2020年04月15日公開
2024年10月16日更新
じゃがいもの味噌汁人気レシピ!大根・ワカメ・豆腐他おすすめの具は?
じゃがいもの味噌汁の人気レシピを解説!大根や玉ねぎ、わかめなど、じゃがいもとよく合う具材を使ったレシピや珍しいおすすめの味噌汁を紹介します。煮崩れせず美味しいじゃがいもの味噌汁が作れるポイントも解説するのでぜひ参考にしてください!
目次
じゃがいもの味噌汁のレシピを紹介!
朝餉~
— 自炊妖童雨乃(4) (@ameno_) April 12, 2020
コウサイタイとじゃがいもの味噌汁
漬けサーモン丼
葉玉ねぎの沼田
(* ´ ˘ ` *) pic.twitter.com/NWM9mCGzFA
じゃがいもの味噌汁の人気レシピをまとめました。ストックにじゃがいもがあっても、味噌汁に使おうと思う人とそうでない人がいるでしょう。普段具として使わない人からすると、じゃがいもの味噌汁と聞いてもイメージが湧きにくいかもしれません。そこで本記事では、じゃがいもの味噌汁の簡単おすすめレシピを紹介します。
味噌汁に使えれば、具のマンネリ化から脱却できるかもしれません。野菜中心の味噌汁とそれ以外のレシピに分けて紹介します。中には意外なものと組み合わせたアイデアレシピもあるので、美味しそうと思ったら早速試してください。
じゃがいもの味噌汁を作る時のポイント
じゃがいもを使って美味しい味噌汁を作るためには気を付けるべきポイントがあります。また、じゃがいもと相性の良い具材もあるので、よく覚えておいて上手く活用してください!
じゃがいもは水から煮るのが基本
じゃがいも・玉ねぎ・青葱・しめじ・フンドーキン#味噌汁#今日の味噌汁 pic.twitter.com/VJhl5nm4Dr
— べら(の) (@por_vera) April 9, 2020
じゃがいもを味噌汁に使う場合は、水から煮るのが基本になります。これは根菜類全般にもいえることですが、煮崩れを避けるためです。沸騰してからじゃがいもを入れると皮付近と中心部で火の通り方に偏りが生まれ、どうしても煮崩れの原因になります。特に、男爵など煮崩れしやすいじゃがいもを味噌汁に使う時には、注意しましょう。
また、じゃがいもを味噌汁に使う時は皮を剥くのが一般的ですが、その際に芽の部分もしっかりと取り除くようにしましょう。固くて食べにくいだけでなく、「ソラニン」や「チャコニン」といった毒素を含むからです。
じゃがいもの味噌汁とよく合う具材は?
昨日の残り野菜(じゃがいも、にんじん、豚バラ)の味噌汁 pic.twitter.com/0HdbRVsZav
— Rayco (@AlsRayco) April 9, 2020
じゃがいもの味噌汁によく合う具材を紹介しましょう。同じ根菜類の人参、ごぼう、大根、サツマイモ、蕪などがおすすめです。里芋も合わないわけではありませんが、食感が似すぎているので、お互いの良さを打ち消してしまう恐れがあります。サツマイモも食感は似てますが、甘味が強いので上手く絡むととても美味しくなるでしょう。
根菜類以外なら小松菜、ほうれん草、インゲン、ネギなども良いでしょう。また、鶏肉や豚肉、鮭や鯖など動物性の食材とも相性が良いので、味噌汁にボリュームを出したい時はおすすめです。さらに食材ではありませんが、バターとじゃがいものペアもおすすめです。
