2021年01月18日公開
2024年11月05日更新
離乳食初期(5ヶ月~6ヶ月)のレシピまとめ!開始のポイントや進め方も!
5ヶ月~6ヶ月の離乳食初期のレシピをまとめました。5ヶ月~6ヶ月の離乳食初期に使える簡単人気レシピを「主食」「おかず」「フルーツ」の3つのジャンルに分けて紹介します。離乳食を始める目安や進め方など、離乳食初期のポイントも説明します。
目次
離乳食初期(5ヶ月〜6ヶ月)のレシピを紹介!
今日はパパが10倍粥作ってくれた👏
— ぶむ🧸5m (@mamachan0731) January 9, 2021
ありがとー!✨ pic.twitter.com/bCmUzXPFgX
赤ちゃんが5ヶ月〜6ヶ月を迎えると離乳食が始まりますが、離乳食の初期はまだまだ食べられる食材も少なく、何を作って良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
本記事では、離乳食初期に食べられる簡単人気レシピをまとめました。主食やおかずだけでなく、ビタミン補給にぴったりな果物を使ったレシピまで、離乳食初期に使える便利なレシピが満載です。
離乳食初期(5ヶ月〜6ヶ月)のポイント
離乳食開始の目安
赤ちゃん👶🏻のお昼ご飯🍴💕
— いよニャン🩸 (@pa_qpu) January 12, 2021
ブロッコリーのミルク粥が大好きな娘😋 pic.twitter.com/ixtdZreWC9
離乳食は赤ちゃんが5ヶ月〜6ヶ月になった頃に始めます。赤ちゃんによって個人差があるため、必ずしも「5ヶ月になったから始めなくてはいけない」というものではありません。
目安としては、赤ちゃんのよだれの量が増えてきた、大人の食べ物に興味を示す、しっかりと座れるようになってきた、生活リズムが整ってきた、ミルクや母乳だけでは満足しなくなってきた、などがあります。5ヶ月〜6ヶ月を過ぎてこれらのような様子がいくつか見られるようになってきたら離乳食を開始してみましょう。
離乳食初期の進め方
明日で5ヶ月なので試しに10倍粥小さじ1あげてみた!!普通に食べた😋😋何事も無いことを祈る…因みに10倍粥はごはんから作る方法とったよ!!ブレンダーで速攻できた!!これなら作れそう💡 pic.twitter.com/ED0G4wWik8
— ちゃん®@11m (@chixmaaam) June 25, 2020
5ヶ月〜6ヶ月の離乳食初期は、まずは小さじ1杯から始めるのが基本です。小さじ1杯を2〜3日続け、2〜3日経ったらさらに小さじ1杯増やします。それを繰り返して開始から1ヶ月で30〜45gくらいまで増やしていきましょう。離乳食を開始して最初の1ヶ月は1回食で、2ヶ月目から2回食にします。
2回食になってもいきなり食べる量を増やさず、徐々に食べる量を増やしていきます。1回目の食事はそれまでと同量でも良いのですが、最初の2回目の食事は1回目の食事の1/4量くらいにしておきましょう。赤ちゃんの様子や食べる量を見ながら、日をかけて1回目と2回目を同量にしていきます。
5ヶ月〜6ヶ月の離乳食のメニューは、食材をトロトロの状態にして食べさせるようにします。目安としては、ヨーグルトやポタージュくらいの状態です。じゃがいもやさつまいものように裏ごししただけではトロトロにならないものは、白湯やミルクで伸ばしてヨーグルト状にしてください。
一番最初は消化のよい炭水化物や野菜から始めます。お粥や野菜に慣れて離乳食開始から3週間ほど経ったら、豆腐や白身魚などのタンパク質を徐々に試していきましょう。
注意点
5ヶ月と13日
— zukimi* (@mimizukin555) November 25, 2017
10倍粥小さじ3弱 かぼちゃ小さじ1強です☺️
もぐもぐもぐ。
麦茶はマグで飲んでます。
食べ物飲み物、大人が食べてるもの手をどんどん伸ばしてきます。くいしんぼうくん楽しみです。_(:3 」∠)_ pic.twitter.com/f3fH94Ybmz
