炊飯器で作れる離乳食レシピまとめ！時短できて忙しい人におすすめ！

離乳食は赤ちゃんの月齢に合わせて、食材をペースト状にしたり潰したり、とても手間がかかるものです。さらに赤ちゃんの成長や健康を考えて、幅広い食材を用意しなければいけません。そこで今、注目されているのが炊飯器を活用した離乳食作りです。

炊飯器を使うことで野菜やおかゆが簡単に柔らかくなり、離乳食作りが格段に楽になると人気です。そこで本記事では、赤ちゃんの月齢ごとの離乳食レシピを紹介します。炊飯器を活用して、離乳食作りを手早く簡単に済ませましょう。

【材料】

• お米…大さじ2
• 水…300ml

1. お米を水で数回研ぎます。
2. (1)をざるにあげ、水気をよく切ります。
3. 炊飯器に(2)を入れて、水を入れ30分浸します。
4. お米が水分を給水したら、おかゆモードで炊きます。
5. 炊けたら10分蒸らし、フードプロセッサー等でペースト状にします。
6. 製氷皿に1食分ずつ入れて冷凍したら完成です。

10倍がゆは離乳食初期の基本メニューです。そのため、10倍がゆはまとめて作って多めにストックしておきましょう。小鍋で煮込むと焦げ付かないか気を使いますが、炊飯器だとスイッチを押すだけで出来上がります。おかゆモードで炊くことで柔らかくなりますので、あとはフードプロセッサーやブレンダーでペーストにするだけです。

【材料】

• じゃがいも…1個
• 人参…1本
• 玉ねぎ…1個
• 大根…1/2本

1. 人参は皮を厚めに剥き、乱切りにしてお茶パックに入れます。
2. じゃがいもは皮をむき、切って10分水にさらしアクを抜きお茶パックに入れます。
3. 玉ねぎは皮をむき、薄切りにしてお茶パックに入れます。
4. 大根は皮をむき、粗めのみじん切りにしお茶パックに入れます。
5. 野菜を全て炊飯器に入れて水をひたひたになるまで入れて炊飯します。
6. 炊飯が終わったら、それぞれの野菜をブレンダーにかけて完成です。

炊飯器を活用して野菜ストックをまとめて作る方法です。火が通りにくい根菜類も、炊飯器を活用すると簡単に中まで柔らかくなります。お茶パックがあれば違う種類の野菜も一緒に加熱できるので、100均などで購入しておきましょう。

離乳食初期におすすめの、甘いさつまいもペーストのレシピです。さつまいもと水を炊飯器に入れて通常通り炊くだけで、甘いふかし芋が出来上がります。炊飯器を使うと、レンジ加熱より甘くねっとりした口当たりに仕上がります。

甘みが強いさつまいもは赤ちゃんにも食べやすく、ペーストにして冷凍保存すれば、さまざまなメニューにアレンジできます。

【材料】

• お米…大さじ4
• 水…420ml

1. 米を数回研ぎ、ざるにあげて水気を切ります。
2. 炊飯器に米と水を入れて20〜30分浸水させます。
3. 米が水を十分吸ったら、おかゆモードで炊きます。
4. 炊き上がったら10分蒸らし、切るように混ぜ完成です。

離乳食中期になると、舌で潰せる硬さのおかゆを食べられるようになります。ブレンダーでペーストにする必要は無くなりますが、上手にモグモグできているか確認しながら与えましょう。おかゆが炊き上がったら、しゃもじで切るように混ぜるとお米が細かくなります。

おかゆを食べる量も増えてきますので、炊飯器で多めにストックを作っておくと良いでしょう。

【材料】

• じゃがいも…1個
• 人参…1/2個
• 玉ねぎ…1/2個
• 合挽肉…100g
• 片栗粉…小さじ1
• 醤油…小さじ1
• みりん…小さじ1

1. 野菜は全て子供が食べやすい大きさに切ります。
2. (1)とひき肉を炊飯器に入れて1合の目盛りまで水を入れます。
3. (2)に醤油とみりんを入れ、炊飯します。
4. 炊き上がったら水溶き片栗粉を加え混ぜます。
5. 一旦保温で5分ほど蒸らして完成です。

