鰹節を使う離乳食レシピまとめ!食べさせ始める時期はいつから?

鰹節を使った離乳食の人気レシピを紹介します。おかかふりかけを始め、ハンバーグや焼きうどんなどの簡単レシピを多数ピックアップしました。だしと鰹節、それぞれの与え始めの時期にも触れているので、ぜひ離乳食作りの参考にしてください。

鰹節を使う離乳食レシピまとめ!食べさせ始める時期はいつから?のイメージ

目次

  1. 1鰹節の離乳食レシピを紹介!
  2. 2離乳食で鰹節を使う時のポイント
  3. 3鰹節を使った離乳食の簡単人気レシピ
  4. 4鰹節の離乳食レシピまとめ

鰹節の離乳食レシピを紹介!

離乳食がスタートすると、鰹節を使いたいと考える方も多いのではないでしょうか?本記事では離乳食に使える鰹節の人気レシピを集めました。ふりかけを始め、ハンバーグやおかかごはんなどの簡単メニューをピックアップしています。使う際のポイントや注意点、保管方法なども紹介しているので、ぜひ離乳食作りに役立ててください。

離乳食で鰹節を使う時のポイント

離乳食に鰹節を取り入れる際には、いくつか気をつけたいポイントがあります。だしと鰹節そのものでは使える時期も異なるため、まずは正しい使い方を学びましょう。保管方法や選び方もあわせて解説します。

鰹節の栄養

鰹節は鰹の身を蒸し、カビ付けと乾燥の工程を繰り返した日本の保存食品です。一般的に料理に使われるのは鰹節そのものではなく、薄削りにしたおかかや削り節などです。鰹節を食べると「肌が綺麗になる、体脂肪が減る、疲労が回復する」などと耳にしたことはありませんか?鰹節には、アミノ酸やミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。

中でも注目したいのがアミノ酸です。鰹節に含有するアミノ酸は必須アミノ酸と呼ばれるもので、体内で作ることができません。嬉しいことに、必須アミノ酸の全9種類が鰹節には含まれているのです。この栄養素は、赤ちゃんの成長を促すのにも欠かせないものです。上手く使いこなして、栄養摂取にも役立てましょう。

鰹節を食材として使えるのは中期

削ったかつおぶしは、飲み込む力が徐々に備わってきた離乳食中期から後期以降にしましょう。

だしは離乳食初期から使えますが、鰹節そのものが使えるのは離乳食中期(生後7か月ごろ)からです。初期はだしを粥などに入れて与え、まずは味に慣れさせましょう。だしを使うと風味が良くなるため、赤ちゃんの食いつきが悪い時に使うのもおすすめです。

最近は市販の粉末だしなどもよく見かけますが、塩や砂糖、添加物などが入っていることが多いです。赤ちゃんに与える場合は、鰹節から取っただしを使う方がよいでしょう。

与える際の注意点

はじめて与える際には、やわらかく煮て、細かく刻み、食べやすいよう工夫してみてくださいね!

赤ちゃんにとって、鰹節は食べにくい食品です。ふわふわとして飲み込みにいため、そのまま与えると、喉に張り付いたり気管に入ったりする恐れがあります。

最初は柔らかく煮込み、刻んでお粥などに混ぜた状態で与えてください。粉末状にしたものを野菜と和えてもよいでしょう。離乳食後期には細かく砕いたものを与えます。完了期になれば、細かい鰹節ならそのまま食べられるようになります。1回につき与える量の目安は、中期でひとつまみ~大さじ1/2、後期、完了期で大さじ1/2~1ほどです。

鰹節は、まれに食物アレルギーが出ることもあります。初めて与える際は、少量を与えて体調に変化がないか様子を見てください。何かあった時にすぐ対応できるように、病院が開いている午前中に与えるのがおすすめです。

保管方法

鰹節は冷蔵庫での保管がおすすめです。空気に触れないようジッパー付き保存袋に移し、密封した状態で冷蔵庫へ入れましょう。常温保存はダニがわく恐れがあります。このダニによってアレルギーが起こることもあるため、くれぐれも保管方法には注意してください。

鰹節の選び方

離乳食に使う鰹節は、香りがよく、ツヤのあるものを選ぶことがポイントです。1本丸ごとを購入する際は、表面についているカビが灰白色のものを選びましょう。また、大袋よりも小袋がおすすめです。小分けになったタイプはいつでも新鮮な状態で使えるので、衛生面においても安心できます。

市販の鰹節でおすすめの商品が、オイシックスの「かつおぶし使い切りミニパック」とパルシステムの「かつおぶしパック」です。どちらも小分けタイプのため、使い勝手も抜群です。

鰹節を使った離乳食の簡単人気レシピ

かつおふりかけ

【材料】

  • 鰹節:大さじ1
  • ごま:小さじ1

【作り方】
  1. フライパンに全ての食材を入れ、中火にかけます。
  2. ごまにほんのり色がつくまで炒り、すり鉢に移します。
  3. すりこぎで細かくつぶし、粉末状にしたら完成です。

人気のおかかふりかけを材料2つで簡単に作りましょう。油を使わず、中火でじっくり炒ると香ばしさがアップします。お好みで青のりを加えても美味しいです。栄養が豊富なため、お粥などにかけて食べれば栄養不足の解消にもなります。離乳食中期から使えるので、おかかが食べられるようになった赤ちゃんにぜひ与えてみてください。

