2021年04月28日公開
2024年11月09日更新
ポーランドの伝統料理「ピエロギ」とは?作り方やコストコ商品も紹介
ピエロギの特徴を紹介します。餃子に似ているポーランドの伝統料理である、ピエロギの作り方や美味しい食べ方をまとめています。作る時間がない方におすすめの、コストコの冷凍ピエロギについても紹介しているので、参考にしてください。
ピエロギの特徴や作り方を紹介!
~Pyszna! メニュー紹介第3弾~
— 東京外国語大学ポーランド語科 (@TUFSPolska) November 6, 2018
「ピエロギ(pierogi)」
ポーランドの餃子で、見た目は日本のものと似ていますが、皮が厚くモチモチしているのがポイントです😄
中にはジャガイモとチーズが入っています! pic.twitter.com/oD6TgZnlT6
ポーランド南部の街クラクフでは、毎年8月にたくさんのお店のピエロギの食べ比べができる、ピエロギ祭りが開催されます。ポーランド版の餃子と言われている通り、見た目は日本の餃子によく似ています。
本記事では、ピエロギの美味しい食べ方や生地から作るレシピを紹介しています。ピエロギに興味がある方は、参考にしてください。
ピエロギの特徴と食べ方
ポーランドの伝統料理「ピエロギ」
【ポーランド料理!】
— JPSC 🇯🇵2021🇵🇱 (@jpsc_official_) February 18, 2020
こちらの餃子のような見た目をしたポーランド料理はピエロギと言います!モチモチの皮の中には餃子同様お肉が入っていたり、ジャガイモが入っているものもあります。(写真のピエロギはお肉入り)ポーランドを訪れた際には是非食べてみてください! pic.twitter.com/K4QQazktWu
ピエロギとはポーランドの伝統料理で、見た目は日本の餃子に似ていますが、日本の餃子より大きく皮が厚いモチモチした食感が特徴です。おかず系の中身にはお肉、ポテト、カッテージチーズ、きのこ、ほうれん草、蕎麦の実などが入っています。
デザート系には、イチゴ、ラズベリー、チェリーなどフルーツ類が入っています。家庭でもよく出されている料理ですが、レストランのメニューにあることはもちろん、専門店もできるくらい人気の料理です。
ピエロギの美味しい食べ方
ジョージアのヒンカリが恋しくなっていた今日この頃…🇬🇪
— みづき🌏✈️無期限旅🇧🇬 (@travel_mizuki) January 3, 2020
まさかポーランドでお会いできるとは😭🇵🇱❣️❣️❣️❣️❣️❣️❣️❣️
これはピエロギ(別名ポーランド餃子🥟)と呼ばれる国民食らしい。
ヒンカリと違う所は、スイーツもある(3枚目)
4個245円〜🥟
ポーランド想像以上に物価安いかも…❤️ pic.twitter.com/JuSUlulMOc
ピエロギの伝統的な食べ方は、3種類あります。1つ目は昔ながらの味を堪能できる茹で調理。ポーランドで、一番食べられている食べ方です。2つ目はバターやオリーブオイルなどで、カリカリに焼いた焼き調理。皮に焼き目が付くほど焼いているので、香ばしく仕上がるのが特徴です。
3つ目は揚げ調理。焼きを超えるカリカリ感が特徴で、中はジューシーに仕上がっています。さらにソースをかけることで、美味しさは一段と上がります。
コストコの冷凍ピエロギが便利
ピエロギって言うんですって。気になってコストコで買ってみました。中は味付けされたマッシュされたジャガイモが入ってます。量が多いのでホットプレートで焼いてみました♪ pic.twitter.com/PTmIC29SqN
— MANABE/AuraVeritas〜アウラ=ウェリタス〜★DF53【F-103】 (@AuraVeritas) September 26, 2020
作る時間がない方や難しい方には、コストコにも便利な冷凍ピエロギが売っています。価格は1,688円で、1.13kgが4袋入っています。かなりの大容量なので、ファミリー向け商品ですが、友達とシェアするのもおすすめです。
