2021年07月27日公開
2024年11月13日更新
トルコ料理「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ」の作り方を紹介!
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥの作り方を解説します。パトゥルジャン・イマム・バユルドゥというトルコ料理の基本レシピや、上手に作る簡単なポイントを詳しく説明!名前の由来や特徴、各国の面白い名前の料理なども同時に紹介します。
目次
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥの基本レシピを知りたい!
『坊さんの気絶』っていう 料理名が とても気に入って作ってみました#トルコ料理#おつかれさま🍋 pic.twitter.com/SfEbdHO8jK
— lemon_ヌ (@lemon_size) September 25, 2020
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥは日本ではあまり聞き慣れない名前ですが、トルコでは普段からよく食べられている料理です。本記事では、パトゥルジャン・イマム・バユルドゥの基本的な作り方をまとめました。パトゥルジャン・イマム・バユルドゥという料理の特徴や名前の由来なども説明しているので、ぜひ参考にしてください。
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥとは?
ナスなどの夏野菜を使った絶品トルコ料理
🇹🇷サディクさん家の料理 パトゥルジャン・イマーム・バユルドゥ 別名坊さんの気絶を作りました〜!2度目
— もなこ🍅 (@monaco_oybn) September 1, 2020
前回のよりもスリムで小さめやけど味は良き(●´ω`●)#もなこは料理で世界巡り pic.twitter.com/EwyhJ9vVWb
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥとは、ナスなどの夏野菜を使ったトルコの代表的な料理です。トロトロのナスと爽やかなトマトの酸味が良く合い、ワインのおつまみやパンの添え物にもおすすめです。
ナスとトマト以外の夏野菜を使うレシピもあり、いろいろな野菜で簡単にアレンジすることができます。本場のレシピでは肉は使われませんが、日本で食べる場合はひき肉などを加えて作っても良いでしょう。
「坊さんの気絶」とも呼ばれている
サディクさん家の料理 パ卜ゥノレジャン・イマ一ム・バユノレドゥ
— もなこ🍅 (@monaco_oybn) July 3, 2020
坊さんの気絶って名前もあるあるよ〜
🍅(๑╹ω╹๑ )とパプリ力も入れたよ
卜ノレコ米斗王里が世界三大米斗王里に入る王里由がわかるわ〜_(:3 」∠)_#もなこは料理で世界巡り pic.twitter.com/XXwj7bdNlg
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥは日本語に訳すと、パトゥルジャンが「ナス」、イマムが「高僧」、バユルドゥが「目を回す」になります。
日本では「坊さんの気絶」というユニークな名前で呼ばれており、SNSなどで人気を集めています。名前の由来には諸説ありますが、この料理を食べた高僧が美味しさのあまりに目を回して気絶したという説が有力です。
世界には変わった名前の料理が他にもある
昨日ファッチューチョン食べたから見て。
— ばつ壱 (@mogurikappo) December 6, 2020
今まで口にしてきたどのスープとも似てなかった。
一切塩入れてないとのことだったんだけど塩味がしたのはキノコのミネラル分でそう感じるのかなんなのか。 pic.twitter.com/c0OQ8WiH8z
「坊さんの気絶」のように、変わった名前の料理は世界各国に存在します。例えば日本でもおなじみのフランス菓子の「ラング・ド・シャ」ですが、これは日本語に訳すと「猫の舌」という意味になります。もともとは薄くて平たい生地を丸めて作られていたラングドシャは、その形が猫の舌のように見えるということから名付けられました。
また、イタリアの魚介料理として人気のアクアパッツァですが、こちらは「狂った水」や「奇妙な水」という意味になります。食材を鍋に入れる時に水が跳ねる様子から名付けられたようですが、料理名としては変わった面白い名前です。
「坊さんの気絶」と似たような由来の料理には、中国の仏跳牆(ファッチューチョン)という料理があります。これは、さまざまな高級食材を使った福建省の伝統スープです。「その美味しそうな香りにつられて修行僧も塀を飛び越えてやってくる」というところから、この名前がつけられたようです。
その他にも、アラビアータ=怒りん坊、ブリート=小さなロバ、スパゲティ・ポヴェレッロ=貧乏人のスバゲティなど、変わった名前の料理はいろいろあります。普段何気なく食べている世界の料理ですが、一度日本語に訳してみるのも楽しいでしょう。
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥの基本レシピ
材料・作り方
【材料】
- ナス 2〜4本
- 玉ねぎ 1個
- にんにく 2片
- トマト 2個
- 乾燥唐辛子 1本
- 砂糖 小さじ1〜2
- 塩 小さじ1〜2
- ケチャップ 適量
- お湯 100〜200ml
- オリーブオイル 適量
- パセリ 適量
【作り方】
- ナスは皮を縞模様にむき、塩水に30分ほど漬けておきます。
- 玉ねぎとにんにくは粗みじん切りにします。
- 唐辛子は種を取り、細かく刻みます。
- トマトはヘタを取り、1〜2cm角程度に切ります。
- フライパンにオリーブオイルをひき、蓋をして弱火でナスを蒸し焼きにします。
- ナスがしんなりしたら取り出します。
- フライパンににんにくと唐辛子を入れて、香りが出るまで炒めます。
- 玉ねぎを加えて炒め、軽く色づいたらトマトも入れて炒めます。
- 砂糖と塩を入れて炒め、最後にケチャップで味をととのえます。
- ナスの皮がない場所に切り込みを入れて、9を詰めます。
- フライパンにオリーブオイルをひき、10と水を入れて弱火で15分蒸し焼きにします。
- 皿に盛り付け、パセリを振ったら完成です。
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥは、焼いたナスに炒めた夏野菜を詰めて作ります。最後に水で蒸し煮にしますが、もう少し味をつけたい場合はコンソメや中華ダシの素などを加えてもOKです。簡単に作れて見栄えも良いので、普段の食事だけでなくおもてなし料理にも利用できます。
作る時のポイント
トルコ料理「坊さんの気絶」
— すきえんてぃあ@書け (@cicada3301_kig) June 5, 2021
坊さんが気絶するくらい美味しいとされる料理です pic.twitter.com/3ERihA0dvQ
ナスは最初に焼いておくと、芳ばしい味が楽しめるとともに煮崩れしにくくなります。弱火でじっくりと蒸し焼きにすることで、トロトロとした絶品の食感に仕上がります。せっかく詰めた野菜がこぼれないように、盛り付けをする時は大きめのお玉などを使うのがおすすめです。
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥを作ってみよう!
今日の気まぐれメニューは
— 青野くん@ワインバー ブルーノ (@mino_vincurry) July 23, 2021
パトゥルジャンイマムバユルドゥでした🌟
雑な写真ですんません。
セロリの葉を散らしてます。
チリペッパー効かせてます。
とても好評✨
ちなみにトルコ料理ですが、『坊さんも気絶するほど旨い茄子料理』の意です。坊さんの来店お待ちしてます。 pic.twitter.com/FxflWRmgvO
パトゥルジャン・イマム・バユルドゥは夏野菜を使った絶品料理で、日本人にも食べやすいヘルシーなメニューです。作り方も簡単ですので、普段の主菜や副菜に活躍してくれます。パトゥルジャン・イマム・バユルドゥの基本レシピをマスターして、その人気の味を楽しんでみましょう。