ホットヨーグルトダイエットの効果まとめ！やり方や食べる時間帯は？

テレビでも紹介されて人気が出たホットヨーグルトダイエットですが、やり方を間違えると逆効果になってしまうこともあります。まずはホットヨーグルトダイエットのやり方やダイエット効果などを把握してから、正しくダイエットを行いましょう。

ホットヨーグルトダイエットの口コミや簡単なアレンジレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

冷たい食べ物や飲み物は内臓を冷やしてしまうため、内臓の働きが悪くなって老廃物が貯まったり脂肪の燃焼が滞ったりしてしまいます。ヨーグルトはそのままでも腸に良い食べ物ですが、特に冬場などの寒い時期に冷たいヨーグルトを食べると内臓が冷えてしまい逆に便秘などが悪化してしまうこともあります。

しかし、ホットヨーグルトダイエットは温かいヨーグルトを食べるため、内臓が温まって腸の働きを活発にしてくれるのです。腸が温まると体の代謝が上がったり脂肪の燃焼を促進してくれるので、太りにくい体を作ることができます。

ホットヨーグルトダイエットには、カルシウムの吸収を促進してくれるという効果もあります。カルシウムには副甲状腺ホルモンの働きを促進させる効果があるのですが、このホルモンは体内の無駄な脂肪分や栄養素を排出するという役割を持っています。

つまり、副甲状腺ホルモンの分泌が滞ってしまうと、無駄な脂肪分などが体に溜まって太ることになってしまうのです。それを防いでくれるのがカルシウムで、カルシウムの吸収力がアップすればそれだけ余計な脂肪分も外へ排出されることになります。

また、カルシウムは腸内に溜まった脂肪を吸着して便として排出したり、体温を上げて代謝をアップさせてくれる効果もあります。このように、カルシウムはダイエットには欠かせない栄養素ですので、ホットヨーグルトダイエットでしっかりとカルシウムを摂取しましょう。

ヨーグルトには乳酸菌などの善玉菌が豊富に含まれており、便秘解消にも役立ちます。冷たいヨーグルトでもそれなりの効果は得られますが、善玉菌は温めると活性化するためホットヨーグルトダイエットをするとさらに便秘解消の効果が高まるのです。

ダイエットをしていると栄養の偏りなどから便秘になることも多いのですが、ホットヨーグルトダイエットはそういった心配がなく便秘気味の人でも安心して続けられるダイエット方法です。

デトックスというと汗を大量にかいて老廃物を流すイメージがありますが、実は汗だけだと体内の老廃物の3％程度しか排出されません。老廃物のほとんどは便を通して排出されるため、デトックスに一番効果的なのは便通を良くすることなのです。

ホットヨーグルトダイエットをすると便通が良くなるため、体内の老廃物を効率よく排出することができます。デトックス効果が高まると吹き出物などの肌荒れを防げるので、ホットヨーグルトダイエットはキレイに痩せるためにも効果的です。

ホットヨーグルトダイエットのメリットは、低カロリーであるのにタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に摂取できるところです。そのため、ご飯やパンなどの置き換えとして利用すると、しっかりと栄養も補いながらカロリーを抑えた食事をすることができます。

置き換えダイエットは無理をすると続かなくなるので、毎日ではなく1週間のうちの数日だけにするなど無理のない範囲で続けるようにしましょう。先に1週間分の献立を決めておくと、置き換えの計画もたてやすくなります。

ダイエットをしていると最初は順調に体重が落ちていきますが、ある時を境に急に痩せなくなってしまうことがあります。これをダイエット中の停滞期と呼びますが、ホットヨーグルトダイエットにはこの停滞期が起こりにくいという特徴があります。

停滞期はダイエット中に起こる栄養バランスの悪さやカルシウム不足が原因となりますが、ヨーグルトはカルシウムを始めとする栄養素が豊富ですので停滞期が起こりにくくなるのです。

ホットヨーグルトダイエットのやり方はとても簡単です。まずはホットヨーグルトを作るところから始めますが、電子レンジだけで作れるので面倒なことは何もありません。耐熱容器を用意したらそこへ無糖のヨーグルトを入れて、水を大さじ1杯加えたらよく混ぜます。ラップをせずにそのまま30秒～1分レンジで加熱したら完成です。

