2020年05月25日公開
2024年10月21日更新
ぶりの煮付けの人気レシピ!黄金比や柔らかく仕上げる作り方もチェック
ぶりの煮付けの人気レシピをまとめました。黄金比での作り方をはじめ、生臭くならない方法や柔らかく仕上げるコツも合わせて解説します。また、ぶりの煮付けに合うおすすめの献立レシピも紹介します。ぜひ、日々の献立の参考にしてみてください。
ぶりの煮付けの人気レシピを紹介!
鰤の煮付け。
— Reira (@reira__k13) May 10, 2020
小松菜も添えて。 pic.twitter.com/iAzkhWDKGM
和食の定番であるぶりの煮付けは、家庭で作る人も多いのではないでしょうか。煮るだけで身はふっくら仕上がり、ぶりの旨味が甘辛い味付けとよく合います。
この記事では、黄金比で絶品の煮付けの作り方をはじめ、美味しく作るポイントやぶりの煮付けに合う人気の献立も合わせて紹介します。さまざまな部位の煮付けの作り方を覚えて、日々の献立に役立ててください。
黄金比で絶品ぶりの煮付けレシピ
材料
【材料】
- ぶりの切り身:2切れ
- 酒:100cc
- 水:50cc
- ごぼう:適量
- 砂糖:大さじ5〜6
- 醤油:大さじ4
- しょうが:適量
作り方
玄関 換気扇洗ったり 今ぶり煮付け pic.twitter.com/Z2l30PyZ6A
— @im sachiko (@sachiko32111969) December 31, 2019
【手順】
- 鍋にお湯を沸かし、ぶりを入れて霜降りをする
- ぶりを取り出したらすぐに冷水で汚れや鱗を取る
- 鍋にぶり、酒、水、ごぼうを入れ火にかける
- アクが出てきたら取り除く
- 蓋をせずに5分煮たら、調味料を入れる
- 砂糖、醤油を入れ、落とし蓋をして7分ほど煮る
- 味を確認して調節する
- 煮汁にとろみが出てきたら完成
美味しく作るポイント
今日のごはん!
— αべーこんΩウマヅラビデオ🎀9’s (@amuse_bacon) October 9, 2019
ぶりの煮付け🐟🐟🐟
水の代わりにお酒を使うと沸点が低いのですぐに作れます👍👍
今回は泡盛を使いました🍶 pic.twitter.com/WZP5kDzQJM
ぶりの煮付けを美味しく作るために、必ず行いたい処理が霜降りです。霜降りをすることで魚の臭みをとり、味が馴染みやすくなります。このひと手間が重要ポイントです。霜降りをしなくても作れますが、することで味が変わってきます。
調味料をまとめて入れるのではなく、先に酒と水で煮ることを覚えておきましょう。生臭さを無くすことができ、身をふっくらさせる役割もあります。砂糖や醤油などの調味料を一緒に入れると、身を硬くしてしまいます。この動画では、ごぼうを使用していますが、しょうがを加えて調理をしても、臭みを和らげることができます。
生姜をたっぷり入れて、ブリの臭みを和らぎ、全体に生姜の風味が味わえる一品に仕上がります。
ブリに熱湯をかける事で、臭みが和らぎます。お湯を沸騰させた鍋にブリをくぐらせても、臭みが和らぎます。
ぶりの煮付けの人気レシピ
ぶりの煮付けの人気レシピを部位別に紹介します。美味しく作るポイントも合わせて解説します。ぶりは脂の量が部位ごとに異なります。カロリーを抑えて食べたい場合は、養殖ぶりより天然ぶりを選んで調理するのがおすすめです。
ぶりのあら煮
【材料】
- ぶりのあら:1パック
- 酒:200cc
- みりん:100cc
- 鰹出汁:200cc
- ごぼう:1本
- 生姜:3枚
- きび糖:大さじ2
- 醤油:80cc(50cc+30cc)
【作り方】
- ボウルにぶりを入れ、塩をまぶし40〜60分置く
- 熱湯をかけて水気を切る
- よく洗ったごぼうを適当な大きさに切る
- 鍋にきび糖と醤油以外の材料を入れる
- 一煮立ちしたらきび糖を入れ、落とし蓋をして中火で数分煮る
- 醤油50ccを入れ、落とし蓋をして中火で15分煮る
- さらに醤油30ccを入れ、落とし蓋をして中火で7分煮詰めて完成
この動画では、しょうがと一緒にごぼうも入れて調理しています。ごぼうはホクホクと柔らかい食感に仕上がるので、大きく切るのがおすすめです。調理後は最低でも2〜3時間おくと、より味を染み込ませることができます。シンプルな味付けですが、あらの旨味がごぼうにもよく染み込み食欲を誘います。
ぶり大根
【材料】3〜4人分
- ぶりのあら:750g
- 塩:小さじ1
- 大根:1本
- 水:600ml
- 酒:200ml
- 砂糖:大さじ4
- 醤油:大さじ5
【作り方】
