2022年02月25日公開
2024年11月19日更新
らっきょうダイエットのやり方を解説!効果効能やおすすめレシピも
らっきょうダイエットはどう行うのか、そのやり方を解説します。らっきょうのカロリーや糖質、得られる効果効能についても詳しく説明します。痩せるために役立つ簡単なレシピも紹介しているため、ダイエット中の食事などに役立ててください。
目次
らっきょうダイエットで痩せるのは本当?
ダイエットにはさまざまなやり方がありますが、らっきょうダイエットという方法もあります。らっきょうダイエットは本当に痩せるのか、その効果や注意点などを解説します。ダイエットに役立つ簡単レシピも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
らっきょうダイエットのやり方
らっきょうのカロリーと糖質
生のらっきょうは100g当たり118kcalで、糖質は8.4gです。1粒の重さが3〜6g程度であるため、1粒のカロリーは4〜7kcalほどになります。糖質は1粒当たり0.3〜0.5g程度で、気にするほどの数値ではありません。
ただ、らっきょうを食べるときは、生でなく甘酢漬けで食べることが多いです。甘酢に漬けてもカロリーはあまり変わりませんが、糖質は高くなります。
甘酢漬けにすると、糖質は1粒当たり1.3g程度に上がります。糖質制限ダイエットをしている場合は、甘酢漬けの食べすぎに気をつけましょう。
らっきょうダイエットのやり方
らっきょうダイエットのやり方は、食前にらっきょうを食べるだけです。本来であれば生のらっきょうのほうが良いですが、甘酢漬けの商品でもかまいません。らっきょうには食物繊維が多く含まれており、食前に食べると血糖値の急上昇を防げます。
すると、食べたものを脂肪として溜めにくくなるため、ダイエットにつながるのです。食前に食べるらっきょうの量は、3〜5粒程度で大丈夫です。食事の途中や食後では効果がないため、必ず食前に食べるようにしましょう。
らっきょうダイエットの効果効能
効果効能①美肌効果
ダイエット中は栄養が不足気味になり、肌がかさつくことがあります。そうしたときに役立つ栄養素が、らっきょうに含まれているビタミンC、ケイ素、ナイアシンです。ビタミンCは、体内でコラーゲンを作るために必要な栄養素です。
コラーゲンが作られるようになると、肌にハリや潤いを与えてくれます。ケイ素は人間の皮膚をはじめ、髪の毛や血管などさまざまな場所に含まれています。ケイ素はコラーゲンの再生や強化に働き、肌や髪の毛の保湿に効果的です。
ナイアシンはコラーゲンの生成をサポートするため、コラーゲンが効率良く作られるようになります。これらの栄養素が一度に摂れるらっきょうは、美肌だけでなく肌や髪の健康にも役立ちます。
口コミ
らっきょうを食べてから肌荒れが改善
— ザンギ@首の治療中、資格勉強中の為撮影要相談 (@zangif888) November 9, 2017
効果効能②疲労回復
疲労回復には、エネルギーの代謝を促すビタミンB1が必要です。らっきょうにはアリシンという成分が含まれており、ビタミンB1の吸収率を高めてくれます。
ビタミンB1は疲労回復だけでなく、持久力を高める効果もあります。疲労回復目的で食べるときは、ビタミンB1が豊富な肉類と一緒に食べるのがおすすめです。
口コミ
夏バテどこに😅
— ヘルパーステーションみなみ (@hstminami) September 2, 2020
今日も1日お疲れ様でした🙇
一昔前であれば夏バテして
食べれなくなってましたが
毎日らっきょうを食べる事と
エアコンかけずに寝る事と
汗をいっぱいかく事で
夏バテせずご飯が美味しく
食べれています⤴
※私個人が思う事です😅
