パイナップルは太る?カロリーや糖質を把握してダイエットにいかそう

パイナップルは太るかのかどうかについて解説します。パイナップルのカロリーや糖質、痩せる効果について詳しく説明!缶詰や寝る前の食べ過ぎに注意するといった太るのを防ぐ食べ方も紹介しているので、毎日のダイエットに上手にいかしてください。

パイナップルは太る?カロリーや糖質を把握してダイエットにいかそうのイメージ

目次

  1. 1パイナップルで太るのを防ぐ方法やダイエット効果を紹介!
  2. 2パイナップルのカロリーと糖質
  3. 3パイナップルの栄養とダイエット効果
  4. 4パイナップルで太るのを防いでダイエットする方法
  5. 5パイナップルで太るのを防ぐための注意点
  6. 6パイナップルを使ったおすすめダイエットレシピ
  7. 7パイナップルは太るどころかダイエットに最適!

パイナップルで太るのを防ぐ方法やダイエット効果を紹介!

ひと昔前に流行ったパイナップルダイエットですが、最近また徐々に注目されるようになってきました。パイナップルで痩せるためには、カロリーや太るのを防ぐ食べ方などをしっかりと把握しておくことが大事です。

本記事では、パイナップルのカロリーや糖質、ダイエット効果などをまとめました。ダイエットに使えるパイナップルレシピも紹介しているので、毎日の食事の参考にしてみてください。

パイナップルのカロリーと糖質

パイナップルのカロリーと糖質

パイナップルのカロリーと糖質
  カロリー 糖質
600g(1本可食部) 306kcal 71.4g
151g(1/4カット可食部) 77kcal 18g
100g 51kcal 11.9g

生のパイナップルは100gあたり51kcalで、糖質は11.9gです。この量はだいたい一口サイズのパイナップルを7個ほど食べたくらいの量に相当し、輪切りだと2枚半くらいの量になります。

おやつやデザートに食べる量としては十分で、このくらい食べた程度ではそれほどのカロリーにはならず太ることもありません。1本分のカロリーを見てみるとご飯1杯分よりも高カロリーになりますが、一人でそこまで食べ過ぎることはないのであまり気にしなくても良いでしょう。

他の果物との比較

他の果物のカロリーと糖質(100gあたり)
  カロリー 糖質
バナナ 86kcal 21.4g
りんご 57kcal 14.1g
イチゴ 34kcal 7.1g
みかん 45kcal 11.1g
43kcal 10.4g

他の果物を見てみるとカロリーが低いものから高いものまでさまざまありますが、パイナップルはちょうどこれらの平均的なカロリーや糖質であることがわかります。果物の中でもそれほどカロリーが高いわけではないので、食べ過ぎに気をつければそれほど太ることもないでしょう。

市販のドライパイナップルのカロリーと糖質

ドライパイナップルのカロリーと糖質(1袋あたり)
  カロリー 糖質
ローソンひとくちパイナップル(39g) 137kcal 36.5g
ファミリーマート完熟ドライパイナップル(32g) 107kcal 25.8g
トップバリューパイナップル(75g) 255kcal 62.3g

ドライパイナップルは水分を抜いている分カロリーや糖質が高く、生のものよりも太る可能性が高くなってしまいます。トップバリューの商品はカロリーと糖質がかなり高くなっていますが、これは単純に内容量が多いためです。半量で換算して計算すると、他の2つの商品と大差ない数値になります。

ドライフルーツはおつまみにも人気ですが、寝る前に食べるとさらに太るリスクが高まります。生のものよりも手軽に食べられて便利ですが、食べる時は寝る前を避けたり少量ずつにするなどして、食べ方には気をつけましょう。

パイナップルの栄養とダイエット効果

パイナップルの栄養とダイエット効果①たんぱく質の分解を促進

肉料理を作る時にパイナップルを入れると肉が柔らかくなると聞いたことはありませんか?これはパイナップルに含まれているブロメラインという酵素のおかげで、ブロメラインのたんぱく質を分解する働きのおかげで肉が柔らかくなるのです。

たんぱく質の分解が進むと効率よく消化吸収が行われるようになるため、太るのを防いでダイエットにも役立ちます。また、ブロメラインは抗炎症作用もあり、牛乳アレルギーなどのリスク軽減にもつながるといわれています。

パイナップルの栄養とダイエット効果②むくみ解消

むくみは体内に水分が溜まってしまった時に現れやすくなりますが、体内に水分がたまる原因のひとつは塩分の過剰摂取です。塩分を摂り過ぎると体内の塩分濃度を調節するため、体はいつも以上に水分を取り込もうとして太ることになります。

