2020年07月29日公開
2024年10月29日更新
長芋の天ぷらレシピまとめ!サクサクとホクホク食感の違いも楽しめる!
長芋で作る天ぷらの人気レシピを紹介します。サクサクの衣とホクホクの長芋の二つの食感が楽しめる、長芋の天ぷらの簡単な作り方やサクサク感を出すコツを解説。長芋の天ぷらをアレンジした、おすすめ人気レシピも集めました。
長芋の天ぷらの人気レシピを紹介!
長芋の天ぷら!
— キタキュウマン (@kita_q_man) February 4, 2016
さくさくで美味しいメッシー!👻🍴 pic.twitter.com/LQ5ck59OmN
山芋の中の一種である長芋を使った天ぷらレシピを紹介します。すりおろしてとろろにしたものを天ぷら粉に混ぜてふんわりした仕上がりにする作り方はよく見られますが、長芋自体を天ぷらにしても美味しくできます。
サクサクした衣の食感と芋のホクホク感の二つの食感の組み合わせが美味しく、献立の主菜にはもちろん、おつまみやお弁当のおかずにも人気です。この記事では、長芋の天ぷらの美味しい作り方やおすすめの人気アレンジレシピを紹介します。
長芋の天ぷらの基本レシピ
材料・用意するもの
今日の夕飯です。
— たまたま (@RxzdZu6mBSWl4VT) November 3, 2019
天ぷら…
(長芋ほくほく😄) pic.twitter.com/epOjWEFe16
基本的な材料はメイン食材となる長芋と天ぷら衣です。衣は市販の粉を使っても、小麦粉と片栗粉を混ぜ合わせたものを使っても構いません。つなぎに卵を使うレシピが多いですが、長芋の粘り気がつなぎの役割をしてくれるため、卵なしでも作ることができます。
サクサクした衣を作るためのポイントとして、衣に混ぜる水は冷水か氷水を用意するのがおすすめです。粉に含まれるグルテンは、温度が高くなると粘り気が出てしまい、衣の食感が悪くなってしまいます。冷水を加えることで粘りが出るのを防ぎ、揚げた時にサクサク感が出ます。炭酸水を加えることも有効です。
また、マヨネーズを加えることでサクサクに仕上げる裏技もあります。長芋と粉と水を加えただけではサクサク感が足りないという人は、マヨネーズを加えてみてください。
作り方
時々無性に食べたくなる長芋の天ぷら。揚げたてがめっちゃおいしい。マヨネーズと醤油を混ぜたソースか、からしじょうゆで食べることが多いけど、いい塩があるなら塩を振るだけでもおいしいと思う。 pic.twitter.com/ImWuip2LMK
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) March 3, 2020
作り方は切った長芋を衣にくぐらせ、揚げ油で揚げるだけです。サクサクした食感とホクホクした食感を楽しむため、3cmほどの短冊切りにして揚げるのがおすすめです。好みによってすりおろして揚げても良いでしょう。通常は皮を剥いて切りますが、表面をきれいに洗ってひげ根を取れば、皮つきのまま揚げることもできます。
揚げる時の温度は、170℃で一定に保つようにしてください。入れた直後は衣が剥がれやすいため、固まるまで触らないようにしましょう。長芋は生でも食べられる食材ですので、しっかりと火を通す必要はありません。裏表合わせて2分程の短い時間で揚がります。
揚がったら、余分な油を切ります。食感を楽しむために、適切な油切りをしましょう。ポイントは、油の先に先端だけつけた状態で3秒ほど待って油切りをすることです。食材を振ると衣が冷めるので、食感が悪くなります。油は温度の高い方へ流れるため、先端をつけて待つだけで簡単に油切りできます。
作り方のコツ
もらったワカサギは家族のリクエストにより天ぷらにしました。さつまいもと長芋も天ぷらにしました(≧∇≦)ワカサギはサクサク、芋はホクホクして最高でした^o^ pic.twitter.com/TvIXN2ZZzW
— 花重 京都 (@hanajyu8) February 2, 2016
サクサクで美味しい長芋の天ぷらを作るコツは、衣の作り方と揚げ油の温度を保つことです。冷水を加えることもポイントの一つですが、混ぜ方も重要になります。粉はぐるぐるとかき混ぜると粘り気が出てしまうので、さっくりと空気を含むように混ぜ合わせるようにしましょう。粉は全て溶かす必要はなく、粉っぽさが少々残る程度で構いません。
もう一つのコツである揚げ油の温度を保つためには、揚げ油への入れ方もポイントになります。油の温度は具材を入れた瞬間に少し下がるため、一度に何個も入れると油の温度が大きく下がってしまい、戻るまでに時間がかかります。その結果、衣がしっとりしてサクサク感が失われてしまいます。
