アボカドディップ人気レシピ！簡単美味しい作り方や食べ方アレンジも！

近年日本では、美容効果や健康に良いということでアボカドはブームになりました。スーパーでも当たり前のように置いてあり、色々な料理に使われています。原産は中央アメリカなどの亜熱帯で、メキシコは生産量・消費量ともに世界一です。日本は輸入する果実の中でバナナ・パイナップルに次いで3番目に多いとされています。

本記事では、メキシコ料理として有名なトルティーヤやタコスの具などに使われるアボカドディップの人気レシピを紹介します。アボカドやトマト・玉ねぎなどを刻んだりすりつぶして、コリアンダーなどの調味料で味付けしたワカモレというソースもありますが、もっと簡単に作れるアボカドディップをアレンジレシピも合わせて徹底解説します。

【材料】2人分

• アボカド...1個
• 玉ねぎ...1/4個
• レモン汁...小さじ1
• 塩...少々

アボカドディップとひと言でいっても、使う材料は人や地域によって様々です。アボカドをディップ（クリーム状にソースにしたもの）すればどんな食材を使ってもアボカドディップになります。そこで今回は作り方の動画で紹介している材料を基本とします。

用意するものもアボカドを切る包丁やボウル、フォークなどのつぶす道具があれば簡単に作れます。また、ミキサーやフードプロセッサーがあれば食材を楽につぶすことができます。

【手順】

1. 玉ねぎはみじん切りにします。
2. みじん切りにした玉ねぎを水にさらします。
3. アボカドの種を取り除き実を取り出します。
4. ボウルで滑らかになるまでつぶします。
5. 水気を切ってざるにあけた玉ねぎとレモン汁・塩を入れます。
6. 全体が均一になるように混ぜたら完成です。

アボカドディップは、火も使わずできますので普段料理をしない人でも簡単に作れますし、お酒のおつまみなどでだすと豪華に見えます。アボカドディップをつけるものも、市販で販売している塩味控えめのチップスやパン、パスタやサラダなど色々バリエーション豊富です。

アボカドは硬いとつぶしにくいですので、完熟で柔らかいものを使いましょう。また、黒くなっていたり変色していると出来上がりに苦みが出てしまいます。鮮やかな色見にしたいときは、直前まで種を取り出さなければ保つことができます。レモン汁も色見の劣化を抑えますので必ず入れてください。

玉ねぎは辛みを取るため水にさらしますが、子供が食べるからできるだけ辛みを取りたいというときは、塩もみしたりレンジで30秒ほど温めると更に辛みを抑えることができます。

アボカド自体は、そのままですと常温で数日間から一週間保存できます。しかし皮をむいて空気に触れてしまうと酸化してしまいますので、一晩で黒く変色してしまいます。アボカドディップも同様で、一気に空気に触れるため冷蔵庫でも一日たてば変色してしまいます。変色しても食べられないことはありませんが、あまり美味しく見えません。

一番良い使い方は、作った後すぐ冷凍庫で保存することです。製氷皿に小分けに保存したり、ジップロックなどの袋にいれておくと、約1か月くらいは保存できます。使う時は、1時間ほど自然解凍して調味料で味を調えてください。アボカドを1個切ったら使い切ろうとは思わず、冷凍庫で上手に保存してください。

【材料】

• アボカド...1個
• クリームチーズ（kiri）...個別包装のもの3個
• レモン汁...小さじ2
• ニンニク（すりおろしたもの）...少々
• 塩...小さじ1/4
• こしょう...適宜

1. アボカドの種を取り、さいの目状に切ってボウルに入れる。
2. チーズ・レモン汁・ニンニク・塩コショウを入れ、スプーンで滑らかになるまで混ぜる。
3. クリーム状になったら完成。

基本に近い簡単で人気のレシピは、約10分ほどで作ることができます。混ぜれば混ぜるほどクリーミーになりますので、材料もすりつぶしたものを使ってください。味付けが簡単ですので、大量に冷凍保存しておけば色々なアレンジレシピで使う時に便利です。あとから、ミニトマトや玉ねぎをみじん切りにしても美味しいでしょう。

【材料】2人分

• アボカド...1/2個
• レモンの絞り汁...小さじ1/2
• 絹ごし豆腐...75g
• バゲット...4枚
• Aおろしにんにく...小さじ1/4
• A塩...小さじ1/8
• A黒コショウ...小さじ1/4
• Aオリーブオイル...大さじ2