じゃがバターがあるように、味噌汁にもじゃがいもとバターを使うとコクが出てじゃがいもの甘味が強く引き出されます。フランス料理にも良く使われる組み合わせで、覚えておくととても役に立ちます。
特に豚汁を作る時や鶏肉、鮭など動物性の食材とともに使うと、味噌汁の味にいっそうコクが生まれ、シチューにも通じる美味しさが出せるでしょう。
じゃがいもの味噌汁の人気レシピ【野菜メイン】
野菜をメインとしたじゃがいもの味噌汁の人気レシピを紹介します。葉物でも根菜でもじゃがいもとよく合うおすすめ具材があります。それらを上手く活用すれば、毎日作る味噌汁のレパートリーを簡単に広げることができるでしょう。
じゃがいもと玉ねぎの味噌汁
【材料】
- じゃがいも 2個
- 玉ねぎ 1/2個
- だしパック 1個
- 味噌 大さじ2
- 水 2カップ
【手順】
- 鍋に水とだしパックを入れて蓋をして火にかけ沸騰させてから、中火で5分煮る。
- じゃがいもと玉ねぎの皮を剥き、薄切りにする。
- 1に2を入れてしばらく煮た後、だしパックを取り除きじゃがいもが柔らかくなったら火を止める。
- 3に味噌を溶かし入れたら完成。
とても人気の高い玉ねぎを使った味噌汁レシピです。レシピではお湯が沸騰してからじゃがいもを入れていますが、最初からの方がおすすめです。特に男爵など煮崩れしやすい品種を使う場合は、急激に沸騰させず一旦70度前後でしばらく煮込むようにすると良いでしょう。
じゃがいもとキャベツの味噌汁
【材料】
- じゃがいも 1/2個
- キャベツ 1枚
- だし汁 300cc
- 味噌 適量
【手順】
- キャベツを細切りにし、じゃがいもは薄いイチョウ切りにする。
- 鍋にだし汁とじゃがいもを入れて火にかけて、火が通れば灰汁を取り、キャベツを加える。
- キャベツが馴染んだら味噌を溶き入れて火を止めて完成。
キャベツを使った味噌汁の人気レシピです。キャベツの歯応えを残したい場合は、少し大きめに切りましょう。2で加えた後の煮込み時間を短くするのも良いでしょう。じゃがいもとキャベツの両方と相性の良いベーコンを加えても美味しく食べられます。
じゃがいもと小松菜と油揚げの味噌汁
【材料】
- じゃがいも 小1個
- 小松菜 1/2枚
- 油揚げ 1/4枚
- 水 600cc
- 市販のだし 記載に従う
- 味噌 大さじ3
【手順】
- じゃがいもの皮を剥き、3mm幅にスライスする。
- 小松菜を2~3cm幅に切る。
- 油揚げを熱湯にかけ油抜きをして細切りにする。
- 鍋に火をかけだしを入れて、少し沸いて来たら1と3を入れる。
- 沸騰したら2を茎の部分から先に入れて味噌を溶き入れて完成。
小松菜と油揚げを使った味噌汁のレシピです。油揚げは必ず油抜きしましょう。カロリーオフになりますし、だしがよく染みて美味しくなります。小松菜は葉がすぐに柔らかくなるので、少し固めのまま火を止めるくらいが丁度良いでしょう。
すりおろしじゃがいもの味噌汁
【材料】
- じゃがいも 小1個
- 出汁 1袋
- 水 600cc
- 味噌 大さじ2
- コショウ 少々
【手順】
- 鍋に水と出汁を入れて火にかけ、沸いて来たら出汁を取る。
- じゃがいもをすりおろす。
- 1に味噌を溶き入れる。
- 3に2をいれて馴染ませたら完成。
じゃがいものみを使った味噌汁です。じゃがいもをすり下すのは珍しいかもしれません。しかし、すり下ろすことによって、細胞の内側に閉じ込められている約3倍の酵素が外に出てくるので、とてもヘルシーです。混じりけの無いじゃがいもの味が堪能できます。
