インドの飲み物「ラッシー」とは？味やカロリー・簡単な作り方も！

インド料理のお店などでよく見かける、飲むヨーグルトのようなドリンク「ラッシー」。コンビニなどでは見かけることが少ないですが、食事にもデザートにも合う優秀なドリンクです。特にスパイシーな料理や脂分の多い料理に良く合います。

この記事ではラッシーの味やカロリーなどの特徴を紹介しています。また市販が少ないラッシーを自宅で味わう為に、材料や作り方を調べました。簡単レシピや、いろいろなアレンジ方法ものせています。

ラッシーは牛乳のような乳白色をしています。氷を入れ、冷やして頂く事が多いドリンクです。日本発祥ではなく、レストランやスーパー、コンビニでも必ず置かれているドリンクではありません。本場はインドで、インドではチャイに並ぶ定番ドリンクであり、カレーには欠かせないもののようです。まずはラッシーの特徴を紹介していきます。

ラッシーはインド料理店などで見かけることが多く、カレー料理に合わせるイメージが強いです。発祥はインド北西部にあるパンジャーブ地方といわれ、本場では牛乳やヨーグルトにスパイスを加えます。

砂糖やはちみつの甘さが少ないので食事にも合い、辛味の強いインド料理の消化を促す目的も持つそうです。水牛の乳から作る「ダビー」と呼ばれるヨーグルトが材料として使用されます。

インドではカルダモンやクミンなどのスパイスが効いたものや、塩味のラッシーなどバリエーションも様々。日本では砂糖やはちみつ、フルーツを加えた甘みが強いものが多いです。食感やのどごしは、お店や商品ごとに個性があります。濃厚などろっとしたタイプから、さらっとすっきりしたタイプまで好みやシーンにあわせて楽しめます。

カロリーは1杯（280g）で約230kcalほどで、お茶などに比べると割と高めです。脂質や糖質の取り過ぎにつながるので、飲む量には注意しましょう。使う材料でカロリーを調整しやすいのは、手作りのうれしいポイントです。

基本的な材料はヨーグルト、牛乳、砂糖（はちみつ）、レモン汁です。お砂糖はお好みで、はちみつを使ってもよく合います。

牛乳やヨーグルトの種類によって、脂肪分やカロリーが大きく変化します。脂質が気になる場合は低脂肪タイプの材料を使うのもおすすめです。作り方はとても簡単で、材料すべてをミキサーまたはボールと泡立て器でよく混ぜるだけになります。

先ほどの通り、作り方はとても簡単で材料を混ぜるだけです。難しいコツはありませんが、ヨーグルトと牛乳の比率で口当たりや味が変化します。さらっとした口当たりにする場合は牛乳3：ヨーグルト1、とろっと濃厚にする場合は牛乳2：ヨーグルト1が目安です。

混ぜるにはミキサーが便利です。自宅にない場合はボールなどの容器にいれて、泡立て器で均一に混ぜれば問題ありません。

そのままでもおいしいですがアレンジレシピも多く、自宅でも簡単に楽しめます。マンゴーやバナナ、苺などフレッシュのフルーツを足すことで、まろやかさにちょうどいい酸味が加わります。見た目も華やかなので、パーティーなどにもおすすめです。フルーツジュースを加える方法も簡単です。

また、ヨーグルトと牛乳が基本の作り方ですが、一部をカルビスに替えると、甘さを増しながらすっきり感のある飲み心地に変化します。牛乳は使わずに、ヨーグルトに炭酸水もぜひ試してほしいレシピです。クミンなどのスパイスを加えるとより本場に近い、本格的なラッシーを作る事ができます。

まだまだ市販品が少なく、飲食店でも置いているお店が少ないラッシー。実は身近な材料だけで、簡単に自宅で楽しめるのです。まろやかながらすっきりとしているので、季節を問わずに美味しく飲めるドリンクです。

自宅で作れば、自分好みのアレンジが楽しめるところもうれしいですね。カレーのお供として、また朝食やおやつにもおすすめです。ぜひ手作りラッシーを自宅で味わってみてください。