1. （下準備）アボカドは皮・種を取り、フォークでつぶしレモンの絞り汁をふっておく。
2. 絹ごし豆腐は水気を切り、フォークでつぶしておく。
3. ボウルにアボカド・豆腐・Aを加え、滑らかになるまで混ぜる。
4. 器に盛り付け、バゲットを添えれば完成。

アボカドはビタミンが豊富に含まれていますが、森のバターとも言われるくらい脂質も含まれています。そこで、通常ならアボカド1個使うのを良質なたんぱく質が多く含まれている絹ごし豆腐に置き換えて作るとカロリーが抑えられて、ダイエット中でも気にすることなく食べられます。

わさびのツンとした香りとブラックペッパーのピリッとした辛みが、アボカドと混ざり合ってお酒のおつまみに最適な味わいとなります。つまみとしてだけではなく、バゲットに塗ってもサラダと和えても美味しいです。このレシピに、シーフードミックスを加えてパスタに絡ませたら、色合いも鮮やかで爽やかな風味が食欲をそそるでしょう。

【材料】8人分

• アボカド...2個
• にんにく（みじん切り）...2片
• 青ネギ（みじん切り）...1/2本
• 塩...少々
• 柚子果汁...大さじ1
• 柚子胡椒...小さじ1/2
• プチトマト（角切り）...15個
• 餃子の皮...1パック
• サラダ油...適量
• 塩...少々

1. アボカドを半分に切り、実をスプーンで取り出す。
2. にんにく・青ネギ・塩・柚子果汁・柚子胡椒をすり鉢に入れて混ぜる。
3. プチトマトを入れて混ぜる。
4. 180℃の油で、半分に切った餃子の皮を4～5分ほど揚げる。
5. こんがりと揚がったら紙などで油を切り、塩をかけたら完成。

クリーミーなアボカドディップにせず、アボカドの食感が残るくらいで混ぜると、プチトマトの食感とマッチして食べごたえのあるものができ上がります。最近では洋風の料理に和風な食材を加えるレシピが多く、人気の柚子もそのひとつです。ほんのり酸味のあるアボカドディップは、レモン果汁と一味違ったあっさりとした香りづけになっています。

【材料】

• 明太子...半分～ひと腹
• アボカド...1/2個
• マヨネーズ...大さじ4

1. アボカドの周りに1周包丁を入れ、2つに切る。
2. 包丁の刃元を種に突き刺して引き抜き、皮を剥きます。
3. アボカドをひと口大に切ります。
4. 器に移し、明太子の中身とマヨネーズを加えます。
5. 滑らかになるまで混ぜて完成。

マヨネーズで酸味を加えることによって、明太子の臭みをなくしマイルドな味にしてくれます。あとは、マヨネーズと明太子の量を調整して自分好みの味付けにしてください。このアボカドディップでしたら、温かいご飯の上にのせて食べたり、マグロの刺身につけて食べても美味しいでしょう。

【材料】

• アボカド...1個
• 玉ねぎ...1/4個
• レモン...1/2個
• たこ...足1本
• エビ...3匹
• ニンニクチューブ...適量
• 調理酒...適量
• オリーブオイル...適量
• 塩...適量
• 粗挽き胡椒...適量

1. 玉ねぎをみじん切りにし、皿に広げておく。
2. アボカドを半分に切り、中をくりぬく。
3. アボカドを潰し、レモンを絞る。
4. エビの殻を剥き、背わたを取る。
5. たこ、エビを小さく切り、調理種に10分程漬ける。
6. 玉ねぎを塩もみし、水気を取る。
7. アボカドに玉ねぎ・ニンニク・塩・胡椒を加えて混ぜる。
8. たこ・エビを水洗いし、水気を切る。
9. オリーブオイルでたこ。エビを炒め、塩を加える。
10. 爪楊枝にたこ・エビを刺す。
11. ディップをアボカド容器に盛り付ける。
12. たこ・エビを盛り付ければ完成。

お祝いやホームパーティなどにピッタリなレシピです。レモンが通常よりも多めに入れるレシピですので、かなり酸味が効いています。しかし、炒めたたこやエビにつけて食べるのでしたら丁度良い味付けです。また、アボカドの皮を器にすることによって更に豪華さが増します。海鮮の他にジャガイモやブロッコリーを素揚げしても相性がよいでしょう。

