小松菜の日持ちはどれくらい?上手に保存する冷蔵・冷凍方法

小松菜と日持ち期間について紹介していきます。小松菜を冷蔵・冷凍保存した際の日持ちできる期限をまとめました。また、調理した後の小松菜の日持ち期間や傷んでしまった小松菜の見分け方についても掲載しているので、購入した際の参考にしてください。

小松菜の日持ちはどれくらい?上手に保存する冷蔵・冷凍方法のイメージ

目次

  1. 1小松菜はどれくらい日持ちする?
  2. 2小松菜の日持ち
  3. 3小松菜の日持ちする保存方法
  4. 4小松菜が腐るとどうなる?痛み具合の見分け方
  5. 5小松菜は冷凍保存すれば日持ちする!痛む前に冷凍しよう

小松菜はどれくらい日持ちする?

小松菜は炒め物や汁物、お浸しなどさまざまな料理に使うことができる食材です。本記事では、そんな小松菜の日持ちできる期間について紹介していきます。生の状態の小松菜の賞味期限や調理後の保存期間についても掲載しています。

さらに、日持ちするおかずや冷蔵・冷凍保存の正しいやり方についてもまとめています。また、傷んでしまった小松菜の見分け方も紹介しているので、小松菜を購入した際の参考にしてください。

小松菜の日持ち

まずは、小松菜の日持ちできる期間について紹介していきます。スーパーで購入した生の小松菜を常温、冷蔵・冷凍で保存した際の保存期間や、調理した後の賞味期限も掲載しているので、小松菜を保存する際の参考にしてください。

賞味期限の定義

各食材には、賞味期限と消費期限が定められています。消費期限とは、決められた方法で保存した際に、期限を過ぎてしまった場合、腐敗や変敗などの劣化に伴う衛生上の危害が発生する恐れがある期限を指しています。一方で、賞味期限とは定められた方法で保存した際に、その食品の品質を十分に保つことができる期限のことを指します。

そして、賞味期限は基本的に加工されている食品に定められており、野菜類には明確な賞味期限はありません。そのため、野菜などを保存する際には、見た目や臭い、味などで劣化具合を確かめる必要があります。

生の小松菜の日持ち

小松菜などの葉物は野菜類の中でも傷みやすく、購入した場合はできるだけ早めに使い切りたい食材です。そのため、生の小松菜は賞味期限が短く、常温で保存する場合は冬季などの気温が低い時期でも2日程度が限界です。さらに、夏場などの暑い時期は購入した日のうちに傷み始め、翌日までもたないと考えてもよいでしょう。

基本的には、生の小松菜は購入した日のうちに冷蔵庫または冷凍庫に入れて保存するのがおすすめです。

冷蔵と冷凍の日持ち

数日以上小松菜を保存したい場合は、常温ではなく、冷蔵・冷凍で保存します。冷蔵庫で保存できる期間は数日程度で、1週間を目安に使い切るようにしましょう。特に夏などの暑い時期は、購入後すぐに冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。

そして、1週間以上保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。束の状態やカットした生の小松菜を冷凍庫で保存した場合は2~3週間を目安に使うようにしましょう。

調理後の日持ち

調理後の小松菜の日持ちは、調理方法によって変化します。しめじやえのきなどのキノコ類と組み合わせることが多い、お浸しは3~4日を目安に食べきるようにしましょう。なお、お浸しを保存する場合は水気をしっかりと切ることで長く日持ちさせることが可能です。

人参やもやしと組み合わせることが多いナムルは、小松菜ともやしが傷みやすい野菜となっているので、傷みやすい野菜を目安にして4日程度で食べきるようにしましょう。また、小松菜を使った炒め物は組み合わせる食材によって日持ち期間が異なり、卵など傷みやすい食材と一緒に炒めた場合は、冷蔵庫で保存して4日程度日持ちします。

そして、小松菜を使った料理でもっとも日持ちする調理方法は漬け物になります。漬け物のレシピによっては2週間程度日持ちできる料理も存在しますが、基本的には1週間を目安に食べきるようにしましょう。

小松菜の日持ちする保存方法

次は、小松菜を日持ちさせる保存方法について紹介していきます。スーパーなどで新鮮な小松菜の選び方や冷蔵庫、冷凍庫での正しい保存方法について掲載しているので、正しい保存方法で美味しく長く保存しましょう。

新鮮な小松菜の選び方

小松菜を日持ちさせる際には、購入する時に新鮮なものを選ぶようにしましょう。鮮度が落ち始めているものは、日持ち期間も短くなってしまうため、新鮮な小松菜を見極めるポイントを把握して購入しましょう。そして、小松菜を選ぶときのポイントは、葉の緑色が濃く鮮やかで、葉そのものが肉厚でみずみずしいものを選ぶのがおすすめです。

