カオマンガイに合う献立を紹介！主菜や副菜・簡単なスープレシピも

カオマンガイとは、タイで食べられているチキンライスの名称です。ケチャップ味のチキンライスとは違い、鶏の茹で汁でご飯を炊き、鶏肉とご飯を一緒に食べる料理です。家でも炊飯器などで簡単に作れますが、カオマンガイだけだと栄養バランスが良くありません。カオマンガイの献立には、何を合わせれば良いのでしょう。

本記事では、カオマンガイに合う献立レシピを紹介します。エスニック風味のメニューが数多くあるため、普段とは違った献立を楽しんでみましょう。

【材料】（2〜3人分）

• 餃子の皮 18〜20枚
• エビ（殻をむいたもの） 180g
• 豚ひき肉 60g
• ごま油（タレ用） 大さじ2
• 長ネギ 10cm
• A すりおろしショウガ 1片分
• A ごま油 大さじ1
• A 酒 大さじ1
• A 醤油 大さじ1
• A 片栗粉 大さじ1/2
• A 塩 少々
• B 長ネギのみじん切り 5cm分
• B ニラの小口切り 2〜3本分
• B ショウガのみじん切り 大さじ1
• B 酢 大さじ1
• B 醤油 大さじ2

1. 長ネギをみじん切りにします。
2. むきエビを木べらで潰し、適当な大きさに切ります。
3. ボウルに1、2、Aを入れてよく混ぜます。
4. 餃子の皮に3を乗せて包みます。
5. 鍋にお湯を沸かし、4を入れてます。
6. 再沸騰したら3〜4分茹で、ザルに上げて湯切りをします。
7. 器に盛りつけ、合わせたBをかけます。
8. 熱したごま油とラー油をかけたら完成です。

芳ばしい香味だれが食欲をそそる、エビ水餃子のレシピです。カオマンガイだけでは物足りないときに、お腹をしっかりと満たしてくれます。

エビの食感を良くするポイントは、一度潰してから切ることです。繊維をあらかじめ壊すことで、プリプリの食感に仕上がります。

【材料】（2人分）

• タラ 4切れ
• 塩コショウ（下味用） 少々
• 小麦粉 適量
• 卵（衣用） 1個
• パン粉 適量
• サラダ油 適量
• 卵（ソース用） 1個
• 玉ねぎ 1/4個
• A マヨネーズ 大さじ3
• A 粒マスタード 小さじ1
• A 塩コショウ 少々
• A レモン果汁 少々

1. 衣用の卵を溶きほぐします。
2. ソース用の卵は固めに茹で、粗みじん切りにします。
3. 玉ねぎはみじん切りにして、塩少々（分量外）を揉み込みます。
4. 3の水気をよく絞ります。
5. タラはキッチンペーパーで水分を拭き取り、塩コショウを振ります。
6. 5に小麦粉、卵、パン粉を順につけます。
7. 180℃に熱した油に6を入れて、2分上げます。
8. 周りがきつね色になったら裏返し、さらに2分上げます。
9. ボウルに2、3、Aを入れて混ぜ合わせます。
10. 皿にタラを盛りつけ、9をかけたら完成です。

鶏肉を使ったカオマンガイの献立には、魚を取り入れたくなることもあるでしょう。あっさりとしたカオマンガイには、濃厚なタルタルソースを使ったフライがおすすめです。

上手に揚げるポイントは、高温の油で魚の皮目から揚げることです。高温で一気に揚げると衣が油を吸い過ぎず、サクッとした食感に仕上がります。

旨辛い味が特徴的な、韓国風揚げシュウマイを紹介します。味にパンチがあるため、あっさりとしたカオマンガイのおかずにぴったりです。油を多く使わなくても、少ない油で揚げ焼きにすることができます。

夏バテ中でも美味しく食べられる、トマトと豚肉のスパイシーカレー炒めのレシピです。ナンプラーを使ったカオマンガイには、スパイシーなカレー味のおかずが良く合います。はちみつで甘味を加えているため、子供でも食べやすい味に仕上がります。

【材料】（2人分）

• なす 3本
• エビ（無頭） 10尾
• 片栗粉 小さじ1
• 塩コショウ 少々
• 酒 大さじ1
• サラダ油 小さじ1
• 玉ねぎ 1/4個
• ミニトマト 5個
• A 砂糖 大さじ1
• A レモン汁 大さじ2
• A ナンプラー 大さじ2
• A ごま油 大さじ2
• A すりおろしにんにく 1片
• パクチー 適量

1. エビは殻をむいて背わたを取り、酒と片栗粉を揉み込みます。
2. 1を流水で洗い、汚れを落とします。
3. なすはヘタとガクを取り除きます。
4. ミニトマトは半分にカットします。
5. 玉ねぎは薄くスライスして水にさらし、ザルに上げて水気を切ります。
6. ボウルに2、塩コショウ、片栗粉、酒、サラダ油を入れてよく混ぜます。
7. 6にふんわりとラップをかけ、600wのレンジで2分加熱します。
8. 7の粗熱を取ります。
9. なすはピーラーで皮をむき、1本ずつラップで包んで耐熱容器に入れます。
10. 9を600wのレンジで2分加熱し、上下を返してさらに2分加熱します。
11. 10の粗熱が取れたら、1cm幅の輪切りにします。
12. ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、エビ、なす、玉ねぎ、トマトを加えて混ぜます。
13. 冷蔵庫で1時間冷やします。
14. 器に盛りつけ、パクチーを乗せたら完成です。