じゃがいもともやしの味噌汁
【材料】
- じゃがいも 小2個
- もやし 1/2袋
- 味噌 大さじ2
- 出汁 400cc
【手順】
- 鍋に出しを入れて2cm幅にイチョウ切りしたじゃがいもともやしを入れる。
- 沸騰したら中火にし、じゃがいもが柔らかくなれば味噌を溶き入れて完成。
もやしを使った簡単な味噌汁レシピです。もやしはあっという間に柔らかくなるので、シャキシャキ感を残したければ味噌を溶く直前に入れても良いでしょう。豆もやしを使っても食べ応えがあって美味くなります。
じゃがいもと人参とごぼうとしめじの味噌汁
根菜類を多く使った栄養価の高いおすすめの味噌汁です。しめじ以外でもエリンギ、えのき、まいたけなど好みのきのこ類を使ってください。ボリュームがあるので、朝食にこれ一杯を食べるだけでも元気ができるでしょう。
じゃがいもの味噌汁の人気レシピ【その他】
じゃがいもは相性の良い野菜も多いですが、野菜以外の食材ともよく合います。カレーやシチューに多用されるように、肉ともよく合います。野菜と肉を使って具だくさんにして煮込めば、植物性と動物性のアミノ酸が混ざり合って絶妙な旨みを醸し出します。
具だくさんお味噌汁
【材料】
- 豚バラ薄切り肉 20g
- 新じゃがいも 40g
- 新玉ねぎ 40g
- 芽キャベツ 2個
- 人参 20g
- 絹さや 2枚
- だし汁 360cc
- 合わせ味噌 大さじ1
- みりん 小さじ1/2
【手順】
- じゃがいもを輪切り、玉ねぎを串切り、人参を短冊切り、芽キャベツを半分、豚肉を1cm幅に切る。
- だし汁を入れた鍋に1を入れて弱火に8分かける。
- 2の灰汁を取り、合わせ味噌を溶き入れて筋を切った絹さやを入れ馴染ませたら完成。
豚肉や野菜を一緒に使った具だくさん味噌汁の人気レシピです。味噌汁は彩りも大切です。絹さやや人参を入れることで見た目が明るくなるでしょう。新じゃがは秋に出ると勘違いしている人も多いようですが、実際は新玉ねぎと同じ春先から店頭に並びます。ぜひ一緒に買い求めて調理してください。
豚汁
【材料】
- 豚バラ肉 200g
- じゃがいも 2個
- 人参 1/2個
- 大根 100g
- ごぼう 1/2本
- 玉ねぎ 1/4個
- こんにゃく 120g
- 木綿豆腐 1丁
- ごま油 大さじ1
- 味噌 大さじ3
- だし汁 1000cc
- 酒 大さじ2
【手順】
- 皮を剥いたじゃがいもを小さ目の一口大に切る。
- ごぼうをささがきに切り、水にさらす。
- 玉ねぎを薄くスライスし、大根を2mm幅のイチョウ切りにする。
- 人参を薄切りにし、豆腐をさいの目に、こんにゃくを一口大にきる。
- 鍋にごま油をしき、一口大に切った豚バラ肉と2を入れて軽く炒める。
- 5に1と3、4の人参とこんにゃくを入れて炒めたら、だしと酒を入れて強火で沸騰させる。
- 6の灰汁を取り、4の豆腐を入れて、しゃがいもが柔らかくなるまで10~15分煮る。
- 7に味噌を溶き入れたら完成。
豚汁の人気レシピです。豚汁は里芋を使うことが多いですが、じゃがいもも独特の甘味があって、こちらが好きな人も少なくありません。ごま油ではなくバターを鍋にしいても強烈なコクが出てくるので、全体の味が引き立ちます。プロも使っている隠し味なのでぜひ試してください!
