2022年02月14日公開
2024年11月18日更新
鯛めしに合う献立を紹介!簡単レシピやお祝いにぴったりなおかずも
鯛めしに合う献立レシピをまとめました。鯛めしに合わせやすい献立レシピを主菜や副菜など、4つのジャンルに分けて紹介します。どれも簡単に作れる人気レシピばかりのため、お祝いの席だけでなく普段の食事のおかずにも取り入れてみてください。
目次
鯛めしに合う献立を紹介!
お祝いの席などで使われることが多い鯛めしは、鯛の旨みを余すことなく味わえる人気のメニューです。ただ、鯛めしの味自体は淡白なため、付け合せの副菜やおかず選びに悩むこともあるでしょう。
本記事では、鯛めしの献立に合うおすすめの人気レシピをまとめました。お祝い事にぴったりな華やかなメニューも多く取り上げているため、ぜひ参考にしてみてください。
鯛めしに合う献立の人気レシピ【主菜】
タラの竜田揚げ
【材料】(2人分)
- タラ 2切れ
- A 酒 大さじ1
- A 醤油 大さじ1
- A すりおろしショウガ 1片分
- 片栗粉 適量
- 揚げ油 適量
- 大葉 3枚
- レモンのくし切り 1/4個
【作り方】
- タラは骨を取り除き、ひと口大に切ります。
- 袋に1とAを入れて、1〜2時間寝かせます。
- タラの汁気を軽く拭き、片栗粉をたっぷりつけます。
- 180℃に熱した油で、3を2〜3分ほどこんがり焼きます。
- 皿に大葉を敷き、4を盛りつけてレモンを添えたら完成です。
鯛めしの献立に魚の主菜を加えたいときは、タラの竜田揚げを加えてみてはいかがでしょう。サクサクの食感に仕上げるポイントは、片栗粉を多めにつけることです。まるで鶏肉のような感覚で食べられるため、鯛めしと合わせても新鮮な気分で味わえます。
サクサク天ぷら
お祝いの食事に使われやすい天ぷらは、鯛めしの献立にもおすすめです。衣の卵をマヨネーズに代えるだけで、誰でも簡単にサクっと揚げることができます。どのような食材でも美味しく作れますが、エビなどの海鮮を入れると見た目が豪華になります。
炊飯器で作る角煮
幅広い年代に人気がある豚の角煮は、鯛めしの献立にもおすすめのおかずです。豚の角煮は、トロトロ食感にするために長時間煮込む必要があります。
しかし、炊飯器を使うことで、手間なく簡単に作ることができます。ゆで卵や大根以外にも、にんじんなどを加えてみても良いでしょう。
鶏もものみぞれ煮
普段の夕食に鯛めしを使うのであれば、おかずにはパパっと作れる鶏もものみぞれ煮がおすすめです。鶏肉が硬くならないように、弱火でじっくりと煮込みましょう。
おろしだれのおかげでさっぱりとした味になるため、暑い日や食欲がないときでも美味しく食べられます。
鯛めしに合う献立の人気レシピ【副菜】
筑前煮
【材料】
- 鶏もも肉 1枚(300g)
- 醤油(下味用) 小さじ2
- 大根 150g
- にんじん 1/2本
- れんこん 1節
- 絹さや 適量
- こんにゃく 1枚
- 生しいたけ 4枚
- サラダ油(またはごま油) 小さじ1
- A 水 250ml
- A 砂糖 大さじ2と1/2
- A 酒 大さじ3
- A ほんだし 小さじ山盛り1
- A 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ1
【作り方】
- 鶏肉の筋と脂を取り、ひと口サイズに切ります。
- 1に下味用の醤油を揉み込みます。
- 大根とにんじんは皮をむき、乱切りにします。
- れんこんも皮をむいて乱切りにし、水に浸けてアクを抜きます。
- 絹さやヘタと筋取り、半分に切ります。
- しいたけは手早く水で洗い、軸を切り落としてひと口サイズに切ります。
- こんにゃくはスプーンや手でひと口サイズにちぎります。
- お湯を沸かし、根菜を約5分下茹でします。
- 根菜の茹で上がる1分前に絹さやを入れて、流水で冷まします。
- 水を切り、絹さやに少し塩(分量外)を振ります。
- フライパンに油を入れて中火で熱し、鶏肉を焼きます。
- 肉に焼き色がついたら、根菜とこんにゃくを入れて炒めます。
- Aを加え、ひと煮立ちさせます。
- 浮いてきた油を取り除き、しいたけを加えます。
- 落し蓋をして、中強火で煮詰めます。
- 煮汁の量が1/3になったらみりんを加え、照りを出します。
- 味が少し薄いくらいで火を止め、器に盛りつけて絹さやを飾ったら完成です。
お正月などのお祝いの膳にもよく使われる、筑前煮のレシピです。一度冷ますことで味が染み込み、少し味が薄いくらいで火を止めるのがポイントです。鯛めしの献立に使う場合は、野菜を飾り切りするとさらに見た目が良くなります。
