飲むヨーグルトの作り方は簡単!R1も量産できちゃう人気レシピを紹介
体に良いと言われている飲むヨーグルト。自分で簡単に作ることができるのです。ヨーグルトメーカーを使えば、ひと晩で飲むヨーグルトが、簡単に作れる作り方を紹介します。便秘やダイエットにも効果があるといわれる飲むヨーグルト。インフルエンザや風邪などの予防に効果があるR1飲むヨーグルトもヨーグルトメーカーで作れてしまいます。毎日とりたい飲むヨーグルトを飽きずに食べ続けるための作り方なども紹介していきます。
目次
飲むヨーグルトとは?
固形のヨーグルトと飲むヨーグルト、大きな違いは製造過程が違います。容器に充填してから発酵させたのが固形のヨーグルトで、タンク内で発酵させてから容器に充填させるのが飲むヨーグルトなのです。固形のプレーンヨーグルトと飲むタイプのプレーンヨーグルトを同じ量摂取したとしても、乳酸菌の働きや量に特に変わりはありません。
飲むヨーグルトの効果とは?
飲むヨーグルトを毎日飲み続けることで、体に良い効果が期待できます。飲むヨーグルトに含まれる善玉菌は、腸内環境を整えてくれる働きがあります。また、飲むヨーグルトにたくさん含まれている乳酸菌も、腸の蠕動運動を活発にし排便をスムーズにし、便秘解消に効果が期待できます。便秘が解消されるとダイエットやコレステロール値を下げたり、脂肪の燃焼を促進してくれます。
ストレスや寝不足などの影響で、腸内の悪玉菌が増加すると、肌荒れをおこすことがあります。飲むヨーグルトには、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす効果があり、肌荒れなどの肌のトラブルを防いでくれる効果が期待できます。また、乳酸菌が免疫力を向上させるので、風邪やインフルエンザなど予防してくれる効果があるといわれています。
飲むヨーグルトの作り方
家庭にある材料を混ぜるだけで、飲むヨーグルトは簡単に作れます。手作りすると、砂糖の量や口当たりなど、自分の理想の飲むヨーグルトを見つけることができます。基本の作り方は、プレーンヨーグルトを好みの量の牛乳で割るだけで出来上がります。レモン汁を加えると飲みやすくなったり、様々にアレンジすることができます。
ヨーグルトメーカーを使った飲むヨーグルトの作り方
牛乳パックのままヨーグルトができるタイプのヨーグルトメーカーなら、洗い物を増やさず簡単に牛乳パックをセットするだけで、数時間後には飲むヨーグルトが完成します。作り方は、牛乳900㎖に市販の飲むヨーグルト100㎖を入れよく混ぜます。ヨーグルトメーカーにセットし、ふたを閉めスタートします。ヨーグルトメーカーによって発酵時間が違い、また酸味も固さも変わってきますので、3~8時間お好みに合わせて保温してください。
またヨーグルトメーカーでは、固形のヨーグルトやカスピ海ヨーグルト、ギリシャヨーグルトなどが作れる機能があるものや、甘酒や塩麴などの発酵食品作りや、鶏ハムやローストビーフなどの低温調理ができる機能があるものなど、ヨーグルト作り以外の用途に活用できる機能が付いているものもあります。「何を作りたいか」を考えて選ぶと良いのではないでしょうか。
R1飲むヨーグルトの作り方
インフルエンザや花粉症に効果があるといわれるR1ヨーグルト。コンビニやスーパーでも売り切れや品薄状態が起こるほど大人気の商品です。そのR1ヨーグルトが、自宅で簡単に量産できるのです。
R1ヨーグルトとは?
