離乳食用シチューのレシピまとめ!市販のルーは使える?保存方法は?

離乳食用のシチューレシピについてまとめました。ルーを使って家でも簡単に作ることができる人気レシピや、取り分けができる離乳食レシピも紹介しています。また、シチューを作る際の注意点も掲載しているので、離乳食を作る際の参考にしてください。

離乳食用シチューのレシピまとめ!市販のルーは使える?保存方法は?のイメージ

目次

  1. 1離乳食用シチューのレシピを紹介!
  2. 2離乳食用シチューの注意点
  3. 3離乳食用シチューの選び方と保存方法
  4. 4離乳食用シチューの簡単人気レシピ
  5. 5取り分けできる離乳食用シチューの簡単人気レシピ
  6. 6離乳食用シチューのレシピまとめ

離乳食用シチューのレシピを紹介!

子供から大人まで、どの世代にも人気の高いシチューは赤ちゃんの離乳食にもおすすめの料理です。本記事では、シチューの離乳食レシピについて紹介していきます。ルーを使った簡単に作ることができるシチューや、簡単ホワイトソースの作り方、シチューを作る際の注意点をまとめました。

また、簡単に作れるシチューレシピの他に、大人の分と一緒に作れる取り分けが可能なシチューメニューも掲載しているので、離乳食にシチューを取り入れる際の参考にしてください。

離乳食用シチューの注意点

まずは、離乳食用にシチューを作る際の注意点について見てみましょう。シチューを与え始める時期やアレルギー、作る際に使うルーについて掲載しているので、離乳食用のシチューを作る前に確認しておきましょう。

注意点①市販のルーは避ける

普段シチューを作る際には、ホワイトソースを作る時間をなくすために、市販のルーを使って作られる家庭も多いのではないでしょうか?しかし、市販で販売されているルーは、大人用のものが多いので、味が濃く、油分も多い商品となっています。

そのため、内臓が未発達な赤ちゃんにとっては負担が大きいので、離乳食期間中に使うのは控えましょう。なお、子供用品のお店には、1歳ころか食べられるルーが販売されていることもあります。

注意点②離乳食後期から与える

離乳食にシチューを取り入れる場合は、中期から後期(9~11か月ごろ)から与えるようにしましょう。ただし、ルーを使って調理すると油や塩分が多くなってしまうので、ルーを使う場合は裏面表示を確認して、原材料がシンプルなものを選ぶようにしましょう。また、表示されているルーの量よりも少なめで作っても十分に美味しく食べられます。

注意点③アレルギー

シチューを赤ちゃんに与える場合に、注意しなくてはいけない点の1つがアレルギー症状です。シチューには乳製品や小麦粉といった原材料を使っているため、アレルギーを持っている場合は注意しましょう。そして、赤ちゃんはアレルギーの特定が難しいため、初めてあげる食品は赤ちゃんの様子をしっかりと確認しながら食べさせましょう。

また、アレルギー特定原材料等の28品目不使用のまろやかで、優しい味わいが特徴の幼児向けシチューなども販売されているので、アレルギー症状が心配の場合は子供用品売り場などで探してみましょう。

離乳食用シチューの選び方と保存方法

次は、離乳食用のシチューの選び方と保存方法について紹介していきます。赤ちゃんに食べさせる用のシチューを選ぶ時のポイントや余ってしまった際に保存する方法を掲載しているので、離乳食にシチューを取り入れる際の参考にしてください。

離乳食用シチューの選び方

離乳食用のシチューには、牛乳や生クリームなどの乳製品をベースにしたクリーミーな味わいが特徴のクリームシチューと牛肉や玉ねぎ、にんじんなどの野菜をブイヨンで煮込んだ、コク深い味わいのビーフシチューがあります。どちらのタイプも小さな子供から大人まで、どの世代にも人気の料理です。

そして、選ぶ際のポイントにはいくつか存在します。1つ目は溶けやすさです。大人も一緒に食べられる定番の固形タイプのものは、とろみが出やすいため、しっかり溶かさないと味にムラが出てしまうので注意が必要です。

顆粒タイプのものは、さっと溶けやすく、量の調整が細かくできるメリットがあります。そして、フレークタイプのものも顆粒タイプと同様に溶けやすく、少量使いの際におすすめです。また、シチューを購入する際は、アレルゲンや子供でも食べられるかもしっかりとチェックしておきましょう。

保存方法

離乳食用のシチューは余った際に、冷凍保存することが可能です。冷凍保存する際は1食分ずつ、密封できる容器に入れて保存しましょう。また、保存期間はシチューに限らず、冷凍庫で1週間を目安に赤ちゃんに与えます。そして、赤ちゃんに与える際は、1食分ずつ取り出してから電子レンジで加熱して食べさせるようにしましょう。

離乳食用シチューの簡単人気レシピ

次は、離乳食用シチューの家でも簡単に作れる人気レシピを紹介していきます。電子レンジで作れるレシピや、野菜だけでなく、他の栄養素もしっかりと摂れる人気レシピをまとめているので、シチューを使った献立を考える際の参考にしてください。

