湯煎焼きのやり方をマスターしよう！プリンやチーズケーキなど人気レシピも

湯煎焼きは、デザートを焼き上げる時に使う方法の一つです。プリンやチーズケーキをしっとりさせたい時に、よく使われます。本記事では湯煎焼きの基本のやり方やポイント、湯煎焼きで作るデザートのおすすめレシピなどを紹介しましょう。湯煎焼きでさまざまなものが作れるので、ぜひ参考にしてお菓子作りの幅を広げてください。

オーブンの天板にお湯を張って、その上に生地が入った型を置き、蒸し焼きにするやり方です。代表的なものでは、チーズケーキやプリンを作る時に使います。お湯を張る時は型の高さの半分くらいの位置まで、注ぐのが基本です。

天板の高さが足りない場合は、天板より小さめのバットを用いてお湯を張り、生地の入った型を入れてから天板にのせてください。

最も手軽に代用できる方法は、耐熱容器を使うやり方です。耐熱性があるものならば、何でも構いません。ただし、使用する型のサイズに合うものを選んでください。例えばプリンのような小さめの型を使用する場合は、大きな耐熱皿でなくても良いでしょう。

天板を使用する場合と熱の通り具合が多少異なるので、温度や焼く時間は様子を見ながら調整する必要があります。

プリンなど小さめのものを湯煎焼きにする場合は、ココット皿で代用することができます。やり方はお湯を張ったココット皿とプリン容器2～3個を、一緒に並べて焼くだけです。

正確な湯煎焼きとはいえませんが、同じオーブン内で加熱することで、ココット皿から出た蒸気効果で湯煎したような状態になります。この方法も、温度や焼く時間を調整しながら行ってください。

【作り方】プリンカップ3個分
(プリン液)

• 牛乳：220g
• バニラ：適量
• 全卵：2個
• 卵黄：1個
• 砂糖：40g

• 砂糖：30g
• 水(先入れと後入れ)：各15g

1. 鍋に砂糖と水(先入れ)を入れて火にかけ、常に鍋を回しながら加熱します。
2. 砂糖が色づいてきたら火を止めます。
3. 水(後入れ)を入れたらすぐに混ぜ、型に流し込みます。
4. 型の底に広げていきます。

1. 牛乳とバニラをフツフツするまで温め、蓋をして置いておきます。
2. ボウルに卵を入れて、さらさらになるまでほぐします。
3. 砂糖を加えて混ぜます。
4. 1を加えて混ぜ、濾してからラップなどで泡を取り除きます。
5. 型に流して、150℃のオーブンで30～35分ほど湯煎焼きします。
6. プリンをしっかり冷やし、スプーンで押して空気を入れ型から外したら完成です。

家でも簡単にお店で食べるような美味しいプリンが作れます。作り方のポイントは、カラメルソースが決め手です。お好みの焦がし具合のタイミングで、素早く火を止めましょう。カラメルの色が濃くなるほど、味に苦味が増します。

また、滑らかなプリン液を作るには、優しく混ぜ合わせ泡立てないことです。裏ごしして泡も取り除くと、舌触りの良いプリンに仕上がります。

バターを使わなくても美味しく作れる、おすすめ人気レシピです。湯煎焼きをすることで、パサパサしがちなガトーショコラがしっとりとした食感になります。周りに貼り付けるクッキングシートはかなり膨らむため、少し高さを出して貼った方が良いです。

生クリームは沸騰させないように気を付けてください。また、生クリームは牛乳で代用しても構いません。

家にある材料で簡単に作れるチーズケーキです。しっとり滑らかな食感に仕上がります。調理前にクリームチーズとバターを室温に戻して、柔らかくしておくことがポイントです。ケーキの下に敷くビスケットは、お好みの種類を使用してください。しっかり冷やして食べると、しっとりさが増してさらに美味しく食べられます。

湯煎焼きの正しいやり方とおすすめのデザートレシピを紹介しました。パサつきがちなお菓子でも湯煎焼きの方法を使うと、しっとりと焼き上がります。家に天板がなくても代用できる方法があるので、ぜひチャレンジしてみてください。焼き上がったお菓子をオーブンから取り出す時は、使用した熱湯で火傷しないように注意しましょう。