購入後に常温で放置する

未開封であれば多少常温で放置していても腐ることはありません。多少であれば常温で放置していたものを食べても大丈夫でしょう。


しかし、ヨーグルトを常温で放置すると乳酸菌が増えてしまい、味が酸っぱくなりますし、腐る原因を作ってしまいます。できるだけ冷蔵庫で保存することをおすすめします。


一方で開封済みのヨーグルトを常温で放置してしまうと、開封した際に侵入した外の空気や雑菌が常温に放置することにより増えて腐る可能性が大幅に高くなります。注意が必要です。

腐ったヨーグルトを食べてしまったら?

腐ったヨーグルトを食べてしまったら下痢や腹痛、発熱などが引き起こすことがあります。


食べた量によっては食中毒を引き起こすかもしれません。逆に少量であれば、特に体に影響を及ぼさないこともあります。


発酵することと腐ることは同じ現象ですが、人間の体に悪影響を及ぼすと腐ることとされます。少しでも異変を感じたら食べずに処分しましょう。

ヨーグルトが腐ったときの見分け方

ヨーグルトは発酵食品のため、発酵して酸味が強くなることから、腐ることに気が付きにくい食べ物です。


腐ったヨーグルトの特徴に注意して、状態が悪いものは食べないようにしましょう。

見分け方①水分量が増える

ヨーグルトはもともと、開封してすぐの状態でも固形部分から上澄み液のような水分が少し分離していますよね。その水分はホエイといいます。傷んでいたり腐ると、そのホエイの量が具体的には全体の三分の一くらいになっていて、ヨーグルトの固形の部分が沈んだような見た目になってしまいます。


そのような場合は処分して食べないようにしましょう。

見分け方②カビが生えて変色する

市販のヨーグルトでカビが生えることはほとんどありませんが、保存状態が悪かったり、手作りのヨーグルトである場合は腐るとカビが生えてしまう可能性が高いです。


ヨーグルトに生えるカビで多いのが赤色のカビです。初めはうっすらとしたピンク色で気が付きにくいです。また、白カビも生えやすく、ヨーグルトはそもそも白色なので注意が必要です。青カビや黒カビは比較的発見しやすいので見つけ次第処分しましょう。

見分け方③においや味がいつもと違う

ヨーグルトは時間が経てば経つほど乳酸菌が発酵して酸味が増します。熱によって発酵の活動が活発になるので、常温で放置した場合などはより酸味が強い味になります。また、においもそれに伴い酸っぱいようなにおいになっていきます。


多少の酸味や酸っぱいようなにおいのヨーグルトは食べても問題ありませんが、腐ると明らかにくさいと感じるような異常なにおいがするので食べずに処分しましょう。

腐っていなければ賞味期限が切れても食べられる

賞味期限は「品質が変わらずおいしく食べられる期間」のことを表すので、賞味期限が過ぎてしまっても、腐るわけではありません。品質が落ちてしまっているだけで、ある程度の機関までのものでしたら食べても体に悪影響を及ぼしません。消費期限と賞味期限:農林水産省


しかし、賞味期限を三日以上過ぎたヨーグルトは腐敗が始まっている可能性があるので食べないようにした方が良いでしょう。

賞味期限が切れて食べない場合の使い道

実は賞味期限が切れて食べられ無くなってしまったヨーグルトにも使い道があります。


ヨーグルトに含まれる乳酸菌には保湿効果があるため、ヨーグルトパックとして使うことが出来ます。ヨーグルトに小麦粉やはちみつを混ぜて顔に塗り、10分程度おいて洗い流すだけです。また、乳酸菌の保湿効果を活かして石鹸を作ることも出来ます。


他にも納豆、ドライイ―スト、砂糖と混ぜて発酵させることで肥料として使うことが出来ます。

ヨーグルトが腐るのを防止する保存方法

ヨーグルトが腐る原因として大きい理由が、外からの雑菌の侵入と温かい温度です。ですので、まず容器の蓋をしっかりしめることが大切です。


そして、ヨーグルトは10℃以下の場所では乳酸菌が発酵する速度が落ちるので、冷蔵庫で保存することが腐ることを防止するのに適切と言えます。冷凍することも腐ることを防止出来ますが、冷凍してしまうと凍結し、ヨーグルトのホエイが分離してしまうので元通りの食感にはなりません。


また、ヨーグルトは衝撃を与えられるとホエイが分離してしまい腐る原因となってしまうので冷蔵庫のドアの部分にいれないなど注意しましょう。

方法①基本は冷蔵保存をする

ヨーグルトは基本冷蔵庫で保存することでおいしく食べることが出来ます。ただし冷蔵庫に保存していたからといって完全に腐ることを防げるわけではありません。できるだけ早く食べることが望ましいです。


開封済みのヨーグルトの場合2,3日で食べきりましょう。未開封の場合は記載されている賞味期限までは品質の良い状態で食べることが出来ます。

方法②日持ちさせたい場合は冷凍保存も可能

ヨーグルトは冷凍保存すると多くて一カ月腐ることを防止できます。ヨーグルトは冷凍するとホエイが分離して、解凍したときに元通りの滑らかさや粘り気は失われますが砂糖を加えて冷凍することで分離を防ぎ元のヨーグルトの味を再現出来ます。


また、シャーベットやフローズンヨーグルトなどアレンジレシピに調理して食べるとおいしく食べることが出来ます。

ヨーグルトを正しく保存して腐る前に食べ切ろう

ヨーグルトは賞味期限が過ぎて傷んだものだと食べることは出来ませんが、食べる以外の活用方法はあります。しかし、腐ると食べたり活用したりすることは避けて処分した方が良いです。


ヨーグルトを食べられる量だけ購入し、腐ることなく賞味期限内に正しく保存し、おいしく食べることが望ましいです。


食べきれない場合は事前に冷凍しておくなど対策を取りましょう。

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