ヨーグルトは温めると水分と固形部分が分離した状態になってしまうことがありますが、水を入れることで分離を防ぐことができます。水を入れないやり方もありますが、分離するのが心配な場合は水を入れることをおすすめします。

ホットヨーグルトが完成したら、あとは朝でも夜でも好きな時間帯に食べるだけです。ホットヨーグルトダイエットのやり方は厳密には決まっていないので、置き換えダイエットとして利用しても良いですし、食べ過ぎを防ぐために間食に食べても良いでしょう。

ホットヨーグルトダイエットのやり方に細かい決まりはありませんが、温める温度と量については注意しなければなりません。ヨーグルトに含まれている乳酸菌は熱に弱いため、加熱しすぎると死滅してしまいます。それを防ぐためにも、ヨーグルトの温度は人肌程度の37℃くらいが適温だといわれています。

温め過ぎると乳酸菌が死んでしまうだけでなく、味も美味しくなくなってしまうので気を付けましょう。また、一度に食べる量ですが、ホットヨーグルトダイエットに適した量は一回に120～150g程度です。いくら低カロリーといってもヨーグルトにもカロリーはあるので、これ以上食べてしまうと逆に太ってしまうことになります。

だからといって量を極端に減らせば良いわけでもなく、これよりも少ない量しか食べていないと今度はホットヨーグルトダイエットの効果が薄れてしまいます。温度と量にさえ気を付ければホットヨーグルトダイエットのやり方は難しくないので、適温と適量を心がけて気軽に試してみましょう。

代謝を上げるホットヨーグルトダイエットのやり方は、朝にホットヨーグルトを食べるだけです。朝は内臓もまだ動きが鈍く、朝食を摂ることでようやく活発に動き出します。しかし、朝食を抜いてしまうと内臓もなかなか覚醒しないため、代謝が落ちてしまったり便秘になったりして逆に太ってしまうことになりかねません。

朝は忙しくてなかなかご飯を食べられないという人でも、ホットヨーグルトなら手軽に朝食を摂ることができます。体の代謝機能が落ちていると感じる人は、ホットヨーグルトを朝食に食べて代謝をアップさせましょう。1週間ほど続けていると、だんだん体の調子が良くなってくるのがわかります。

主に脂肪燃焼を目的としたホットヨーグルトダイエットをする場合は、昼間よりも夜にホットヨーグルトを食べると良いでしょう。カルシウムには体内の脂肪と結びついて外に排出させる働きがありますが、その働きが一番活性化するのが夜寝ている時です。

そのため、夜にカルシウムが豊富なヨーグルトを食べることで、脂肪の燃焼を促すことができるのです。また、夜ご飯は1日の中でも一番カロリーを摂取しやすく、太る危険性も高くなります。しかし、夜の主食をホットヨーグルトに置き換えれば、寝る前のカロリー摂取を抑えて太るのを防ぐという効果も期待できます。

糖質が高いご飯やおかずなどを先に食べてしまうと血糖値が急激に上がり、それを下げようとインスリンが過剰に分泌されてしまいます。インスリンは脂肪を溜め込む働きがあるため分泌されればそれだけ太ることになりますが、食前にホットヨーグルトダイエットをすることで血糖値の上昇を抑えて太るのを防ぐことができるのです。

ヨーグルトなどの乳製品には血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があるので、血糖値の上昇を抑えたい場合は食事の前にホットヨーグルトダイエットを行うようにしましょう。ダイエット目的だけでなく、高血圧な人にも食前のホットヨーグルトはおすすめです。

ホットヨーグルトダイエットをしながら便秘も解消したいという人は、食後にホットヨーグルトダイエットを行うのが良いでしょう。ヨーグルトに含まれている善玉菌には便秘を解消してくれる働きがありますが、胃液に弱いため胃液が盛んに分泌される空腹時に食べると効果が弱まってしまいます。

しかし、食後に食べると胃液の分泌もだいぶおさまっているため、善玉菌が腸まで届きやすくなり便秘解消の効果も高まるのです。ただ、善玉菌にもいろいろ種類があり、人によっては効果がないものや逆効果になってしまうものもあります。1週間ほど続けても改善しなかったり逆に悪化してしまう場合は、違う善玉菌を使ったヨーグルトに変えてみましょう。