衣がサクサクした状態に仕上げるには、間隔をあけて長芋を一個ずつ入れ、温度が大きく下がらないように揚げましょう。
長芋の天ぷらのおすすめアレンジレシピ
長芋の梅しそ天ぷら
【材料】
- 長芋…200g
- 梅干し…3粒
- 大葉…8枚
- 天ぷら粉…50g
- 冷水…75cc
- 揚げ油…適量
【手順】
- ボウルに天ぷら粉と冷水を混ぜ合わせて衣を作ります。
- 長芋は1cm幅の拍子木切りにします。
- 梅干しは種を取って、包丁で叩きます。
- 大葉に梅を塗り、その上に長芋をのせて端から巻きあげます。
- 4を衣にさっとくぐらせます。
- フライパンにサラダ油を入れて170℃に熱します。
- 5を入れて2分、裏返して1〜2分ほど揚げたら油を切り、皿に乗せて完成です。
梅と大葉で巻いた長芋の天ぷらです。ホクホクした食感とサクサクした衣の食感がやみつきになり、おかずとしてもビールのおつまみにもおすすめです。梅や大葉で爽やかな後味になっており、揚げ物ですがさっぱりと食べられます。大葉の代わりに海苔を巻いても美味しいです。
長芋の磯部揚げ天ぷら
【材料】
- 長芋…お好みの量
- 片栗粉…適量
- 焼き海苔…好きなだけ
- 揚げ油…適量
【手順】
- 長芋は綺麗に水洗いして皮を剥き、すりおろします。
- 片栗粉を1に混ぜて固さを調節します。
- 焼き海苔を並べ、スプーンで2を海苔に乗せて巻きます。
- フライパンに揚げ油を2cmほど入れて温め、3を入れて揚げます。
- きつね色になったら油を切って皿に盛り、お好みで塩や天つゆを添えて完成です。
すりおろしてとろろにした長芋と片栗粉を混ぜ合わせ、海苔で巻いた磯部揚げの天ぷらです。衣を作る必要がなく簡単に作ることができます。また、少ない油の量で揚げられるので、揚げ物をあまり作らない人にもおすすめのレシピです。カリカリした歯ごたえともちもちした舌触りのコントラストが美味しい一品です。
長芋のチーズ天ぷら
輪切りにした長芋にチーズを挟んで揚げた天ぷらです。長芋の食感ととろけたチーズの舌触りや濃厚な旨味が美味しく、ワインにも合うおつまみになります。衣に青のりを足して風味をつけても美味しいです。短めに上げればシャキシャキした食感になり、長めに上げるとホクホクになるので、お好みに合わせて調節してみてください。
長芋と明太子のはさみ揚げ天ぷら
輪切りにした長芋に明太子を挟んで揚げた天ぷらです。サクサクの衣に明太子のプチプチ感や旨味、ピリッとした辛みとホクホクになった長芋の美味しさのバランスが絶妙です。明太子がはみ出ないよう中央に寄せて挟むときれいに仕上がります。そのままでも明太子の味がついているので、塩だけでも調味料なしでも美味しく食べられます。
長芋のおかかゆかり天ぷら
大葉や海苔を巻いた長芋を揚げ、ゆかりを振りかけた天ぷらです。一口サイズで簡単に作ることができ、主食のおかずやおつまみ、お弁当のおかずなどさまざまな場面で活用できます。ふりかけたゆかりのさっぱりした味がアクセントです。
長芋入り竹輪の天ぷら
切った長芋をちくわに入れて揚げたアレンジ天ぷらです。衣のサクサク感、ちくわのフワッとした食感、長芋のシャキッとした食感の三つが合わさって、食べ応えがあります。海苔を巻いたり青のりを衣に混ぜて風味を足したり、チーズを入れても美味しいです。おかずやうどん、そばの付け合わせなどにおすすめです。
長芋とベーコンのかき揚げ天ぷら
細く切った長芋とベーコンを衣と混ぜ合わせた洋風のかき揚げです。サクサクの衣とホクホクになった長芋の食感に、ベーコンの塩気がアクセントになっています。塩や天つゆ、ソースなど、お好みの味付けで食べられますが、調味料がなくてもそのまま食べられ、ビールなどのお酒のあてにもぴったりです。
具材と衣を混ぜ合わせる時は、少し粉っぽくても問題ありません。ざっくりと混ぜることがサクサク感を出すコツです。
長芋の天ぷらの人気レシピを作ってみよう!
鳥取産長芋の天ぷら。
— naturliv_an (@naturliv_an) September 23, 2014
皮は素揚げに^_^
白ワインのおつまみにピッタリ^_−☆ pic.twitter.com/N76RHoFn4g
長芋を使った天ぷらレシピを紹介しました。家庭で本格的な天ぷらを作るのは難しいと感じる人も多いですが、衣を作る時のコツや揚げる温度のコツなどを抑えれば、簡単にサクサクした美味しい天ぷらを作ることができます。いろいろな具材と組み合わせて、おかずやうどん・そばの付け合わせ、またビールやワインのおつまみにもなります。
長芋は生でも食べられるので、しっかり火を通す必要はありません。シャキシャキした食感で食べるか、ホクホクした食感で食べるか、お好みに合わせて揚げ時間を調節してみてください。