- ぶりのあらに塩小さじ1を全体にまぶし、15分おいて熱湯をかける
- 水を差してお湯を捨て、汚れなどを洗い落とす
- 大根を3cm幅に切り、皮を剥く(太い部分は半分に切る)
- 大きめの鍋に大根を入れて、その上にぶりのあらを入れる
- 鍋に水600mlと酒200mlを入れ、強火にかける
- お湯が沸いたら、アクをすくい取る
- 落とし蓋をして中火にし、15〜20分煮る
- 大根に火が通っていれば、砂糖大さじ4を加える
- 落とし蓋を戻し、5分煮る
- 醤油大さじ5を加え、混ぜ合わせる
- 落とし蓋を戻し、さらに中火で5分煮る
- 煮汁が少なくなるまで煮たら完成
ぶりの煮付けの中でも定番で人気の、ぶり大根です。脂がのったぶりと旨味を含んだ大根との相性が抜群で、多くの人に好まれている煮付けです。調味料を同時に入れるのではなく、順番に入れて落とし蓋をして煮ることによって、味がよく染み込みます。この動画ではぶりのあらを使用していますが、切り身やかまでも応用することができます。
また、ぶり大根は圧力鍋で作るのもおすすめです。圧力鍋で作るぶり大根は、加熱時間が短いので、大根が柔らかく仕上がります。鍋に材料を入れるだけで良いので、忙しい日でも簡単に作ることができます。
めんつゆで作るぶりの白子の煮付け
めんつゆで作る白子の煮付けです。何種類も調味料を使わなくて良いので、簡単に作ることができます。調理前の白子は、黄色や緑色に変色している場合があります。その箇所は苦味が強いので、取り除くようにしましょう。
生臭さを無くすために料理酒を多く使っています。調味料を入れて煮たら、一度火を止めることがポイントです。味がよく染み込み、より美味しく食べることができます。白子のクリーミーでなめらかな食感が、おつまみにもぴったりの一品です。
ぶりの卵の煮付け
花が咲くような形が特徴のぶりの卵の煮付けです。つぶつぶの卵からだしが出てくるこの煮付けは、一度作ったらやみつきになる味です。
臭みが気にならないように濃い味付けになっています。ぶりの卵の下処理の際には、生臭さをなくすために、血の塊や血合いを必ず取り除いてください。スプーンでしごき出すようにすると、綺麗に取ることができます。ぶりの卵は崩れやすく、縦に切ってしまうとバラバラになってしまいます。必ず輪切りにするようにしましょう。
ぶりの煮付けに合うおすすめ献立レシピ
主菜であるぶりの煮付けは味付けが濃いので、副菜は薄味にしたり、さっぱりしたものを合わせると良いでしょう。ぶりの煮付けの付け合わせに人気のレシピをまとめました。ぜひ、日々の献立の参考にしてみてください。
きゅうりと春雨の中華風サラダ
きゅうりや人参の食感と中華風の味付けがやみつきになる、さっぱりとしたサラダです。サラダに馴染みやすくするために、きゅうりと人参は塩揉みをして水分を出すようにしましょう。冷蔵庫で寝かせれば、より味が染み込み美味しく食べることができます。
たことわかめの酢の物
酢の物は材料と調味料を和えるだけで、簡単に作ることができます。あっさりとしているので、味付けの濃いぶりの煮付けにぴったりです。酢の物はアレンジしやすい一品です。きゅうりやゴマ、ハムなどの好みの具を入れて作ってみても良いでしょう。
新玉ねぎと大葉の和風サラダ
大葉の香りが引き立つ新玉ねぎのサラダです。もちろん、普通の玉ねぎでも応用できます。玉ねぎは辛味があるので、スライスしたら水に晒すようにしましょう。また、大葉を切ってから食べるまでに時間が経ってしまうと、香りが抜けてしまいます。食べる間際に切って盛り付けるのがおすすめです。
なめこと豆腐の味噌汁
ぶりの煮付けとごはんには、味噌汁は相性の良い和食の献立です。なめこと豆腐は長時間の加熱が必要ないので、忙しい朝食にもうれしい一品です。味噌汁はどのような種類の和食でも合います。基本の作り方を覚えておくと良いでしょう。
ぶりの煮付けレシピのまとめ
よるごはん。
— 松谷 嵐 (@Broccoli_ara4) May 8, 2020
鰤の煮付け。#よるごはんきろく #あさごはんきろく #おひるごはんきろく #ばんしゃくきろく pic.twitter.com/lk6nKVyibE
定番のぶりの煮付けから、煮付けに合う献立を紹介しました。ぶりは霜降りなどの臭みを抑える工程を行うことで、一段と美味しいぶりの煮付けを作ることができます。美味しく調理するポイントも、ぜひ覚えて欲しい内容です。
また、ぶりに下味をつけて冷凍すれば、すぐに調理することができて便利です。さまざまな調理法や調理器具で美味しく、楽しくぶりの煮付けを楽しみましょう。