春雨を使った離乳食人気レシピ!後期・完了期におすすめのスープも!
春雨を使用した離乳食後期・完了期向けの人気レシピを紹介しています。離乳食をモグモグ・ゴックンができるようになった頃に適した春雨スープのレシピだけでなく、食材の簡単な下ごしらえの方法や注意する点も合わせてまとめました。
春雨を使った離乳食人気レシピを紹介!
お誕生会当日の給食のご紹介です。
— さくら幼稚園・保育園 (@SYochien) May 24, 2019
お誕生日おめでとう。一つ大きくなり、優しいお兄さん、お姉さんになりました。先生たちの劇はとても面白かったです。
※ カレーピラフ
※ エビフライ
※ 春雨入り中華スープ
※ キャベツときゅうりのドレッシング和え
◎離乳食中期・離乳食後期のご紹介です。 pic.twitter.com/Y4ugYPDGDt
春雨は緑豆やジャガイモ、サツマイモなどに含まれるでんぷんをのり状にし、練った生地から作られる麺のような乾燥食品です。中国では約1000年以上前から食べられており、日本には鎌倉時代に伝わりました。
つるっとしてもちもちした食感が特徴的な食材ですが、それ故に赤ちゃんが食べさせるには少し不安を感じる方も多いでしょう。離乳食として調理する際の注意点や、簡単で人気のあるレシピを紹介していきます。
春雨の離乳食の開始時期
春雨はいつから食べられる?
春雨を離乳食として使うのは、奥の歯ぐきで食べ物を噛む練習をする離乳食後期、俗にいうカミカミ期(9~11ヶ月)以降が適しています。やや弾力のある食材ですので、噛む動きが不十分な時期の赤ちゃんには向きません。つるつるとした食感によって、噛まずに飲み込んでしまうこともあります。成長に合わせた長さに調節しましょう。
原料によって硬さなどに違いがあります。中国産の緑豆を原料にしたものは、日本産のジャガイモを原料にしたものに比べて、細くてやや硬いものが多いです。
同じレシピを見て調理したとしても、どちらのものを使ったかによって、異なる食感のものが出来上がります。赤ちゃんがどのくらいの硬さの食材を食べることができるようになっているかも考慮して、使用するようにしましょう。
アレルギーは大丈夫?
いっちゃんの離乳食🍚
— 葩紅ーHakuー🐊 (@o_hhhu_o) May 31, 2020
男の子やから めちゃくちゃ食べてくれるし、好き嫌いしやんから作りがいある👶🏻💜
牛乳アレルギーやから全部豆乳!!健康!!💪🏻 pic.twitter.com/onlL4txSGf
日本産に多いサツマイモやジャガイモを原料とした春雨を使用する場合は、基本的には大きな心配は不要です。これらの食材は食物アレルギーを引き起こすアレルゲン食品として、表示義務のある特定原材料7品目、およびそれに準ずる21品目に該当しません。
中国産に多い緑豆を原料としたものを使用する場合も同様です。豆類だからとひとくくりにされがちですが、表示推奨21品目に含まれる大豆アレルギーへの対応として「緑豆を除去する必要は無い」とされています。
しかし、「アレルギーついてはこうすれば絶対に大丈夫」「この食材ならアレルギーは出ない」ということはありません。初めて食べさせる際には、かかりつけの病院の診察時間中に、ごく少量から試すよう注意しましょう。原材料をしっかりと確認することも大切です。
離乳食に春雨を使う時のポイント
春雨の茹で方
春雨を茹でる時は鍋やフライパンなどにたっぷりのお湯を沸かし、その中で約3~4分茹でます。この時点での硬さは大人向けの硬さになっていますので、さらに柔らかくしていかないと離乳食に使うのは難しいです。
レシピにもよりますが、長さを調節したあとで最初に茹でたお湯に戻してさらに加熱するなど、後々の調理段階で調節しましょう。ただし、原料がジャガイモの場合に気を付けることがあります。長時間茹でることで溶けてしまうこともあるため、茹ですぎないようにしてください。
戻し方としては、熱湯につけたり、湯に浸した状態からレンジで加熱する方法もあります。いずれの場合も硬さをしっかり確認して、離乳食用の硬さにしていきましょう。
春雨の切り方と分量
春雨はそのままでは長すぎるため、切らずに離乳食として使うのは難しい食材です。最初のうちはみじん切りのように細かく切ることからはじめ、次第に5mm~10mmと長くしていくのが適切となります。一度茹でた後に水気を切って冷ましてあげることで、簡単に切ることが可能です。
なお、コストコなどで販売されているような、長いものを折り曲げて束ねたような商品は少量使う際には向いていません。小分けしやすい棒状のものを選ぶと、調理も簡単です。
