玉ねぎの煮物レシピ!基本的なコツは?じゃがいもや人参と煮物づくり
玉ねぎを使った煮物のレシピや作るときのコツをまとめました。玉ねぎの煮物の基本のレシピや簡単に作れる人気のレシピを紹介しています。コツをつかめば誰でも簡単に作れるので、家庭で作るときの参考にしてみてください。
玉ねぎの煮物の基本と人気レシピを紹介!
玉ねぎは生で食べると辛みがありますが、加熱すると甘みが出てとても美味しくなります。煮物やスープなどに使うと美味しく食べられるだけでなく、他の具材のうまみを引き出してくれる効果もあります。この記事では玉ねぎの煮物を作るときの基本的なコツや人気のレシピを紹介します。簡単に作れるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
玉ねぎの煮物の基本レシピ
玉ねぎの煮物の基本のレシピと作り方を紹介します。一見とても地味なメニューに思えますが、味わい深く、心がホッとすること間違いなしです。
基本レシピ
【材料】
- 玉ねぎ…3~4個
- 昆布…20g
- 水…1リットル
- 塩…小さじ1
【作り方】
- 鍋に昆布と水を入れて1時間ほど置いておき、出汁をとっておきます。
- 鍋を温めて沸騰する直前に昆布を取り出します。
- 玉ねぎの根元を切り落とし、皮をむきます。
- 鍋に玉ねぎを並べて加熱して煮込んでいきます。
- 小さじ1の塩を入れ、蓋をして40分ほど煮込みます。
- 火を止めて、冷めてから器に盛り付けたら完成です。
玉ねぎと塩、昆布で取った出汁だけでできるシンプルな煮物の作り方です。シンプルだからこそ素材のうまみが感じられる、しみじみ美味しい玉ねぎの煮物が出来上がります。玉ねぎの上部の茶色い部分はアクセントになるので、切らずに残しておきます。玉ねぎは、鍋の中で動かないくらいの弱火で加熱しましょう。
作り方のコツ
ふつふつしてきた
— あらちゃん (@ArashicLove1224) March 16, 2019
白だしだけで
ことこと、
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灰汁をとりながら
ほったらかしでww
地味だけどうまいのよ☺️
今日の箸休め… pic.twitter.com/wXDCXHXBYI
基本の作り方は出汁がとても大事です。出汁を取るときに昆布のぬめりが出過ぎないように気をつけましょう。ぬめりが出過ぎてしまうと昆布の風味が損なわれ、出汁に臭みが感じられるようになってしまいます。出汁を取るときの基本でもあるので、覚えておくと便利です。
玉ねぎが動かないように、じっくりコトコト弱火で煮込むのが、煮物を作るときのコツです。通常は40分ほど、新玉ねぎなら20分ほど煮込めば、出来上がります。藻塩や海水塩などミネラルを豊富に含んだ天然塩を使えば、より玉ねぎのうまみを引き出してくれるでしょう。
こんがり焼いたたまねぎが香ばしい煮物。上品で、やや大人向けなので、子ども用は少し煮詰めてこっくりと。砂糖も加えて、ご飯がすすむおかずに仕上げます。
玉ねぎの煮物の人気レシピ
簡単に美味しく作れる人気レシピを、多数ピックアップしました。ぜひ家庭での献立作りの参考にしてみてください。
炊飯器で作れる新玉ねぎの煮物
【材料】
- 新玉ねぎ…3個
- 豚ひき肉…90g
- 塩こしょう…少々
- 水…200㏄
- 麺つゆ(3倍濃縮)…20㏄
- 味噌…小さじ1
- 大葉…適量
- 白ごま…適量
【作り方】
- 玉ねぎの上下を切り落とし、スプーンで中身をくり抜きます。
- くり抜いた中身を包丁で刻み、豚ひき肉と塩こしょうを加えて混ぜ合わせます。
- 混ぜ合わせた肉だねを玉ねぎの中に詰め、炊飯器に並べます。
- 水と麺つゆ、味噌を加えて炊飯器の「早炊き」モードのスイッチを入れます。
- 炊き上がったらお皿に盛り付け、刻んだ大葉と白ごまを添えて出来上がりです。