レンジで野菜たっぷりシチュー

【材料】

  • 片栗粉…小さじ1/2
  • 牛乳…大さじ3
  • 塩…少々
  • 鶏のささみ…適量
  • お好みの野菜…適量

【作り方】
  1. ボウルに片栗粉と牛乳、塩を入れて、軽く混ぜます。
  2. お好みの野菜類は細かく刻んでおきましょう。
  3. 1に細かく刻んだ野菜と鶏のささみを加えて、混ぜ合わせます。
  4. ラップをして、電子レンジ700Wで30秒加熱します。
  5. 1度電子レンジから取り出してから混ぜ合わせ、再度700Wで30秒加熱します。
  6. とろみが付くまで混ぜ合わせたら完成です。

電子レンジを使って簡単に作ることができる、離乳食後期から食べられる人気メニューです。にんじんやブロッコリー、じゃがいもなど好きな野菜を細かく刻んで入れられるため、家にある野菜類を使って作ることができます。

また、鶏のささみも使っているため、たんぱく質も充分に摂ることができ、ボリューム的にも満足できる1品です。ただし、材料には牛乳を使っているので、アレルギーを持っている場合や、初めて食べさせる際には赤ちゃんの様子をしっかりと確認しながら食べさせましょう。

野菜のミルクシチュー

【材料】

  • 鶏ひき肉…10g
  • じゃがいも…10g
  • にんじん…5g
  • ブロッコリー(穂先)…5g
  • 育児用のミルク…大さじ2
  • だし汁…100ml
  • 水溶き片栗粉…適量

【作り方】
  1. じゃがいもは皮を剥いて、水にさらしてアクを抜きます。
  2. 水でアクを抜いたじゃがいもは2~3mm角に切ります。
  3. にんじん、ブロッコリーも2~3mm大にきります。
  4. 鍋にだし汁、じゃがいも、にんじんを入れて煮込みます。
  5. さらに、鶏ひき肉、ブロッコリーを加えて、柔らかくなるまで煮込みます。
  6. 育児用ミルクを入れて混ぜたら火を止めます。
  7. 水溶き片栗粉を入れて加熱し、とろみが付いたら完成です。

育児用のミルクを使って作れる、簡単シチューメニューです。野菜も小さく刻んでいるため、離乳食中期のモグモグ期から食べさせることができる1品となっています。そして、たっぷりと野菜を使っているので、栄養バランスも良く、鶏肉でたんぱく質もしっかりと摂ることが可能です。

また、牛乳などは使わずに育児用のミルクを使っているので、アレルギーの心配もなく、初めての場合でも食べさせやすいメニューです。

じゃがとろシチュー

【材料】

  • じゃがいも…60g
  • 水…100ml
  • 人参…20g
  • 玉ねぎ…40g
  • ほうれん草…40g
  • 鶏むねひき肉…40g
  • 無調整豆乳…200ml

【作り方】
  1. 人参、玉ねぎ、ほうれん草は柔らかくなるまで茹でて、細かく刻みます。
  2. 鍋に水、鶏むねひき肉、人参、玉ねぎを入れて火にかけ、沸騰させます。
  3. じゃがいもはすりおろしておきます。
  4. 2の鍋にすべての材料を加えて、とろみが付くまで混ぜ合わせたら完成です。

離乳食中期のモグモグ期から食べられる、簡単に作れる人気シチューメニューです。片栗粉は使わずにじゃがいもでとろみを付けた1品となっているため、片栗粉がだまりになってしまったり、とろみつけに失敗する心配はありません。

さらに、たんぱく質の鶏肉や人参、ほうれん草などの野菜も摂れるので、栄養バランス面でも満足できる1品です。ただし、豆乳を使っているため、アレルギー反応を起こしてしまう可能性もあります。そのため、初めて赤ちゃんに食べさせる際には、赤ちゃんの様子に注意しながら与えましょう。

取り分けできる離乳食用シチューの簡単人気レシピ

次は、取り分けができる人気の離乳食シチューレシピを紹介していきます。お母さんも一緒に食べられる簡単メニューを掲載しているので、献立に取り入れて、赤ちゃんと一緒に楽しくご飯を食べましょう。

子供用取り分けホワイトシチュー

10分程度で作ることができる、簡単離乳食メニューです。子供用のものと大人用を同時に作ることができるので、時間がない時やまとめて作っておきたい時におすすめのメニューとなっています。ただし、小麦粉やバター、チーズなどを使っているため、お子さんの月齢やアレルギー症状に合わせて量や具材を調整しましょう。

離乳食後期!とりわけ簡単シチュー! by かちゅえい 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが340万品

帆立のコーンシチュー

離乳食後期の9ヶ月ごろから食べられる取り分けメニューです。野菜フレークのとうもろこしを使うことで、すり潰す時間を短縮することができます。また、野菜類には人参やアスパラ、魚介には帆立を使っているので、栄養バランスもバッチリの一品です。

そして、作る際に薄力粉やとうもろこしフレークは、ダマになりやすい食材となっているので、具材になじませてから牛乳を加えるようにしましょう。

【離乳食取り分け】ホタテのコーンシチュー by ベビポタ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが340万品

離乳食用シチューのレシピまとめ

シチューは市販のルーを使って簡単に作ることができる定番メニューですが、離乳食用に作る際には、赤ちゃんでも食べられる、アレルゲンの原材料がない子供用のルーを使いましょう。そして、離乳食用のシチューは冷凍保存することができるので、数日分をまとめて作っておき、料理時の時間を短縮しましょう。

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