パッケージには、茹でと蒸し焼きの調理法が記載されています。茹でて調理する場合は、沸騰させたお湯に凍ったままの商品を入れ、6分ほど茹でれば完成です。まるで水餃子のような食感に出来上がります。
蒸し焼き調理する場合は、バターと水50cc入れたフライパンに、凍ったままの商品を入れ蓋をして中火で6分。ひっくり返して3分、焼き色が付けば完成です。
ピエロギの作り方
材料
ポーランド料理といえば水餃子のようなピエロギ🥟が有名ですが、義母によると…
— ポーランドなび・綾香 (@Ayaka_Kasprzyk) January 13, 2019
👩「ピエロギなんて典型的なポーランド料理じゃないわよ。私はここに嫁いで、初めてピエロギの作り方を知ったんだから!」
ピエロギは今でこそポピュラーですが、元々は東部のほうでよく食べられていたみたいです🤫 pic.twitter.com/rMOE0Qk7ac
ピエロギレシピの材料を紹介します。生地を作るのに必要な材料は、小麦粉3カップ、塩小さじ1、卵1個、水3/4カップ、オリーブオイル大さじ1です。
中身の材料は、ジャガイモ大3個、チェダーチーズ250g、玉ねぎ1/4カップです。調味料は、塩胡椒大さじ1、ガーリックパウダー小さじ1、オニオンパウダー小さじ1、パセリ小さじ1です。ベーコン10枚は最終段階に、サワークリーム1/3カップは食べる時に使います。
作り方
ポーランド料理といえば水餃子のようなピエロギ🥟が有名ですが、義母によると…
— ポーランドなび・綾香 (@Ayaka_Kasprzyk) January 13, 2019
👩「ピエロギなんて典型的なポーランド料理じゃないわよ。私はここに嫁いで、初めてピエロギの作り方を知ったんだから!」
ピエロギは今でこそポピュラーですが、元々は東部のほうでよく食べられていたみたいです🤫 pic.twitter.com/rMOE0Qk7ac
まずは大きいボウルに小麦粉と塩を入れ混ぜ、別のボウルに卵、オリーブオイル、水を入れしっかり混ぜます。混ぜたものを小麦粉に少しずつ入れて、一つにまとまるまでゴムベラで混ぜます。一つにまとまったら、打ち粉を振って、表面が滑らかになるまでこねましょう。
生地をラップで包み20分寝かせて、中身を作りに入ります。この時に、鍋に湯を沸かしましょう。じゃがいもの皮をむき小さく切って、1/4の玉ねぎも刻みます。他の3/4とベーコンをスライスにし、チーズを角切りします。
お湯が沸いたら、じゃがいもを入れて強火で12分茹でて、水を切ります。使っていた鍋にじゃがいもを戻して、チーズ、刻んだ玉ねぎとスパイスを入れて5分くらい蓋をして、チーズを溶かします。最後にブレンダーでピューレになるまで混ぜます。
次に、寝かせていた生地作りに取り掛かります。生地を3つに分けて伸ばし、4mmの厚さに伸ばして9cm大の丸型で抜きます。この工程を生地が無くなるまで、繰り返しましょう。
大きい鍋にお湯を沸かし、ピエロギを茹でる準備をします。次にフライパンに、オリーブオイルを入れて、玉ねぎとベーコンを炒めます。先ほどのお湯が沸いたら、少しずつピエロギを入れ4分ほど茹でましょう。茹で上がったら、焼いているベーコンの方のフライパンに入れ、ピエロギの両面がきつね色になるまで焼き完成です。
ピエロギを家でも作ってみよう!
ポーランド飯。長束恭行さんから「食っとくべし」と言われてたポーランド餃子ピエロギ。
— 川端 暁彦 (@gorou_chang) May 27, 2019
写真2枚目はスーパーで買ってきたのを温めてみたやつだが、正直美味しくなくて「長束さんに騙された!」という感じだったが、レストランで頼んだら(1枚目)美味! 「長束さんさすがや!」という気持ちに。 pic.twitter.com/tB1fTXtHhI
ポーランドの伝統料理、ピエロギの美味しい食べ方やおすすめレシピを紹介しました。生地から作るとなると、少々難しいところがありますが、工程にそって作れば簡単に作ることが可能です。手軽に作りたい場合は、コストコの冷凍餃子がおすすめです。
見た目は日本の餃子ですが、中に入れる具材を変えるだけで、楽しみ方が何通りにも増えるピエロギを、ぜひ食べてみてください。