2021年03月05日公開
2024年11月07日更新
3月・4月・5月が旬の魚は?おすすめのおいしいレシピも紹介!
3月・4月・5月に旬を迎える魚の種類を紹介します。あわせて、3月・4月・5月が旬の魚で作れる、おすすめのおいしいレシピについてもリサーチしました。それぞれの魚にあうレシピを厳選したので、参考にしてください。
3月・4月・5月に旬を迎える魚を紹介!
生魚が食べたかったので鯛の塩レモンカルパッチョと帆立とサーモンのなめろう作った🐟
— まーしぃ (@marcie_violet) February 23, 2021
旬なだけあって鯛がめちゃめちゃ美味しかった…( 'ч' ) pic.twitter.com/YrL4mM5IdH
旬の魚は味がおいしいだけでなく、比較的安価で、スーパーなどでも手に入りやすくなっています。また、旬の時期以外と比べて栄養価が高いので、効率的に栄養を摂取できます。
本記事では、3月・4月・5月に旬を迎える魚の種類を紹介します。あわせて、3月・4月・5月が旬の魚で作れるおすすめおいしいレシピもリサーチしたので、参考にしてください。
3月・4月・5月が旬の魚の種類と魅力
さわら(鰆)
出典: https://hyoki.jp
魚に春と書くさわら(鰆)は、関東地方では冬が旬というイメージがある種類ですが、関西地方では春の3月・4月・5月頃に旬を迎えます。鰆は体長が1m以上にもなる大きな魚で、身がやわらかいのが特徴です。
煮崩れしやすいため、煮物よりも焼き魚やフライなどに向いています。スーパーでは、西京漬けされたものが売られていることもあります。新鮮なものは、お刺身で食べるのもおすすめです。
たい(鯛)
たい(鯛)は年に2回旬を迎える種類の魚です。春の2月・3月・4月頃に旬を迎える鯛は「桜鯛」と呼ばれ、秋に旬を迎える鯛は「モミジ鯛」と呼ばれています。
桜鯛には卵や白子が入っていることがあり、卵は煮付けにし、白子はポン酢でたべるのがおすすめです。身はモミジ鯛に比べて脂が少なくさっぱりとした味わいなので、煮物や蒸し物に向いています。また、オリーブオイルにもよく合うため、洋風な調理方法でも楽しめます。
かつお(鰹)
かつお(鰹)は1年に2度の旬を迎えることで知られる種類の魚です。春の4月・5月頃に旬を迎える鰹は「初鰹」と呼ばれ、秋に旬を迎える「戻り鰹」に比べて脂が少なくさっぱりとしています。
火を通したり、刺身にして食べるよりも、タタキにしてポン酢や薬味と一緒に食べるのがおすすめです。
あじ(鯵)
日本で一般的に食べられているあじ(鰺)は「真鰺」という種類の魚です。真鰺は、4月から7月に漁獲量が増えるため、この時期が旬といわれています。
鰺は焼き魚や刺身として食べるのがおすすめです。他にも、アジフライや煮付け、から揚げにしてもおいしいく食べられます。つまり、どんな調理方法でも楽しめる魚なのです。
めばる(眼張)
出典: https://hyoki.jp
めばる(眼張)は眼が張り出してみえることから、その名前が付けられた魚です。11月から4月頃に最も漁獲量が増えます。
定番の調理方法は煮付けですが、新鮮なものは刺身でも楽しむことができます。小さいものは、丸ごとから揚げにしてもおいしいです。
しらす(白子)
いわしの稚魚であるしらす(白子)の旬は、産地によって異なります。一般的な産地では、春の3月・4月・5月頃に旬を迎えるといわれています。
白子という魚は水分が多く傷みやすいため、獲れたその日のうちにしか生で食べることができません。そのため白子の産地であっても、生で食べられないこともあります。釜揚げ白子やちりめんじゃこにすれば日持ちするので、スーパーなどでも手に入れることができます。
しらうお(白魚)
体長5~10cm程度の小魚であるしらうお(白魚)。白魚の旬は、春の2月・3月・4月頃といわれています。
新鮮な白魚は、生のままワサビ醤油で食べるのがおすすめです。また、佃煮や、かき揚げなどの天ぷらにしてもおいしく食べられます。
3月・4月・5月が旬の魚のおすすめレシピ
鰆のオーブン焼き
【材料】(2~3人前)
- 鰆 3切れ
- にんにく 1片
- スライスレモン 1個
- ロースマリー 1本
- パン粉 大さじ4
- 塩 適量
- こしょう 適量
- オリーブオイル 大さじ2
【手順】
- 鰆の皮目に隠し包丁を入れ、塩、こしょうで下味をつけます。
- にんにくを薄切りにし、レモンを輪切りにします。
- グラタン皿にオリーブオイルを塗り、オーブンを220℃に温めます。
- グラタン皿に全ての材料を入れ、220℃のオーブンで20分焼いたら完成です。
こちらは、四谷のフランス料理レストランのオーナーシェフによるレシピです。下準備さえしておけば、あとはオーブンに入れるだけなので簡単に調理できます。ワインのお供にも最適です。