食欲の秋が怖い😅
スポーツの秋にしてやる💪
効果効能③血糖値の急上昇を抑える
らっきょうに含まれているアリシンには、前述したように血糖値の急上昇を抑える働きがあります。また、食物繊維の一種でもあるフルクタンという成分も、同じく血糖値の急上昇を抑えます。
血糖値の急上昇が抑えられると、ダイエットだけでなく糖尿病や心臓病の予防にも効果的です。
効果効能④脂肪吸収を抑える
フルクタンは血糖値の急上昇を抑えるだけでなく、脂質の吸収を抑える働きもあります。脂質の吸収が抑えられると、脂肪が体内に蓄積されにくくなります。その結果、太りにくい体を作ることができるのです。
また、フルクタンは、ビフィズス菌などの痩せ菌を増やすともいわれています。痩せ菌は食物繊維を吸収して分解し、短鎖脂肪酸という物質を生み出します。この短鎖脂肪酸には、脂肪の吸収を抑える働きがあり、ダイエットに効果的です。
効果効能⑤腸内環境を整える
フルクタンによって増えるビフィズス菌は、腸内環境の改善にも役立ちます。腸内環境が整うと代謝も高まるため、痩せる体質へと改善することが可能です。
また、フルクタンは腸内に運ばれた食物をゲル状にし、便を柔らかくしてくれます。便が柔らかくなることで便通が良くなり、ダイエットにも役立ちます。アリシンにも腸内を刺激する働きがあり、便秘解消に効果的です。
口コミ
母お手製の
— 憂*‧・ (@kokorono_uta831) August 13, 2018
らっきょうの甘酢漬け
こんなに食べられないよ〜💦
そう言いながら
ペロっと食べちゃう私😳
らっきょうは夏バテに最高✨
血液サラサラ✨便秘解消✨
私の健康食&美容食🤗❤️ pic.twitter.com/Y2RhigMtMO
効果効能⑥代謝を良くする
らっきょうを食べると、苦味やえぐみを感じることがあるでしょう。あのえぐみの正体は、サポニンと呼ばれる成分です。サポニンには脂質の代謝を促す働きがあり、コレステロール値や中性脂肪が低下します。
コレステロール値や中性脂肪の低下は、痩せる体作りに役立ちます。また、脂質の代謝が良くなることで、血液もサラサラになり、動脈硬化などの予防にも効果的です。
効果効能⑦むくみ解消
らっきょうに含まれているカリウムには、むくみを解消する効果があります。むくみの原因のひとつは、水分と塩分の過剰摂取です。体内の塩分量が多いと、体は塩分濃度を薄めるために水分を溜めようとします。
しかし、カリウムには余計な塩分を排出する働きがあり、体内の塩分濃度を正常に保ち、むくみを解消してくれます。ダイエットによる栄養バランスの乱れも、むくみの原因のひとつです。
体がむくんでいると、せっかくダイエットをしても痩せたように見えません。らっきょうを適度に食べて、カリウムを補いましょう。
らっきょうダイエットの注意点
注意点①1日の適量を守る
らっきょうはダイエットや健康に役立ちますが、食べる量には注意が必要です。らっきょうに含まれているアリシンが、胃腸を荒らす原因となるためです。
また、食物繊維の摂りすぎで、下痢や便秘になることもあります。食べる量は1日に5粒までを目安にして、それ以上は食べないようにしましょう。粒が大きいらっきょうであれば、1日に3粒程度で十分です。
らっきょうを食べ過ぎると胃痛が起こることがあります。らっきょうに含まれる辛み成分、硫化アリルは、殺菌作用の強い成分です。らっきょうを大量に摂取することにより、胃壁が刺激され、胃の弱い方や体調不良の方は、胃の粘膜が荒れて胃痛につながります。らっきょうの茎にも同じ成分が含まれるので、柔らかく煮ても大量に食べるのはおすすめできません。
注意点②甘酢漬けは汁ごと使う
食物繊維の一種であるフルクタンは、甘酢漬けにすると外に流れ出てしまいます。そのため、甘酢漬けをダイエットに使うときは、汁も一緒に食べるのがおすすめです。
