赤大根の人気レシピ!サラダをはじめとした食べ方を説明!色キープのコツも
赤大根を使用したサラダや甘酢漬け、マリネなど、さまざまなレシピを集めました。赤大根のいろいろな種類の特徴や、赤大根の色味をキープする保存方法も解説します。食卓やお弁当に華やかさをプラスしてくれる人気の赤大根レシピをチェックしてください。
赤大根のレシピを紹介!
今日のお弁当
— しまちゃん (@kijitoraxshima) April 19, 2020
生姜ご飯/ニンニクの芽の肉巻き/だし巻き玉子/赤大根の甘酢漬け/ほうれん草しらす和え/にんじんごま和え/新じゃが味噌炒め#お弁当 pic.twitter.com/Ii8wxstDcv
赤大根は、美しい彩りで食卓をぱっと華やかにしてくれる、人気の食材です。サラダだけでなく、甘酢漬けやマリネなど様々な食べ方があります。本記事では、日々の献立やおもてなしなどに役立つ、赤大根のレシピを紹介します。
また、赤大根には様々な種類があります。赤色だけではなく、ピンクや紫などが存在し、断面図の色も単色や、グラデーションカラーであったりと様々です。赤大根の色味をキープする保存方法も、合わせて紹介します。
赤大根の特徴
赤大根は種類が豊富
赤大根は大きく4つのタイプに分けられます。1つめは、皮が赤く中身が白いタイプで、代表はレディサラダ、紅大根、紅化粧大根などです。2つめは、皮が赤く中身も赤いタイプで、代表は紅くるり大根などです。
3つめは、皮が赤く中身が赤いグラデーションタイプで、紅しぐれ大根、くれない総太り大根などがあります。そして4つめは、皮が白く(または緑で)中身が赤いタイプがあり、代表は青皮紅心、紫大根などです。
どの赤大根も白色の大根と同じく、消化促進、胃腸の働きを助ける効用があります。また、辛味も少なく、みずみずしい食感で、歯触りがよいため生食向きです。炒め物や煮物など、強火や長時間加熱してしまうと、色が悪くなることがあるため、注意しましょう。
通年、手に入る食材ではありますが、旬は秋から冬です。旬の時期はシャキシャキの食感をより楽しむことができます。
赤大根の色をキープするコツ
赤大根の赤色は、アントシアニンによるもので、抗酸化作用があります。この色合いをキープするコツは、乾燥させないことです。赤大根は、乾燥してしまうと色が茶色く変化します。
また、赤大根は葉の部分から水分が失われやすいです。そのため、葉付きの場合は早めに葉っぱを切り落とし、根の部分と分けて保存します。葉っぱの部分は栄養価が高いため捨てずに、炒め物やお味噌汁の具材、お浸しなどに使用しましょう。また、茹でてから冷凍しておくと、長期保存ができ、すぐに料理に使えるため、便利です。
根の部分はラップ包むか、濡らした新聞紙に包み、袋に入れて冷蔵庫や冷暗所で保存します。料理で使用し、小さくカットしたものを保存する場合は、水にさらし、しっかりと水分を切った後にラップに包むか、袋に入れて冷蔵庫で保存します。切り口から変色が進むため、なるべく早めに消費しましょう。
赤大根の人気レシピ
彩り鮮やかな赤大根を使った、サラダをはじめとする人気レシピを8つ紹介します。大根と同じく淡泊な味わいで、和洋中どのジャンルにも合わせやすいレシピばかりです。副菜や常備菜として、また、彩りを添える食材として使用できます。普段の食卓やお弁当や、おもてなしに役立ててみてください。
赤大根でつくる梅と鰹節の大根サラダ
【材料】
- お好みの赤大根…1株
- 梅干し…2粒
- 鰹ぶし…1パック
- Aめんつゆ…大さじ2・1/3
- Aポン酢…大さじ1・1/3
- Aごま油…大さじ1
- Aいりごま…お好みの量(手でつぶす)
【作り方】
- 赤大根をスライサーでスライスし、ボウルに入れたら水を加えて浸す。
- 冷蔵庫で冷やす。
- Aを全てボウルに加えて混ぜ合わせて、ドレッシングを作る。
- 1.の赤大根の水をしっかりと切り、盛り付ける。
- 盛り付けた赤大根の上に梅干しと鰹ぶしを乗せる。
- 最後にドレッシングをかけたら完成。
手作りドレッシングで食べる、赤大根のサラダです。赤大根で作ることで、より華やかに仕上げることができます。スライサーでスライスした後に、全体を水に浸し、冷蔵庫で冷やすと、シャキシャキの食感を楽しむことができます。梅干しと鰹ぶしの旨味と、ごま油の香りで食欲が増す人気のレシピです。
レモンと大根のシンプルサラダ
【材料】
- 赤大根…1株
- パセリ…1/2枝
- レモンスライス…3~4枚
- Aサラダオイル…大さじ1/2
- Aオリーブオイル…大さじ1/2
- Aレモン汁…大さじ1/2
- A塩…少々
【作り方】
- 赤大根を薄切りにして、塩少々(分量外)を振り揉み込んでおく。
- Aのサラダオイル、オリーブオイル、レモン汁、塩を混ぜ合わせ乳化させる。
