「MEC食」がダイエットに効果的?やり方や糖質制限との違いもチェック

MEC食がダイエットに効果的な方法なのか、徹底調査しました。MEC食のメリットとデメリット、やり方、効果も紹介しています。また糖質制限ダイエットとの違いについても、詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

「MEC食」がダイエットに効果的?やり方や糖質制限との違いもチェックのイメージ

目次

  1. 1MEC食のやり方とMEC食レシピを紹介!
  2. 2MEC食の特徴
  3. 3MEC食ダイエットのやり方
  4. 4MEC食のメリットとデメリット
  5. 5おすすめのMEC食レシピ
  6. 6MEC食は健康的に痩せたい方におすすめ!

MEC食のやり方とMEC食レシピを紹介!

ダイエットを考えている方は、MEC食ダイエットの名前を耳にしたことがある方もいるでしょう。このMEC食は、沖縄の現役医師である渡辺信幸さんが考案しました。MEC食とはMeat(肉)、Egg(卵)、Cheese(チーズ)のそれぞれの頭文字をとって名づけられたダイエット方法のことです。

本記事ではMEC食とはどんなダイエット方法なのか、徹底解説しています。また併せてメリットとデメリット、糖質制限との違いもまとめました。MEC食は気軽に挑戦できる食事方法なので、やり方を覚えてぜひ実践してみてください。

MEC食の特徴

お肉・卵・チーズ中心の食事療法

ダイエットと言うと、食事制限をまず思い浮かべる方も多いでしょう。食事制限にするとなかなか続かない場合もあります。しかしMEC食はお肉と卵とチーズをメイン食材とすれば、食事制限することはありません。そのため、お腹が空いてつらいと感じるダイエット方法とはやり方が異なります。

また
過度な食事制限は、体の不調を引き起こす原因になりかねません。一方でMEC食は食事を抜くわけではないので、健康的に痩せる方法と言われています。決められた食材を食べることで、炭水化物の摂取を抑えられます。これが結果的に体質改善につながり、痩せる仕組みです。

糖質制限ダイエットとの違い

糖質制限ダイエットは、その名の通り、糖質の摂取量を制限するダイエット方法です。糖質は取り過ぎると、エネルギーとして使われず脂肪となり体に蓄積されていきます。そうならないために食事量の制限するのが、糖質制限ダイエットです。

しかし食べないダイエットは、栄養不足となり体に支障をきたす可能性が出てきます。その点でMEC食は肉と卵、チーズをメイン食材として食事をとります。これらの食材は高たんぱく質、高脂質なので炭水化物(糖質)の摂取をしなくても大丈夫という考え方です。

またその他の食材についても、食べても構いません。ただし食べる際は下記で紹介する、一口につき30回以上噛むことを徹底してください。

MEC食ダイエットのやり方

やり方①一日に必要なMECの摂取量の目安

MEC食では、肉が200g、卵は3個、チーズは120gが一日の摂取量目安となっています。この量を一日の食事で食べるように心がけましょう。肉やチーズの種類は何でも良く、卵もうずらの卵でもOKです。

もし摂取量目安を食べても満腹にならない場合は、これ以上の量を食べても構いません。また他の食材をプラスして、一緒に食べても大丈夫です。

やり方②必ず30回以上噛む

食材ももちろん重要ですが、食べ方にも注意が必要です。それは、一口ごとに30回以上噛んでから飲み込むようにすることです。よく噛まないですぐに飲み込んでしまうと、満腹中枢が働かずたくさん食べてしまうことにつながります。

食べすぎてしまうとエネルギーに変えられなかったものが、脂肪に変化して体に蓄積されてしまいます。よく噛んで食べることを意識して、食事をとるようにしましょう。

やり方③運動もする

MEC食は体質改善につながるため、痩せやすい体づくりには有効です。しかし健康的に痩せるためには、運動も取り入れるとさらに効果が期待できます。適度な運動をして筋肉をつけると、より痩せやすい体にすることができます。ぜひ食事内容に気をつけると同時に、運動も行うようにしてください。

効果が現れる期間は?

個人差はありますが、早い人だと1~2週間程度でMEC食ダイエットの効果は出てくるようです。ただしすぐに効果が出ないこともあります。MEC食は即効性のあるダイエットというよりも、体質改善でもあるため、時間がかかります。もともと炭水化物中心の食事だった場合、MEC食を始めると体重増加する人もいるようです。

それは従来の食事内容で、栄養が取り切れていなかったためと考えられます。一定期間で体重増加しても、そのあとは減少していくことが多いです。そのためすぐにダイエット効果を感じられなくても、根気よく続ける必要があります。3か月から半年程度続けていけば、多くの人が効果を実感することができるでしょう。

MEC食のメリットとデメリット

MEC食のメリット

1日の摂取量目安を守っていればOKなので、食事制限というストレスを感じることがありません。また高たんぱく質、高脂質な食材のため、体へのメリットも多いです。タンパク質のおかげで、美肌や美髪効果もあります。また食べる食材が決まっており、毎日の献立で悩む必要もありません。

