パイナップルダイエットのやり方と効果効能は?注意点とおすすめレシピも

パイナップルダイエットについて解説します。パイナップルの食物繊維などの栄養成分やカロリーや糖質、パイナップルダイエットのやり方や効果効能について詳しく説明!注意点やおすすめレシピも紹介します。ダイエットの参考にしてください。

パイナップルダイエットのやり方と効果効能は?注意点とおすすめレシピものイメージ

目次

  1. 1パイナップルダイエットのやり方と効果効能を解説!
  2. 2パイナップルの基本情報
  3. 3パイナップルダイエットのやり方
  4. 4パイナップルダイエットの効果効能
  5. 5パイナップルダイエットの注意点
  6. 6パイナップルダイエットにおすすめのレシピ
  7. 7パイナップルダイエットは効果もあるが注意が必要

パイナップルダイエットのやり方と効果効能を解説!

パイナップルダイエットで食べる生のパイナップル

パイナップルは、程よい甘みとフルーティな酸味が人気のフルーツです。また、カロリーが低く、食物繊維などの栄養成分も豊富に含まれているため、健康効果も期待できます。

そのため、ダイエットにも適していると注目されています。この記事ではパイナップルダイエットのやり方や効果効能、注意点を解説します。正しいやり方でパイナップルダイエットにチャレンジして、ダイエットに成功してください。

パイナップルの基本情報

パイナップルの栄養成分

栄養成分が豊富でパイナップルダイエットにむいている生パイナップル

パイナップルに含まれる栄養(可食部100gあたり)
エネルギー 53kcal
タンパク質 0.6g
炭水化物 13.7g
カリウム 150mg
カルシウム 11mg
マグネシウム 14mg
0.2mg
マンガン 1.33mg
ビタミンB1 0.09mg
ビタミンB2 0.02mg
ビタミンB6 0.10mg
葉酸 1ug
ビタミンC 35mg
食物繊維総量 1.2g

パイナップルには、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は、腸内で膨らんで腸を刺激して便通を促すでしょう。そのためダイエットに有効な便秘の予防や解消に役立ちます。

代謝を良くすることもダイエットに重要な要素です。パイナップルには脂肪や糖の代謝を助けるタンパク質やマンガン、ビタミンB1も多く含まれています。また、コラーゲンの生成に役立つビタミンCも含まれており、ダイエット以外にも美容効果が期待できるでしょう。

日本食品標準成分表2015年版(七訂):文部科学省

カロリーと糖質量を他の果物と比較

糖質量が異なるパイナップルと他のフルーツ

パイナップルのカロリーは100gあたり約51kcal、糖質は約12.6gです。バナナ100gはカロリー93kcal、糖質21.4gのため、バナナと比べるとかなりカロリー、糖質とも少ないのがわかります。

ブドウはカロリー59kcal、糖質15.2g、皮をむいたリンゴは57kcal、14.1g、柿は61kcal、15.6gです。これらのフルーツと比較すると、パイナップルの方が少しカロリー、糖質とも少ないといえるでしょう。

日本食品標準成分表2020年版(八訂):文部科学省

パイナップルダイエットのやり方

やり方①食前にパイナップルを食べる

パイナップルダイエットのために食事前に食べるパイナップル

パイナップルダイエットを成功させるためには、食前にパイナップルを食べるようにします。食事の直前ではなく、食事の3時間くらい前に食べるようにしましょう

3時間前に食べておくと、満腹感が得られるため食事の食べ過ぎを防ぐことができます。特に夕食の3時間前におやつとして食べると、余計な間食も防げるためおすすめです。

また、パイナップルには食事で摂取したタンパク質を体内で分解する酵素が含まれています。そのため食事前にパイナップルを食べておくと、消化吸収がスムーズに行われパイナップルダイエットに効果的でしょう。

やり方②朝食をパイナップルに置き換える

パイナップルダイエットのため朝食にたべるパイナップル

パイナップルダイエットを短時間で成功させたい場合は、朝食をパイナップルに置き換えるのがおすすめです。パイナップルダイエットのための朝食は、パイナップルと水だけにすると効果がよりアップします。

