2020年03月07日公開
2024年10月12日更新
ソーキの人気レシピ!圧力鍋でも圧力鍋なしでも簡単に美味しく!そばも!
ソーキの人気レシピについて解説します。沖縄で定番のソーキそばのレシピや、そばに使用する麺の代用方法を詳しく説明!また、圧力鍋を用いた簡単なレシピや、通常の鍋や炊飯器を利用した圧力鍋なしのレシピについても合わせて紹介します。
ソーキのレシピを紹介!
ソーキとは、豚のあばらに付いている肉や軟骨の事です。一般的にはスペアリブとも呼ばれてます。ソーキを使った料理では、沖縄のソーキそばが有名ですが、煮込み料理としてもよく食べられています。
煮込み料理として調理する際は、圧力鍋を使用することが多いです。しかし、炊飯器などを用いて、圧力鍋なしで調理するレシピもあります。この記事では、圧力鍋を使った人気レシピと、圧力鍋なしの人気レシピをそれぞれ紹介します。
ソーキそばの基本レシピ
作り方
【材料】
- 豚軟骨 400g
- 黒糖 30~40g
- 醤油 150mlと適量
- 料理酒または泡盛 100ml
- 水 2カップ
- 昆布 1枚
- 鰹節 5~8g
- 食塩 適量
- 沖縄そば 1玉
- かまぼこ 3枚
- ネギ お好みの量
- 紅ショウガ お好みの量
【手順】
- 沸騰したお湯に豚軟骨を投入し、10分間茹でます。
- 茹で上がったら、ボウルに移し、水で表面の脂を軽く洗います。
- 再び沸騰したお湯に、豚軟骨を投入し、10分茹でます。
- 茹でた豚軟骨に茹で汁、醤油、料理酒または泡盛、黒糖を入れ、弱火で30分煮ます。
- 別の鍋に水を入れ、沸騰したら鰹節、昆布を加え火を止めます。
- 10分休ませたら、布巾などでこし、醤油と食塩を適量加え味を調えます。
- 茹でた豚軟骨を好みのサイズにカットします。
- 器に(6)を移し、茹でた沖縄そば、かまぼこ、茹でた豚軟骨、の順に盛り、その上からお好みでネギと紅ショウガを乗せたら完成です。
沖縄定番のソーキそばのレシピです。豚軟骨をじっくりと煮込むことで、醤油や黒糖の味が染み込み、しっかりとした味付けに仕上がります。また、酒と長時間煮込むことにより、肉が柔らかくなるとともに、肉本来の風味も引き出します。あっさり目のスープと深みのある味わいの豚軟骨が、程よくマッチし、麺がよく進みます。
そばの代用方法
ソーキそばの麺は、沖縄のそばを使用しますが、中華麺で代用することも可能です。沖縄そばも中華麺も、小麦が主な原料になっており、使用されている素材はほとんど変わりません。
両者の主な違いは、麺の太さにあります。中華そばは細麺が多いですが、沖縄そばは太麺が主流です。中華そばで代用する際は、太めのものを選ぶと、沖縄そばに近づけることができます。
ソーキの簡単人気レシピ【圧力鍋あり】
豚軟骨ソーキ
【材料】
- 豚軟骨 550g
- 砂糖 50g
- 醤油 60cc
- 酢 30cc
- 焼酎 180cc
- 水 400cc
- ニンニク 一欠け
【手順】
- カットした豚軟骨を鍋に入れ、灰汁を取りながら2分茹でます。
- 2分茹でたら火を止め、ゆで汁を捨て、2、3回水を替えます。
- 豚軟骨を圧力鍋に移し、水、焼酎、酢、砂糖、醤油、ニンニクを加え、30分加圧します。
- 加圧し自然冷却した後、中の豚軟骨を確認し、まだ硬いようであれば、再度10分加熱します。
- 加圧が終了したら完成です。
圧力鍋を使用した一般的なソーキ煮のレシピです。圧力鍋は通常の鍋とは違い、100℃以上の高温で調理することが可能です。そのため、時間のかかる煮物料理も、比較的短時間で仕上げることができます。
また、火を止めた後もしばらくは、鍋内の温度と圧力で調理が続くため、ガス代の節約にもなります。調理後の仕上がりは、柔らかくジューシーな味わいになり、通常の鍋で煮る場合とあまり変わりません。
軟骨ソーキの煮付け
もずくん)^o^(豚軟骨ソーキ煮付け)^o^(シークワーサーサワー!☆〜(ゝ。∂)b pic.twitter.com/HYrOgStSLZ
— ふぁんきすと☆彡 (@funkist1000hPa) August 14, 2013
豚軟骨の煮付けは、ソーキの人気レシピの一つになります。圧力鍋で調理をするため、茹でた豚軟骨に調味料を入れて、加圧するだけで簡単にできます。煮付けに使うメインの調味料は、鰹ベースの本つゆとショウガです。本つゆは、鰹だしや醤油などの調味料が元々含まれているため、他の調味料をあまり使用しなくても、肉に旨みを付けることができます。
