しし肉を使ったおすすめレシピを紹介！簡単に作れる焼肉や角煮も！

しし肉はその名の通り、いのししの肉です。しつこさのない脂身と甘みのある肉が美味しいといわれています。臭みが強いイメージがありますが、しっかり血抜きをして調理を工夫すれば、とても美味しく食べることができるのです。

そこで、本記事ではしし肉の美味しさを活かした、絶品料理レシピを厳選して紹介しましょう。レシピごとに作り方のポイントや注意点も解説するので、チェックしてみてください。

【材料】

• しし肉のミンチ：400g
• ニンニク：2片
• セロリ(茎の部分)：1本
• 玉ねぎ：1個
• トマト水煮缶：2缶
• オリーブオイル：50g
• ブイヨン：2個
• ワイン：適量
• ケチャップ：大さじ5
• 塩胡椒：適量
• ローリエ：2枚

1. しし肉にワインをかけて、浸けておきます。
2. にんにくはみじん切りにします。
3. 玉ねぎとセロリの茎は、粗みじん切りにします。
4. 冷たいフライパンの中に、ニンニクとオリイーブオイルを入れます。
5. 4を火にかけてニンニクの香が立ったら、野菜を入れ塩胡椒をして炒めます。
6. 1を加えて炒め合わせます。
7. トマトの水煮缶、ブイヨン、ケチャップ、ローリエを加えます。
8. フタをして、弱火で30～1時間ほど煮込んで完成です。

トマト缶を使ってじっくり煮込んだ、ラグーの料理レシピです。ポイントは調理する前に、ワインに浸けておくことで、生臭さが消えて肉がやわらかくなります。煮込む時にローズマリーやタイムなどのハーブがあれば、一緒に入れておくと香り良く仕上がるでしょう。ラグーはパスタに絡ませたり、ご飯やオムレツの上にかける食べ方も美味しいです。

【材料】

• しし肉：1kg
• 水：700cc
• 醤油：100cc
• みりん：100cc
• 酒または芋焼酎：100cc
• 砂糖：50g

1. しし肉は約3cm角に切ります。
2. 鍋に水と1を入れてフタをし、火にかけます。
3. 沸騰してアクが出てきたら、しっかり取り除きます。
4. 下茹でした3を水にあげ、2～3回ほど水流ですすぎます。
5. 鍋に4、水、スライスした生姜を入れて、90分ほど極弱火で煮込みます。
6. 煮込んだら、蓋をして1晩置きます。(暑い時期は冷蔵庫で)
7. 翌日、鍋の中で固まっている脂を取り除きます。
8. 7に酒、みりん、醤油、砂糖を入れ、落とし蓋をして90分ほど煮込みます。
9. 味がしっかり馴染んだら、角煮の完成です。

硬い肉でもほっこりと柔らかく仕上がる、絶品角煮の作り方です。角煮を美味しく仕上げるには、しっかりアクを取ることが一番のポイントになります。下茹で時間は特に決まっていませんが、アクがほとんど出なくなるのを目安にすると良いです。

味付け調味料の量は、味見をしながら、お好みで調整して構いません。初めてジビエ料理にチャレンジする方でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

圧力鍋を使って簡単に作れる、洋風角煮の料理レシピです。赤ワインとトマト缶でじっくり煮込んで、ビストロ風の味に仕上げました。肉の臭みが気になるようであれば、赤ワイン250mlとローリエ2枚に一晩漬け込むと良いでしょう。ただし、肉に漬けた赤ワインとローリエは、煮込時には使用しないでください。

定番の和風角煮も美味しいですが、たまには気分を変えて洋風角煮にする食べ方もおすすめです。

少し黄色くなったゴーヤを組み合わせて、味噌炒めに仕上げました。ゴーヤは黄色くなりかけると食感が変わり、苦味も少なくなります。火加減は終始中火で炒めると良いです。ピーマンや人参などの野菜を加えても、ボリュームが出て美味しいでしょう。

仕上げにごま油をまわしかけて、さらに風味を加えるのがポイントになります。ご飯のおかずにもおつまみにも合う、おすすめの食べ方です。

臭みなしでしし肉を楽しめる、焼肉の作り方です。スライスした肉をごま油やすりおろしニンニク、刻んだネギなどに漬け込んでおきます。ポイントは調味料をしっかり効かせることです。仕上げの塩胡椒も忘れないようにしましょう。玉ねぎやピーマンと一緒に焼いても、美味しいです。焼肉は子供も大人も楽しめるので、ぜひ作ってみてください。

