2021年04月12日公開
2024年11月09日更新
フランスのお菓子「ファーブルトン」の作り方を紹介!アレンジレシピも!
フランスのお菓子である、ファーブルトンのレシピについてまとめました。ファーブルトンの基本的な作り方や、作る時のコツを解説します。また、ファーブルトンのアレンジレシピも紹介!簡単に作れるレシピが満載ですので、参考にしてください。
ファーブルトンの作り方とアレンジレシピを紹介!
Ikkaさんでファーブルトン🎶 pic.twitter.com/FcB706NZf5
— ゆかぽん (@yukapoooon) March 9, 2019
ファーブルトンとは、フランスのブルターニュ地方の伝統的なお菓子です。「ファー」は小麦粉を牛乳で煮たお粥のようなものを指します。そして「ブルトン」は、ブルターニュ地方のことを意味しているそうです。元々は小麦粉と牛乳だけで作られた素朴なお菓子でした。
しかし時代の流れと共に、バターや卵、砂糖などが加えられるようになり、コクのある甘いお菓子へと変化していきました。本記事ではモチモチとして優しい味のする、ファーブルトンの基本レシピからアレンジレシピまで、幅広く紹介していきます。
ファーブルトンの基本レシピ
材料・作り方
【材料】
- プルーン…適量
- 全卵…2個
- グラニュー糖…75g
- 薄力粉…100g
- 牛乳…300ml
- ラム酒…15g
- バニラパウダー…1g
- ブールドミセル(有塩バター)…適量
【作り方】
- プルーンの種を取り除いて、熱湯を注いで戻す。
- 型に分量外のバターを塗り、分量外のグラニュー糖をまぶす。
- ボウルに全卵とグラニュー糖を入れて混ぜる。
- 3に薄力粉をザルでふるって加え、混ぜる。
- 4に牛乳を少しずつ加えながら、混ぜる。
- 5にラム酒とバニラパウダーを加え、混ぜる。
- 6をザルで濾して、24~48時間寝かせる。
- プルーンの水気を切り、型に詰めて7を七分目まで注ぐ。
- ブールドミセルをひとかけ乗せて、オーブンで180℃40分焼いて完成。
プルーンが入った、基本的なファーブルトンのレシピです。小さな型で焼いていますが、グラタン皿などの大きめの耐熱容器で焼いても構いません。お好みの耐熱容器で作ってみてください。また焼いている際、倍くらいの高さまで膨らみますが、元の大きさに戻り、焼き色がついてきますので、オーブンを開けないようにしましょう。
バターは無塩ではなく、有塩バターを加えてください。塩味とのコントラストが生まれ、より美味しく仕上がります。
作る時のコツ
自粛生活以来の手作りおやつ✨
— Pêche (@peche_ananas) December 6, 2020
もちもち美味しいファーブルトン🇫🇷 pic.twitter.com/U1epdzAgem
ファーブルトンを美味しく仕上げるコツは、生地を1日寝かせることです。そうすることで、味が馴染み、グルテンの形成が弱まります。仕上がりが縮みにくくなりますので、おすすめです。また食べるタイミングも、焼き上がってから1日寝かせた方が美味しくなります。
プロが作ったようなファーブルトンを味わいたい時には、焦らずに、じっくりと待ちましょう。
ファーブルトンの簡単アレンジレシピ
ホエーであっさりめなファーブルトン
牛乳の代わりに、ホエーを使ったレシピです。牛乳よりもあっさりとして、軽めの味わいに仕上がっています。甘さが控えめですので、お好みで砂糖を増やしたり、シロップをかけたりしてください。水切りヨーグルトで余った、ホエーの消費にもおすすめです。
ホットケーキミックスでりんごとレーズンのファーブルトン
ホットケーキミックスを使えば、手軽にファーブルトンが作れます。こちらのレシピではりんごやクルミ、レーズンを細かく刻んで、混ぜ込んで焼き上げているので、さまざまな食感が味わえます。また食べ応えもあるので、おやつだけでなく、朝食にもおすすめです。
抹茶のファーブルトン
抹茶と上新粉を使用した、和風のファーブルトンの作り方です。抹茶のほろ苦さも感じられ、大人が喜ぶ味わいに仕上がっています。抹茶と上新粉は、しっかりとふるわないと、ダマになってしまいますので、注意してください。ハチミツのまろやかな甘さと抹茶の苦さがマッチした、上品なお菓子です。
レンジでジャム入りファーブルトン
レンジで作れる、簡単なレシピを紹介します。中に入れるフルーツもジャムを使用しているため、手軽に作れるファーブルトンです。そのまま食べても美味しいですが、お好みで粉砂糖やジャムソースをかけて食べてください。
ファーブルトンは簡単に作れるフランスのお菓子!
また一つ歳を重ねました。
— ちゃこしゃん (@chako_516) May 16, 2019
お祝いは後日予定してるので今日はいつも通りに過ごすはずでしたが…せっかくなので家にあるものでお菓子を焼きました。
フランス・ブルターニュ地方の郷土菓子『ファーブルトン』🇫🇷
林檎と苺で🍎🍓
特別な日に特別ではないお菓子。これで充分😊#お菓子作り pic.twitter.com/l44u4Nz1BF
ファーブルトンは小麦粉と牛乳、砂糖、卵などを混ぜ合わせて、バターを塗った容器に入れてオーブンで焼き上げれば作れる、簡単なお菓子です。またプルーンやお好みのフルーツを入れれば、アレンジも簡単にできます。家にある材料で、思い立った時にすぐに作れるおやつです。
焼きたてはふっくらとした食感、1日寝かせるとモチモチの食感が楽しめるという、魅力もあります。本記事で紹介したレシピを参考に、ぜひ手作りファーブルトンに挑戦してみてください。