ホットヨーグルトダイエットをしてみた人の口コミや体験談を見てみると、成功したという人もいれば何も変わらなかったという人もいました。ただ、とりあえず1週間くらい続けて様子を見ている人が多く、1週間程度ではそこまで劇的な差はなさそうです。

それでも中には1週間でも1～2kgくらい痩せたという口コミもあり、まったく効果がないわけではないことがわかります。一番多かった口コミは、やはり便秘が改善されたというものでした。続けて1週間くらいで体の調子が良くなったという口コミもあり、体質改善には一定の効果があるようです。

ホットヨーグルトダイエットの悪い口コミで一番多かったのが、味がまずいというものでした。もちろん美味しいという口コミもあるので、味は好みによって大きく分かれるようです。また、数種類のヨーグルトを混ぜてホットヨーグルトダイエットをしているという口コミもあり、それぞれ自分の好みにあったヨーグルトを試しているのがわかりました。

ヨーグルトは商品によって味だけでなく乳酸菌などの種類も変わるため、人によって合うものと合わないものは違います。ホットヨーグルトダイエットを1週間から2週間くらい続けてみて、何も効果がなければ違うヨーグルトを試してみると良いでしょう。

【材料】（2人分）

• バナナ 2本
• プレーンヨーグルト 160g
• 砂糖 大さじ2
• きな粉 大さじ1

1. 耐熱容器にヨーグルトと砂糖を入れて混ぜ、600wのレンジで1分加熱します。
2. バナナを適当な大きさに切り、1の上に飾ります。
3. きな粉を振りかけたら完成です。

バナナの甘みで食べやすい、バナナきな粉ホットヨーグルトのレシピです。バナナときな粉はもともとダイエットに役立つ食材で、ホットヨーグルトと合わせることによってさらにダイエット効果が増します。砂糖を入れたほうが食べやすいですが、糖質を減らしたい人は砂糖を入れずに食べましょう。

【材料】（1人分）

• プレーンヨーグルト 120g
• はちみつ 大さじ1
• りんご 1/4個

1. りんごはよく洗い、1/4個を半分にしてからいちょう切りにします。
2. 耐熱容器に1とヨーグルト、はちみつを入れます。
3. 2を600wのレンジで1分加熱したら完成です。

りんごのシャキシャキ感が楽しい、はちみつりんごホットヨーグルトを紹介します。皮つきのほうが栄養価がアップしますが、気になる場合は皮をむいてもOKです。りんごは食物繊維が豊富で便秘解消にも役立つので、お通じが不規則な人にもおすすめです。

また、1週間に2回以上りんごを食べると喘息になるリスクが減るなど、りんごはダイエットだけでなく健康に関する効果も多く確認されています。そのため、ダイエットだけでなく子供のおやつや朝食として使うのも良いでしょう。

【材料】（2人分）

• ココア粉末（加糖） 25g
• プレーンヨーグルト 90g
• 熱湯 90ml

1. ヨーグルトは耐熱容器に入れてよくかき混ぜ、600wのレンジで約20秒加熱します。
2. マグカップにココアと1を入れて混ぜます。
3. 2に熱湯を注いで混ぜたら完成です。

ココアとヨーグルトは味の面でも相性が良く、ダイエットにも役立つ組み合わせです。ココアには食物繊維が豊富に含まれているため便秘に効果があるとともに満足感が得られやすく、余計な夜食や間食を減らすことができます。ココアには安眠効果もあるため、夜寝る前に飲むのもおすすめです。

ホットヨーグルトダイエットだけでなく、美肌や冷え性にも効果があるはちみつ生姜のホットヨーグルトを紹介します。生姜のぴりっとした辛さが良いアクセントになっており、はちみつとの相性も抜群です。冬の寒い夜など、体が冷えている時にゆっくりと食べるのがおすすめです。

ホットヨーグルトダイエットのやり方は簡単で、朝でも夜でも自分の好きな時間帯に食べられるのが最大のメリットです。1週間で痩せたという口コミもあるように、体質的に合えば早々に効果が現れます。

すぐに効果がなくても、長く継続することで痩せやすい体を作ることができます。ホットヨーグルトには美味しいアレンジレシピも数多くあるので、いろいろな味を試しながら楽しくダイエットを続けましょう。