彩りが少ないカオマンガイの献立には、カラフルなエスニック風サラダを加えるのがおすすめです。レンジだけで簡単に作れて、見た目も豪華に仕上がります。カオマンガイと味つけが似ているため、味の統一感を出せます。

【材料】（5本分）

• アボカド 1/2個
• スモークサーモン 15枚（100g）
• 水菜 1/3袋
• スライスチーズ 5枚
• ライスペーパー 5枚
• A マヨネーズ 大さじ2
• A わさび 小さじ1
• A めんつゆ（3倍濃縮） 小さじ1

1. 水菜は3cm幅に切ります。
2. アボカドは種と皮を取り除き、薄切りにします。
3. ぬるま湯で戻したライスペーパーの手前に、水菜とチーズを置きます。
4. 3の奥側にアボカドとサーモンを交互に乗せます。
5. 生春巻きの左右を折り込み、手前から巻きます。
6. ボウルにAを入れて混ぜます。
7. 器に5を盛りつけ、6を添えたら完成です。

サラダ感覚で食べられる、アボカドとサーモンの生春巻きのレシピです。生春巻きは中身が見えるため、彩りの良い食材を使うと見た目が映えます。

わさび醤油を使った和風味ですが、カオマンガイとも良く合う副菜です。わさびの辛さが良いアクセントになっており、お酒のおつまみにも最適です。

ツナとケチャップで簡単に作れる、チリコンカンのレシピです。チリコンカンはひき肉を使った料理ですが、ツナ缶で代用することで、調理時間を短縮できます。しっかりとした濃いめの味つけで、カオマンガイの良いアクセントになります。

カオマンガイにさっぱりとした副菜を合わせたいときは、にんじんとパクチーのエスニックサラダを作ってみましょう。

甘酸っぱい南国風のタレが絶品で、パクチーの独特なクセをおさえてくれます。ピーナッツをトッピングすることで、カリカリとした食感も楽しめます。

【材料】（2人分）

• エビ（有頭） 4尾
• 水 400cc
• ショウガ 1片
• しめじ 1パック
• 赤玉ねぎ（小） 1個
• ミニトマト 8個
• 牛乳 100cc
• 唐辛子（小） 2〜3本
• パクチー 適量
• A 砂糖 大さじ1/2
• A 鶏ガラスープの素 小さじ1
• A レモン汁 大さじ2
• A ナンプラー 大さじ2
• A チリインオイル 大さじ1

1. 玉ねぎはくし切りにします。
2. パクチーは根と葉に分けます。
3. 2の葉は食べやすい大きさに切り、根は包丁の腹で軽く潰します。
4. しめじは石づきを切り落としてほぐします。
5. ショウガは皮をむき、3mm幅に切ります。
6. エビは頭を折って皮をむき、背わたを取ります。
7. 鍋にエビの殻を入れて、中火で乾煎りします。
8. 香りが立ってきたら水を加えます。
9. 沸騰したら弱火にして、パクチーの根、ショウガを入れます。
10. エビの殻を取り除き、エビの頭、しめじ、玉ねぎを加えて中火で煮ます。
11. エビ、牛乳、唐辛子、Aを加えてよく混ぜます。
12. エビに火が通るまで中火で煮ます。
13. トマトを加え、さっと煮たら器に盛りつけます。
14. パクチーの葉を飾ったら完成です。

酸味と辛味のバランスが良いトムヤムクンは、カオマンガイとの相性も抜群です。エビの殻や頭でだしを取るため、風味が良いスープに仕上がります。辛さを控えたいときは、唐辛子の量で調整しましょう。

カオマンガイの献立にスープを加えるときは、調理時に出た鶏の茹で汁を活用しましょう。こちらのレシピは、茹で汁に白だしで味つけをしたヘルシーなスープで、ダイエットメニューにも利用できます。

野菜やきのこがたっぷり入っているため、カオマンガイと合わせることで栄養バランスが良くなります。

カオマンガイの副菜代わりにも使える、食べるエスニックスープを紹介します。野菜がたっぷりと入っているため、食べ応えが抜群です。

鶏ガラスープの素を使ったレシピですが、カオマンガイの茹で汁を使うことも可能です。クミンやレモングラスを入れて、香り豊かに仕上げましょう。

カオマンガイは鶏肉がメインの料理であるため、副菜やスープには野菜を多く使ったメニューがおすすめです。

エスニック料理と相性が良いですが、他のジャンルのメニューと合わせても、美味しく食べられます。これらのレシピを参考に、カオマンガイの献立作りにチャレンジしてみましょう。