春雨を主とする料理でない場合、1食分として使用する分量はごくわずかです。初めての時は1食あたり5g程度から試します。子供の様子を見ながら、完了期に向けて次第に10g~30gと分量を増やしていきましょう。茹でた際に3~4倍にかさが増えますので、その点にも注意です。
少量しか使わないのに硬いまま使う分だけ切って調理するのは困難だ、という場合には冷凍保存がおすすめです。ある程度まとめて茹でたものを、使用する長さに切って製氷皿などに入れて冷凍します。冷凍した場合の保存期間は約1週間程度です。早めに使用するとともに、使用する際は加熱時間などを通常に使用する時よりも注意することが必要です。
春雨を使った離乳食人気レシピ
春雨入り中華スープ
市販の離乳食用粉末スープを使用して作る簡単レシピです。作り方はチンゲン菜とシイタケを細かく刻み、同じく食べやすい長さに切った春雨とともにスープで煮込むだけです。水溶き片栗粉でとろみをつけることで、食べた時の満足感もアップさせています。
また離乳食を自分で用意する場合、使用する食材が少なくなりがちです。しかし、卵を使用しているので、栄養バランスにも考慮がされているレシピです。
カミカミ期の春雨入り中華スープ
豚ひき肉と春雨がボリューム感を出してくれるため、非常に食べ応えのあるスープが出来上がる人気レシピです。ひき肉は赤身の多い部分を使い、加熱する前にスープとよく絡ませると良いです。
材料の野菜スープは、まとまった分量を作って製氷皿で冷凍しておく、または市販の粉末をお湯でとくなど、用意する方法は多様にあります。使用するスープを変えることでメニューのバリエーションを増やすことが可能です。
春雨サラダ中華スープ
大人用に春雨サラダを作る際に、赤ちゃん用もなるべく時短で併せて作りたい、というところから生まれたレシピです。一緒に野菜や麩が入っていて様々な食感を楽しんでもらえます。
材料にキュウリを使用していますが、ニンジンなどその他の野菜に変えてアレンジ可能です。とろみをつけることで口に運びやすくくしていますので、親としても食べさせやすいレシピになっています。
ほうれん草とトマトの春雨サラダ
つぶしたトマトをソースのようにして和えることで、味付けすると同時にさらに食べやすい柔らかさに仕上げたサラダです。使用するほうれん草やトマトは、春雨を茹でる際にタイミングをみて一緒に作ってしまうなど、効率よく調理をすることができるよう工夫されています。
白身だんごのスープ春雨
白身魚すり身と豆腐を合わせて丸めただんご、玉ねぎ、ブロッコリーのミックスに、みじん切りにした春雨、塩、水を混ぜてレンジで温めるだけの簡単レシピです。
このレシピに限りませんが、春雨の長さを調節して完了期の離乳食としてもアレンジ可能です。白身だんごと野菜のミックスは、あらかじめ作って冷凍保存しておくことができるので、忙しい時でもさっと作れてしまいます。
春雨スープ【離乳食完了期】
ニンジン、ブロッコリーなどの比較的歯ごたえのある野菜をふんだんに使った、離乳食完了期向きのスープです。味付けはだしの素とごく少量の醤油だけになるので、シンプルで簡単です。
こちらのレシピではゴボウを使用していますが、消化しにくい食材ですので、1歳半くらいになるまでは別の材料で代用しましょう。離乳食完了期は、大人とほとんど同じようなものが食べられるようになってくる時期です。こういった食べ応えのある料理も挑戦してみましょう。
春雨を使った離乳食の人気レシピを作ってみよう!
9月3日の中期離乳食
— ミッチ (@4fhjjePFhv6HTyi) September 3, 2018
・3倍かゆ
・春雨モロヘイヤスープ
・ササミの🍅煮
・コーン 玉ねぎ 🥕 きゅうり
形態は中期離乳食ですが3回食の一歳児です。 良く食べてくれるようになりました。8ヶ月児が来月から3回食が始まり
園で給食を食べるようになるので、その時迄に食形態が進んでくれるといいんですが pic.twitter.com/qC09ufoqGi
春雨の特徴や下ごしらえの仕方、簡単に作れる人気の離乳食レシピを紹介してきました。作り方のポイントとなるのは、赤ちゃんの成長に合わせて長さや硬さを調節することです。面倒と感じるかもしれませんが、逆を言えば調理次第で様々な場面に使える食材であるともいえます。
紹介したレシピは簡単な調理で短時間で完成するものがほとんどです。合わせる食材の変更でバリエーションもつけやすくなっていますので、気軽に挑戦し、子供の食事面での成長を楽しんでください。