鰹節入り簡単ふわふわ豆腐ハンバーグ

【材料】

  • 鶏ひき肉:120g
  • 絹ごし豆腐:200g
  • パン粉:大さじ2
  • 鰹節:小さじ2
  • すり黒ごま:大さじ1
  • 醤油:小さじ2
  • ごま油:大さじ1
  • 水:大さじ1

【作り方】
  1. ボウルにごま油以外の材料を全て入れ、豆腐をつぶしながらよく練り混ぜます。
  2. 肉だねを4つに分け、食べやすい形に成形します。
  3. フライパンにごま油を熱し、2を並べ入れて焼き目がつくまで両面を焼きます。
  4. 水を加えて蓋をし、中に火が通るまで蒸したら完成です。

夕飯のおかずに、子供に人気のハンバーグはいかがでしょうか?鰹節とすりごまをたっぷり加えた風味の良い一品です。豆腐を入れて蒸し焼きにするので、食感もふわふわに仕上がります。離乳食中期の赤ちゃんに与える場合は、6等分ほどの小さいサイズに成形しましょう。

焼きなすの高野豆腐煮

【材料】

  • 焼きなす(皮をむいて細かく刻む):70g
  • 高野豆腐:20g
  • 人参:10g
  • だし汁:250g
  • 鰹節:2g

【作り方】
  1. 高野豆腐はすりおろします。
  2. 人参はみじん切りにします。
  3. 鰹節は水(分量外)で濡らし、細かく刻みます。
  4. 鍋にだし汁、2を入れて火にかけ、柔らかく煮ます。
  5. 高野豆腐、焼きなす、3を加え、火を通したら完成です。

焼きなすと高野豆腐を使った簡単おかずのレシピを紹介します。トースターでなすを焼き、だし汁で食材を柔らかく煮込んだらできあがりです。焼いたなすは水に浸け、冷めきらないうちに皮をむきましょう。高野豆腐の優しい口あたりと、とろっとしたなすの食感がたまりません。

ベビーお好み焼き

【材料】

  • キャベツ:大1枚(50g)
  • 桜えび:大さじ1
  • A青のり:大さじ1
  • A鰹節:大さじ1
  • A薄力粉:大さじ3
  • A水:大さじ2
  • サラダ油:小さじ1

【作り方】
  1. キャベツは千切りに、桜えびは刻んでおきます。
  2. 耐熱ボウルにキャベツを入れ、ふんわりとラップをかけてレンジで20秒加熱します。
  3. 桜えびに水小さじ1(分量外)を加え、レンジで20秒加熱します。
  4. ボウルに2、3、Aの材料を入れ、全体を混ぜ合わせます。
  5. フライパンにサラダ油を熱し、生地を落として弱火~中火で焼きます。
  6. 焼き目がついたら裏返し、水大さじ2(分量外)を加えて蓋をします。
  7. 水がなくなるまで蒸し焼きにし、火が通ったら完成です。

人気メニューのお好み焼きを離乳食にアレンジしました。青のりや鰹節の風味がきいているので、ソースをかけなくても十分美味しく食べられます。ひき肉やツナ、他の野菜を刻んで加えても美味しそうです。

おかかチーズごはん

【材料】

  • ご飯:60g
  • プロセスチーズ:10g
  • A鰹節:2g
  • A醤油:小さじ1/4

【作り方】
  1. プロセスチーズは5mm角に切り、ボウルに入れます。
  2. 1にAの材料を入れ、よく混ぜます。
  3. ご飯を加え、混ぜ合わせます。
  4. 器に盛り付けたら完成です。

プロセスチーズを使ったおかかごはんの人気レシピです。切って混ぜるだけと簡単に作れるため、忙しい時にも重宝するでしょう。大きな鰹節を使用する際は、細かく切ってから混ぜ込んでください。そのまま食べるのはもちろん、おかかおにぎりにしてお出かけに持って行くのもおすすめです。

手づかみ焼うどん

【材料】

  • 茹でうどん:1玉(180g)
  • 刻んだ野菜(ブロッコリー、人参、玉ねぎ):80g
  • 魚(無添加ツナ):60g
  • 鰹節:大さじ1
  • 薄力粉:大さじ2
  • 片栗粉:大さじ1
  • 水:大さじ3

【作り方】
  1. 茹でたうどんを1cmほどに刻み、ボウルに入れます。
  2. 1に残りの材料を全て入れ、混ぜ合わせます。
  3. フライパンにクッキングシートを敷き、2を手づかみできる大きさに広げてのせます。
  4. 蓋をし、弱火~中火で1分焼き目がつくまで焼きます。
  5. 裏返し、さらに1分焼きます。
  6. 皿に盛り付けたら完成です。

手づかみ食べに、焼うどんを作ってみませんか?野菜や魚などをたっぷり入れたボリューム満点の人気レシピです。焼く時はクッキングシートを使い、油を使わずに焼き上げましょう。さまざまな栄養が摂れるため、食事にムラのある赤ちゃんにももってこいです。

鰹節の離乳食レシピまとめ

鰹節を使った離乳食の人気レシピを紹介しました。鰹節はだしを取るほか、料理に混ぜて旨みを加えたい時にも重宝します。細かく刻めば離乳中期から使えるため、いろいろなレシピに取り入れるとよいでしょう。だしに慣れた赤ちゃんも、鰹節には異なる反応を見せてくれるかもしれません。ぜひ鰹節を使って、美味しい離乳食を手作りしてみてください。

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