2019年07月22日公開
2024年09月22日更新
サバランはフランスの伝統菓子!東京都内でサバランが美味しい店を紹介
サバランはフランスの伝統お菓子で、ブリオッシュにラム酒などの洋酒をしみ込ませてその上から生クリームで飾り付けをしたケーキです。東京都内ではサバランが美味しいと評判のお店が数多くあります。イートインスペースのあるお店やテイクアウトのみのお店もあるので、出かける前にチェックしてみましょう。そんな東京都内のサバランの美味しいお店を紹介して行くので、参考にしてみて下さい。
フランスの伝統お菓子サバランとは?
サバランとはフランスの焼き菓子ですが、日本では1970年代頃から販売されています。スイーツ店でショートケーキやチーズケーキなどと一緒に並んで販売されていることが多く、日本でもケーキの種類の1つとして愛されています。
菓子パンの一種であるブリオッシュを切ってシロップや洋酒にしみ込ませて冷やし、生クリームや果実で飾り付けたものです。洋酒ではなくシロップをブリオッシュにしみ込ませて、上から洋酒シロップをかけたブリオッシュもあります。
口に入れると洋酒の香りが広がり、大人の味わいが特徴です。サバランはフランスの伝統的なお菓子にも関わらず、それぞれ個性があってとても魅力的です。皆さんそれぞれお気に入りのサバランを探してみましょう。
東京都内でサバランが美味しい店【イートイン】
東京都内には手作りのサバランをイートインで愉しめるお店が多くあり、女性客を中心に人気を集めています。そんなイートインスペースのあるサバランの美味しいお店を紹介して行くので、参考にしてみて下さい。
タカセ/池袋
こちらのお店は大正9年から営業している老舗洋菓子店です。厳選した素材を使い、1つ1つ丁寧に焼き上げたお菓子やケーキが人気です。池袋店の2階には喫茶スペースもあり、ケーキやサンドイッチなどさまざまなメニューをその場で愉しむことが出来ます。
そんなタカセ洋菓子店のサバランは、ラム酒をたっぷりとしみ込ませた生地と甘すぎない生クリームがマッチした大人のケーキとして長年に渡り愛されて来た一品です。こちらのサバランは380円で、店内の喫茶スペースでも味わうことが出来ます。営業時間はテイクアウトが8時から22時で、イートインが9時から22時です。
トリコロール/銀座
こちらのトリコロールは昭和11年に銀座で創業して以来、香り高いコーヒーと手づくりケーキで評判のお店です。人気のサバランはラム酒にたっぷり浸かったブリオッシュ生地に生クリームを合わせていて、食べると上品な味わいが口の中に広がると好評になっています。
場所は銀座4丁目バス停から徒歩1分です。営業時間は月曜から金曜が8時から20時30分で、土日祝日が8時から21時30分になっています。多くのスイーツ店が立ち並ぶ銀座で長い間愛されてきた名店の味を愉しんでみて下さい。
マッターホーン/学芸大学
学芸大学駅のすぐそばにあるマッターホーンは、1952年に創業された歴史あるお菓子の名店です。生菓子や焼き菓子、チョコレートにアイスクリームなど様々な種類のスイーツが味わえると多くの人から親しまれて来ました。店内には喫茶スペースも用意されていて、その場でお好みのスイーツを味わうことが出来ます。
マッターホーンのサバランは樽出しのラム酒を使用しており、豊潤な香りが特徴です。また、たっぷり使用されたフルーツがアクセントになっており、大人の贅沢を感じさせてくれます。
エーグル・ドゥース/目白
目白駅から少し歩いた場所にある東京でも絶大な人気を誇るお菓子店です。エーグル・ドゥースのお菓子は味だけではなく見た目も美しいと評判で、ファンの多い名店としてさまざまなメディアなどにも取り上げられて来ました。
そんなエーグル・ドゥースのサバランはシロップ漬けの生地が蓋を開けたような形になっていて、中にはたっぷりと生クリームが入っています。更にその上にフルーツがトッピングされ、見た目も美しいのが特徴です。
場所はJR山手線目白駅から徒歩10分の場所にあります。営業時間はテイクアウトが10時から19時で、イートインコーナーが13時から19時です。
東京都内でサバランが美味しい店【テイクアウト】