時間がかかる肉じゃがも、炊飯器を活用すれば火加減を気にすることなく、あっという間に出来上がります。離乳食中期から食べられるレシピですが、進み具合は赤ちゃんによって変わってくるので、様子を見ながら与えましょう。合挽肉は脂質が多いので、鶏ひき肉で作っても良いでしょう。

大人の食事も一緒に作れる、取り分けできる鮭レタスチャーハンのレシピです。離乳食用のチャーハンは、卵と調味料を入れる前に取り分けてください。鮭は骨があるので、赤ちゃんに与える場合は丁寧に取り除きましょう。

炊飯器を使えばおかゆだけでなく、トロトロの柔らかい煮込みうどんも作ることができます。柔らかく煮込むには時間がかかるうどんも、炊飯器ならスイッチを押すだけです。じっくり加熱することで白菜から甘みが出て、赤ちゃんが喜ぶ味に仕上がるでしょう。

【材料】

• カッテージチーズ…200g
• 卵…3個
• 砂糖…30g
• 薄力粉…40g
• かぼちゃ…200g
• サラダ油…適量

1. かぼちゃは加熱して皮をむきます。
2. ボウルにチーズ・卵・砂糖(1)を入れてブレンダーで滑らかにします。
3. (2)に薄力粉を加え、ゴムベラで切るように混ぜます。
4. 炊飯器にサラダ油を塗り、生地を流し入れます。
5. 炊飯して出来上がったら、竹串を刺して火が通っていたら完成です。

離乳食完了期に食べられる、栄養満点なかぼちゃチーズケーキのレシピです。成長期の赤ちゃんにとっておやつは、栄養を補うために必要なものです。炊飯器を使えばおやつ作りも簡単ですので、ぜひ手作りおやつに挑戦してみてください。切り分けてラップに包み冷凍保存すれば、1〜2週間ほど日持ちします。

【材料】
<鶏団子汁>

• 鶏ひき肉…15g
• 玉ねぎ(みじん切り)…小さじ1
• 片栗粉…小さじ1/2
• だし汁…50ml

• ブロッコリー …30g
• ツナ水煮…5g
• だし汁…30ml
• 片栗粉…小さじ1/2

• ご飯…25g
• 水…50ml

1. 鶏団子の材料を混ぜ合わせ3等分して、だし汁と一緒に耐熱容器に入れます。
2. ブロッコリーはみじん切りにし、ツナはほぐします。
3. 別の耐熱容器に(2)とだし汁と片栗粉を入れて混ぜます。
4. おかゆの材料を耐熱容器に入れます。
5. 炊飯器に耐熱容器をセットし、早炊きで30分加熱したら完成です。

炊飯器を使えば、3つの離乳食を一度にまとめて調理することも可能です。耐熱容器を3つ使うので、炊飯器に入る大きさのものを用意しておきましょう。スイッチを押すだけですので、待っている間に安心して赤ちゃんのお世話をすることができます。

【材料】

• 米…1合
• 人参(みじん切り)…80g
• かぶ(みじん切り)…80g
• ささみ(筋を取ったもの)…2〜3本
• 鶏ガラスープの素…大さじ1
• 塩…少々
• 小ねぎ…適量
• ごま油…適量

1. 炊飯器の中に米を入れ、水を全粥1合の目盛りまで入れます。
2. 人参・かぶ・ささみを入れて、おかゆモードで炊飯します。
3. 炊き上がったらささみを取り出してほぐします。
4. 離乳食用に取り分け、ほぐしたささみを乗せます。
5. 大人用に鶏がらスープ・塩を加えて混ぜます。
6. 小ねぎとごま油をお好みでトッピングして完成です。

大人用と赤ちゃん用のおかゆが1度でできる便利なレシピです。ささみは赤ちゃんでも食べやすいよう、細かくほぐしてあげましょう。カミカミが上手になってくる、離乳食後期から食べられるメニューです。

炊飯器を活用した離乳食の人気レシピを、月齢ごとに紹介しました。離乳食は赤ちゃんでも食べられるよう、月齢に合わせて食材を柔らかくする必要があります。炊飯器を使えば火の通りにくい食材も、簡単に柔らかくなるので上手に活用してみてください。

しかし、調理方法によっては怪我や故障の原因になることもあります。まずは取扱説明書を読んで、注意事項を確認してから調理をしましょう。