どのような食材でも初めて食べさせる時はアレルギーの可能性があるため、初めての食材は平日の昼間に小さじ1杯だけ食べさせて様子を見るようにしましょう。食べさせても異常がなければ、次の日から少しずつ量を増やしていってください。
また、5ヶ月〜6ヶ月の離乳食初期は、まだ母乳やミルクから栄養を摂る時期です。離乳食初期は栄養を摂るためではなく食べ物の味や食感に慣れる時期ですので、離乳食を食べないからといって焦る必要はありません。
必ず毎日量を増やさけなければいけないわけでもないので、前の日より食べる量が減ったり食べない日があっても大丈夫です。育児書通りに完璧に進めようとせず、赤ちゃんの体調や機嫌に合わせて食べさせる量を調節してあげましょう。
離乳食を食べ終わった後は、赤ちゃんが満足するまでたっぷり母乳やミルクをあげてくださいね。
離乳食初期(5ヶ月〜6ヶ月)の簡単人気レシピ【主食】
ご飯から作るおかゆ
【材料】
- ご飯 大さじ2(約30g)
- 水 200ml
【作り方】
- 鍋にご飯と水を入れます。
- ご飯をほぐしながら火をつけて加熱します。
- 沸騰したら火を弱火にし、蓋をして約10分加熱します。
- 火を止めて、蓋をして10分蒸らします。
- すり鉢でご飯を潰します。
- 5を裏ごしして、重湯で柔らかさを調整したら完成です。
離乳食を始めてすぐに使える、基本の10倍粥を紹介します。お粥は米から作ると時間がかかって大変ですが、すでに炊いてあるご飯を使うことで簡単に作ることができます。最初の頃はしっかりと裏ごしして、滑らかになった状態のものを使うようにしましょう。少し慣れてきたら、粒が残ったままのお粥でも食べられるようになってきます。
うどん粥
【材料】
- 茹でうどん 1/4袋
【作り方】
- うどんを袋から出汁、4等分してからみじん切りにします。
- 鍋にお湯を沸かし、うどんを入れてくたくたになるまで10分煮ます。
- 2を流水ですすぎ、水気を切ります。
- 3を裏ごしして、お湯を加えてお好みの濃度にしたら完成です。
赤ちゃんにも人気のうどんを使ったお粥のレシピを紹介します。小麦にアレルギーがなければ、うどんは離乳食初期にも主食として使いやすい便利な食材です。あらかじめ茹でてあるうどんを使うと、塩気もなく茹で時間も短くすむのでおすすめです。乾麺を使う場合は茹で時間を長くして、水ですすぐ時に塩分をしっかりと落とすようにしましょう。
お麩きな粉
【材料】
- お麩 4個
- きな粉 小さじ1
- 水 少量
【作り方】
- お麩をすりおろします。
- 1に水を入れて混ぜます。
- 500wのレンジで30秒ほど加熱します。
- きな粉を加えてさらに混ぜたら完成です。
食パンはバターや添加物が入っていることが多く離乳食初期にはまだ使えませんが、お麩は原材料が小麦粉だけであるため離乳食初期にも利用することができます。お麩をすりおろしてレンジで加熱するだけで簡単に作れるので、お粥がない時や忙しい時の主食代わりとして使うのに便利です。
きな粉は赤ちゃんに人気がある食材ですが、まだタンパク質を食べられない時期はきな粉を入れずにミルクでお麩を溶かすと良いでしょう。
じゃがいも粥
【材料】
- じゃがいも 20g
- 調乳済みミルク 大さじ1
【作り方】
- じゃがいもは適当な大きさに切り、柔らかくなるまで茹でます。
- 1をすり鉢で滑らかになるまで潰します。
- 2にミルクを少しずつ加え、じゃがいもを潰しながら混ぜます。
- 3を裏ごししたら完成です。
じゃがいもには炭水化物が豊富に含まれているので、お米や小麦を使ったお粥の代わりとして使うことができます。じゃがいもとミルクはとても相性が良く、まろやかで赤ちゃんでも食べやすい味に仕上がります。他の野菜を加えておかずとして利用するのも良いでしょう。
オートミール粥
【材料】
- オートミール 5g
- 水 50〜80ml
【作り方】
- 耐熱容器にオートミールと水を入れて軽く混ぜます。
