2020年03月26日公開
2024年10月14日更新
辛味大根の人気レシピ!そばやきんぴらに!一般的な大根との違いも
辛味大根の人気レシピについて解説します。 辛味大根と一般的な大根との違いや旬の時期、どこで買えるのかなどの特徴について詳しく説明! また、辛味大根を使った簡単レシピや人気のアレンジレシピも紹介します。
辛味大根の人気レシピが知りたい!
こちら、実はこうみえてそばなんです。辛味大根まみれの越前そばなんです。#どう見えて pic.twitter.com/zqZmuechvg
— シノハラ あめりか屋社長 (@23_submarine) March 19, 2020
大根は生で食べると辛いことが多いですが、一般的な大根よりも辛い「辛味大根」という大根があります。これはピリッと辛いのが大きな特徴で、お蕎麦などの薬味として食べられる大根になります。そこで、辛味大根はどんな特徴のある食べ物なのか、どうやって食べたら美味しいのかなど、人気の簡単レシピを紹介しながら説明します。
辛味大根の特徴
大根は煮物にしたり、焼いたり、生のままおろしたり、サラダにしたり、漬物にしたりといろいろな形で食べられる野菜の1つです。そんな大根にはいくつかの種類があります。その中の1つが辛味大根です。辛味大根の特徴について見てみましょう。
辛味大根と一般的な大根との違い
松本から日々色んな方々がビューティークイーンを観にいらしてくださいます。
— 内藤栄一 (@goodmeatnight) December 17, 2017
そんな中、松本でほんっっっとにお世話になったのぶこさんが辛味大根を新聞紙に包んで(他にも色々)見にきてくれました。
新聞紙に包んでってとこが、グッとくる。辛味大根がツンとくる。信州なめんなよ。 泣くぞ。 pic.twitter.com/OIKNbGY1jh
辛味大根とは辛みの強い大根の総称で、「親田辛味大根」「ねずみ大根」などの品種があります。一般的な大根は「青首大根」と言われ、これに比べると辛味大根は短く、かぶのような形のものもあります。色は白だけでなく、赤っぽいものや青っぽいものまであるようです。
辛味大根は水分が少ないのも特徴の一つで、おろした時にベチャっとしません。そのためそばやうどんの薬味に使われることが多く、そばつゆが薄まることなく美味しく食べられます。また、辛味が強い品種ですが、皮ごと下ろすとより辛味が強まります。
辛味大根の旬の時期
おはようございます!今日は辛味大根です😃 辛味大根と呼ばれているものは普通の大根より小ぶりで辛味が強く、水分が少ない大根の総称ですね😊
— towa (@towa51832350) June 26, 2019
おろしにした時に水気が少ないので、そばつゆなどが薄まらないと言うこともあり、そばやうどんに用いられる事が多い大根です🤔#阿部商店 #辛味大根 #東神楽 pic.twitter.com/Bs8eA0jLQQ
辛味大根の旬は秋から冬と言われています。ただし、辛味大根にも品種が数種類あり、それによって旬の時期は変わってきます。京都の辛味大根は夏が旬で、春から夏にかけて辛味が増すようです。逆に秋から冬は甘みが増すので、辛い方が好みの方は夏、甘い方が好みの方は冬ということになります。
その他、ねずみ大根の旬は11月~12月、親田辛味大根は栽培場所によって違いがあり、9月から12月頃と旬の期間が少し長いです。
辛味大根はどこで買える?
稲刈りも終えて、秋めいてきましたね。本日よりなめこおろしそばは辛味大根でのご用意になります。店主はワサビより辛味大根の方が薬味としてお好みらしいです(*^o^*) pic.twitter.com/uAiNW0baxR
— 大和@おかみ (@yamatoOkami) September 26, 2015
辛味大根はスーパーなどでも売られているようです。ただし、青首大根のように需要が多くないのと、作るのに手間がかかるため、生産量が少なく、どこでもいつでも売っているものではありません。もし、スーパーで辛味大根を見かけたら、ラッキーなので購入しておきたいです。
スーパー以外ではデパートの野菜売り場や道の駅、JAの直売所など、野菜の豊富に売られているお店では、店頭に並ぶ確率が高いです。その他、通販サイトで購入することもできます。
辛味大根の人気レシピ
辛味大根の彩りおろしそば
【だし材料】
- かつお出汁 540ml
- 濃口醤油 90ml
- みりん 90ml
- かつお節 10g
【具材材料】
- なめこ100g
- 万願寺唐辛子赤・緑 各1本
- なす 1本
- 油
- ごま油
- 鷹の爪 2本
- 豆板醤 10g
- 七味唐辛子 少々
- 濃口醤油 小さじ1
- 辛味大根 1本
- そば 2玉
- ハバネロ 少々
【手順】
- かつお出汁を鍋に入れ、濃口醤油とみりんを入れて熱します。
- 1が沸騰してきたら、かつおぶしを入れ、追いがつおします。
- すぐに2をざるなどで漉しましょう。
- 3をボウルにとり、氷水に当てて冷やします。
- 万願寺とうがらしを縦に半分に切って種を出し、5mmくらいに切ります。
- なすを乱切りし、油で素揚げします。