R1ヨーグルトとは、正式名称は「明治プロビオR-1」。明治から発売されているOLL1073R-1乳酸菌を使用したヨーグルトのことです。このOLL1073R-1活作用により、免疫力が高まり風邪を引きにくくなり、インフルエンザに対して感染予防効果があると言うことが報告されています。
R1ヨーグルトの効果・効能
R1ヨーグルトを食べる事で期待される効果は、R1乳酸菌の免疫賦活作用による「免疫力の向上」です。免疫力を上げるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させてくれるのです。この免疫力の向上で有名なのが、インフルエンザの予防効果です。インフルエンザの感染率が高い地域にもかかわらず、毎日R1ヨーグルトを食べ続けた地域だけ感染率が低く統計的にも有意差があることがわかりました。
また、がんの予防効果もあります。NK細胞が、がん細胞を抑制する作用があり、そのNK細胞を活性化する力がR1ヨーグルトにはあるのです。がんやインフルエンザなどの免疫にかかわる予防効果あるので、関節炎の予防効果もありリュウマチ対策にも効果的です。
そして、R1乳酸菌には、腸内環境を整えてくれる効果があり、腸内環境が整えば免疫機能も向上し体質改善効果も期待できます。また腸内環境が改善すると内臓からくる肌のトラブルの予防にもなります。そして、ヨーグルトには美容に役立つ成分、ビタミン・カルシウム・ミネラル・アミノ酸も豊富に含まれています。
R1飲むヨーグルトの効果的な飲み方
様々な効果が期待できるR1飲むヨーグルトですが、継続して摂取しなくては効果が期待できません。体内に入った乳酸菌は、長く生き続けることができないのです。体内の乳酸菌を維持するには、毎日飲むヨーグルトを飲み続けなくてはいけません。しかし、毎日大量には摂取することはできませんので、1日100g~200g程度を腸の働きが活発になる腸のゴールデンタイム、22時~翌2時に摂取するのが効果的だといわれています。
R1飲むヨーグルトのおいしい作り方
ヨーグルトメーカーで作る方法です。ヨーグルトメーカーでヨーグルトを作りますが、最初にしなくてはいけないのは、ヨーグルトメーカーや容器、内ふた、ヨーグルトスプーンなどの器具の消毒です。容器などに雑菌が付いていると、雑菌も一緒に繁殖してしまうので、しっかり洗浄・消毒を行ってください。ヨーグルトメーカーによって取り扱い方法が違いますので、説明書をしっかり読んでください。
次に材料を混ぜます。牛乳1L1本と飲むヨーグルト1本をよくかき混ぜます。よくかき混ぜたら、ヨーグルトメーカーにセットしそのまま発酵させます。牛乳は、常温に戻すか、電子レンジで常温程度に温めた方が、発酵が進みやすくなります。3~8時間お好みの固さや酸味により時間調整をしてください。時間がたつほど酸味が増しますので、酸っぱいのが苦手な方は、発酵時間を短めにした方がまろやかに仕上がります。
固まればR1ヨーグルトの出来上がりです。少し粗熱を取り冷蔵庫に入れて保存してください。そのまま固形のR1ヨーグルトとして食べれますが、出来上がったR1ヨーグルト100gに牛乳100M(1:1)で割りよく混ぜるとR1飲むヨーグルトの完成です。お好みでハチミツや砂糖を入れると甘みが出て、飲みやすくなります。
おすすめ飲むヨーグルトの作り方
毎日の習慣にプレーンの飲むヨーグルトだけでは、味に飽きてしまします。プレーンの飲むヨーグルトにプラスして、おいしくアレンジした飲むヨーグルトを紹介します。まずは、プレーンの飲むヨーグルトとの相性がいいのは、ハチミツです。甘さが欲しいときには、ハチミツや、メイプルシロップで甘みを足してみてください。砂糖の代わりに、ジャムや善玉菌を増やす効果のあるオリゴ糖もおすすめです。
トッピングとしてなら、フルーツグラノーラや砕いたオレオ。フルーツならレモンやオレンジなどの柑橘系の果物からキウイフルーツ・桃・ぶどうなど、どんな果物にも合います。また、色々な種類のアイスクリームと合わせてシェイクもできます。ココアや抹茶、チョコレートシロップとあわせてもおいしくいただけます。
豆乳の飲むヨーグルトの作り方
飲むヨーグルトだけでも体に良い効果がありますが、牛乳ではなく、牛乳の代わりに豆乳で割ってもおいしくいただけます。基本の割合は、ヨーグルト1:豆乳1ですが、お好みに合わせて自分だけのオリジナル飲む豆乳ヨーグルトを作ってみてください。
豆乳の主な栄養成分は、筋肉や皮膚・爪・髪などを健康に保つたんぱく質。脳の働きを維持するビタミンB群。女性ホルモンの分泌を調整し、血流の促進、冷えや肩こりを緩和するビタミンE。記憶力を高め、脳の老化を予防、動脈硬化を予防するレシチン。肥満予防や、アレルギー症状を和らげ、免疫力を向上させる効果のあるサポニン。女性ホルモンに似た働きをし、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すイソフラボンです。
牛乳に比べるとカロリーも低く、腸内環境を整えるオリゴ糖も含まれているので、便秘の解消にも効果があるといわれているため、ダイエットにも最適です。また、様々な種類の豆乳飲料が売られていますので、どこにも売っていない自分だけのオリジナル飲む豆乳ヨーグルトを作ってみるのも楽しいです。
