鍋におすすめの野菜や具材は?栄養たっぷりの人気レシピも紹介!

鍋におすすめの野菜や具材をまとめました。鍋に使えるおすすめの具材を、「野菜」と「野菜以外」に分けて紹介します。野菜をたっぷりと使った人気レシピも併せて紹介しているので、いつもとは違ったレシピにもぜひチャレンジしてみてください。

鍋におすすめの野菜や具材は?栄養たっぷりの人気レシピも紹介!のイメージ

目次

  1. 1鍋におすすめの野菜やその他の具材などを紹介!
  2. 2鍋におすすめの具材【野菜】
  3. 3鍋におすすめの具材【野菜以外】
  4. 4栄養たっぷりの人気野菜鍋レシピ
  5. 5鍋に合う野菜や具材をたっぷり使おう!

鍋におすすめの野菜やその他の具材などを紹介!

具材を煮込むだけで作れる鍋は、寒い冬に大人気のメニューです。いろいろな具材を使って作ることができますが、いつも同じような食材ばかりになっていませんか?本記事では、鍋におすすめの野菜やその他の具材をまとめました。いつもとは違った具材を使いたい時や、食材選びに迷った時の参考にしてみてください。

鍋におすすめの具材【野菜】

白菜

鍋に入れる野菜として一番最初に思いつくものは、やはり白菜ではないでしょうか?定番具材の白菜は味が淡白で、どのような味のつゆにも合わせられる便利な野菜です。また、煮込めば煮込むほどトロトロになり、味も染み込み美味しさが増していきます。

白菜は芯の部分と葉の部分で火の通りが違うので、切り方や入れるタイミングを変えるのが美味しく作るコツです。葉の部分は適当にざく切りで良いのですが、芯の部分は包丁を斜めに入れるようにしてそぎ切りにしましょう。固さのある芯から先に入れて時間差で葉の部分を入れると、完成した時にちょうど同じくらいの柔らかさに仕上がります。

白菜は煮込めばカサがかなり減るので、たっぷり使っても簡単に食べ切ることができます。ただ、あまり入れすぎると水が出てつゆが薄まってしまうことがあるので、レシピ以上の量を使う時は調味料やだしの量も調整しましょう。

にんじん

食卓に彩りがない時は、具材ににんじんを使うのがおすすめです。赤やオレンジ色をした野菜はもともと数が少ないですが、その中でもにんじんは炒め物やサラダ、煮物など、さまざまなメニューに使える万能野菜です。煮込むことで甘さが増すので、にんじんが嫌いな子供でも美味しく食べることができます

そのまま入れても見た目がキレイになりますが、おもてなし料理などに使う時は飾り切りをしたりクッキー型で型抜きをしたりするのがおすすめです。輪切りにすると食べごたえがアップしますが、ピーラーなどで薄く切って麺のようにして食べることもできます。

玉ねぎ

玉ねぎは炒めものなどに使われやすい野菜ですが、鍋に入れるとまた違った味わいを楽しむことができます。加熱すればするほど甘くなる玉ねぎは、じっくりと煮込むことでその美味しさを最大限に引き出せます。トロッとした食感も人気ですが、シャキシャキしたほうが好きな人は加熱時間を短くしましょう。

玉ねぎは切って使うこともできますが、小さめのものでしたら丸ごと煮込むことも可能です。また、和風にも洋風にも合う野菜ですので、どのようなつゆにも使うことができて便利です。

長ネギ

白菜と同じく定番具材である長ネギは、特に和風のつゆに使われることが多い野菜です。煮込むほどにとろりと甘くなり、つゆに良い風味を加えてくれます。ネギはぶつ切りにして入れるのが一般的ですが、小口切りにして薬味のように使うのもおすすめです

特にネギのシャキシャキ食感や辛みが好きな人は、あまり煮込まずに薄く切ったネギを上から乗せて食べると良いでしょう。煮込む用のネギと薬味用のネギに分けて両方使えば、一度に2つの食感を楽しむことができます。

キャベツ

最近ではキャベツ専用の鍋つゆが販売されるほど、キャベツも人気の具材になってきました。白菜とはまた違った食感を味わえて、味も控え目ながらしっかりと主張してくれます。白菜の代わりとして使う人も多く、特に白菜の値が上がる春から秋にかけては価格の安定しやすいキャベツを使うのがおすすめです。

また、キャベツは白菜よりも水分が出ないため、つゆの味を薄めたくない時に使うのも良いでしょう。キャベツはそのままざく切りにしても使えますが、千切りにしたり丸ごとキャベツを8等分くらいに分けて使うこともできます。

切り方によって味や食感が異なってくるので、その時の気分や他の野菜などとの兼ね合いも考えて切り方を変えてみましょう。また、キャベツはそのまま食べるだけでなく、ロールキャベツのように他の具材を巻いて食べるという使い方もできます。何かとアレンジしやすい野菜ですので、いろいろな食べ方を試してみましょう。