じゃがいもとひき肉の味噌汁
【材料】
- 鶏ひき肉 100g
- じゃがいも 1個
- 白味噌 大さじ2~3
- 出汁パック 1袋
- 塩コショウ 少々
- 水 500cc
【手順】
- ひき肉に塩コショウをふってフライパンで炒める。
- 鍋に水と出汁パックを入れて火にかける。
- じゃがいもをすりおろす。
- 2の出汁パックを取り出し、1と3を加える。
- コショウで味を整えて白みそを溶かしたら完成。
鶏ひき肉を合わせた味噌汁の人気レシピです。じゃがいもをすりおろす発想は珍しいかもしれませんが、味噌汁に入れるとポタージュスープのようなまろやかさが出ます。さらにひき肉の旨みも加わり、じゃがいもの甘味もいっそう引き立ちます。
じゃがいもとわかめの味噌汁
【材料】
- じゃがいも 1個
- わかめ 適量
- ほんだし 小さじ1
- 水 500cc
- だし入り味噌 大さじ2
【手順】
- じゃがいもを食べやすいサイズに切り、耐熱容器に入れてラップをし、レンジで1分加熱する。
- 鍋に水とほんだし、1を入れて火にかけて温まったら味噌を溶き入れ、わかめを加えてさっと火を通して完成。
わかめを使った簡単な味噌汁レシピです。じゃがいもをレンジにかけて柔らかくしておく点がポイントです。これは味噌汁以外のじゃがいもレシピでも活用できるので、覚えておきましょう。
石狩鍋風「鮭とじゃがいもの豆乳味噌汁」
【材料】
- 鮭切り身 3枚
- じゃがいも 4個
- 玉ねぎ 1個
- 味噌
- 酒 大さじ2
- あご出汁4倍濃縮 1100cc
- 豆乳 お玉2~3杯分
- 小麦粉 適量
- バター 適量
【手順】
- じゃがいもをそれぞれ8等分を目安に切る。
- 玉ねぎをスライスする。
- 鮭の切り身を半分に切り、小麦粉をまぶす。
- 鍋にバターをしき、3の両面を焼いたら、一旦取り出す。
- 同じ鍋に1と2を入れて炒め、油が回ったら酒、出汁を入れる。
- 5が沸騰したらアク抜きして蓋をして弱火で10分煮込む。
- 6に4を戻してひと煮立ちさせる。
- 7に味噌を溶き入れて、豆乳を加えて少し煮込んで完成。
石狩鍋風の味噌汁のレシピです。鮭に少し焦げ目が付くくらいに焼くと、香ばしさが利いて美味しくなります。豆乳を入れた後は沸騰させない様に気を付けてください。じゃがいもは煮崩れる寸前くらいにとろとろにすると、豆乳とともに全体をまろやかにして旨みが引き立ちます。
豆乳を使うのは意外かもしれませんが、マンネリ化しやすい味噌汁レシピには良いアクセントになるかもしれません。
鯖缶とじゃがいもの味噌汁ほっこりキムチ味
鯖とキムチをトッピングした味噌汁です。具材がバラエティーに富んだ珍しい味噌汁ですが、野菜も多く摂れるのでおすすめです。キムチは好みで加えてください。無くても十分に美味しいです!
じゃがいもの味噌汁のレシピまとめ
じゃがいもと舞茸の味噌汁作った! pic.twitter.com/NKB6mgpTcM
— Yuuto アスラ鯖 (@Yuuto_xiv) April 12, 2020
じゃがいもの味噌汁の人気レシピを紹介しました。じゃがいもは、野菜のみならず、豆腐や油揚げ、海藻などともよく合い味噌汁には打ってつけの具材といえるでしょう。豚肉となら隠し味にバターを使うことでプロのようなコクと美味しさを演出することも可能です。
小さくカットしたり、電子レンジを使うなどの工夫をすれば火が通りやすくなるので、忙しい人には嬉しい時短レシピにもなります。味噌汁を具だくさんにしてボリュームを出すことで、あとはご飯だけでも軽めの一食に出来るでしょう。
じゃがいもは甘味もあり、何より安いという魅力もあります。簡単で美味しくコスパの良いじゃがいもの味噌汁をぜひ定番にしてみましょう!