残った餅は冷凍保存がおすすめ!日持ち期間や解凍方法・レシピも!

残った餅の冷凍保存方法について詳しく解説します。冷凍をした餅の日持ち期間や、解凍方法もまとめていますので、参考にしてみてください。その他にも、冷凍した餅を使用したアレンジレシピも紹介しますので、取り入れてみましょう。

残った餅は冷凍保存がおすすめ!日持ち期間や解凍方法・レシピも!のイメージ

目次

  1. 1餅を冷凍して日持ちさせる方法を紹介!
  2. 2餅を冷凍保存する方法
  3. 3冷凍した餅の解凍方法
  4. 4冷凍した餅を使ったおすすめレシピ
  5. 5餅の冷凍保存方法まとめ

餅を冷凍して日持ちさせる方法を紹介!

餅は主食として調理することがあれば、スイーツとして使用されることもあります。意外にも重宝するので、常備しているという家庭も多いのではないでしょうか?主に餅を食べる冬のシーズンには、自宅に餅が溢れかえってしまうという方も少なくないでしょう。

餅の保存方法の一つに、日持ちが可能な冷凍保存方法が挙げられます。この記事では、餅の冷凍方法について解説していきます。餅が余ってしまって困っている方は、参考にしてみてください。

餅を冷凍保存する方法

つきたての餅の場合

餅を自宅などでついた場合、つきたてはとても柔らかいのが特徴です。つきたての餅は意外にも多く作りがちになるので、冷凍保存で長期で保管しておくのが賢明でしょう。つきたての場合は、まず全体的に餅粉をまぶしましょう。粉をまぶすことにより、隣同士がくっつかないように保護できます。

その後、金属製のトレイの上に並べていき、その際は隙間を少々あけて並べるようにしてください。そのまま冷凍庫に入れたら凍らせて、フリーザーバックに移し替えてから再度冷凍庫で保管してください。

市販の餅の場合

市販の餅は一つ一つ小分けにパックされていることが多いため、そのまま冷凍庫に入れる方も少なくありません。パックごと冷凍する際には、包装がついた状態でフリーザーバックに入れて冷凍庫に入れてください

個包装されている餅もされていない餅も、ひと手間加えるのがおすすめされています。まずパックから餅を取り出し、一つ一つをラップで包みます。その後、フリーザーバックに入れて冷凍庫で凍らせましょう。餅に水分が付いている場合は、あらかじめ拭き取るようにしてください。

真空パックにする方法

フリーザーバックを使用して、真空パックにする方法を知っているでしょうか?空気を抜くことによって、美味しいまま保存ができるため重宝します。フリーザーバックの隅にストローを差し込み、餅を中に入れます。

空気を抜きながらチャックを閉めていき、最後にストローから全空気を抜きましょう。ストローを取り出すとともに最後のチャックを閉めたら完成です。これで、密閉度の高い真空パック状態になるので、餅の劣化を防ぐことができるでしょう。餅だけに限らずその他の食材にも使えるので、ぜひ活用してみてください。

冷凍した餅の日持ち期間

餅を冷凍することで気になるのが、賞味期限や日持ちする期間ではないでしょうか?餅は冷凍をすることにより、長期間で保存が効きます。冷蔵保存の場合の日持ち期間が2週間に比べて、冷凍の保存期間はおよそ6ヵ月とされています。意外にも長く保存期間が設けられるため、餅は即座に冷凍するのが一番おすすめされています。

冷凍した餅の解凍方法

電子レンジで解凍する

餅を解凍するのに一番良いとされている方法が、電子レンジを使用した解凍です。餅を耐熱ボウルに入れたら、ひたるくらいの水を入れます。その後、電子レンジで2分半程加熱をしたら完成です。加熱をする時間は餅の大きさや個数によって変わりますので、柔らかくなるまで加熱するのが良いでしょう。

その他にも、水にくぐらせた餅をクッキングシートを敷いた耐熱皿に乗せて、電子レンジで加熱する方法もあります。自分のやりやすい方法を取り入れてください。

鍋でゆでて解凍する

餅をお雑煮やおしるこなどに使用する際には、鍋に湯を沸かして解凍するのもおすすめです。とろりとした食感に解凍できるので、柔らかさを求める方は鍋を使用してみてください。鍋で茹でて解凍する方法は、餅の使い道が限られてしまう点が少々デメリットになります。

フライパンで焼く

凍ったままの餅を、フライパンに乗せて焼くだけでも解凍が可能です。そのまま調理が可能になるので、すぐに食べたい方におすすめでしょう。強火で加熱をすると表面だけ焼き目がついて、中は凍ったままになりかねません。弱火~中火で餅の様子を伺いながら焼いてみてください。

トースターで焼く

フライパンで様子を伺いながら焼くのも良いですが、放置をして焼きたい方はトースターを使用してみましょう。トースターに凍った餅を入れたら、5~6分程焼くだけです。その後、取り出す前に予熱の中で1分置いておくと、しっかり中まで火が通ります。好みの味付けをして堪能しましょう。