MEC食のデメリット

同じ食材を毎日食べるため、食材に飽きてしまうデメリットがあります。同じ味、同じ食材を根気よく続けていくためには、豊富なレシピやアレンジ方法を学んでおくと良いです。またMEC食は、基本的には野菜を食べなくても栄養的には問題ないと提唱しています。しかし食べなくても本当に良いのか、不安を覚えることもあるでしょう。

またデメリットとして心配されやすいのは、ケトン臭です。ケトン臭とは炭水化物を取らないことにより引き起こされる体臭です。体臭は自分ではわかりにくいからこそ、不安を感じやすく、デメリットとなりえます。

おすすめのMEC食レシピ

とん平焼き

【材料】

  • 卵:3個
  • チーズ:好きなだけ
  • 肉(ベーコン):50g

【作り方】
  1. 軽く焦げ目がつく程度まで、肉を焼いていきます。
  2. 焼けたら一度皿に戻します。
  3. 卵をボウルに割って、卵をよく溶きます。
  4. フライパンに油をひき、3の卵を全部入れて軽く箸でかき混ぜます。
  5. 半熟程度になってきたら、先ほど焼いておいた2の肉とチーズを入れます。
  6. 肉とチーズを卵でくるむようにすれば完成です。

5分程度あれば、さっと作れるレシピです。肉は、豚バラなど好みのものに変更しても構いません。チーズの量もお好みなので、たくさん入れてもOKですし、少しでも大丈夫です。ソースやケチャップ、マヨネーズなどをかけて食べると美味しいですので、ぜひ試してみてください。ふわふわの卵と溶けたチーズは、食欲をそそります。

鶏玉チーズココット

【材料】

  • 焼き鳥の缶詰:1個
  • 卵:2個
  • スライスチーズ:2枚
  • かつおぶし:1袋
  • マヨネーズ:適量
  • 青のり:適量

【作り方】
  1. 卵をお皿に割って、溶きながらラード(マヨネーズ)と混ぜます。
  2. 1に焼き鳥の缶詰を入れて、ほぐしていきます。
  3. 2にスライスチーズを2枚乗せます。
  4. 3にフタまたはラップをしてから、レンジで500wで1分40秒加熱しましょう。
  5. 加熱し終わったら、かつおぶしと青のりを振りかければ完成です。

食材を耐熱皿にすべて入れて、レンジで加熱するだけで作れる簡単レシピです。味が物足りない場合は、塩こしょうを入れて調整すると良いです。このレシピでは、1食でタンパク質が35gほど取れます。簡単に作れるMEC食なので、いつでもすぐに作ることができます。

ピーマンの肉詰め

MEC食は糖質制限ダイエットとは違い、基本食材を食べていれば他の食材をプラスしてもOKです。こちらは、野菜をプラスしてつくるレシピです。また味付けは中華だしの素にしているため、一味違ったピーマンの肉詰めが楽しめます。

ピーマンの肉詰めはそのまま食べても美味しいですが、ケチャップをかけて食べるのも良いです。ぜひ試してみてください。

MECピーマンの肉詰め by のむかん 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが352万品

簡単に作れるMEC食トリニティ

MEC食の醍醐味ともいえる、食事制限をせず、満腹になれる一品です。もし肉だけでは多いと感じる場合は、豆腐を入れて作るのも良いです。焦げ目をつけるとチーズのカリッとした部分と、とろっとした部分の2パターンが味わえます。

■糖質制限■MEC食■簡単トリニティ by ☆うちなぁんチュ☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが352万品

油揚げとおからのキッシュ風

MEC食のメイン食材はそのままで、野菜もプラスしたキッシュのレシピです。おからを使っていますが、肉を多くしたい場合は、量を変更して作っても構いません。ブロッコリーの緑色が、見た目にも鮮やかです。油揚げで包んでいるため、手で持っても崩れにくいです。

中に入れる具材は肉と卵、チーズ以外にも好みの食材をプラスしても美味しくなります。ぜひ試してみてください。

油揚げとおからでキッシュ風 MEC食にも by らいはなまり 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが352万品

MEC食は健康的に痩せたい方におすすめ!

糖質制限はすぐに効果を得られる場合もありますが、体への負担も大きくデメリットも多いです。一方でMEC食は食事制限ではないので、ストレスを感じることも少ないです。ただ一口ごとに、よく噛んで食べることは忘れないようにしましょう。こういった一定のルールを守れば、楽しく食事しながらダイエットすることができます。

またよく噛む習慣をつければ、おのずと食事量も減ってきます。すぐに効果が出ないデメリットはありますが、健康的に痩せられる可能性が高いです。日々の食生活を変え、健康的な体を手に入れるため、MEC食に挑戦してみてください。

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