2021年04月09日公開
2024年11月08日更新
福島の郷土料理「味噌かんぷら」のレシピを伝授!簡単に作れて美味しい
福島県の郷土料理「味噌かんぷら」の特徴や作り方をまとめました。小ぶりのじゃがいもに、家庭にある調味料で簡単に作れる、味噌かんぷらのレシピを紹介します。節約かつ美味しいじゃがいも料理ですので、ぜひ自宅で作る際の、参考にしてください。
味噌かんぷらの簡単な作り方を紹介!
畑でじゃがいもが採れました🙂
— よっちゃんイカ🦑 (@yocchannika_jp) May 31, 2019
初めての#味噌かんぷら
福島県の郷土料理なんだって✨美味しい❤️ pic.twitter.com/vbfq2R4BmD
じゃがいもを皮ごと揚げて、味噌だれを絡ませる、福島の郷土料理「味噌かんぷら」。特に、福島県中通りや浜通りなどの地域でよく食べられている料理です。
人気テレビ番組で取り上げられたこともあり、簡単なレシピで、家庭にある調味料で美味しくできる味噌かんぷらは、全国的に人気になりました。本記事では、味噌かんぷらの特徴や作り方を説明します。
味噌かんぷらの特徴
じゃがいもを使った福島の郷土料理
昨日の夕食に味噌かんぷらが出てきました。😆あまり聞いたことのない料理かと思いますが、福島の郷土料理なのです。✨甘じょっぱい味噌味の小さなジャガイモが美味で、秘密のケンミンショー📺でも紹介された料理です。作り方も簡単ですので、ぜひお試し下さい。👍https://t.co/KIZl1Nr3Al pic.twitter.com/XEea7cg4sR
— (株)拓殖住宅 (@takushoku10) February 5, 2019
福島県は東西に広く、標高差も大きいため気候差があり、昔から農作物の生産が多い地域です。この福島県で、昔から地元民に愛されている郷土料理が「味噌かんぷら」です。「かんぷら」とは、福島県の方言で、じゃがいもを意味します。
甘めの味噌だれに小ぶりのじゃがいもを絡めた、味噌かんぷらは、甘じょっぱく懐かしい味わいが特徴です。最近では、テレビなどで特集され、全国的に知名度を上げました。白いご飯のお供に、またお酒のおつまみとして、人気のじゃがいも料理です。
昔はじゃがいもがお米の代用食だった
ばんたろうくん、
— 渋谷のトランジスタラジオ (@shibuyano_TR) July 28, 2017
味噌かんぷら芋
ありがとうございます♩#渋谷のトランジスタラジオ #渋谷のラジオ pic.twitter.com/GlSJtgOKZ7
戦時中の日本では食糧の蓄えが乏しく、食糧難だったため、お米の代わりにサツマイモやじゃがいもが、代用食として食べられていました。じゃがいもを収穫する際にでる、出荷できない小ぶりな芋やいびつな形の芋を、農家が引き取って自宅で、調理して食べていたのが始まりと言われています。
のちに、味噌と砂糖で調理した甘じょっぱい味噌かんぷらの味が、福島県全体に広がり、老客男女問わず愛される郷土料理になりました。
皮ごと調理する理由
味噌+かんぷらで☝️
— 『🇯🇵ニ代目🇯🇵』🌈組ゴン🌈Fukushima AY-01🌈 (@gominingen000) July 7, 2020
福島県民のソウルフードを作っていく!!#福島県 #味噌かんぷら
こんな名前はケンミンショーで後付けじゃないかな?🤔
物心ついた時は、農家に友達いるお宅はおやつだったと思うけど…
いわき市に来てから、かんぷらって言うお年寄りに会った事が無い😆
郡山の年寄りは言うよ! pic.twitter.com/7r55wYB2LR
じゃがいもの皮には、多くの栄養素を含んでいます。代表的な栄養素として、ビタミンB2とカリウム、鉄、食物繊維があり、皮ごと食べた方がより効率的に栄養を摂取できます。ビタミンは水溶性のため、加熱に弱く、茹でるなどの調理をした場合、ビタミンが水の中に流れる弱点があります。
しかし、味噌かんぷらは皮ごと一気に揚げる方法で調理するので、栄養素を逃さず摂取することができます。皮ごと調理することで、じゃがいもの栄養素を最大限とれる利点があります。
味噌かんぷらの簡単レシピ
材料・作り方
【材料】
- じゃがいも(小):500g
- 味噌:70g
- 砂糖:70g
- 油:適量
【作り方】
- 皮つきのじゃがいもをキレイに洗って、ペーパータオルで水を切ります。
- 鍋にじゃがいもを入れ、通常より多めの油を注ぎ、火を中火にし揚げ焼きします。
- 途中鍋を回しながら、じゃがいもに串が通るくらい、じっくりと火を入れます。
- 火が通ったじゃがいもを一旦、別の容器に移します。
- 鍋に大さじ2くらいの油を残し、味噌と砂糖を加え弱火で温めます。
- 味噌だれが温まったら、鍋に再度じゃがいもを加えて、絡めて完成です。
福島県出身の方が作る、味噌かんぷらのレシピです。揚げ焼きの際は、油を多く使用するので、油はねが起きやすいです。蓋を使用するなどして、気をつけて調理してください。
作る時のポイント
ジャガイモさんは油で揚げられ
— もつけだんぶり まーさん (@MasahikoOdagiri) November 7, 2018
甘味噌に絡まれ味噌かんぷらになりました
ケンミンショウで見てから1回食べてみたかったんだよな pic.twitter.com/XRjPDc965w
味噌かんぷらは、鍋で揚げ焼きするレシピ以外にも、じゃがいもをレンジで加熱後に、揚げ油で揚げるレシピも存在します。2つのレシピに言えるのは、油を多めにしてじゃがいもを揚げることで、表面がこんがりきつね色に、中はホクホクになるように作っています。
通常、このままで食卓に上がりますが、青じそを少し加えて彩りを添えるのも良いです。味噌だれが絡んだじゃがいもに、青じそのさっぱりとした味わいがマッチし、箸が進みます。
味噌かんぷらを自宅で作ってみよう!
お味噌の粒々感 残して
— ebimama (@ebimamajunko) July 1, 2020
~ 味噌かんぷら 出来たよ♪
ほこほこ✨ pic.twitter.com/6Q8ltF8uOU
福島県民から愛されているじゃがいも料理「味噌かんぷら」の特徴と作り方について説明しました。こんがりときつね色に揚ったじゃがいもに、甘めの味噌だれが絡んだ味噌かんぷらは、栄養豊富かつ美味しい料理です。
また年間通して、安く手に入るじゃがいもに、自宅にある味噌と砂糖、みりんだけで出来るので食費を抑えれるメニューです。食べ応えのある味噌かんぷらを、ぜひ自宅で作ってみてください。