飲むヨーグルトカルピスの作り方
こちらの飲むヨーグルトカルピスも簡単に作れます。プレーンの飲むヨーグルトにカルピスを大さじ1(15㎖)を加え、よく混ぜます。これだけで、飲むヨーグルトカルピスの出来上がりです。カルピスにもいろいろな種類がありますのでぜひお試しください。
アレンジとして、白桃と飲むヨーグルトカルピスをミキサーに入れて混ぜると、とろっと甘酸っぱいなめらかなのど越しの、白桃のスムージーができます。他に、バナナやブルーベリーなどでもまろやかなスムージができます。
ホエー入り飲むヨーグルトの作り方
ホエーとは、固形のヨーグルトの上にたまった液体で、乳清とも呼ばれます。これは、牛乳から乳たんぱくの主成分カゼインを取り除いたものです。このホエーには、水溶性のたんぱく質・ミネラル・ビタミンなどの栄養がたっぷり含まれ、低脂肪・低カロリーだけでなく、体へのたんぱく質の吸収がよく筋肉をつけるために飲むホエープロテインとして活用されています。
ホエーの作り方は、ボールの上にひと回り大きなザルをのせ、ざるの上にペーパータオルを敷きます。ペーパータオルの上にプレーンヨーグルトを乗せ、ラップをかけて冷蔵庫に置きます。ひと晩おいておくと、約200mlのホエーができます。ホエー200mlに対し牛乳100mlと砂糖適量をよく混ぜます。レモン汁小さじ1程度を加えさらによく混ぜれば、ホエー入り飲むヨーグルトの完成です。
また、水切りした後のヨーグルトは、ギリシャヨーグルといわれ、濃厚なヨーグルトになります。濃厚でありつつもクリーミーな食感がありレアチーズケーキまたはフレッシュチーズのようで、高級感があります。チーズやバター、サワークリームなどの代わりに使う人も多くいます。低脂質、低カロリーなので、健康に良いといわれています。
ベリー入り飲むヨーグルトの作り方
冷凍のベリー類を使って、手軽にベリー入り飲むヨーグルトが作れます。まず、好きな冷凍ベリー(ミックスベリー・ブルーベリー・イチゴなど)を耐熱容器に入れ、お好みの量の砂糖をまぶし、電子レンジ500Wで約1分加熱し、レンジから取り出し軽くつぶします。つぶしたベリーと飲むヨーグルトをよく混ぜ合わせれば出来上がりです。甘酸っぱい爽やかな飲むヨーグルトになります。
冷凍のベリーではなく、生のベリーでもおいしく作れます。作り方はほぼ同じで、電子レンジにかける時間を少し様子を見ながら短くしてもいいでしょう。フレッシュなベリー入り飲むヨーグルトになります。
簡単!ラッシー風飲むヨーグルトの作り方
ラッシーとは、ヨーグルトをベースにしたインドの飲み物です。飲むヨーグルトの違いは、本場インドでは、「ダヒー」と言われるヨーグルトで作られています。「ダヒー」は、発酵に使われる乳酸菌が普通のヨーグルトとは違い、酸味が少なく栄養価が高くカロリーは低めで、粘り気が少なくサラサラしているのが特徴です。日本のインド料理店では、日本のヨーグルトを使用してラッシーとして出しているところもあるようです。
基本のラッシーの作り方は、飲むヨーグルト500㎖に対し砂糖大さじ2、レモン汁小さじ2をミキサーに入れ攪拌させます。出来上がったラッシーを氷を入れたグラスに注ぎ入れます。アレンジとして、マンゴーやバナナ、黄桃などお好きな果物をミキサーで攪拌し、基本のラッシーとよく混ぜ合わせます。カルピスとレモン汁を入れたカルピスラッシーなどアレンジもいろいろできます。
飲むヨーグルトでホットケーキの作り方
ホットケーキミックスに卵1個、飲むヨーグルト150~200mlをボウルに入れよく混ぜ合わせます。熱したフライパンに油または、バターをしき、お玉でホットケーキミックスを混ぜ合わせたものを流しいれ、弱火で焼きます。表面がプツプツしてきたらひっくり返して焼きます。ふたをして蒸し焼きにし裏側が焼ければ出来上がりです。モチモチのホットケーキが出来上がります。
飲むヨーグルトの量を少し少なくすれば、ふっくら厚みのあるホットケーキができます。飲むヨーグルトの量が多ければモチモチしたホットケーキになりますので、好きな食感のホットケーキを作ってみてください。
飲むヨーグルトでフルーツ寒天の作り方
フルーツ缶詰や好きなフルーツを好みの大きさにカットしておきます。缶詰のシロップは水を加え300mlにしておきます。飲むヨーグルト500mlは、耐熱容器に入れ電子レンジで人肌程度に温めておきます。鍋にシロップと粉寒天6g、砂糖20gを中火にかけ混ぜます。沸騰したら弱火にし、2~3分かき混ぜながら煮ます。火を止めて、飲むヨーグルトと混ぜ合わせます。
平らな容器に果物を入れ、飲むヨーグルトを合わせた寒天を静かに流しいれます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。固まれば、お好みの大きさに切り分けて盛り付けます。寒天はノーカロリーで食物繊維が豊富です。飲むヨーグルトをを使っているのでさっぱりとした味わいになります。
飲むヨーグルトまとめ
体に良い飲むヨーグルトをおいしくアレンジしながら毎日の習慣に取り入れていければ、飽きずに続けられると思います。ホットケーキやおやつなどいろいろアレンジして使える飲むヨーグルトをぜひ健康のためお試しください。