2020年06月19日公開
2024年10月26日更新
人参グラッセのレシピ!簡単ひと手間で失敗しない作り方のコツは?
人参グラッセの人気レシピを紹介します。人参グラッセの基本的な作り方から電子レンジを使った時短テクニックまで、誰でも簡単に作れるレシピをまとめました。失敗しない作り方のコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。
人参のグラッセの人気レシピを紹介!
やっぱりハンバークにはグラッセは絶対だと思うんですよ pic.twitter.com/0vDIrnCnwD
— 腰痛が酷い松田 (@Mazda1102) April 4, 2017
人参グラッセは、ステーキやハンバーグの付け合わせの定番です。ほんのり甘くて艶があり、野菜嫌いの子供にも人気があります。また、冷めても美味しく食べれるので、お弁当のおかずとしても最適です。この記事では、人参グラッセの基本レシピを紹介します。失敗しないためのコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。
人参のグラッセの基本レシピ
グラッセとは?
人参をグラッセするなーう。🥕🥕🥕 pic.twitter.com/TzRkhbr8NO
— Jasmine fragrance (@J_grandiflorum) February 7, 2018
グラッセとは、フランス料理用語で艶を出す調理方法のこと、または艶が出るまで煮詰めた料理のことを指します。人参などの野菜を使ったグラッセは、バターを使って艶を出すのが一般的です。人参のほかにも、さつまいもグラッセやかぼちゃグラッセなどがあります。また、砂糖汁やはちみつを加えて煮るマロングラッセなどのお菓子も有名です。
グラッセは冷蔵保存で3~5日ほど日持ちするため、常備菜や作り置きに最適な料理です。作りすぎてしまった時は冷凍保存がおすすめします。冷凍保存の目安は約1ヶ月となります。
人参のグラッセの材料
- 人参…1本
- バター…10g
- 砂糖…小1
- 塩…小1/3
- 水…1カップ
カロリーが気になる人は、バターなしのグラッセがおすすめです。バターを使わないことで、人参本来の甘さを楽しむこともできます。さらにカロリーを抑えたい人には、砂糖の代わりにはちみつを使用するとよいでしょう。
人参のグラッセの作り方
- 人参の皮を剥き、1cm幅に輪切りします
- 切った人参を鍋に入れます
- バター、砂糖、塩を投入します
- 水を加えたら沸騰するまで強火で煮ます
- 沸騰したら弱火にし、10分~15分煮詰めます
- 完全に火が通ったら中火にし、さらに煮詰めます
- 少なくなった煮汁と人参としっかり絡めます
- 煮汁がほとんど無くなり、艶が出たら完成です
人参グラッセの作り方で注意するポイントは火加減です。煮汁は徐々に少なくなっていくので、こまめに火加減を調整していないと焦げる原因になります。
簡単に作りたい人は電子レンジを使うとよいでしょう。耐熱容器に全ての材料を投入し、ラップをかけて600Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱すれば完成です。なお、レンジ調理の場合は水も少量で事足りるため、1カップ→大さじ1~2杯程度に調整してください。
人参のグラッセを失敗しないコツ
簡単ひと手間の面取りで煮崩れを防ぐ
にんじんが一本残っていたので「にんじんのグラッセ」を作りました。調味料はバターと砂糖と塩だけで足ります。煮崩れを防ぐための「面取り」という作業を初めてやりましたが形は保ってるのでまあ成功と言って差し支えないのではと思います。美味しかったです。https://t.co/zFHyacDbRM #クラシル pic.twitter.com/sDmDbhs30P
— まーろう (@marlow198) April 26, 2020
面取りとは、野菜の切り口の角を浅く削いで丸くすることです。このひと手間をかけることで煮崩れを防止し、見た目を綺麗に仕上げることができます。面取りする際は、短い包丁(ペティナイフ)を使うとよいでしょう。包丁が苦手な人は、ピーラーを使っても構いません。
輪切りにした人参の面取りに自身が無い人は、皮を剥いた人参を3等分にし、さらに縦に4等分した切り方がおすすめです。角が立っている切り口が3ヵ所のみのため、輪切りよりも簡単に面取りができます。
煮詰め過ぎない
にんじんのグラッセ🥕
— あにゃこ (@a_ncxx) August 20, 2017
ってツイートしたくて動画撮ったら逆さまになっちゃったし
動画確認してたらグラッセ焦げた🙄 pic.twitter.com/Jv2XocOxXk
人参グラッセを作る際に、煮詰めすぎて失敗してしまった人も多いでしょう。グラッセは材料を混ぜて煮詰めるだけの簡単料理ですが、火加減やタイミングを少し間違えただけで仕上がりが大きく異なります。
艶々に仕上げるにはバターと砂糖と少量の水分が必要です。そのため、人参が柔らかくなるまで煮詰めた時、バターと同じ量の水分が残っている状態がベストです。
完全に水分が飛ぶまで煮詰めすぎてしまうと、艶が出ないだけではなく、バターが焦げる原因にもなります。煮汁が沸騰したら必ず弱火にし、水分の量を確認しながら煮詰めましょう。
人参のグラッセの人気レシピを作ってみよう!
人参グラッセは、失敗しないコツさえ抑えておくことで誰でも上手に作れます。面取りをして煮崩れを防止したり、水分を飛ばしすぎないように火加減をこまめに調整したりなど、ほんの少し手間を加えるだけで見た目も綺麗な仕上がりとなります。
鍋を使った基本レシピでも20~30分程度で完成しますが、さらに手早く作りたい人には電子レンジを使った時短レシピがおすすめです。ぜひ試してみてください。