豆腐の作り方をリサーチ!にがりなしで作る簡単メニューも!

豆腐の作り方をまとめました。大豆から作る豆腐の基本的な作り方や、市販の豆乳と電子レンジを使った簡単な作り方を解説します。にがりなしで作れる豆腐のレシピも紹介しているので、豆腐を作ったことがない人はぜひ参考にしてください。

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目次

  1. 1豆腐の基本の作り方や簡単にできる方法を紹介!
  2. 2豆腐の基本の作り方
  3. 3電子レンジを使った豆腐の作り方
  4. 4にがりなしでできる簡単豆腐の作り方
  5. 5豆腐の作り方を試してみよう!

豆腐の基本の作り方や簡単にできる方法を紹介!

豆腐は味噌汁や副菜に使いやすい食材ですが、自分で手作りしたことがあるという人は少ないのではないでしょうか?作り方は少し手間がかかりますが、自分で作ると市販のものでは味わえないような甘くて濃厚な豆腐を作ることができます。

本記事では、豆腐の基本的な作り方やレンジなどで簡単に作れる作り方をまとめました。にがりなしでも作れるレシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

豆腐の基本の作り方

材料

豆腐作りに必要な材料は、大豆とにがりと水の3つだけです。しかし、美味しい豆腐を作るためには、材料選びも重要になってきます。まず大豆ですが、大豆は糖分とタンパク質が高い大粒のものを選ぶようにしましょう。タンパク質が高い大豆は凝固剤と反応しやすいため、豆腐を固める時に失敗しにくくなります。

また、大粒の大豆を使用することでアクを抑えることができ、より美味しい豆腐を作ることができます。次ににがりですが、にがりは化学的に精製されたものでなく、海水からできた天然のにがりがおすすめです。天然のにがりはミネラルが豊富で、大豆の風味と甘みをそのまま残したまま豆腐を作ることができます。

最後に水ですが、豆腐作りに使う水に硬水はむいていません。飲んだ時にまろやかだと感じるような、軟らかい水を使うようにしましょう。ph値でいえば、ph7〜7.6くらいの中性から弱アルカリ性の水が一番適しているといわれています。

作り方①大豆を水に漬ける

豆腐の作り方でまず始めにやることは、大豆を洗って水に漬けておくことです。大豆の3倍程度の量の水に漬け、大豆が十分に水を吸うまで漬けておきましょう。漬け時間は季節にもよって変わり、冬であれば20時間、春や秋であれば15時間、夏であれば8〜9時間が目安です

十分に水が含まれたかどうかを見るためには、大豆をひとつ半分に割って中央部分を見てみましょう。中央にピンと筋が入っていれば、しっかりと水を吸った証拠です。大豆が水を吸ったらザルに移して、しっかりと水を切りましょう。

作り方②豆乳を作る

大豆の浸水が終わったら、次に豆乳作りに入ります。大豆をミキサーに入れたら、膨らんだ後の大豆の1.2倍程度の水を用意します。その水を3回に分けてミキサーに加え、滑らかな液状になるまで撹拌します。滑らかになったら汁を鍋に移し、焦げないようにかき混ぜながら沸騰させます。

沸騰したら一度火を止め、少し泡がおさまったら再び火をつけて弱火で10分ほど煮ましょう。煮たら濾し布をセットしたザルに流し込み、冷めないうちに絞って豆乳を作ります。まだ熱いうちはヘラなどを使い、手で触れるようになってきたら両手で絞りましょう。

作り方③にがりを加えて固める

豆乳ができたら鍋に入れて、75〜80℃になるまでゆっくりと温めていきます。このときの温度はとても需要になるので、できるだけ温度計などを利用してしっかりと温度を測るようにしましょう

豆乳が温まったらにがりをゆっくりと加え、2〜3回静かにかき混ぜます。混ぜすぎてしまうと豆腐が固くなってしまうので、かき混ぜすぎには注意しましょう。混ぜたら鍋に蓋をして、20〜30分ほど蒸しておきます。10〜15分くらいすると豆乳が固まってきますが、固まりが悪く白く濁るようでしたらとろ火にかけて温度を上げるようにしましょう。

豆乳が固まってきたらさらし布を敷いた型に流し込み、上から重しを乗せて余計な水分を出したら完成です。15〜30分ほどでできあがりますが、好みの固さになるように水を切る時間は調節してください。

おからの使い道

豆腐を作ると絞りカスとしておからができますが、おからは大豆の栄養がぎゅっと詰まった体に良い食材です。おからを使った料理には定番の卯の花がありますが、おからはそのままサラダとして使うこともできます。

また、ハンバーグなどのつなぎに使ったりスイーツに利用したりと、その使い道はさまざまです。おからは冷凍しておくこともできるので、使い切れない場合は小分けにしてラップに包んで冷凍しておくと良いでしょう。

電子レンジを使った豆腐の作り方

豆乳を使った作り方

豆腐の作り方には、電子レンジを使った簡単な作り方もあります。電子レンジで豆腐を作る場合は、大豆からではなく市販の豆乳を利用して簡単に作ります。まずは200ccの豆乳を耐熱容器に入れたら2〜3ccのにがりを加え、泡立てないように静かにかき混ぜましょう。泡立つとスが入ってしまうので気を付けてください。