- パセリはみじん切りにし、レモンは放射線状に6等分する。
- 水気を切った赤大根をボウルに入れ、2.とパセリを混ぜ合わせる。
- レモンとともに、盛り付けたら完成。
赤大根とレモンを使った、さっぱりとしたサラダです。赤大根の赤色と、レモンの黄色が華やかで、おもてなしにも合うお洒落なレシピです。オリーブオイルの風味が、イタリアンやフレンチとも相性が良いでしょう。また、レモンの代わりに、オレンジやグレープフルーツに変えても、爽やかな風味を楽しむことができます。
赤大根と林檎の紅白サラダ
赤大根にリンゴで作る栄養満点のサラダです。サラダに果物を使用することで、おいしく減塩ができます。また、降圧効果のあるカリウムや、水溶性食物繊維も補えるため、血圧の気になる方にも人気があります。
フレンチやイタリアン、ゴマドレッシングのほか、塩とオリーブオイルなど、さまざまな味付けで楽しめます。さらに、ツナやハムなどを加えると、タンパク質も補えるサラダとなります。
赤大根で作る簡単酢漬け
【材料】
- 赤大根…1株(443g)
- 米酢…89ml(赤大根の約20%)
- みりん…89ml(赤大根の約20%)
【作り方】
- 皮を剥いた赤大根の重さを量り、酢とみりんを準備する。
- 大根は薄く銀杏切りにし、酢とみりんと合わせて保存袋に入れる。
- 軽く揉んで空気を抜き、冷蔵庫で一晩漬けて完成。
材料が3つで完成する、シンプルな酢漬けのレシピです。味付けもシンプルなため、そのまま食べるほか、ご飯に混ぜて酢飯や、ちらし寿司に使用できます。
刻むことで、紅しょうがの代わりにもなります。牛丼や焼きそばに添えれば、彩りだけでなく、消化を促進してくれます。さらに、ピクルスの代わりとして、タルタルソースに加えても、食感を添えてくれるでしょう。
赤大根のてまり寿司
【材料】
- 赤大根の酢漬け…適量
- ごはん…0.5合
- 塩…少々
【作り方】
- ごはんに塩をふり、4等分に分けラップで丸く包む。
- 半月切りの赤大根の酢漬けを4方向にラップに広げ、丸めたご飯をのせて包む。
- 仕上げに真ん中に刻んだ卵や、ゴマ塩、かぼちゃの種などをのせて完成。
赤大根の甘酢漬けで作ることができる、赤大根の手まり寿司です。てまり寿司は、華やかで崩れにくく、食べやすい大きさのため、お弁当に合います。お弁当以外にも赤大根の赤色が、食卓に彩りを添えます。ひな祭りやホームパーティなどにも役立ててみてください。
赤大根の甘酢漬けで作るバラの花
赤大根を簡単にマリネした甘酢漬けで作る、バラの花のレシピです。半月切りにした赤大根の酢漬けを、重ねていくだけで完成する、簡単なレシピです。ポイントは、酢漬けにする際に薄くスライスすることと、少しずつずらして重ねていくことです。
シンプルな味付けのため、サラダなどと相性がよく、サラダのワンポイントとして飾ると、より華やかにしてくれます。
ノンオイルで作る赤大根のさっぱりヘルシーマリネ
白だしを使った、和風の赤大根のマリネです。和風ではありますが、マジックソルトを使っているため、和食にも洋食にも合います。さらに、オイルを使用せず作るため、ヘルシーで、おつまみや漬物としても食べられます。常備菜として、冷蔵庫にあると何かと使えて便利です。
また、冷蔵庫で1時間ほど寝かせると、浅漬けのようにシャキシャキの食感を楽しめます。さらに、一晩経つとしっかりと味が染みた状態を楽しむことができるのも、人気の理由です。また、パプリカを入れることでより華やかに、栄養価もアップします。
赤大根のポタージュ
ぱくぱくくもくま堂
— いっきゅう (@sexyleftyballer) January 17, 2020
紅芯大根のポタージュ pic.twitter.com/VCpBpX2RcS
ビーツを使って作られることが多いピンク色のポタージュは、赤大根でも作ることができます。作り方は、薄切りにした赤大根を弱火で炒めて、牛乳を加えてミキサーにかけるだけです。あまり加熱しすぎてしまうと、色が悪くなるため注意が必要です。
仕上げに生クリームや泡立てた牛乳で飾ると、レストランで出てくるようなメニューに仕上がります。また、冷製や温製など、季節を問わずに食べることができます。
赤大根のレシピまとめ
サバ味噌煮、ヒジキマイタケ入りの豆腐種射込み玉葱焼きというかスタッフド玉葱グリル、小松菜おひたし、タコ寒天ワカメ赤大根の酢の物、キュウリ糠漬け、発芽玄米。 #お弁当 pic.twitter.com/bj8CMkSEEi
— のじまめ (@Nozimame_7) January 22, 2020
食卓やお弁当に、華やかさをプラスしてくれる人気の赤大根のレシピを紹介しました。サラダや漬物、マリネやポタージュなど食べ方は様々です。どれも簡単で作りやすいため、本記事のレシピを参考にして、赤大根の様々なアレンジレシピを楽しんでみてください。