また、茎が太くしっかりしており、葉が大きく揃ったものも新鮮の証です。ただし、葉が大きすぎると葉脈が発達しすぎている可能性があるので注意しましょう。さらに、根の部分はしっかりと長いものは生育がよい証拠ですので、選ぶ際の参考にしてください。

小松菜の冷蔵保存

小松菜は夏場の暑い季節は、購入後すぐに冷蔵庫などに入れて保存するのが鉄則です。冷蔵庫で保存する場合は、袋から取り出して水を張った器に根の部分を浸します。その際、葉や茎に傷んだ部分があった場合は取り除いておきましょう。そのまましばらく浸けておき、水から上げたら水気を切ります。

最後にキッチンペーパーや新聞紙で茎や根の部分をしっかりと包んでから、保存用のビニール袋に入れて、根を下にして立てかけるようにして保存します。立てる際には飲み終わったペットボトルなどを活用することで簡単に立てることが可能です。

また、カットしたり茹でたりした小松菜の場合は、そのまま保存するよりも保存期間は短くなるので注意が必要です。そして、水分がついている場合は、そこから傷み始めてしまうので、茹でた後でもしっかりと水分を切ってから密閉パックや密封容器に入れて保存するようにしましょう。

小松菜の冷凍保存

小松菜は鮮度が落ちやすく、傷みやすい野菜です。そのため、長期保存には向いていませんが、購入後すぐ食べきれずに何日も保管したい場合は冷凍保存がおすすめです。購入した状態で保存する場合は、冷蔵庫で保存する際と同じで、水気をしっかりと切ってから密閉して保存します。その際には根の部分を切り落としても構いません。

そして、カットしている場合でも冷凍保存だと傷みへの影響は少ないため、調理に使う際のサイズにカットしておくことで調理時間を短縮することが可能です。茹でてある場合は、1食ごとに分けてラップで包み、密閉容器や冷凍保存用袋に入れて保存します。

しかし、冷凍すると細胞壁は破壊されてしまうため、食感がしなしなになってしまうので、汁物やお浸しなどの調理にするのがおすすめです。冷凍保存している小松菜を解凍する場合は、容器や袋に入れたまま流水に当てるか、冷蔵庫に1日移して解凍しましょう。また、鍋や味噌汁などに使う場合は、解凍せずにそのまま使うことも可能です。

小松菜が腐るとどうなる?痛み具合の見分け方

次は、腐った小松菜の見分け方について紹介していきます。腐ると小松菜の見た目やにおいがどのように変化するのか、しっかりと把握して見極めるようにしましょう。

見た目

小松菜は傷みやすいく、保存が難しい野菜の1つです。そして、腐ってしまった場合は見た目やにおいで判断する必要があります。小松菜の劣化は葉先や茎の部分に現れ、葉先が黄色く変色している場合や茎の部分が柔らかくなったり、しおれていきます。しかし、これらの変化であれば劣化した部分だけを切り落として使うことも可能です。

ただし、日がさらに経ち、小松菜の繊維に含まれている水分が流れ出して、繊維が痩せて表面にぬめりやべたつきが現れた場合は、かなり劣化が進んでしまっている証拠ですので、取り除けない場合は食べないようにしましょう。さらに、白カビが生えてしまった場合も、腐っている証ですので、この場合も食べずに捨てましょう。

におい

小松菜は腐ると葉や茎部分の見た目が変化し、判断することができますが、見た目で判断できない場合は臭いで腐っているかどうかを見極めるようにしましょう。小松菜は長い期間放置していると、すえた異臭を放つようになります。また、食べた時に酸っぱい味がする場合も腐っている可能性が高いので食べないようにしましょう。

特に、夏場は常温で保存しているとすぐに傷み始めてしまうため、保存する場合はすぐに冷蔵庫または冷凍して保存するようにしましょう。

白いものが付いている場合

小松菜を購入した際に、保存していると葉の裏に白い斑点が現れます。この白い斑点は白さび病と呼ばれており、小松菜の他に白菜やカリフラワー、大根などのアブラナ科の野菜類に見られます。しかし、白さび病が出てしまった場合は、品質が少々劣ってしまうものの人体には害を及ぼさないため、食べても問題ありません。

白い斑点がどうしても気になる場合は、調理する前に切り落としてから使うようにしましょう。

小松菜は冷凍保存すれば日持ちする!痛む前に冷凍しよう

炒め物やお浸しなどの料理に使うことができる小松菜は、生の状態でも冷凍保存することができ、長く日持ちさせることができます。また、小松菜から酸っぱい臭いがしたり、ぬめりが出てきたら、傷んでいる証拠ですので、必ず一度確認してから調理するようにしましょう。

Thumb小松菜とマヨネーズを使った人気レシピまとめ!お弁当用や作り置きにも! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb小松菜とほうれん草の違いを解説!見分け方や栄養の違いは?おすすめレシピも | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb小松菜のダイエットレシピまとめ!ヘルシーで糖質オフのおすすめ料理! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