- 500wのレンジで2分ほど沸騰するまで加熱します。
- そのまま少し置いてから混ぜ、裏ごししたら完成です。
オートミールはオーツ麦が原料で、食物繊維などの栄養素がたっぷりと含まれている人気の食材です。オートミール粥はレンジで簡単に作ることができますが、吹きこぼれやすいので加熱時間には注意しましょう。
離乳食を始めたばかりの頃は便秘になりやすくなるので、便秘解消にも役立つ一品です。そのままだと嫌がる場合は、他の食材と混ぜたりミルクで作ったりしても良いでしょう。
離乳食初期(5ヶ月〜6ヶ月)の簡単人気レシピ【おかず】
にんじんと大根のみぞれ煮
【材料】
- 大根 1cm
- にんじん 2cm
- 出汁 30ml
- 水溶き片栗粉 適量
【作り方】
- にんじんと大根の皮をむきます。
- にんじんと大根をすりおろします。
- 3と出汁を鍋に入れて柔らかくなるまで煮ます。
- 柔らかくなったら一度火を止め、水溶き片栗粉を加えます。
- 再び火をつけて、とろみがつくまで混ぜながら加熱したら完成です。
離乳食に使う野菜は下ごしらえが面倒ですが、大根とにんじんはすりおろすだけで簡単に離乳食に使うことができて便利です。大根もにんじんも加熱することで甘くなるので、赤ちゃんにも食べやすい味に仕上がります。水溶き片栗粉は成長具合によって量を調節しましょう。
コーンポテト
【材料】
- じゃがいも 15g
- コーン缶 15g
- お湯またはミルク 適量
【作り方】
- じゃがいもは適当な大きさに切って柔らかくなるまで茹でます。
- コーン缶のコーンは一度茹でて塩抜きします。
- コーンをすり潰して裏ごしをします。
- じゃがいもを潰したら3を入れて混ぜ合わせます。
- お湯やミルクで伸ばしたら完成です。
とうもろこしの甘みで食べやすい人気のコーンポテトのレシピです。とうもろこしはコーン缶を使うと便利ですが、缶詰のコーンは塩が入っていることが多いので一度下茹でをしてしっかりと塩抜きしましょう。とうもろこしの下ごしらえが面倒な場合は、市販のベビーフードを利用するのもおすすめです。
ふわふわ豆腐
【材料】
- 絹ごし 豆腐25g
【作り方】
- 鍋にお湯を沸かし、豆腐を中火で2分ほど茹でます。
- 茹でた豆腐を裏ごししたら完成です。
たんぱく質を食べられるようになったら、レンジで簡単に作れるふわふわ豆腐を試してみてはいかがでしょうか?豆腐はレンジで加熱して裏ごしする手軽な方法もありますが、一度お湯で豆腐を茹でることでレンジでは真似できないふわふわ感を出すことができます。
野菜のペーストを乗せれば、あっという間に栄養バランスの取れたおかずが出来上がります。
キャベツペースト
【材料】
- キャベツ 1枚
【作り方】
- キャベツは洗って芯を取り除き、茹でやすいように小さくカットします。
- 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら1を入れて茹でます。
- キャベツがクタクタになったら取り出し、包丁で細かく刻みます。
- 3をすり鉢に入れて滑らかになるまですり潰します。
- 4を裏ごししたら完成です。
キャベツは苦味やクセがなくて食べやすいので、離乳食初期に使う野菜としても人気があります。お粥に乗せて食べても良いですし、りんごなどの果物と合わせても美味しく食べられます。キャベツは水分が多いため水を加えなくてもトロトロになりますが、味が濃すぎる場合は白湯などで伸ばしてあげましょう。
しらすペースト
【材料】
- 釜揚げしらす 適量
- 白湯 少量
【作り方】
- しらすをザルなどに入れて熱湯をかけ、塩抜きをします。
- 1をすり鉢ですり潰します。
- 白湯を入れて伸ばしたら完成です。
しらすはカルシウムが豊富で手軽に使えるため、離乳食にとても便利な食材です。ただ、市販の釜揚げしらすはたいてい塩分が含まれているので、塩抜きだけはしっかりと行うようにしましょう。
