いんげんを使った離乳食レシピまとめ!下ごしらえの仕方や与え始めの時期も!

いんげんを使った人気の離乳食レシピを紹介します。いんげんのごま和えを始め、白和えや炊き込みご飯、シチューなどの簡単レシピをピックアップ!離乳食を与え始める時期や下ごしらえの方法、注意点なども詳しく解説します。

いんげんを使った離乳食レシピまとめ!下ごしらえの仕方や与え始めの時期も!のイメージ

目次

  1. 1いんげんの離乳食レシピを紹介!
  2. 2いんげんの与え始めの時期と下ごしらえ方法
  3. 3いんげんを使った離乳食の簡単レシピ
  4. 4いんげんの離乳食レシピまとめ

いんげんの離乳食レシピを紹介!

離乳食に、いろいろな野菜を取り入れたいと考えるママ、パパは多いのではないでしょうか?本記事ではいんげんに焦点を当て、基本情報や人気レシピなどをまとめました。与える時期や注意点、下ごしらえの方法も解説しているので「いつから食べさせられるの?」「どんなことに気をつければいい?」などの疑問を持つ方は必見です。

いんげんの与え始めの時期と下ごしらえ方法

いんげんは、豆の中でも比較的クセの少ない緑黄色野菜です。タンパク質や食物繊維、ビタミンなどがバランスよく含まれているため、赤ちゃんの離乳食にも上手く活用していきましょう。まずは、いんげんの与え始めの時期や下ごしらえの仕方などを紹介します。アレルギーにも触れているので、離乳食に取り入れる前にぜひチェックしてください。

いんげんの与え始めの時期

いんげんが与えられるのは、離乳食初期からです。夏に採れるいんげんは特に甘みが強く柔らかいので、赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。離乳食初期は茹でてペースト状に、離乳食中期は2~3mmのみじん切りに、離乳食後期は5~8mm角に切ったものを用意します。冷凍もできるため、多めに作ってストックしておくのもおすすめです。

いんげんを与える時の注意点

いんげんを与える際に気をつけたいのがアレルギーです。本来、いんげんはアレルギーが起こりやすい食材ではありません。しかし、同じマメ科である大豆アレルギーを持っている赤ちゃんは注意が必要です。

初めて与える時はスプーンひとさじからスタートし、体調に変化がないか観察しましょう。病院が開いている日の午前中に与えると、何かあった時にすぐ対応できて安心です。

いんげんの下ごしらえ方法

いんげんは赤ちゃんにとって消化しにくい野菜です。そのため、離乳食に取り入れる際は筋取りと柔らかく茹でることがポイントとなります。筋取りはヘタの端を筋がある方に向けて折り、反対側へゆっくりと引っぱると簡単に取り除けます。

最近は筋のないいんげんも多く出回っていますが、離乳食を作る前は必ず筋の有無を確認してください。筋がない場合は、ヘタの先を包丁で切り落とすだけでOKです。

茹で時間の目安は3~4分ほどです。レンジを利用する際は耐熱容器にいんげん、少量の水を加え、ラップをして600Wで1分半を目安に加熱しましょう。いんげんを冷水に取り、水気を切ったら下ごしらえは完了です。

いんげんを使った離乳食の簡単レシピ

いんげんのごま和え

【材料】

  • いんげん:15g
  • コーン:15g
  • てんさい糖:小さじ1/3
  • 醤油:少々
  • すりごま:小さじ1/2

【作り方】
  1. いんげんは筋を取り、柔らかくなるまで茹でます。
  2. いんげんの両端を切り落とし、5~6mm幅に切ります。
  3. ボウルにてんさい糖、醤油、すりごまを入れ、混ぜ合わせます。
  4. いんげん、コーンを加え、全体を和えたら完成です。

離乳食後期から食べられるごま和えの人気レシピです。いんげんは柔らかく茹で、コーンと同じくらいの大きさにカットしましょう。調味料のなじみがよくなり、食べやすさもアップします。作ったごま和えは冷凍もできるため、ストック用に多めに作ってもよいでしょう。

まぐろステーキ野菜ソース

【材料】

  • 刺身用まぐろ(赤身):20g
  • いんげん:1/2本
  • 人参:5g
  • だし汁:15ml
  • 醤油:少々
  • 片栗粉:小さじ1/4
  • 水:小さじ1/2
  • 油:適量

【作り方】
  1. いんげん、人参は柔らかくなるまで茹でます。
  2. まぐろはスティック状に切ります。
  3. フライパンに油を薄く引き、2を入れて中までしっかり焼きます。
  4. いんげん、人参は細かく刻みます。
  5. 耐熱容器に4、だし汁、醤油、片栗粉、水を入れ、ふんわりとラップをかけます。
  6. レンジで40秒加熱し、混ぜ合わせます。
  7. 3を皿に盛り、6をかけたら完成です。

晩ご飯のおかずにまぐろステーキはいかがでしょうか?いんげんと人参のあんかけをかけた人気メニューです。まぐろは薄切りにして焼き目をつけ、中までしっかり火を通しましょう。レシピのポイントは、低脂肪の赤身を使うことです。離乳食後期から食べられるので、ぜひ気軽にトライしてみてください。