トマト

ひと昔前の鍋の定番野菜といえば葉物や根菜が一般的でしたが、最近ではトマトもよく使われるようになってきました。トマトは具材としてだけでなく、つゆの味つけをする調味料としての役割も果たしてくれます。トマトを入れるだけで一気に洋風の味になり、いつもとは違った鍋を楽しむことができます

トマトを使う時はコンソメを使った洋風のスープにして、チーズを入れるのがおすすめです。トマトとチーズの組み合わせは子供にも大人気で、他の野菜もたっぷりと食べてくれること間違いなしです。

また、トマトは洋風だけでなく和風だしとも相性が良く、寄せ鍋やおでんなどに使うこともできます。トマトを入れるだけで彩りも良くなり、食卓をぱっと華やかにしてくれます。

もやし

もやしは一年中低価格で手に入れることができるので、コストを抑えたい時におすすめの野菜です。カサ増しになるだけでなく栄養もたっぷり摂れるので、他の野菜が少ない時に積極的に使うと良いでしょう。もやしはすぐに火が通るので、シャキシャキ感を楽しむためにも最後にさっと煮るのがおすすめです

しんなりとしたもやしが好きな人は、他の野菜と一緒に長めに煮込んでも良いでしょう。ただし、その場合はもやしから水分が出てくるので、つゆの味が薄まらないように気をつけましょう。

もやしは洗うだけでそのまま使えるので、下ごしらえの手間もなく便利です。時間がある時はそのまま入れずに、もやしを一度ごま油で炒めてから使うのもおすすめです。

水菜

水菜はシャキシャキとした食感が人気で、鍋の定番野菜としても定着しつつあります。味が淡白でクセがないので、春菊などよりも食べやすいというメリットがあります。また、一年中低価格で売られているため、季節を選ばずにたっぷり使えるという点でも便利な野菜です。

水菜を使う時は大きめのざく切りにして、他の具材が煮えた後に上から乗せるだけでOKです。水菜は生のままサラダとしても食べられるので、ほんの少し温めるだけで十分食べることができます。水菜は豚肉との相性が良いので、豚肉で巻いて食べたりするのもおすすめです。

鍋におすすめの具材【野菜以外】

豚バラ肉

豚バラ肉はメインの具材の中でも特に使われることの多い食材で、柔らかくジューシーな味わいが人気を集めています。また、牛肉ほど高くもなく価格が安定しやすいため、普段使いしやすい肉でもあります。

豚バラ肉は野菜との相性が良いため、いろいろな野菜と組み合わせて食べるのがおすすめです。特におすすめの野菜が、白菜、キャベツ、もやしなどの淡白な野菜です。豚バラ肉自体の味が強いので、淡白な味の野菜と合わせるとお互いの特徴を活かすことができます。

鶏もも肉

鶏もも肉は鶏肉の中でも人気がある部位で、煮込んでも固くなりにくいため鍋にもぴったりの具材です。いろいろなレシピに登場することが多い鶏もも肉は、和風から洋風までさまざまな鍋に使うことができます。

鶏もも肉を入れるだけで優しい旨みのあるダシが出て、鍋の美味しさが何ランクもアップします。鶏もも肉を使う時のコツは、だし汁が冷たいうちに入れて煮込むことです。こうすることで旨みが出やすくなり、鶏肉自体も柔らかく仕上がります。

鶏のつくね

子供にも人気の高いつくねは、鶏肉だけでなく他の食材もたっぷりと使うことができます。一般的にはネギのみじん切りを入れますが、他にもお好みの野菜を使って自由にアレンジすることが可能です

下準備が面倒な場合は、もちろん市販品を使ってもOKです。市販品には軟骨入りのものや餅入りのものなど、さまざまな種類の商品があります。家では作れないようなつくねを使って、いろいろな味を楽しんでみると良いでしょう。

タラ

魚の中でも味が淡白なタラは、いろいろな肉や野菜などと相性の良い食材です。離乳食にも使えるため、取り分けレシピとしても活躍してくれます。和風だけでなく洋風の味付けにも使えますが、特に寄せ鍋など優しい味のつゆにおすすめです

魚は下準備が面倒なイメージがありますが、タラは切り身を買って食べやすい大きさにカットするだけでOKです。もしも臭みが気になる時は、塩水で洗っておきましょう。もっとしっかりと臭み取りをした場合は、塩を振って10分ほど置き、浮いた水気を拭き取るのがおすすめです。

牡蠣

いつもより少し豪華な鍋にしたい時は、具材に牡蠣を使ってみてはいかがでしょうか?いつもと同じ野菜を使っていても、そこに牡蠣が入るだけで一気に豪華な雰囲気になります。牡蠣はそのままだと臭みが強いので、しっかりと下準備をしましょう。

まずは牡蠣に塩を振り、ボウルに入れてもみ洗いをします。途中で水を2〜3回変えて洗うと、臭みがだいぶ取れてきます。牡蠣は食中毒が心配ですが、あまり加熱しすぎても美味しくありません。牡蠣などの二枚貝は中心部が85℃〜90℃で90秒以上加熱すれば大丈夫ですので、沸騰したつゆで2〜3分煮込めば安心して食べられます。

