2021年04月09日公開
2024年11月09日更新
春告魚はメバルやニシンだけではない!地域によって異なる魚をリサーチ
地域によって異なる春告魚について紹介します。代表的なメバルとニシンだけでなく、北海道のサクラマス、関東のサヨリなど地域別にリサーチしました。春告魚の意味についても解説しているので、料理の際の参考にしてください。
春告魚の意味や種類について解説!
ようやくお昼です🍴
— Y.M55〜スイング改造中‥ (@yoshiaki_m55555) April 6, 2021
最近、毎食食べる量を少しずつ減らしているのでめちゃくちゃお腹が空きます‥🤣笑
今日は会社近所の #まぐろ屋 さんへ🍴
待ちに待ったニシン丼を頂きます🐟
ニシンは別名 #春告魚 と呼ばれるように春を代表するお魚です🐟これが出てくると春を実感しますね🌸
ではいただきます🙇♂️ pic.twitter.com/gcqtR1Clgv
「春を告げる魚」書く春告魚は、一般的にニシンやメバルのことを指します。しかし、その2種類は春告魚の代表であって、地域ごとに種類が異なるのを知っていますか?北海道ではサクラマス、関東ではサヨリなどが有名です。
当記事では、北海道・東北地方から四国・九州地方まで4つの地域に分けて春告魚を紹介します。また、意味についても解説したので、気になる方はぜひチェックしてください。
春告魚とは?
ニシンやメバルなど春を告げる魚のこと
おはようございます。
— 花びらふわり(嶋林哲治)いいね規制中 (@shimabayashi54) March 6, 2019
久しぶりに魚で。春告魚と言われるメバルはこれからシーズン。ある程度のサイズなら煮付けが定番だがおすすめは塩焼き。甘味と脂を堪能でき箸が止まらない。お試しを。ちなみに自己記録はなんとか目標クリアの30cm。あ~、釣りも生態も文字足りない…。
今日も頑張りましょう! pic.twitter.com/5yTrTGFrEF
春告魚(はるつげうお)はその名前のとおり、春が来たことを告げる魚のことをいいます。つまり、春に旬を迎える魚のことです。もともと北海道で春に旬を迎えるニシンのことを指していましたが、漁獲量が減ってしまったため、メバルも春告魚として呼ばれるようになりました。
こういった経緯から、一般的にはニシンやメバルのことを指すことが多いです。しかし、現在は春に獲れる魚のことを総称して呼んでいるので、この2種類だけではありません。それぞれの地域ごとに、春に獲れる魚のことを指して使っています。
春告魚は地域により異なる
シロウオ
— rhodeus (@rhodeuxp) March 25, 2018
お目当ての春告魚にやっと会えた。
昨年はもっと簡単に捕れたのだが、
今回は苦労してやっと3個体。
そのうち1個体は手で掬う前に
タモ網の目からこぼれてしまった。
岸辺で川面を見ていた子どもたちが
4個体連れなって遡上していたと言う。
あ~、自分も見たかったなあ~。 pic.twitter.com/8sUycuCTRE
春告魚は、春に旬を迎える魚の総称です。春に旬を迎える魚は地域ごとに異なるため、春告魚の種類も異なります。代表的なニシンは北海道、メバルは関東から北陸にかけての幅広い範囲で、春に旬を迎える魚です。現在は養殖技術などが発達し、いつでも美味しい魚料理が食べられるようになりました。
しかし、旬の魚は旬の時期に食べるのが、一番おいしく楽しめます。次の項目で地域別に詳しく解説していきますので、お住いの地域をチェックしてみてください。
春告魚の地域ごとの種類
北海道・東北地方の春告魚
北海道の春を代表する魚「ニシン」は
— おたる水族館 (@otaruaquarium) March 9, 2020
別名「春告魚(はるつげうお)」ともよばれています! pic.twitter.com/QmYZgkpImY
北海道・東北地方の代表的な魚は2種類です。1つはニシン、もう1つはサクラマスという魚です。ニシンは3月から5月頃に北海道西岸に近づき、漁獲量が多くなります。また、サクラマスは主に、山形県の庄内地方で春に獲れる魚です。サクラマスは川で生まれる魚で、川ではヤマメと呼ばれます。
ヤマメのうち、海へ降りる魚がサクラマスです。サクラマスは、春に産卵期を迎え生まれた川に戻るため、春に漁獲量が多くなります。
関東・中部地方の春告魚
ハイオーヤマです。
— 肉山 肉幸 (@onikuooyama) March 3, 2019
春告魚第2弾 サヨリ‼️
漢字は、細魚、針魚とか
由来・語源
「沢寄り」=「多く集まること」。意味は群を作り、身体が細長いこと。ですって‼️
サヨリのような人は、悪口なので使ってダメダメですよ〜笑
小さいとえんぴつ
大きな物は、かんぬき
って言うことも‼️
魚忠のサヨリどうぞ pic.twitter.com/Ly93lJsBrZ
続いて紹介する関東・中部地方の代表的な魚は、メバルとサヨリです。メバルは、関東から北陸地方までの幅広い地域で春に旬を迎えます。東京では2月に漁が解禁され、春にかけて市場に出回る魚です。また、サヨリは一年を通して全国で獲れる魚ですが、関東地方では春に旬を迎えます。
産卵を控えているため、身がふっくらしているのが特徴です。刺身でもおいしく食べることができます。
関西地方の春告魚
おはようございちばーん。🍀😌🍀
— おかいちちゃん (@okaichi_chan) April 22, 2019
今日は「サワラ(鰆)」
サワラと真鯛は瀬戸内の春を代表する魚!🙆
魚偏に春と書いて鰆、まさに春を告げる魚として”春告魚“と
呼ばれる由縁ですネ。
サワラは岡山市中央卸売市場が取扱い量・取扱い金額とも日本一🇯🇵
刺身、焼き、煮付け、酢締めと何でもOK😋👍 pic.twitter.com/7dgIa47mM7
関西地方の春告魚として代表的なのは、サワラとイカナゴです。サワラは出世魚とも呼ばれ、成長するにつれて名前が変わっていきます。関東では冬に食べることが多い魚ですが、関西地方では春に旬を迎えます。イカナゴは大阪湾などで、2月頃に漁が解禁される魚です。
関西では春を訪れを知らせる魚として、馴染みがある魚となっています。旬のイカナゴを手に入れたら、くぎ煮にして食べるのが一般的です。
四国・九州地方の春告魚
初ガツオ食べてます。 pic.twitter.com/I88EZ8VJMd
— 牛魔王 (@gyuu_maou) April 8, 2021
四国・九州地方で有名なのは、カツオとシロウオです。高知県で春に獲れるカツオは「初ガツオ」と呼ばれ、あっさりとした味わいが特徴となっています。また、2月頃から漁が始まるシロウオは、九州地方の春告魚です。
シロウオ漁には、梁(やな)と呼ばれる、水をせき止めて魚を誘導する仕掛けを使用します。その漁の風景が春を感じさせることから、春告魚と呼ばれるようになりました。
春告魚を料理に取り入れて季節を感じよう!
春告魚は、春を告げに来る魚です。地域ごとにその魚の種類は異なります。関東・中部地方のサヨリや、四国・九州地方のカツオもその1つです。当記事では、4つの地域に分けて魚の種類を解説しました。春に旬を迎える魚は、春に食べるのが一番おいしく食べられます。料理に地域の春告魚を取り入れて、ぜひ春の訪れを感じてください。