混ぜたらふわりとラップをかけ、600wのレンジで1分〜1分30秒ほど加熱します。レンジから取り出してそのまま5分ほど蒸らせば、とろとろの柔らかい絹豆腐が完成します。電子レンジを使う作り方だとしっかりと固い豆腐にはなりませんが、手間がかなり省けるので本格的な作り方は面倒だという人におすすめです。

固まらない時の対策

電子レンジを使う作り方で豆腐がうまく固まらない時は、まずはにがりの量を見直してみましょう。にがりの濃度はメーカーによっても違うため、レシピ通りにやっても固まらないことがあります。にがりのパッケージには使用量が記載されていることも多いので、記載されている量を守って使いましょう。

にがりの量の目安としては、豆乳に対して1〜3%くらいです。また、使う豆乳の種類によっても固まり具合が変わってきます。豆腐作りに使う豆乳は必ず無調整豆乳を使用し、大豆固形分の多い商品を使うようにしましょう。できれば大豆固形分が10%以上のものがおすすめです。

あとは、豆乳とにがりをあらかじめ冷やしておいたりムラなく混ぜることも、豆腐を上手に固めるためのポイントです。電子レンジの加熱時間も機種や器の形、その時の気温によっても変わってくるので、レシピの時間にこだわらずに様子を見ながら加熱するようにしましょう。しっかり固まらない場合は、10秒ずつ追加して加熱してみてください。

にがりなしでできる簡単豆腐の作り方

ひよこ豆で作る豆腐

【材料】

  • ひよこ豆 1カップ
  • 水 2カップ

【作り方】
  1. ひよこ豆をボウルに入れて、ひたひたの水(分量外)を加えてひと晩置きます。
  2. 1をザルにあけ、水と一緒にミキサーに入れます。
  3. なめらかになるまで撹拌したら、ガーゼなどで濾して豆乳とおからに分けます。
  4. 豆乳を鍋に入れて、かき混ぜながら2分加熱します。
  5. さらに弱火で2分加熱したら容器に入れて、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。

大豆の代わりにひよこ豆を使った、にがりなしで作る豆腐の作り方です。ひよこ豆はデンプン質がたっぷりと含まれているため、にがりなしでも自然と豆腐が固まります。ひよこ豆で作った豆乳を火にかけたら冷蔵庫で冷やして固めるだけですので、スイーツ感覚で誰でも失敗なく豆腐を作ることができます。

酢と豆腐の殻で作る豆腐

【材料】

  • 卵の殻 1個分
  • 酢 50cc
  • 大豆 1カップ
  • 水 6カップ

【作り方】
  1. 酢に細かく割った卵の殻を漬けて、常温で4日ほど置いておきます。
  2. 1をキッチンペーパーで濾します。
  3. 大豆を水でよく洗ったらボウルに入れて、水3カップを加えてひと晩漬けます。
  4. 4を水ごとミキサーにかけて撹拌します。
  5. 鍋に水3カップを入れて沸騰させます。
  6. 沸騰したら火を弱め、4を入れて混ぜます。
  7. 表面の泡を捨てて7〜8分弱火で煮ます。
  8. ザルにガーゼを敷いて7を濾します。
  9. 8を鍋に入れて70℃くらいにしたら2を加えて混ぜます。
  10. 少し固まってきたらガーゼを敷いたザルに入れて、ガーゼで表面を覆います。
  11. 上から皿などの重しを乗せて、20〜30分ほど水切りします。
  12. 11を水の中に入れて崩れないようにガーゼを取り、水から上げたら完成です。

酢と卵の殻を利用したにがりなしの豆腐の作り方を紹介します。卵の殻と酢は合わせると殻の炭酸カルシウムと酢の酢酸が化学反応を起こし、にがりと同じような働きをするようになります。

にがりの代用品として使えるようになるまでには数日かかりますが、買ってもにがりを使い切れない場合や海外などでにがりが手に入らない時におすすめの作り方です。酢が入っていますがほんの少量ですので、豆腐が酸っぱくなることはありません

ゼラチンですぐに作れる手作り豆腐

ゼラチンを使って豆腐を作るという、にがりなしのアイデアレシピを紹介します。作り方はとても簡単で、ゼラチンと豆乳と水を混ぜてレンジで加熱したら、あとは冷蔵庫で1時間冷やすだけです。

ゼラチンを使っている分プリンのような食感になりますが、豆乳のほのかな甘みがしっかりと味わえるクリーミーな豆腐ができあがります。砂糖を加えたり黒蜜をかけたりして、スイーツとして食べるのもおすすめです。

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豆腐の作り方を試してみよう!

豆腐の基本的な作り方やにがりなしで作れる簡単レシピをまとめました。手作り豆腐は手間はかかりますが、大豆の旨味をしっかりと味わうことができ、固さも自分好みに調整できるというメリットがあります。電子レンジで簡単に作る方法もあるので、ぜひ一度自家製の豆腐作りにチャレンジしてみてください。

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