東京都内にはテイクアウトでサバランを愉しめるお店がたくさんあります。極上の美味しさのサバランをテイクアウトし、自宅で至福の時間を過ごしてみるのも良いでしょう。ここではそんなテイクアウトのみのサバランの美味しいお店を紹介して行きます。
パティスリーミラベル/経堂
経堂駅から少し歩いた場所にあるパティスリーミラベルは、パリなど海外で経験を積んだパティシエが作ったケーキやお菓子が人気です。アットホームな雰囲気の店内には、数多くの種類のケーキが並べられています。その中でもメディアなどにも取り上げられている看板メニューがサバランです。
洋酒がたっぷりしみ込んだブリオッシュの生地の上に、生クリームがたっぷりと載ったパティスリーミラベルのサバランは、シンプルながら至極の味わいです。営業時間は10時から19時で、定休日で火曜日です。
アトリエコータ/神楽坂
東京メトロ東西線神楽坂駅から徒歩1分の場所にあるアトリエコータは、休日だと行列が出来る程の人気ケーキ店です。白を基調とした店内には、見た目にも美しいスイーツがショーケースに並んでいます。営業時間は平日10時から20時で土日祝日が10時から19時です。
アトリエコータのサバランはカップの中に洋酒がしみ込んだブリオッシュの上部にオレンジゼリーが乗っており、歯切れがよく、くちどけの良い味わいになっています。フレッシュオレンジが洋酒に浸かったブリオッシュと絶妙なバランスを醸し出していると評判です。
値段は540円と高めですが、見た目と味のバランスからとてもクオリティの高いサバランと言えます。
パティシェリア/新宿
新宿高島屋のB1階にあるパティシェリアは、人気のパティシエのケーキが一斉に並ぶケーキのセレクトショップです。まるで宝石のような美しいケーキがショーケース中に並べられており、ついつい目移りしてしまいます。
そんなパティシェリアでは多くの種類のサバランが販売されています。その中のル・ジャルダン・ブルーのサバラン432円はフォルムが美しく、多くの人々を魅了している人気商品です。洋酒の効いた大人の味わいのケーキで、スプーンで一口食べると口の中いっぱいにジュワっと洋酒の香りが広がります。
パティスリープレジール/三軒茶屋
出典: https://30min.jp
三軒茶屋から15分程の場所に位置するパティスリープレジールは、東京の隠れたケーキの名店として話題を呼ぶお店です。週に2日程しか営業しない不定期営業の為、営業日には絶品のケーキを求めて多くのお客様が足を運びます。
その中でもフランス菓子の定番であるサバランをアレンジした、オリジナルの限定サバランが人気です。桃のサバランや日向夏のサバラン、苺のサバランと季節のフルーツを使ったサバランが愉しめるこちらは、サバラン好きにはたまらない名店となっています。
こだわりのサバランは、生クリーム、カスタードクリーム、ピスタチオムース、ブリオッシュ生地、シロップ、洋酒で出来ていて、そこに季節のフルーツが爽やかさをプラスしてくれています。値段は540円ですがお値段以上の価値がある一品と言えるでしょう。
アステリスク/代々木上原
代々木上原駅にあるアステリスクは、フランス伝統お菓子のサバランが有名なお店です。東京都内でも屈指の有名店であるサバランオマロンは、バニラクリーム、栗、ラムシロップをたっぷり含ませたブリオッシュに、生クリーム、そしてアステリスクのポイントでもあるスポイトに入ったラムシロップをあしらったケーキとなっています。
お好みでスポイトのラムシロップを追加して、自分好みの味わいに出来るのが人気です。甘めのシロップとラムの風味のバランスが最高との口コミも多い名店のサバランは、お値段520円で愉しむ事ができます。
ロートンヌ/東村山
東京の東村山にあるロートンヌは、1992年のオープン以来地元の人を中心に愛されている有名店です。数々のコンクールで受賞をしたパティシが作り出すケーキは、本場フランスの味わいが愉しめると評判になっています。
お店のおすすめであるこちらのサバランは、女性でも食べやすい小ぶりな大きさです。最初からお酒がしみ込んでいる普通のサバランとは違い、スポイトにはいっているお酒を自分で追加していくタイプです。自分でお酒の量を調整出来る為、お酒が苦手な人でも食べやすいと評判です。お値段は540円となっています。