バジル好きな人にはたまらない人気レシピでしょう。このアボカドディップを作れば、パンやクラッカーにつけるのはもちろん、パスタやサンドイッチの具材としても楽しめます。しかもバジルは強い抗酸化作用がある栄養成分が沢山含まれており、アボカドの栄養成分と合わせると老化防止にもつながる栄養素を沢山摂取できることになります。

【材料】

• 塩
• オリーブオイル
• アボカド
• ブラックペッパー
• カイエンペッパー（唐辛子の香辛料）
• パン

1. アボカドを切ってボウルの中に入れる。
2. オリーブオイル・ブラックペッパー・カイエンペッパーを適量入れて、アボカドを潰すように混ぜる。
3. パンをこんがり焼いて、アボカドディップをのせ好きな具材を盛り付けたら完成。

基本的なアボカドディップの人気アレンジレシピです。紹介したレシピの他にアボカド・醤油・ワサビ・チーズを使ったアボカドディップも紹介しています。醤油を使っていますので、アボカドと混ぜると見た目が黒っぽい色になりますが、アボカドディップをパンにのせその上からチーズをかけるので、見た目はあまり気にならないでしょう。

【材料】

• アボカド...1個
• クリームチーズ...大さじ1
• マヨネーズ...大さじ1
• レモン汁...大さじ1
• はちみつ...小さじ1
• 塩胡椒...少々
• 生クリーム...40ml
• パスタ...160g
• ボイルえび...8尾
• アボカド...1/2個
• バジル...1枚

1. ボウルにアボカド・クリームチーズ・レモン汁・はちみつ・マヨネーズ・塩胡椒を入れて粗く潰す。
2. 1に生クリームを加え、さっと混ぜる。
3. パスタ・ボイルえびを加えて混ぜ合わせる。（味見をして足りなかったら塩を足す。）
4. お皿に盛りつけて、盛り付けようにアボカド・バジルをのせたら完成。

子供でも食べられるさっぱりとした冷製パスタのレシピです。クリームチーズやはちみつが入っているため、さっぱりとしていますが濃厚な味わいです。アボカドが苦手な人でもパスタと和えれば食べられるかもしれません。また、ボイルしたエビを加えることによって最後まで飽きのこない食感になります。ミニトマトを加えても美味しくなります。

カナッペとは、一口大に切ったバゲットやクラッカーにチーズや野菜などをのせるオードブルな料理のことを言います。これをご飯を焼くことによってパンの変わりにし、佃煮とアボカドディップを混ぜて和風に仕上げています。佃煮の塩気がアボカドディップにマッチし、バターで焼いたご飯は意外とおにぎり感覚で食べられます。

ツナとチーズの最強タッグをアボカドと混ぜることによって、栄養価が増し美味しいサラダになるレシピです。アレンジも色々できますので、シメジなどを入れたりレタスやキャベツ、エビなどの海鮮類を入れて一品の完成です。ポイントは砂糖をひとつまみ入れることで、ツナの脂っこさやチーズの濃厚さが少しなくなりさっぱりと仕上がります。

アボカドディップは主にエビなどの海鮮と相性が良いと思われがちですが、一緒に混ぜる調味料によって鶏肉の旨味を引き出してくれます。その中でも果実酢の一種であるバルサミコ酢は肉料理に最適です。

すっきりとしたバルサミコ酢に、まったりとした滑らかさのアボカドディップを加えることによって肉汁をあっさりとしたくちどけにしてくれます。鶏のささ身などもアボカドディップと合わせてサラダにすることもあります。

餃子の皮を使ってプチピザを作るのは、子供が多いパーティなどでは人気の料理です。だいたいピザソースにベーコンやチーズをのせる食べ方が多いですが、大人が食べるのでしたらアボカドディップでアレンジしたら驚くこと間違いなしです。ディップの中身を色々アレンジしてもチーズで味がまとまりますので、失敗する心配はありません。

アボカドディップは、思っているほどレシピは難しくありませんので、一度作って冷凍保存しておくとアレンジ次第で色々な料理に加えることができる優れものです。アボカドは栄養素が豊富ですので、日々のカロリーや健康に気を使うことがある時は一品としてアボカドディップを加えることをおすすめします。

多才なアレンジができるアボカドディップは、ホームパーティなどの集まりで出すと他の料理を引き立たせてくれて豪華さを演出してくれます。もし、持ち寄りパーティなどの料理に困った時は、ぜひアボカドディップを使ってみたことのないアレンジレシピを試してみてください！