茶碗蒸し
【材料】(6個分)
- 卵 2個
- かつおだし 300cc
- A みりん 大さじ1
- A 塩 小さじ1/2
- 鶏もも肉 50g
- かまぼこの薄切り 6枚
- 三つ葉 適量
【作り方】
- ボウルにかつおだしを入れて、卵を割り入れてよく混ぜます。
- 1にAを加えて混ぜ、ザルで濾します。
- 三つ葉は粗く刻みます。
- 深めの器に鶏肉とかまぼこを入れて、3を注ぎます。
- 4に三つ葉を入れて軽く混ぜ、同じものを5個作ります。
- 3個の器をラップをせずにレンジに入れて、600wで2分30秒加熱します。
- 残りも3個も同じように加熱したら完成です。
鯛めしの献立に茶碗蒸しを加えると、上品な和食膳が出来上がります。電子レンジで簡単に作れるレシピのため、蒸し器が家にない人でも気軽に挑戦できます。もう少し豪華にしたい場合は、具材にエビなどを加えても良いでしょう。
こんにゃくとにんじんとほうれん草の白和え
鯛めしの献立に野菜を加えたいときは、具沢山の白和えを作ってみましょう。上品な味わいで、鯛めしの味を邪魔せずにすみます。ほうれん草の代わりに春菊を使っても良いですし、しいたけなど他の具材を加えても美味しく食べられます。
ブロッコリーのお浸し
あっさりとしたブロッコリーのお浸しは、鯛めしとの相性が良い副菜です。茹でたブロッコリーを白だしで漬けるだけのため、誰でも簡単に味が決まります。冷蔵庫で2〜3日は保存でき、お弁当のおかずや常備菜として活用するでしょう。
れんこんとひじきのサラダ
鯛めしの献立の栄養バランスを整えたいときは、副菜にれんこんとひじきのサラダを取り入れてみましょう。シャキシャキとした食感と、ほんのり甘酸っぱいドレッシングが人気です。
ドレッシングの甘みのおかげで、野菜嫌いの子供でもパクパク食べられます。しっかりとした味つけのため、白いご飯のおかずとして使っても良いでしょう。
鯛めしに合う献立に人気レシピ【汁物】
鯛のアラ汁
【材料】
- 鯛のアラ 400〜500g
- 大根 5cm
- 水 1l
- にんじん 1/4本
- 長ネギ 10cm
- ショウガ 1片
- 味噌 大さじ3〜4
- 酒 1/2カップ
【作り方】
- 鯛のアラは全体に塩(分量外)を振り、15分ほど置きます。
- 大根は5mm幅のいちょう切り、にんじんは5mm幅の半月切りにします。
- ショウガは半量を薄切りにし、残り半量は千切りにします。
- 長ネギは小口切りにします。
- 鍋にお湯を沸かし、1をさっとくぐらせます。
- 5を冷水に取り、うろこと血合いを洗い流します。
- 別の鍋に水、酒、2、6、ショウガの薄切りを入れて強めの中火にかけます。
- 沸いたら弱めの中火にし、アクを取りながら15分ほど加熱します。
- 大根に火が通ったらネギを加え、火を止めて味噌を時入れます。
- 器に盛りつけ、千切りにしたショウガを乗せたら完成です。
鯛めしを作るときは、余った部分を使ってアラ汁を作るのがおすすめです。アラ汁は臭くなってしまうこともありますが、塩を振ったり酒やショウガを加えることで臭みが取れます。
ブリや鮭などのアラでも作れるため、アラが安く手に入ったときにぜひ挑戦してみてください。
はまぐりのお吸い物
【材料】
- はまぐり 4個
- 水 400cc
- 昆布 1枚(5cm四方)
- 酒 大さじ1/2
- 塩 少々
- 塩水 水 300cc+塩 小さじ2
【作り方】
- はまぐりは重ならないように塩水に浸し、暗い場所に1〜2時間ほど置いておきます。
- はまぐりの殻同士をこすり合わせるようにして洗います。
- 鍋に水、昆布、はまぐりを入れて火にかけます。
- 煮立ったら昆布を取り出し、アクを取り除きます。
- 酒を塩を加え、味をととのえます。
- 器に盛りつけ、三つ葉を添えたら完成です。
鯛めしをひな祭りのお祝いに使うのであれば、はまぐりのお吸い物を献立に加えるのがおすすめです。
お吸い物はとてもシンプルな味つけですが、その上品な味が鯛めしとの相性抜群です。煮込む際にはまぐりから塩分が出るため、必ず味見をして塩の量を調節しましょう。
さつまいも入り豚汁
あっさりとした鯛めしだけでは物足りないときは、コクのある豚汁を献立に加えてみましょう。子供からの人気も高い豚汁ですが、じゃがいもをさつまいもに代えることでさらに食べやすくなります。野菜をたっぷりと入れれば献立の栄養バランスが良くなり、副菜の代わりに使えます。
小松菜とえのきの中華スープ