パイナップルは、不溶性食物繊維が豊富に含まれている食材です。人の体は午前中に不溶性食物繊維を摂取すると腸の蠕動運動が活発になるといわれています。パイナップルをこの時間帯に食べると便秘が解消され、ダイエットに効果的でしょう。

また、パイナップルの摂取により消化器官の働きが良くなり、昼食や夕食の際の消化を促します。そのため代謝が良くなり、ダイエット効果を高めるでしょう。

パイナップルダイエットの効果効能

効果効能①タンパク質の吸収促進

タンパク質の吸収を促進するパイナップル

パイナップルダイエットに有効な成分が、ブロメリンというタンパク質分解酵素です。ブロメリンを摂取した後に肉や魚を食べると、これらの食品に含まれるタンパク質が分解されます。そのため腸内で消化が促進され、スムーズに消化吸収がおこなわれるでしょう。

消化吸収されたタンパク質は体内で筋肉などの材料になるため筋肉量が増加し、消費されるエネルギー量も増えるでしょう。エネルギー代謝量が増加すると脂肪燃焼効果もアップするため、痩せやすい体になります。

ブロメリンを多く含むパイナップルは痩せやすい体をつくるため、パイナップルダイエットは効果があるといえるでしょう。

効果効能②整腸作用

パイナップルを食べて便秘が解消された女性

パイナップルは不溶性の食物繊維が豊富に含まれているフルーツです。不溶性食物繊維は、腸の中で水分を吸収して膨らみ、腸を刺激します。そのため排便が促され、便秘の予防や改善に効果があるでしょう。

不溶性食物繊維とともに、海藻などで水溶性食物繊維も取ることがおすすめです。バランスよく摂取することで、よりパイナップルダイエットの効果が期待できるでしょう。

効果効能③脂肪の蓄積を防ぐ

脂肪の蓄積を防ぐ効果のあるパイナップル

パイナップルには、マンガンというミネラルが含まれています。マンガンは、さまざまな酵素を活性化する栄養素です。

マンガンによって活性化する酵素には、体内に摂取した糖質や脂質の代謝に働く酵素があります。脂質や糖質の代謝が良くなることで、体内に蓄積される脂肪が減るでしょう。

そのため、パイナップルダイエットは脂肪の蓄積を防ぐことが出来、ダイエット効果があるといえます。

効果効能④むくみ予防

カリウム不足でむくんだ足

パイナップルにはカリウムという成分も含まれています。カリウムはむくみを予防したり改善する効果のあるミネラルのため、ダイエットに効果的です。

カリウムは、過剰に存在する体内の塩分であるナトリウムを尿や汗によって体外に排泄する働きがあります。そのためカリウムを摂取することで、体内の細胞の浸透圧が維持され、むくみが解消されるでしょう。

効果効能⑤脂質や糖質の代謝促進

脂質や糖質の代謝促進効果のあるパイナップル

パイナップルは、ビタミンBやビタミンCなどのビタミン類の含有量も多いフルーツです。特に基礎代謝の補酵素であるビタミンB1が豊富に含まれています

ビタミンB1は、エネルギー代謝をサポートする役割があります。そのためビタミンB1を多く含むパイナップルを摂取すると、脂質や糖質の代謝を促進する効果があるでしょう。

パイナップルダイエットの注意点

注意点①生のパイナップルを食べる

パイナップルダイエットに適さない缶詰のパイナップル

パイナップルには缶詰や冷凍品などの加工品もあります。これらは安価で手軽に使えるため便利ですが、パイナップルダイエットには適しません。

パイナップルを缶詰にする際、加熱処理をします。パイナップルダイエットに効果のあるブロメリンは、60度以上で壊れてしまう酵素です。また、ブロメリンは冷凍によってもその効果を失ってしまいます。