この塩分濃度を正常に戻してくれるのがカリウムで、カリウムには体内の余計な塩分を排出してくれる働きがあります。パイナップルにはこのカリウムが豊富に含まれているため、むくみを解消して太るのを防いでくれるのです

パイナップルの栄養とダイエット効果③便秘の改善

パイナップルには豊富な食物繊維が含まれており、そのほとんどは不溶性の食物繊維です。不溶性の食物繊維は腸の蠕動運動を活発にして、便秘を改善してくれる働きがあります。ダイエット中は食事量の減少や栄養の偏りから便秘気味になることが多いですが、便秘になると体内の毒素が排出されずに太る原因にもなってしまいます。

毎日のお通じがなかなかこない人は、パイナップルを毎日少しずつ食べ続けることで便秘が改善しやすくなるでしょう。

パイナップルの栄養とダイエット効果④疲労回復の効果

パイナップルは酸味が美味しい果物で、その酸味のもとになるクエン酸が豊富に含まれています。クエン酸には疲労回復の効果があり、体が疲れやすくなっている時に摂るのがおすすめです。ダイエットをしていると栄養不足で疲れやすくなることもありますが、体が疲れていると感じた時は毎日積極的にクエン酸を摂取してみましょう。

パイナップルの栄養とダイエット効果⑤糖質や脂質の代謝を促進

パイナップルにはマンガンというミネラルが含まれていますが、このマンガンには糖質や脂質の代謝に働く酵素を助ける役目があります。糖質や脂質の代謝がスムーズに行われると脂肪が溜まりにくくなり、痩せる体を作れるようになります

また、マンガンは骨や筋肉にも存在しているため、痩せるだけでなく健康な体を作るためにも欠かせない栄養素です。

パイナップルで太るのを防いでダイエットする方法

パイナップルでダイエットする方法①食前に食べる

果物は食後のデザートとして食べることが多いですが、太るのを防ぐためには食前に食べるのがおすすめです。パイナップルを食前に食べるとマンガンが先回りして働いてくれるため、その後に食べた物の消化や吸収を助けてくれます

また、食前に食べることでお腹の満足感が上がるため、必要以上にご飯やおかずを食べて太ることがなくなります。ダイエット効果を高めるやり方として、食前の3時間前に食べるという方法もあります。朝食や昼食の3時間前に食べるのが難しい場合は、夕食の3時間前に間食として食べると良いでしょう。

パイナップルでダイエットする方法②食事と置き換える

短期間で痩せることを目指している人は、朝食をパイナップルに置き換えてみましょう。1日分のカロリー摂取量を抑えられるとともに、午前中にパイナップルを食べることでスムーズな排泄を促すことができます

ただ、いくら痩せるためとはいっても、3食すべてを置き換えることはやめましょう。3食すべてをパイナップルにしてしまっては栄養不足となり、健康にも良くありません。朝食の置き換えも毎日が辛い場合は、食べ過ぎてしまった翌日だけにしてもかまいません。

パイナップルでダイエットする方法③豆乳と合わせる

豆乳には良質な大豆たんぱく質が含まれていますが、パイナップルに含まれているブロメラインの効果で大豆ペプチドという成分に変化します。この大豆ペプチドには悪玉コレステロールを善玉コレステロールに変える働きがあり、腸内環境を整えて痩せやすい体を作ることができます

ダイエットのために豆乳と合わせる時は、無調整の甘くない豆乳を使うようにしましょう。パイナップルは生の果実を絞ったものが一番ですが、難しい時は砂糖などが入っていない100%のジュースを使うようにしてください。

豆乳は寝る前に飲むと白色脂肪を減らす効果が確認されていますが、パイナップルと合わせて飲む場合は寝る前ではなく食前や食事代わりに飲むほうが良いでしょう。

パイナップルでダイエットする方法④熟したものを選ぶ

熟していない果物のほうが甘くなくて太る心配がなさそうですが、未熟のパイナップルにはシュウ酸カルシウムが多く含まれています。シュウ酸カルシウムが多いと口の中がピリピリ痛くなったり、食べ過ぎによる消化不良を起こすこともあります。痩せるためだけでなく、健康のためにもパイナップルは熟したものを選ぶようにしましょう

缶詰はどれを選んでも熟していますが、糖分が高くなるのでダイエットにはあまりおすすめできません。

パイナップルで太るのを防ぐための注意点

パイナップルで太るのを防ぐ注意点①食べ過ぎない

パイナップルはそこまでカロリーの高い果物でもありませんが、食べ過ぎてしまえばやはり太る原因となります。また、パイナップルには体を冷やす作用もあるため、食べ過ぎると体が冷えて代謝機能が落ちて太ることもあります。パイナップルで痩せるためには、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう

特に寝る前は昼間以上に注意が必要となってきます。朝や昼間であればある程度食べてもエネルギーが消費されますが、寝る前に食べ過ぎるとエネルギーの消費が追いつかずに太りやすくなります。

糖質の吸収度合いを示す数値であるGI値が低いバナナやみかんは寝る前に食べてもそこまで問題はありませんが、パイナップルはGI値が高いので食べ過ぎでなくても寝る前は避けるのが無難です。

パイナップルで太るのを防ぐ注意点②缶詰は避ける

パイナップルで痩せるためには、果実に含まれている酵素の働きが必要となってきます。この酵素は加熱されると壊れてしまうので、生の果実がダイエットには一番効果的です。缶詰はいつでも手に入って食べやすいのですが、缶詰にする過程で加熱処理されているため酵素があまり含まれていません

それだけでなく、缶詰には砂糖なども含まれているため、生の果実よりも太るリスクが高くなってしまいます。太ることを気にせずに食べる場合は缶詰を使っても良いのですが、痩せる目的でパイナップルを食べる場合は缶詰ではなく生のものを利用するようにしましょう。

パイナップルで太るのを防ぐ注意点③市販のジュースはNG

パイナップルはジュースにすることでさらに栄養素の吸収がアップしますが、市販のジュースには注意が必要です。市販のジュースは甘みが付け加えられていることが多く、缶詰と同じくこの糖分が太る原因となってしまいます。果汁100%と書かれてあるものでも濃縮還元のものは砂糖が加えられていることが多く、生の果実を絞ったものとは別物です。

濃縮還元は加熱処理されているため、酵素の働きが弱いというデメリットもあります。どうしても市販のジュースを使いたい場合は、濃縮還元ではなくストレートタイプの100%ジュースを使用しましょう。ジュースで飲むことで毎日の食事にも取り入れやすくなるので、ストレートタイプや自分で絞ったものを上手に利用しましょう。

パイナップルを使ったおすすめダイエットレシピ

パイナップルジンジャエール

【材料】

  • A パイナップルジュース 200ml
  • A 炭酸水 100ml
  • A ジンジャーシロップ 大さじ3
  • ミント 適量

【作り方】
  1. グラスに氷をたっぷりと入れてAを注ぎます。
  2. 上にミントを飾ったら完成です。

すっきりとした飲み心地が人気のジンジャエールのレシピです。無糖の炭酸水を使っているため、パイナップル本来の爽やかな甘みを感じることができます。炭酸のおかげで満腹になりやすいので、食前に飲んで食事量を減らすこともできます

また、毎日お酒を飲んでしまう人は、アルコールで太るのを防ぐために毎日の晩酌代わりに利用しても良いでしょう。ジンジャエールは寝る前に飲むことでダイエット効果もありますが、このレシピではジュースが入っているので少し早い時間に飲んだほうが良いでしょう。

マンゴーパイナップルスムージー

【材料】

  • マンゴー 120g
  • パイナップル 80g
  • バナナ 30g
  • ココナッツミルク 50g
  • 氷水 70g
  • くこの実 大さじ1

【作り方】
  1. 果物は皮をむいて小さくカットします。
  2. 1とココナッツミルク、氷水をミキサーに入れて撹拌します。
  3. お好みでくこの実を加えてもう一度撹拌したら完成です。

マンゴーの甘みとパイナップルの酸味の相性が抜群のスムージーを紹介します。砂糖は一切使っていませんが、マンゴーとバナナの甘みで美味しく仕上がります。これ一杯でお腹にしっかりと溜まるので、毎日の朝食代わりに飲むのも良いでしょう。ただ、果物の量が多いので、寝る前など夜遅くに飲むのは避けたほうが良さそうです。

パイナップルとバナナの豆乳スムージー

【材料】

  • バナナ 1本
  • パイナップル 50g
  • 無調整豆乳 150cc

【作り方】
  1. 果物を適当な大きさに切ります。
  2. ミキサーに1と豆乳を入れて撹拌したら完成です。

豆乳を使ったダイエットに最適なスムージーのレシピです。パイナップルと豆乳だけだと人によっては飲みにくいこともありますが、バナナを加えることでぐんと飲みやすくなります。ダイエットに使わない場合は調整豆乳や缶詰のパイナップルを使うことで甘みが増し、毎日の子供のおやつに使うこともできます。

パイナップルは太るどころかダイエットに最適!

パイナップルには多くのダイエット効果があり、食べ過ぎなどに注意すればしっかりと痩せることができます。しかし、缶詰や市販のジュースを使ったり寝る前に食べてしまったりすると、逆に太ることにもなってしまいます。毎日の食事で太る原因を取り除きながら、パイナップルで美味しく痩せる体を作りましょう。

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