小松菜とえのきの食感が楽しい、人気の中華スープを紹介します。鯛めしの献立には和風の汁物を利用しがちですが、すっきりとした中華スープと組み合わせるのもおすすめです。
彩り鮮やかなスープのため、献立に加えることで食卓を明るくしてくれます。夕食だけでなく、朝食や簡単なランチなどにも使いやすい一品です。
とろろ昆布のお吸い物
汁物を作っている時間がないときは、お湯を注ぐだけで簡単に作れるとろろ昆布のお吸い物がおすすめです。
とろろ昆布の旨みが鯛めしと良く合い、味のバランスが取れた献立になります。豆腐やお麩など、お好みの具材を加えてアレンジしてみるのも良いでしょう。
鯛めしに合う献立に人気レシピ【お祝い向けのおかず】
ブーケボウルサラダ
【材料】(2人分)
- 豚ロースしゃぶしゃぶ肉 150g
- フリルレタス 70g
- きゅうり 1本
- ミニトマト 6個
- A 砂糖 小さじ1
- A 酢 大さじ1
- A 醤油 大さじ1
- A 白すりごま 大さじ1
- A 豆板醤 小さじ1/2
- A ごま油 大さじ1
【作り方】
- 鍋にお湯を沸かし、弱火で豚肉を1枚ずつさっと茹でます。
- 肉の色が変わったら取り出し、冷ましておきます。
- フリルレタスの根元を切り落とし、食べやすい大きさにちぎります。
- きゅうりはヘタを取り、ピーラーでリボン状にスライスします。
- ミニトマトはヘタを取り、半分に切ります。
- ボウルにAを入れて混ぜます。
- 豚肉の上にきゅうりを2枚乗せ、端から巻きます。
- 器にレタスと4を乗せ、ミニトマトを飾って6をかけたら完成です。
肉ときゅうりを花のように巻くことで、お祝い事にぴったりな華やかなサラダが出来上がります。肉が入っている分普通のサラダより食べごたえがあり、副菜代わりに使うこともできます。
タレは大人向けのピリ辛味のため、子供が食べる場合は豆板醤を味噌に代えて作りましょう。手作りのタレでなくても、市販のドレッシングを使ってもOKです。
ローストビーフツリー
【材料】
- 牛もも肉 400g
- 塩コショウ 適量
- じゃがいも(中) 4〜5個
- 牛乳50g
- バター 50g
- 葉野菜 適量
【作り方】
- 鍋に水とじゃがいもを入れて茹でます。
- 牛肉の表面に塩コショウを振り、揉み込みます。
- フライパンをよく熱してから油をひき、2の表面を焼きます。
- 全面にしっかりと焼き色がついたら火を消し、蓋をして5分ほど余熱で火を通します。
- アルミホイルで肉を包み、さらに布で巻いて30分〜1時間休ませます。
- 茹でたじゃがいもの皮をむき、マッシャーやスプーンで潰します。
- 6にバターを入れて混ぜながら溶かし、塩コショウで味をつけます。
- 7に牛乳を加えてよく混ぜます。
- 肉を薄くスライスします。
- 皿に8をツリーの形に盛りつけます。
- 10の周りに肉をはりつけます。
- ツリーの周りに葉野菜とミニトマトを飾ったら完成です。
ローストビーフは、子供から大人にまで人気があるパーティー向きのメニューです。洋風の献立に使われることが多いですが、鯛めしと合わせても美味しく食べることができます。
ツリーのように飾ることで豪華な見た目になり、お祝いの席を賑やかにしてくれます。ツリーの中身はじゃがいもでできているため、コストがあまりかからないところも嬉しいポイントです。
刺し身の盛り合わせ
鯛めしの献立には、刺し身の盛り合わせを使う人も多いでしょう。刺し身の盛り合わせは、お祝い事にぴったりのおかずです。
盛りつけ方を工夫することで、さらに見た目が華やかになります。鯛めしは色が茶色っぽいため、野菜などと一緒に飾って色鮮やかにするのがおすすめです。
丸めないシェアハンバーグ
子供がメインのお祝い事には、鯛めしのおかずにハンバーグを作ってみましょう。丸めないでオーブンで焼くハンバーグは、大人数でのパーティーなどにぴったりです。オーブンは予熱なしでじっくり焼くことで、ハンバーグが硬くならずふんわりと仕上がります。
鯛のアクアパッツァ
鯛が多く手に入ったときは、主菜にも鯛を使った鯛づくしの献立にしてみてはいかがでしょうか?鯛めしとは味つけがガラリと異なったメニューのため、同じ素材でも飽きずに食べられます。鯛がないときは、タラなど他の魚で代用してもOKです。
鯛めしに合う献立レシピを作ってみよう!
鯛めしの献立に合う、おすすめレシピをまとめました。鯛めしはそこまで味を主張しないため、どのようなメニューとも合わせやすいところが特徴です。
ただ、色合いが地味なため、彩りの良いおかずと組み合わせるのがおすすめです。野菜などを上手に取り入れて、バランスの良い献立にしてみましょう。