玉ねぎをくり抜くとき、底の部分を削ってしまわないように気をつけましょう。下ごしらえができたら加熱は炊飯器に任せるので、難しいコツは必要ありません。簡単で見栄えも味も良い煮物です。新玉ねぎの旬にはぜひ挑戦してみてください。
新玉ねぎと桜えびの煮物
基本のレシピに近いですが、こちらは水分が少なめの蒸し煮です。蒸し煮にすることで、玉ねぎの甘みが強く感じられるようになります。また桜えびが出汁になるので、スープも美味しさが増します。鍋に納まりが良いように、小さめの新玉ねぎを使うのがコツです。
レンジでできる玉ねぎの煮物
電子レンジを使ったメニューなら、難しい火加減に悩まされることもありません。短時間でできるため、忙しいときの献立にも向いています。電子レンジで加熱した玉ねぎは甘くて柔らかく、小さな子供でも食べやすいでしょう。冷めても美味しいので、暑い季節には冷やして食べるのもおすすめです。
玉ねぎとかぼちゃの煮物
甘いかぼちゃと甘い玉ねぎの組み合わせが、ほっこり美味しい煮物です。コツは調味料の比率を1:1:1にすることです。この比率は他の料理にも応用できる基本の比率です。覚えておくとよいでしょう。
玉ねぎと大根の煮物
豚肉と大根が入っていて、ボリュームがあり食べ応えがあるレシピです。生姜やごま油がアクセントになっていて、ご飯にもお酒にも合うおかずになっています。コツは豚肉に下味をつけて馴染ませてから煮込むことです。豚肉の味がしっかり残り、美味しくなります。汁気を飛ばせば、お弁当にも入れることもできます。
鶏肉と玉ねぎの煮物
鶏肉のうまみが玉ねぎに染み込んでいて、ご飯が進むおかずです。鶏肉を小さめに切っておくことで、煮込み時間を短縮することができます。お弁当のおかずやお酒のおつまみにもなる人気のおかずです。
玉ねぎのコンソメスープ煮
醤油の味付けに飽きてきたら、コンソメを使ったスープで味わってみましょう。玉ねぎに切り込みを入れておくのが、中までコンソメの味を染み込ませるコツです。基本の作り方のように、弱火で時間をかけて煮込んでいくことで、玉ねぎの甘みが引き出されていきます。
玉ねぎたっぷり肉じゃが
玉ねぎを使った煮物といえば、一番に肉じゃがを思い浮かべる人も多いでしょう。牛肉に人参・じゃがいも・玉ねぎを加えて作る肉じゃがは、ご飯にもお弁当にも合う定番人気のおかずです。
具材を切ってしまえば、あとは煮込むだけの簡単ステップです。冷めることで味が染み込むので、出来上がった煮物をしっかり冷ますことが大切です。早めに作って冷ましておき、食べるときに温め直しましょう。
玉ねぎと人参のカレー煮
麺つゆを使って玉ねぎや人参を煮込んでいくので、味がしっかり入ったカレー風味の煮物に仕上がります。カレー味は子供にも人気です。子供でも食べやすいように、野菜の大きさを切りそろえておくのがポイントです。
玉ねぎと厚揚げの煮物
もう一品欲しいときに、さっと作れるのが嬉しい煮物です。もちろん、じっくり煮込んでも美味しく食べることができます。煮込むと玉ねぎがとろとろになっていくので、大きめに切っておくのが大切です。
玉ねぎのそぼろあんかけ
玉ねぎの甘みがしっかり感じられる煮物です。薄めの味付けでも、そぼろあんがかかることによって満足感のあるおかずになっています。新玉ねぎなら、もっと甘みが強くて美味しいメニューになるでしょう。ご飯のおかずにもお酒のおつまみにも向いています。
玉ねぎの煮物のコツを知っていろいろなレシピに挑戦しよう!
ひんやり丸ごと玉ねぎの煮物とポテサラ。 pic.twitter.com/nflTHItj6J
— 酒膳 ちろり (@taisyo_37) July 16, 2014
玉ねぎの煮物を作るときのコツや、基本と人気レシピを紹介しました。じっくり煮込むことで美味しくなる玉ねぎは、一年中を通して手に入りやすい食材です。また、どの食材とでも相性が良く、出汁を美味しくする効果も持ってます。ぜひ玉ねぎの煮物を作って、野菜の持つ底力を味わってみてください。