そのためパイナップルダイエットをする際には、生のパイナップルを食べるようにしましょう

注意点②食べ過ぎない

食べ過ぎに注意が必要なパイナップル

パイナップルダイエットをする際に気を付けたい注意点が、パイナップルの食べ過ぎです

パイナップルの糖質には果糖が含まれています。適量の場合はパイナップルのさまざまな成分により、糖質をエネルギーに代謝することが可能です。しかし量が多すぎると代謝できず、脂肪が蓄積されてしまうでしょう。

注意点③アレルギーに気をつける

ざるに置かれたパイナップル

口腔アレルギー症候群(oral allergy syndrome, OAS):
 ある特定の果物や野菜などを食べることで、口腔・咽頭粘膜の過敏症状(主としてかゆみや腫れなど)が起きることをいいます。この反応は、花粉症の人に比較的高率に発現することが知られており、食物と花粉との間に共通するアレルゲンがあるためと考えられています。

ラテックス-フルーツ症候群:
 天然ゴム製品に接触することで発症する蕁麻疹、アナフィラキシーショック、喘息発作などの即時型アレルギー反応をラテックス・アレルギーといいます。果物の一部はラテックスと交叉抗原性をもっており、ラテックスに感作された人がある果物を食べると、蕁麻疹・アナフィラキシーのような強い症状を誘発することがあり、ラテックス・フルーツ症候群と呼びます。

パイナップルによって起こるアレルギーは2種類あります。一つは花粉症の人がの原因である花粉と共通の抗原性を持つ果物や野菜を食べた時に蕁麻疹が出たり、口や喉が痒くなる口腔アレルギー症候群です。

もう一つはラテックス・フルーツ症候群で、天然ゴム製品を使用した際にゴムに含まれるアレルゲンと似たタンパク質を含む食品を食べた時にアレルギー症状が現れます。花粉症の人、天然ゴムを使用する人は注意しましょう。

注意点④栄養バランスに気をつける

栄養バランスを考えたパイナップル

パイナップルダイエットの注意点として、偏り過ぎないことも重要です。パイナップルには果糖が含まれているため、摂取量が多すぎると代謝が追いつかず、脂肪になってしまいます。

また栄養バランスの乱れは、太りやすい体質にしてしまう恐れがあります。朝食は置き換えダイエットがおすすめですが、それ以外の食事では他の食品も摂取するようにしましょう。

パイナップルダイエットにおすすめのレシピ

マンゴー&パイナップルのキヌアサラダ

栄養価が高くスーパーフードと呼ばれているキヌアと生のパイナップル使ったサラダです。キヌアは低カロリー、高たんぱくの食品のため、パイナップルダイエット中に最適なレシピでしょう。

キヌアには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれています。そのためパイナップルに不足している水溶性食物繊維を摂取できるでしょう。このサラダを食べると腸内環境が良くなり、便通の改善に役立ちます。

パイナップル酢

酢には脂肪の分解を促す効果があります。その酢に漬けて発酵するパイナップル酢はパイナップルダイエット中にぴったりな飲み物です。

酢は血糖値上昇を抑え脂肪を燃焼するため、食事の前に飲むとダイエットに効果があります。そのため、このレシピを食事前に飲むことは、パイナップルダイエットに適しているといえるでしょう。

生ハムパイン

生のパイナップルに生ハムを巻くだけの簡単レシピです。パイナップルのフルーティな酸味と生ハムの塩気が合います。

パイナップルダイエットのやり方では食事の3時間前の摂取が効果があるとされています。間食にパイナップルを食べるときに、手軽にできるため便利でしょう。

パイナップルダイエットは効果もあるが注意が必要

パイナップルダイエットに適した生のパイナップル

パイナップルは比較的カロリーが低く、糖質が少ないフルーツです。そのうえ、ダイエットに適した栄養素が豊富に含まれています。そのためパイナップルダイエットは、効果的なダイエットといえるでしょう。

しかしパイナップルダイエットには、いくつかの注意点があります。また、やり方を間違うと効果は半減してしまうでしょう。正しいやり方を覚えて、ダイエットを成功させてください。

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