肉の臭みが全く気にならない、カレー味の唐揚げレシピです。肉にカレー粉や豆板醤、にんにくでしっかりと下味を付けて、カリッと揚げました。マヨネーズに付けて食べると、ピリ辛味の唐揚げとよく合って、とても美味しいです。肉はあまり大きくカットしない方が、硬くならず食べやすいでしょう。ビールがどんどんすすむ、おすすめの食べ方です。

家でも簡単に作れるジビエ料理のレシピです。塩と卵白を使って、塩釜焼きに仕上げました。卵白は泡立てる直前まで冷蔵庫で冷やしておくと、メレンゲが作りやすいです。

また、塩を塗ったらすぐ焼いて、焼き終わったらすぐ取り出さないと、塩辛くなるので注意してください。低温で焼くことで、ジューシーになります。ブロック肉が手に入った時に、おすすめの食べ方です。

赤身スライスを使用して、スタミナ満点の焼肉風に仕上げました。フライパンに材料をのせてから火を付けて、蒸し焼きにしています。キムチの素が焦げ付かないように、肉の上にだけ塗ると良いでしょう。脂の少ない赤身肉を使用しているため、冷めても美味しく食べられます。

【材料】

• しし肉：700g
• 玉ねぎ：2玉
• にんにく：1房分
• 生姜：1個
• 白ネギの青い部分：3本分

• 醤油：50cc
• みりん：50cc
• 砂糖：大さじ1

• 白ネギ：適量
• 七味：適量

1. しし肉は塩水にさらして、わずかに残った血を抜いておきます。
2. 生姜と玉ねぎは皮を剥きます。
3. 沸騰させたお湯に具材を全て入れて、煮込んでいきます。
4. 20分ほど煮込んだところで、アクを取り除きます。
5. 少し火を落とし、蓋をして2時間ほど煮込みます。
6. ボウルにつけダレ用の調味料を合わせます。
7. 先ほど煮込んだ5の煮汁を、6の調味料と同量加えて混ぜ合わせます。
8. 肉と7のつけダレを袋に入れて、密封します。
9. 粗熱が取れたら、一晩は冷蔵庫で放置します。
10. 充分に味が染み込んだら完成です。

甘辛い醤油ダレの味が染み込んだ、チャーシューの作り方です。最初にしっかり血抜きをしておけば、煮込む際に余計なアクが少なくなります。また、肉と一緒に煮込む具材は、基本的に切る必要はありません。三角コーナー用の水切りネットに、肉以外の具材を全て詰め込んでおけば、後から取り出すときに簡単です。

ブロック肉がきちんと浸る量のお湯が必要ですので、大きな鍋を使いましょう。そのまま食べても美味しいし、フライパンで少し焼いてから食べても最高です。刻んでチャーハンに入れたり、ラーメンのトッピングなどにも活用できます。

子供も喜ぶクリームパスタにアレンジした、おすすめのレシピです。肉は調理前に圧力鍋で煮ておくと、小さい子供でもパクパク食べれます。小麦粉をまぶしすぎると、豆乳を入れても固くなってしまうので、全体に薄くまぶす程度が良いです。定番の焼肉や煮物以外で、しし肉料理のレパートリーを増やしたい時におすすめの食べ方です。

肉と野菜の旨みがたっぷり染み出た、ポトフの人気レシピです。塩を揉み込んで2日間冷蔵庫で寝かせた肉を、使用します。圧力鍋がある場合は活用すると、時短で具材がやわらかくなるでしょう。優しい味に仕上がるので、塩気が足りなければ少し足してください。ブラックペッパーを加えても、よい味のアクセントになります。

手打ちうどんと一緒に、味噌と砂糖で煮込みました。肉は少しくせがあるので、仕上げに焼肉のたれを少量入れると気になりません。また、薬味としてにんにくのスライスを入れるとおいしいです。ぼたん鍋風にしたい場合は、豆腐や春雨、野菜などを入れても良いでしょう。

しし肉を使った美味しい料理レシピを紹介しました。臭みが強い肉でも、工夫次第で臭いが気にならない調理法や食べ方が多くあります。例えば、お酒や調味料に漬け込む、下味をしっかり付ける、香味野菜と一緒に調理するなどです。

また、生肉や内臓は食べれないので、注意してください。火をしっかり通すことが、しし肉料理の重要ポイントです。レシピを参考に、ぜひ絶品ジビエ料理にチャレンジしてみてください。