じゃがいもといんげんの鶏そぼろあんかけ

【材料】

  • じゃがいも:30g
  • いんげん:10g
  • 鶏ひき肉:10g
  • 昆布だし:100ml
  • 片栗粉:小さじ1/4
  • 水:小さじ1/2

【作り方】
  1. じゃがいもは皮をむいて芽を取り除き、7~8mm角に切ります。
  2. いんげんはヘタと筋を除き、5mm幅の輪切りにします。
  3. 鍋にじゃがいも、いんげん、鶏ひき肉、昆布だしを入れ、中火にかけます。
  4. 柔らかくなるまで10分ほど煮ます。
  5. 片栗粉、水を混ぜ合わせて鍋に加え、とろみをつけます。
  6. 器に盛り付けたら完成です。

じゃがいもといんげん、鶏ひき肉をだしで煮込み、食べやすくとろみをつけました。離乳食後期の赤ちゃんにおすすめの一皿です。水溶き片栗粉を入れたあとは、ツヤが出るまでよく加熱してください。全ての材料を煮込むだけと、簡単に作れるのもポイントです。

いんげんと人参の白和え

【材料】

  • 絹ごし豆腐:3cm角
  • 人参(皮をむいたもの):1.5cm厚さ
  • さやいんげん:1本
  • 白すりごま:ひとつまみ

【作り方】
  1. 人参は柔らかく茹で、みじん切りにします。
  2. いんげんは筋を取って両端を切り落とし、柔らかく茹でてみじん切りにします。
  3. 豆腐はサッと茹でて水気を切り、すり鉢に入れて粗くすりつぶします。
  4. 3に人参、いんげん、白すりごまを加え、混ぜ合わせます。
  5. 器に盛り付けたら完成です。

人気副菜の白和えを離乳食にアレンジしました。いんげんと人参を使った色鮮やかな一品です。なめらかな口あたりが楽しめるように、豆腐は絹ごし豆腐を使用してください。すりごまの豊かな風味に赤ちゃんも満足してくれるでしょう。

いんげんと豆腐のとろとろ煮

【材料】

  • いんげん:5本
  • 絹ごし豆腐:20g
  • だし:40ml
  • 水溶き片栗粉:少量

【作り方】
  1. いんげんは両端を落として筋を取り、柔らかくなるまで5~6分茹でます。
  2. 1を細かく刻み、すり鉢に入れてすりこぎですりつぶします。
  3. 裏ごしし、ペースト状にします。
  4. ボウルに3、豆腐を入れ、豆腐をつぶしながら混ぜ合わせます。
  5. だしを加えてさらに混ぜ、鍋に入れて中火にかけます。
  6. フツフツとしたら火を止め、水溶き片栗粉を加えてよく混ぜます。
  7. 再度火にかけ、ツヤが出るまで加熱したら完成です。

離乳食初期から使えるいんげんと豆腐のとろとろ煮の作り方です。いんげんは柔らかく煮てすりつぶし、裏ごししてから豆腐と合わせます。より口あたりを良くしたい時は、豆腐を加えてから再度裏ごしするとよいでしょう。水溶き片栗粉は、いったん火を止めてから入れるとダマになりません。

鮭といんげんの炊き込みご飯

【材料】

  • 生鮭:1切れ
  • いんげん:3本
  • 人参:大1/3本
  • しいたけ:3個
  • 米:2合
  • だし汁:2合分
  • 醤油(お好みで):小さじ1
  • 酒:小さじ1

【作り方】
  1. 生鮭は加熱し、皮と骨を取ってほぐします。
  2. いんげん、人参、しいたけは、食べやすい大きさに切ります。
  3. 米は研いで水を入れ、30分浸水させます。
  4. 米をザルにあげ、水気を切ります。
  5. 炊飯釜に米を入れ、だし汁、醤油、酒を加えます。
  6. 鮭、いんげん、人参、しいたけをのせ、通常炊飯します。
  7. 全体をよく混ぜ合わせたら完成です。

離乳食後期以降の赤ちゃんにおすすめの炊き込みご飯の作り方です。1歳になるまでは醤油や酒を使わず、だし汁を3合まで入れて炊きましょう。鮭がない場合は、ツナの水煮缶で作っても美味しいです。炊飯器で簡単に調理できるため、時間がない時にもぜひ試してみてください。

ミルクシチュー

いんげんや白菜、ブロッコリーなどをたっぷり使った栄養満点のシチューの作り方です。ミルクの代わりに牛乳や豆乳などで作ってもよいでしょう。ささみは下茹でしておくと、鍋で煮込んでも硬くなりません。

ミルクシチュー 離乳食後期 by ともつる 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが338万品

いんげんの離乳食レシピまとめ

いんげんを使った離乳食の人気レシピを紹介しました。歯ごたえのあるいんげんは、筋取りをして柔らかく茹でることで赤ちゃんが美味しく食べられるようになります。下ごしらえの手間はかかりますが、栄養のためにも積極的に取り入れるとよいでしょう。毎日の献立にいんげんを活用して、赤ちゃんが喜ぶ離乳食を手作りしてください。

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