- 白い部分にほんのり色がついてきたら上げて、油を切ってください。
- フライパンにごま油を敷き、鷹の爪を入れ、炒めて辛味を出します。
- ここに豆板醤を入れて軽く炒め、さらに万願寺唐辛子を入れて炒めます。
- ここに7を加え、炒めてください。
- 10に七味唐辛子と濃口醤油を入れて、味をつけます。
- 11をボウルにとり、氷水に当てて冷やしておきます。
- 辛味大根をおろします。
- 12にボイルし、なめこと11を加えて混ぜましょう。
- 流水麺のそばを氷水でほぐし、水をよく切ります。
- 器に15を盛り、上から4をかけ、14をその上に盛ります。
- 最後にお好みでハバネロをかければできあがりです。
辛味大根、鷹の爪、豆板醤、万願寺とうがらし、七味、ハバネロといろいろな辛さが次々とやってくるお蕎麦です。かなり辛いので、気をつけてください。夏におすすめの彩がきれいなレシピです。
辛味大根と菜の花のしょうゆ和え
【材料】
- 菜の花
- 辛味大根
- 塩
- 醤油 大さじ3
- 酒 大さじ2
【手順】
- 菜の花の葉をちぎり取ります。
- 茎部分は3cmほどの大きさにカットします。
- 大きめの鍋にお湯を沸かし、茎の太い部分から茹でていきます。
- 少し硬さが残る程度に茹でたら、流水にさらし水をよく切りましょう。
- ちぎった葉も茹でて水にさらし、水気を絞り、3cmほどの大きさにカットします。
- 辛味大根はマッチ棒くらいの大きさにカットし、塩を振り揉んでおきます。
- 4と5と6をボウルに入れて、醤油、酒を入れて混ぜればできあがりです。
ほろ苦の菜の花と、ピリ辛の辛味大根を和えた簡単な副菜のレシピです。お酒のおつまみにも人気の春らしい一品です。お酒の肴にもおすすめです。
油揚げの辛味大根和え
【材料】
- 辛味大根 1本
- 油揚げ 1/2枚
- あさつき 少々
- 醤油
【手順】
- 辛味大根をおろしてください。
- ガスコンロに網を敷き、直火で油揚げを炙ります。
- 火加減は初め中火で焦げ目がついてきたら、弱火にします。
- 油揚げの全体がふっくらしてきたら、半分に切ってから5等分にしましょう。
- 小鉢に4と1を交互に盛り付け、最後にあさつきを振りかければできあがりです。
- お好みで醤油をかけて食べてください。
大根おろしと油揚げの簡単おつまみレシピです。日本酒にぴったりの人気のおつまみになります。ちょっとつまみたいと思った時に簡単にできて重宝します。
越前おろしそば
辛味大根と言えば越前そばは外せません。越前そばとは蕎麦殻ごとひいた黒っぽいそばで、辛味大根の大根おろしを乗せて食べます。辛味大根のキリッとした辛さが引き締まる、さっぱりしたお蕎麦のレシピです。レシピにはありませんが、お好みで天かすやかつお節を振りかけても美味しいです。
辛味大根のきんぴら風煮物
ごぼうの代わりに辛味大根を使った、きんぴら風の煮物のレシピです。ごま油の香りが食欲をそそる副食になります。水を足しながら焦がさないように煮るのがコツです。辛味大根があまりにも辛い場合に、煮ることによって辛味を軽減できますので、子供も食べることができるレシピになります。
辛味大根の千枚漬け
千枚漬は聖護院かぶらで作りますが、辛味大根を使って作ったお漬物のレシピです。塩に漬けてから1週間、甘酢液に漬けてから1週間、計2週間かかりますが、本格的な漬物に仕上がります。昆布のとろみや唐辛子のピリッとさが美味しい千枚漬けです。
辛味大根となめこと豆腐のお味噌汁
なめこと豆腐のお味噌汁に辛味大根のおろしを入れた簡単なお味噌汁のレシピです。味噌汁に入れることで、辛味がまろやかになります。おろしは煮込まず、後入れすることで、暑くて食欲がない時など味噌汁の温度が下がり食べやすくなります。
辛味大根焼き
辛味大根を入れたお好み焼きのレシピです。普通の大根でもできますが、辛味大根は水分が少ないので、お好み焼きがベチャっとせず、玉ねぎの甘みと干しエビの旨味の美味しいお好み焼きに仕上がります。お好みでそばのつゆをつけて食べてください。ビールにも合いますが、意外にも白ワインにも合います。
辛味大根と塩昆布のスパゲティ
さっぱりしたスパゲティーが食べたい時におすすめの、辛味大根のおろしを乗せたパスタのレシピです。塩昆布と大根おろし、しらす干しをスパケティーに乗せて、あさつきを振れば簡単にできあがります。醤油ドレッシングやめんつゆをかけて食べてください。
辛味大根のいろんなレシピを作ってみよう!
大阪の産業創造館の近くでハッピー橋本君が見つけてきた蕎麦屋さん。
— 藤村正宏 (@exmascott) March 25, 2020
「蔵」
関西では珍しく本格的な蕎麦屋さんでした。
蕎麦、とてもコシがあって美味しい。
蕎麦湯も普通に出てくる。
ボクは辛味大根のおろし蕎麦をいただきました。 pic.twitter.com/eAV3RP27wS
辛味大根は一般的な大根に比べて辛く、水分が少ないので薬味に最適な大根です。ピリッとした辛味が特徴ですが、辛すぎる場合は熱を加えるとまろやかになります。そこで、辛味を生かしたレシピと熱を加えたレシピの両方を紹介しました。簡単なものがほとんどなので、辛味大根を見つけたらおすすめなので、ぜひ作ってみてください。