フライパンで、かつおのたたき
【材料】(2人前)
- 鰹(刺身用、できれば皮付き) 300g
- 大葉 5枚
- みょうが 1個
- しょうが 1片
- 塩 ひとつまみ
- ポン酢 適量
【手順】
- 大葉、みょうがは千切りにして、しょうがは皮をむいて、すりおろします。
- かつおの皮目に塩をふって、強火で熱したフライパンに、皮目を下にして入れます。
- 押し付けながら焼いていき、皮目に焼き目がついたら、ひっくり返します。
- 身の色が変わるまでさっと焼いたら、鰹をジップロックにいれて、水につけて冷まします。
- 冷ました鰹を1cm幅に切り、薬味と一緒に盛り付け、ポン酢をかけたら完成です。
こちらは、フライパンで簡単に作れる鰹のたたきのレシピです。もちろんポン酢としょうがにもよく合いますが、塩と柚子でもおいしく食べることができます。余熱で火が通らないように、フライパンから取り出したら、すぐに冷やすのがおいしいたたきになるポイントです。
アジフライ
【材料】(2人前)
- 鯵 4匹
- 塩 適量
- 薄力粉 適量
- 卵 1個
- パン粉 適量
- キャベツ 適量
【手順】
- 鰺をさばいてひらいたら、塩をして冷蔵庫で15分休ませます。
- 休ませた鰺の水分を拭きとり、再度塩で下味をつけます。
- 鰺に薄力粉、卵、パン粉の順で衣をつけます。
- 鰺を160度で揚げはじめ、4分後に180度になるように調整します。
- 音が変わり色付いたら油からあげ、油をふき取って、キャベツと一緒に盛り付けて完成です。
こちらはアジフライのレシピです。さばいたときに出る骨も、揚げれば骨せんべいとして食べられます。動画では、丁寧にさばき方も解説されているので、参考にしてください。
めばるの煮付け
【材料】(2人前)
- 眼張 2尾
- 長ねぎ 1本
- (A)しょうが(薄切り) 1片分
- (A)酒 1/2カップ
- (A)しょうゆ、みりん 各1/4カップ
- (A)砂糖 大さじ1
【手順】
- 長ねぎを4cm幅に切り、青い部分は斜めに薄切りにします。
- 眼張のうろこを取り、エラの付け根に包丁を入れます。お尻からあごに切り込みを入れて、エラとはらわたを取り除きます。
- フライパンに(A)と水1カップを入れて強火にかけ、煮たったら眼張の頭を左にしていれます。オーブンシートで落とし蓋をし、弱めの中火で10分煮ます。
- 落とし蓋を外して、空いている場所に長ねぎを入れます。スプーンで眼張に煮汁をかけながら、さらに5〜10分火にかけます。
- 眼張と長ねぎを器に盛り付けたら、煮汁をとろみが出るまで煮詰めます。
- 眼張に煮詰めた煮汁をかけて、完成です。
こちらは、定番である眼張の煮付けのレシピです。調理する魚を鯛などの別の魚にしてもおいしく食べられます。応用がきくので、覚えておいて損はないレシピです。
出汁が凄い白魚の卵とじ
【材料】(2人前)
- 白魚 100g
- 昆布 5g
- 鰹節 10g
- 水 500mL
- 白ネギ 1/2本
- 卵 2個
- 醤油 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 三つ葉 適量
【手順】
- 鍋に水と昆布を入れ30分浸します。
- 弱火で沸かし、沸騰する前に昆布を取り出します。
- 軽く沸騰させたら鰹節を入れて、火を止めて2分放置する。
- 放置した出汁を一度こして再度鍋に入れ、調味料を入れて沸騰させます。
- 白ネギ、白魚、卵を入れたら火を止めて蓋をします。最後に三つ葉を散らして完成です。
こちらは白魚を使った卵とじ汁のレシピです。白魚はおいしい出汁が出るので、汁物にしてもおいしく楽しめます。このレシピでは昆布と鰹節からも出汁を取っていますが、だしの素を使えばさらに簡単に作ることができます。
真鯛の煮付け
こちらは桜鯛を使った煮付けのレシピです。煮汁までおいしいのでご飯によく合います。桜鯛は身がやわらかい魚なので、あまり動かさずにじっくり焼くのがポイントです。
春キャベツと梅しらすの絶品チャーハン
こちらは白子と同じく、3月・4月・5月頃に旬をむかえる春キャベツを使ったチャーハンのレシピです。旬の食材は栄養価が高く、食べ合わせも抜群です。作り方もとっても簡単なので、ぜひ作ってみてください。
3月・4月・5月が旬の魚をおいしい料理に変えて食卓へ!
3月・4月・5月に旬を迎える代表的な魚を7種類解説しました。3月・4月・5月に旬を迎える魚は、脂が少なめで、比較的さっぱりとした味である種類が多いです。
また、3月・4月・5月が旬の魚でつくるおすすめのおいしいレシピもあわせて紹介しました。3月・4月・5月が旬の魚で作れるメニューは、ワインに合う料理から、チャーハンなど一品で満足できるものもあります。本記事を参考にして、3月・4月・5月が旬の魚でおいしい食事を作ってみてください。