生サバは刺身で食べられる?作る時の注意点やおすすめアレンジレシピも!

生サバの刺し身について解説します。スーパーなどで売っている生サバを刺し身にする時の、注意点や作り方を詳しく説明します。簡単に作れる人気のアレンジレシピも紹介しているので、ぜひいろいろな食べ方で楽しんでみてください。

生サバは刺身で食べられる?作る時の注意点やおすすめアレンジレシピも!のイメージ

目次

  1. 1サバの刺し身の注意点と作り方を紹介!
  2. 2サバの刺し身を作るときの注意点と作り方
  3. 3サバの刺し身のおすすめアレンジレシピ
  4. 4サバを刺し身にするときは注意点を確認しよう!

サバの刺し身の注意点と作り方を紹介!

サバは足が早いことでも知られていますが、実は生のまま刺し身として食べることもできます。しかし、気をつけないと食中毒になることもあるので、生で食べるためには注意点をしっかりと把握しておくことが大事です。

本記事では、サバの刺し身を作る時の注意点や、上手な作り方をまとめました。簡単なアレンジレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

サバの刺し身を作るときの注意点と作り方

注意点①ヒスタミンによる食中毒

魚の食あたりの原因となるのが、「ヒスタミン」という神経伝達物質です。ヒスタミンを一定量摂取すると、じんましんなどアレルギー症状に似た中毒症状が起きてしまいます。しかし、このヒスタミンはもともと魚の中にあるわけではなく、魚にある「ヒスチジン」という物質が変化してできたものです。

ヒスチジンはタンパク質に含まれる細菌によって分解され、時間とともにヒスタミンへと変化していきます。ヒスタミンは加熱しても壊れず一度生成されると減らないため、いかに増やさないようにするかが大事です。ヒスタミンを抑えるためには、サバを0℃以下で保存するのが一番です。

釣りに行った時など0℃以下で保存するのが難しい場合は、せめて10℃以下で保存するようにしましょう。保存する時は首と尾を切り落として内臓を取り、血抜きしておくのがおすすめです。サバは他の魚にも比べてヒスタミンの生成速度が早いため、できれば釣り上げてすぐの状態のものを食べたほうが安心です。

スーパーなどで買う時は、必ず鮮度が良いものを選ぶようにしましょう。スーパーによっては氷の上に乗せた状態で陳列しているものもありますが、氷に浸かっていない場所は温度が上がってヒスタミンが増殖してしまいます。売られている状態にも注目して、魚全体がしっかりと冷やされていることを確認しましょう。

注意点②アニサキスの危険

アニサキスは魚介類に潜む寄生虫で、サバだけでなくアジやサンマ、カツオなどの消化管や内臓に生息しています。アニサキスは宿主が死ぬと内臓から筋肉へと移動していくので、なるべく早く内臓を取り除くのが最大の対処法です。

ただ、スーパーなどに売っている魚はすでに死んでから時間が経っているため、身の方に移り住んでいるアニサキスも多くいます。そういった時は一度冷凍することで、アニサキスを死滅させることができます。

アニサキスは20℃以下の状態が24時間以上続くと死滅するので、心配な場合は冷凍庫へ入れておくと良いでしょう。また、アニサキスは目でも見えるほどの大きさですので、身をさばく時に注視すれば手で取り除くこともできます。

サバの刺し身の作り方

サバを購入したらまず薄いウロコを包丁の先で取り除き、胸ヒレから包丁を入れて頭を落としましょう。お腹を割いて内臓を取り出したら、血合いもしっかりとかき出します。流水でキレイに洗い流したら、三枚におろして小骨を抜き取りましょう。皮をはがして斜めに薄くカットしたら完成です。

サバの刺し身のおすすめアレンジレシピ

ごまサバ

ごまサバは福岡県の郷土料理で、居酒屋でも人気のあるメニューです。サバの刺し身に調味料とごまを和えるだけの簡単レシピですが、ごまの風味とサバの旨みでご飯が止まらないおかずになります。ご飯に乗せて丼にするのも良いですし、お酒のおつまみにもぴったりです。

福岡郷土料理 ごまサバ by 釣り好きマサコ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが353万品

サバの刺し身とパクチーのすだちサラダ

爽やかな風味でさっぱりと食べられる、カラフルなサラダのレシピです。パクチーの独特の香りが魚臭さを防ぎ、さらにすだちの酸味で後味をすっきりさせてくれます。アジやイワシなど他の青魚でも美味しく作れますし、すだちの代わりにレモンを使ってもOKです。

鯖刺身とパクチーのスダチサラダ by misumisu07 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが353万品

サバを刺し身にするときは注意点を確認しよう!

サバの刺し身の作り方や注意点、人気のアレンジレシピをまとめました。サバは刺し身にして食べることができますが、ヒスタミンによる食中毒やアニサキスなどに気をつける必要があります。ただ、注意点さえしっかりと守れば、生でも美味しく食べることができます。焼いたり煮たりする調理法に飽きた時は、ぜひサバを生で味わってみてください。

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