また、ショウガは肉の柔らかくする効果と、臭みを消す働きを持っています。本つゆとショウガで煮込んだ豚軟骨は、とても柔らかくジューシーで、ご飯が進むこと間違いなしです。ご飯の上に豚軟骨を乗せて、薬味を散らし、ソーキ丼にして食べるのもおすすめです。
ソーキ汁
ソーキ汁だ(≧∇≦) pic.twitter.com/VDy2r5gCfq
— つぶつぶ (@tubutubu45) September 25, 2013
ソーキ汁も沖縄では、人気料理として県民に愛されています。ソーキ汁は、豚軟骨と昆布でダシをとり、大根やニンジンなどの野菜とともに煮るのが一般的です。大根は、豚軟骨や昆布の味が効いたダシ汁を吸うため、濃厚な味わいになります。大根やニンジン以外にも、冬瓜やジャガイモを入れて食べても良く合います。
ソーキ汁を美味しく作るポイントは、圧力鍋で一度加圧した後に、豚軟骨を取り出して流水で洗うことです。この工程をしっかり行うことで、肉の臭みを取ることができます。ソーキ汁は調理工程が多い料理であるため、通常の鍋ではなく、圧力鍋を使用し、時間を節約しましょう。
ソーキの簡単人気レシピ【圧力鍋なし】
ソーキのトマトジュース煮
炊飯器で豚軟骨を調理し、トマトジュースで煮た料理です。炊飯器を使用するメリットは、調理時間を有効活用できることです。豚軟骨を煮るとなると、どうしても長時間の調理になってしまいます。鍋や圧力鍋で調理する場合は、火を使用するため、長時間目が離せません。
しかし、炊飯器はボタンを押して放置するだけで、あとは何もしなくても調理してくれます。炊飯器が炊いている時間を利用して、買い物に行ったり、家事をしたりすることが可能です。また、保温機能もあるため、自分の好きなタイミングで、料理を再開することができます。
肝心の豚軟骨の出来は、炊飯器で調理した場合も、圧力鍋で調理した場合と同様、柔らかくジューシーに仕上がります。このレシピのポイントは、トマトジュースで煮ることです。酸味のあるトマトジュースで味付けをすることによって、油みのある豚軟骨が、さっぱりした味わいになります。
圧力鍋なしでソーキを作る調理法としては、炊飯器を利用するのが便利です。ぜひ一度、炊飯器でのソーキ作りを試してみてください。
ソーキの味噌煮
豚軟骨をトロトロになるまで煮た、味噌ソーキのレシピになります。レシピのポイントとしては、豚軟骨を柔らかくするために、炊飯器での炊き上げを3回行うことです。調理工程が多く、手間がかかりますが、その分、溶けるような肉の食感を楽しむことができます。
また、味噌、砂糖、酒で味付けをすることによって、甘辛い味が肉に染み込み、豚軟骨の風味とコクを引き立てます。一緒に煮立てた大根も、豚軟骨や調味料の味を吸収し、濃厚な味わいになります。
トロトロ軟骨のソーキ炙り
みんな大好きソーキ炙り pic.twitter.com/QLczyd3e5I
— HIRO@9!mm@こくいち (@HIRO9mmth) November 23, 2019
トロトロに煮た豚軟骨を炙った料理になります。レシピの特徴は、オーブントースターを使用することです。通常の鍋に豚軟骨を入れ、うちな一風万能醤油とショウガで煮た後、オーブントースターで豚軟骨に焼き目を付けます。
豚軟骨を炙ることによって、表面はサクッとしており、中はトロトロで柔らかくなります。ソーキ料理は基本的にトロトロとした食感のものが多いです。しかし、このレシピでは豚軟骨を炙ることによって、サクッとした食感を与え、通常のソーキ料理とは違った楽しみ方ができます。
また、豚軟骨を炙ると香ばしさが出て、食欲が増します。ご飯のお供やお酒のおつまみに作ってみてはいかがでしょうか。
ソーキのレシピまとめ
ネットのレシピを見ながら、深夜から炊飯器で豚の角煮と豚バラ軟骨ソーキを作りに挑戦しました。初めてにしては美味しく出来ました( ≧∀≦)ノ寝よう‥‥ pic.twitter.com/ZOJbzwRhsI
— ひがもえる (@moeruhiga) October 24, 2019
定番のソーキそばやソーキ汁、煮付けなど、様々な人気レシピを紹介しました。ソーキの調理法には、圧力鍋を使用する方法と、通常の鍋や炊飯器を利用し、圧力鍋なしで調理を行う方法があります。
圧力鍋を使うと、料理時間が短縮できます。しかし、圧力鍋なしで調理する場合においても、炊飯器を利用することによって、調理時間を有効活用することができます。ソーキは比較的時間がかかる料理です。
しかし、時間を要する分、他の肉料理ではあまり味わえない、トロトロの食感を楽しむことができます。ぜひ一度、自分に合った調理法で、ソーキ料理を作ってみてください。