ただ、牡蠣を入れると一度つゆの温度が下がるので、牡蠣の投入後に再沸騰してから2〜3分煮込むようにしましょう。煮込みすぎると牡蠣自体も美味しくなくなりますが、冷たいうちから牡蠣を入れてしまうと他の野菜なども生臭くなってしまいます

牡蠣はすべての野菜などが煮えた後、沸騰した状態で入れるようにしてください。どうしても食中毒が心配な場合は、生食用の牡蠣を使用すると良いでしょう。

しいたけ

しいたけはダシを取るのに使われることもあるくらい、旨みの強い食材です。しいたけを入れるだけでつゆの旨みがアップして、味わい深い鍋に仕上げることができます。薄くスライスして入れることもできますが、カットせずに飾り切りをして使うと見た目が華やかになります。

豆腐

豆腐は水炊きから坦々鍋まで、いろいろなレシピで活躍する人気の食材です。特に絹豆腐は滑らかでのど越しが良く、他の野菜や肉などとはまた違った食感を楽しめます

絹豆腐は食感は良いのですが、崩れやすいというデメリットもあります。あらかじめ水切りしておくと崩れにくくなりますが、崩れにくい木綿豆腐を使うのもおすすめです。木綿豆腐は絹豆腐ほど食感は良くありませんが、栄養価が高く程良い弾力を楽しめます。

マロニー

モチモチとした食感が人気のマロニーは、でんぷんを原料にして作られた春雨です。まるで麺のようにつるつると食べられるので、子供からも人気の高い具材のひとつです。乾燥したまま入れることでつゆを吸い、マロニー自体にもしっかりと味がつきます

ただ、あまり多く入れると、鍋のつゆの量が極端に少なくなってしまうこともあります。つゆを減らしたくない時は、あらかじめお湯で戻してから加えるのがおすすめです。

栄養たっぷりの人気野菜鍋レシピ

ごま油が決め手のみそ野菜鍋

【材料】(3〜4人分)

  • A ごま油 大さじ4
  • A にんにくのみじん切り 2片分
  • A 生姜のみじん切り 2片分
  • A 赤唐辛子の小口切り 小さじ1
  • B 味噌 大さじ4
  • B 醤油 大さじ2
  • B 酒 大さじ1
  • B みりん 大さじ1
  • B 豆板醤 小さじ1
  • 水 800cc
  • 鶏ガラスープの素 小さじ2
  • 豚バラ肉(薄切り) 200〜300g
  • もやし 1袋
  • ニラ 1/2束
  • 緑豆春雨 50g
  • ごま油 適量

【作り方】
  1. 鍋にAを入れて中火にかけます。
  2. 香りが出てきたらBを加えて炒めます。
  3. 全体がなじんだら水と鶏ガラスープの素を入れてひと煮立ちさせます。
  4. 豚肉は5cm長さに切ります。
  5. ニラは5cm長さに切り、もやしと合わせておきます。
  6. 春雨はお湯で戻し、食べやすい長さに切ります。
  7. 3に豚肉と春雨を加え、肉に火が通ったらもやしとニラを加えます。
  8. ごま油を回しかけたら完成です。

もやしをたっぷりと食べられる、みそ野菜鍋のレシピです。ごま油と香味野菜の風味で食欲が増し、野菜もどんどん食べられます。豆板醤を使ったピリ辛味で、お酒のお供にもぴったりです。鶏ガラスープを使った中華味ですので、シメには中華麺がおすすめです。

鶏もも肉と野菜の味噌煮込み鍋

野菜だけでなく、肉やきのこなどの具材もたっぷりと食べられる煮込み鍋を紹介します。八丁味噌ベースのこってり味で、お腹もしっかりと満足させられる一品です。にんにくと生姜で体がポカポカと温まるので、寒い冬の日にもぴったりです。シメにはうどんを使い、味噌煮込みうどんを楽しみましょう。

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鮭と野菜の塩バター鍋

魚をメインに食べたい時に使える、鮭と野菜の塩バター鍋のレシピです。あっさりとした中にもコクのあるつゆで、最後の一滴まで美味しく味わうことができます。コーンやウインナーなど子供が好きな具材を多く使っているので、野菜や魚が苦手な子供にもおすすめです。

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千切り野菜のしゃぶしゃぶ鍋

野菜をたっぷりと使いたい時は、千切りにして食べるのがおすすめです。千切りにする手間はかかりますが、いろいろな種類の野菜をいっぺんに食べることができます

つゆには白だしと酒を入れているだけですので、ポン酢などお好みの調味料をつけて食べるのがおすすめです。しゃぶしゃぶ肉などの薄切りの肉と一緒に、お腹いっぱい野菜を食べましょう。

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鍋に合う野菜や具材をたっぷり使おう!

鍋に合う具材や、おすすめの人気レシピをまとめました。鍋に使う具材には特に決まりはなく、何を使っても自分が美味しいと思えればそれでOKです。いつもの定番食材に飽きた時は、いろいろなレシピを参考にして使ったことがない具材にもチャレンジしてみましょう。

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