冷凍した餅を使ったおすすめレシピ

トッポギ風炒め

【材料】2人分

  • 切り餅…3個
  • 長ネギ…1/2
  • ごま油…大さじ1
  • 水…大さじ3
  • 炒りごま…適量
〈A〉
  • 酒…大さじ1
  • 醤油…大さじ1
  • コチュジャン…大さじ2
  • 砂糖…大さじ1
  • にんにくのすりおろし…小さじ1

【作り方】
  1. 餅は1cm程の幅の棒状に切る
  2. フライパンにごま油を入れて熱し、斜め切りにした長ネギを加えて炒める
  3. しんなりしたら、〈A〉と水を加えて混ぜ合わせる
  4. (1)と加えたら、芯が少し残るまで煮詰めて器に盛り付ける
  5. 炒りごまをトッピングしたら完成

余った餅を使用して作れるトッポギは、甘辛いタレに絡めて美味しく食べてみてください。簡単におつまみとして食べられるので、重宝するレシピといえるでしょう。お腹を満たすことができる料理のため、空腹時に何か食べたいと思ったときに作れる料理でもあります。人気の韓国料理を冷凍の餅でも作ってみてください。

餅と長芋のバター醤油焼き

【材料】2人分

  • 切り餅…2個
  • 長芋…200g
  • 片栗粉…大さじ1
  • 塩コショウ…少々
  • 粉チーズ…大さじ1
  • サラダ油…大さじ1
  • バター…10g
  • 醤油…大さじ1

【作り方】
  1. 長芋は皮をむいて5mm角に切り、餅も5mm角に切ってボウルに入れる
  2. (1)に片栗粉と塩コショウ、粉チーズを加えて混ぜ合わせる
  3. フライパンにサラダ油を入れて熱し、(2)を平らになるように入れる
  4. 蓋をしたら中火で3分程焼いて裏返し、再度蓋をして3分程焼く
  5. バターと醤油を加えて絡めたら、器に盛り付けて好みのトッピングをして完成

手軽に冷凍した餅をおかずに変身させるレシピです。餅と長芋の異なる食感が愉しめるので、子どもから大人まで美味しく食べられる料理になります。器に盛り付けた後は、卵や鰹節など好みのトッピングで飾ってみてください。

バター餅

【材料】2人分

  • 切り餅…3個
  • 水…大さじ2
  • 砂糖…大さじ3
  • 塩…少々
  • 卵黄…1個
  • バター…小さじ2
  • 片栗粉…大さじ1/2
  • 片栗粉(打ち粉用)…適量

【作り方】
  1. 耐熱容器に餅と水を入れたらラップをして、500Wのレンジで3分程加熱する
  2. どろっとしたら湯を捨てて、木べらなどで混ぜる
  3. 砂糖と塩、卵黄を加えたら、手早く混ぜ合わせる
  4. バターを加えて混ぜ合わせ、馴染んだら片栗粉を加えて混ぜる
  5. ひとつのまとまりになったら、手に片栗粉をつけて形を均一にする
  6. 片栗粉で打ち粉をしたまな板に乗せて放置したら、包丁で切って完成

バター餅は秋田県のご当地グルメになり、今や全国で愛されている料理の一つです。ほんのりとバターが香り、甘さを感じられるもちもち食感の食べ物です。余った餅を使用して作っても、バターを加えることで固くならずに保存できます。柔らかさが保たれるので、その点も重宝されています。

餅ホットケーキ

【材料】直径15cm程のホットケーキ3枚分

  • 切り餅…2個
  • 牛乳…200cc
  • 溶き卵…1個分
  • ホットケーキミックス…150g

【作り方】
  1. 餅は薄くスライスするように切り、耐熱ボウルに入れる
  2. 牛乳を加えたらふんわりとラップをして、600Wのレンジで5分程加熱する
  3. なめらかになるまで混ぜたら、卵を加えてよく混ぜる
  4. ホットケーキミックスを加えて再度混ぜる
  5. フライパンに油を入れて熱し、(4)を流し入れたら弱火でじっくり焼く
  6. 穴がぽつぽつとあいてきたら裏返して、焼き色がついたら器に取り出す
  7. バターやメープルシロップを添えて完成

ホットケーキを美味しく食べたいという方は、餅を加えるともっちりとした食感を愉しめます。ふんわりとしたホットケーキに仕上がるので、子どもの朝ごはんやおやつに最適です。残った場合は焼いたホットケーキを冷凍保存することで、長期で保管ができるのもメリットです。

餅の冷凍保存方法まとめ

餅は冷凍することにより、保存期間がおよそ半年と長持ちします。買いすぎてしまったり、作りすぎてしまったときには冷凍をして保存してみてはいかがでしょうか?

その後の解凍方法も簡単に行なうことができますし、アレンジを加えたレシピも展開されています。餅そのものの味わいを愉しむだけではなく、さまざまなアレンジで堪能してください。

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