2021年07月09日公開
2024年11月13日更新
「飾り切り」をマスターしよう!簡単に作れてお弁当も華やかに!
飾り切りの詳しいやり方を5種類まとめました。お弁当やおせちに大活躍する、人参やきゅうりの人気飾り切りのやり方も紹介。簡単に作れる飾り切りのポイントも解説しているので、この記事を参考にマスターしましょう。
飾り切りの簡単な方法を紹介!
野菜の下ごしらえ(正月用)
— 花れん (@KarennFood) December 26, 2020
人参の飾り切り超楽しい🎵
半端は味噌汁に入れて飲んじゃう😋ツリーは旦那が全部片付けてくれた。ぶっちゃけ出すのもやってないの🎄ま、それくらい、ねぇ。#料理 pic.twitter.com/Ji7buXcQyU
飾り切りとは、料理を華やかに演出するための和食の技です。伝統的な飾り切りにはそれぞれに意味が込められ、縁起が良いのでおせち料理やお祝いの席に使われます。野菜を飾り切りすることで、料理も美味しそうに見え、華やかになるのでお弁当にもおすすめです。
細かい技術が必要で難しいイメージがある飾り切りですが、やり方のポイントさえ抑えれば誰でも簡単に作れます。定番人気の飾り切りのやり方を5種類紹介しますので、おせちやお弁当にはもちろん、煮物や鍋料理など、毎日の献立に活用してください。
飾り切りの方法
人参のねじり梅
人参のオレンジ色が鮮やかなねじり梅は、茶色の煮物を華やかに演出してくれます。紅白の花を咲かせることや、花が散った後に実をつけることから縁起が良いモチーフとして親しまれてきました。鍋やスープ、お弁当のおかずなど、使い道が多いのでぜひやり方をマスターしましょう。
まずは人参を適当な長さにカットし、まな板の上に立てます。丸い人参の側面を、包丁で五角形に切ります。五角形のそれぞれの辺の真ん中に切り込みを入れ、角の少し右側から切り込みに向かって丸みをつけながら剥いていきましょう。人参を裏返し、同様に角を丸みをつけながら剥きます。
形を整えたら2cm厚さに切り、花びらと花びらの間から中心に向かって丸みをつけながら切り込みを入れます。切り込みから切り込みに向かって斜めに切り落とす時は、だんだん深くなるよう削ぎ落とすのがポイントです。
花れんこん
おせち料理
— スシノカミ (@susinokami) December 31, 2020
花れんこんは
時間かかるから1枚のみ
勘弁して(/´△`\) pic.twitter.com/GbnoWAHz4u
穴が多数空いているれんこんは、見通しが良く、種が多いことから子孫繁栄の象徴でもあります。可愛らしいお花に見立てているので料理がパッと華やかになり、煮物やちらし寿司などに使うと、おめでたい雰囲気を演出できるのでおすすめです。
まずはれんこんを8〜10mmの厚さに切り、穴と穴の間に包丁でV字の切れ込みを入れます。この時深く切り過ぎると、れんこんが割れてしまうので注意しましょう。穴と穴の切り込みを丸く整え、花びらを作ります。れんこんは色が悪くなるので、切った後は酢水に浸けておきましょう。
たけのこの末広切り
煮物、娘に詰めてもらいました💕
— momo (@mummymomo) December 31, 2018
たけのこが末広型になっているのが最初分かっていなくてやり直してもらいました🤗 pic.twitter.com/ELIeoGBnTR
野菜の飾り切りの定番である末広切りは、なすの天ぷらなどでおなじみの切り方です。扇子を開いたような形に広がっていく様子から、次第に栄える縁起が良い形として料理に使われています。縁起が良いだけでなく、味が染み込みやすいというメリットもあるので試してみてください。
まずたけのこを縦半分に切ります。上部を残し、料理の用途に合わせて1〜3mm程度の幅で切れ目を入れていきます。指で軽く押し広げたら完成です。強く押すと切れてしまうので、優しく扇形に広げてあげましょう。
木の葉きゅうり
きゅうりを木の葉に見立てた木の葉切りは、刺身など和食のあしらいにぴったりです。きゅうりの緑が鮮やかですので、料理の彩りをよくしたい時にも重宝します。定番人気の飾り切りですので、料理のあしらいやお弁当の隙間埋めに作ってみてください。
きゅうりを適当な長さに切り、1/3程度を切り落とします。切り落とした面を下にして、包丁でVの字に切り込みを入れます。Vの字に切り離したら、その両脇からさらにVの字に切り込みを入れ、この作業を数回繰り返しましょう。最後に切り込みをずらして、葉っぱの形になるよう整えたら完成です。
手綱こんにゃく
馬を御するための手綱を表した手綱こんにゃくは、戦いに備える、自分自身を律するという意味があります。また、その結び目のような形から、縁を結ぶ良縁成就の願いも込められています。複雑な形をしているように見えますが、実はとても簡単ですのでぜひやり方を覚えましょう。
まずこんにゃくを横長に置き、5mm幅に切ります。切った断面を上にして、真ん中に切れ目を入れます。切れ目を入れるときは両端を切り落とさないよう、1cm程度残しましょう。切れ目の中に片方のこんにゃくを入れて、くるっと引っ張ります。強く引き過ぎるとちぎれるので、軽く引っ張るだけでOKです。
飾り切りを覚えて料理やお弁当を彩ろう!
昨日丸1日倒れてしまったので今日バタバタしてます…
— 花音鈴*和泉美鈴 (@rin_kanon) December 30, 2019
おせちの一番面倒なところ花れんこんとねじり梅終了
でも飾り切りの中ではねじり梅が一番可愛くて好き pic.twitter.com/zO2SUjZjY2
料理のあしらいや、煮物、鍋物に重宝する、定番人気の飾り切りを紹介しました。複雑で難しいイメージがある飾り切りですが、コツさえわかれば誰でも簡単に作れます。料理を華やかに演出してくれるので、おせち料理やお祝いの席、毎日の献立に活用してください。