パティシエイナムラシュウゾウ/鶯谷
出典: https://30min.jp
東京の鶯谷にあるパティシエイナムラシュウゾウはモンブランが有名なケーキ屋さんです。そんなお店のサバランはシンプルなスタイルで、ブリオッシュ生地、ホイップカスタード、ラム酒のみで作られています。
ラム酒への漬け込みは程よい7割程度と成っているので、ラム酒が強すぎるサバランは苦手と言う人でも食べやすい仕様となっています。
上品でシンプルはサバランは510円で、本場フランスのサバランを愉しみたい人におすすめです。今までサバランを味わったことのない人でも食べやすく、サバラン本来の魅力が詰まった逸品になっています。
ラ・ヴィエイユ・フランス本店/千歳烏山
出典: https://itot.jp
東京の千歳烏山にあるラ・ヴィエイユ・フランスは、フランスのパティスリーをイメージしたお洒落なケーキ屋です。こちらでは20種類以上のケーキやお菓子など、実に様々なスイーツが取り揃えられています。そんなお店のサバランはリキュールが強めなのが特徴で、お酒が好きな人におすすめです。
甘さを控えたバニラビーンス入りのクレームパティシエールを合わせたサバランには、オレンジやキウイ、ベリーなどのフルーツがたっぷりと載り見た目にも鮮やかです。その見た目の美しさから手土産としても喜ばれることでしょう。
パティスリーカーヴァンソン/飯田橋
飯田橋から徒歩5分の場所にあるパティスリーヴァンソンは、月に数日しかオープンしていないと言う幻の有名ケーキ店です。オープンの日は行列必須で、並んででも味わいたい絶品のケーキがショーケースに並びます。そんなお店のサバランの名はババ・オ・ラム。こちらは580円で販売されています。
パティスリーヴァンソンのサバランは、ラム酒の効いたシロップをたっぷり含んだリング型の生地に、ラムレーズンがたっぷりと敷き詰められているのが特徴です。その上からシャンティクリームがたっぷり掛かっており、大人味のサバランが味わえます。
パティスリーレザネフォール/恵比寿
恵比寿から徒歩2分の所にあるパティスリーレザネフォールは、フルーツを使ったケーキやスフレショコラなどの焼き菓子が有名なお菓子店です。そんなお店のサバランオランジュはカップに入ったタイプのサバランで、値段は480円で販売されています。
ここのサバランは特にラム酒が強めのブリオッシュを使っている為、お酒が弱い方だと酔ってしまうかも知れません。トップには甘さ控えめの生クリーム、レーズン、オレンジ、マロンが載せられていて、マロンクリームの濃厚さとオレンジのさわやかなほろ苦さが大人の味わいを醸し出してくれています。
タント・マリー/丸の内
タント・マリーは東京丸の内にあるオアゾの人気ケーキ店で、ここのお店のサバランであるサバランオラムは、濃厚な味とラム酒の良い香りが口いっぱいに広がる大人のお菓子です。
たっぷりのラム酒に漬けこまれたきめ細かなブリオッシュの上にはオレンジピールが載せられていて、見た目と味のアクセントになっています。こちらのお値段は594円で、営業時間は9時から21時です。
東京の人気店でフランスの伝統ケーキサバランを食べよう
東京には様々な種類のサバランを愉しめるお店があります。イートインで味わえるお店もあるので、お出かけの際に絶品のサバランを店内で愉しむのもおすすめです。また、テイクアウトのみのお店ではお土産として購入し、家族や友人に持ち買えるのも喜ばれることでしょう。
サバランはブリオッシュにしみ込ませた洋酒によって味わいが違ってくるので、その違いを楽しむのも素敵な楽しみ方の1つです。またラム酒が苦手という方にもおすすめな、洋酒量を自分で調整出来るスポイントタイプのサバランも販売されています。これならアルコールを理由に敬遠されていた方でも安心です。
東京にはお洒落でこだわりの詰まったサバランを販売しているお店が多くあるので、気になるお店に足を運んでみましょう。人気の名店から隠れた穴場まで、気になるお店のサバランを是非一度味わってみて下さい。