ただ、前述した通り甘酢漬けは糖質が高くなるため、汁を摂りすぎるとダイエットに逆効果です。甘酢漬けの汁は大さじ1杯を目安にして、一度に摂りすぎないように気をつけましょう。
らっきょうダイエットにおすすめのレシピ
焼きらっきょう
【材料】
- らっきょう 8〜10個
- 味噌 適量
- 油 適量
【作り方】
- らっきょうは洗い、上下の部分を切り落とします。
- 1の外側の皮をむきます。
- フライパンに油をひき、2を焼きます。
- 焦げ目がついたら裏返し、両面に焼き色をつけます。
- 4を皿に盛りつけ、味噌を添えたら完成です。
ホクホクの食感が楽しい、焼きらっきょうのレシピです。痩せるためにらっきょうを食べるのであれば、甘酢漬けよりそのまま焼くのがおすすめです。
フライパンで両面を焼くだけで、簡単に美味しい一品が出来上がります。下処理のやり方は玉ねぎと似ており、特に難しいことはありません。ヘタや根を切り落としたら、外側の皮をむいて調理しましょう。
らっきょうの黒酢漬け
【材料】
- らっきょう 500g
- A 黒酢 1カップ
- A みりん 1カップ
- A 塩 大さじ1
【作り方】
- らっきょうを薄皮をむきながら洗います。
- 1の上下を切り落とし、外側の皮をむきます。
- 2をもう一度水洗いして、水気をしっかりと拭き取ります。
- 3を消毒したビンに入れます。
- 鍋にAを入れて混ぜ、ひと煮立ちさせます。
- 5が熱いうちに4に入れて封をします。
- たまに揺すりながら、常温で2週間漬けたら完成です。
砂糖を使わないで作る、らっきょうの黒酢漬けのレシピです。甘酢漬けより糖分が少ないため、ダイエットに適したメニューです。時間をかけて漬けることで、中までしっかりと味が染み込みます。
コクがあるまろやかな味わいで、酢が苦手な人でも食べやすく仕上がります。常温で漬けるため、保存容器はしっかりと消毒しておきましょう。みりんはあらかじめ2分ほど煮立たせ、煮切りしたものを使ってください。
らっきょうと豚肉の炒め
【材料】
- らっきょう 100g
- 豚こま肉 150g
- 油揚げ 1/2枚
- 塩コショウ 少々
- A 酒 大さじ1
- A 薄口醤油 大さじ1
- A 濃口醤油 小さじ1
【作り方】
- らっきょうは上下を切り落とし、皮をむいて薄切りにします。
- 油揚げは油抜きをして、食べやすい大きさの短冊切りにします。
- フライパンを熱し、豚肉を入れて炒めます。
- 豚肉の脂が出てきたら、1と2を加えてさらに炒めます。
- Aを加えて炒め合わせ、塩コショウで味をととのえたら完成です。
酸味や漬物が苦手な人は、らっきょうを料理に利用してみましょう。ビタミンB1の含有量が多い豚肉と合わせることで、疲労回復に役立ちます。
豚肉の脂を利用して焼くため、調理油は必要ありません。調理油を使わない分カロリーカットになり、ダイエット中のおかずに最適です。
アボカドのらっきょうマリネ
ダイエットだけでなく美肌効果も期待できる、アボカドのらっきょうマリネのレシピです。3つの色を取り入れたカラフルな一品で、食卓を鮮やかに彩ってくれます。
市販の甘酢漬けを利用するため、特別な味つけは必要ありません。野菜を切って和えるだけで作れるため、何かもう一品欲しいときにもおすすめです。
らっきょうは上手に取り入れればダイエット効果が期待できる
らっきょうは食事の前に食べることで、血糖値の急上昇を防いで脂肪の蓄積を防ぎます。その他にも疲労回復や美肌効果など、さまざまな効能が期待できます。
ただ、食べすぎると体に悪影響が出ることもあり、食べる量には注意が必要です。1日の適量を守り、上手に食事に取り入れましょう。