塩分が少ない場合は熱湯をかけるだけ大丈夫ですが、塩分が多い場合はしばらくお湯に漬けておいたほうがしっかりと塩抜きできます。しらすはご飯との相性が良いので、お粥に混ぜてあげるのがおすすめです。
離乳食初期(5ヶ月〜6ヶ月)の簡単人気レシピ【フルーツ】
りんごとバナナのペースト
【材料】
- りんご 1/10個
- バナナ 3〜4cm程度
【作り方】
- バナナをスプーンなどで潰します。
- りんごは皮と芯を取り除いてすりおろします。
- 1と2を混ぜ合わせます。
- 3を耐熱容器に入れてラップをかけ、500wのレンジで30秒ほど加熱します。
- 全体を混ぜ合わせたら完成です。
赤ちゃんにも人気が高いりんごとバナナを使ったペーストのレシピです。りんごとバナナの酸味と甘みがバランス良く、りんごの水分でとろみ加減もちょうど良くなります。りんごとバナナは手に入れやすく離乳食にも使いやすい果物ですが、アレルギーが出やすい食材でもあるので最初に食べさせる時は注意しましょう。
いちごペースト
【材料】
- いちご 3粒
【作り方】
- いちごはキレイに洗ってヘタを取り除きます。
- 1を潰しやすいように適当な大きさに切ります。
- 2を裏ごしして、500wのレンジで30秒加熱します。
- 全体的に混ぜたら完成です。
ジャム代わりにも使える便利ないちごペーストを紹介します。このままでも十分美味しいですが、もう少し成長したらヨーグルトやパン粥などに混ぜて食べさせるのもおすすめです。
もしもいちごの酸味を嫌がるようであれば、粉ミルクを混ぜると味がまろやかになって食べやすくなります。いちごは生のままでも離乳食に使えますが、慣れるまでは加熱して食べさせたほうが良いでしょう。
ぶどうピューレ
【材料】
- ぶどう 10〜15粒
【作り方】
- ぶどうをひと粒ずつ房から外します。
- 鍋にお湯を沸かし、ぶどうを15〜20秒茹でます。
- 2をすぐに氷水に入れて皮をむきます。
- 皮をむいたぶどうを裏ごししたら完成です。
離乳食だけでなく、いろいろなデザートにも使い回せるぶどうピューレのレシピです。ぶどうは皮をむくのが面倒ですが、お湯でさっと茹でることによってトマトのように簡単に皮をむくことができます。
ぶどうにもいろいろな種類がありますが、ピューレに使うぶどうは巨峰などの大粒のものがおすすめです。小粒のものは果汁も少なくて皮をむくのも面倒ですので、ピューレ作りにはあまり向いていません。
梨ジュース
【材料】
- 梨 1/6個
【作り方】
- 梨は芯と皮を取り除いてすりおろし、耐熱容器に入れます。
- 1にふんわりとラップをかけ、500wのレンジで30秒〜1分加熱します。
- 2を裏ごししたら完成です。
梨は酸味が少ないため、酸っぱい果物が苦手な赤ちゃんにも食べやすい食材です。梨の果肉には食物繊維が多くて消化しづらいため、離乳食初期の頃は裏ごししてから食べさせるようにしましょう。中期あたりになれば果肉も食べられるようになります。梨は水分が多いものの方が離乳食に向いているので、大きくてずっしりと重いものを選びましょう。
離乳食初期(5ヶ月〜6ヶ月)のレシピのまとめ
昨日はブチ切れ案件があったけど、今日から無事に離乳食開始!一口目はやっぱりベーって出したけど、二口目からは出さずに食べた!順応力すご!!モグモグというよりチュパチュパって感じやったけど。笑 完食してミルク240ml飲んでウンチして、爆速で寝た😂 pic.twitter.com/keaZytFgIz
— そらまめ《 5m*7/31 》 (@wagakoha_kami) January 12, 2021
5ヶ月〜6ヶ月の離乳食初期の簡単人気レシピをまとめました。5ヶ月〜6ヶ月の頃は食べ物に慣れる時期ですので、まだまだ料理と呼べるようなメニューはありません。しかし、ミルクや母乳以外の味に慣れるためにも、できるだけ多くの味に触れさせてあげることが大事です。アレルギーに注意しながら、離乳食初期のレシピを増やしていきましょう。