2020年02月27日公開
2024年10月11日更新
すいとん汁の人気レシピ!簡単・小麦粉からの作り方!味噌・醤油だしも
すいとん汁の人気の高い簡単レシピを紹介します。味噌味や醤油味など味別のおすすめレシピや、すいとんをもちもちさせるためのヒントなどをまとめてみました。更には小麦粉に混ぜたい粉や食材などの紹介も行います。
目次
すいとん汁の人気レシピを紹介!
こんばんは😃
— みーこ (@dII9kGwhoi5SdQS) February 23, 2020
今日も、出かけてました😅
なんや、姉に色々、ご馳走になり
一旦は、お腹いっぱいになりましたが、
なんや、小腹が空いたので、冷蔵庫のあまり野菜を使い「すいとん」をこしらえました😄
すいとんは、お腹に優しくあったまるで〜😊
粉もんは、ウチみたいなボンビーには大助かりや😂 pic.twitter.com/rr2Whui8PF
すいとん汁の人気レシピは数多く、全国で愛されている伝統的郷土料理です。昔からご飯代わりや日常食としてよく食卓に登場しており、地方によってはだんご汁やはっとう汁、とっちゃなぎもちと呼ばれ今も親しまれています。寒い季節によく似合うすいとん汁です。
この記事では、すいとん汁の基本的な作り方や健康的かつボリュームたっぷりな簡単アレンジレシピを紹介していきます。
すいとんの小麦粉を使った基本レシピ
すいとんとは小麦粉をこねて一口大に形成し、野菜など具材と一緒に煮込んでいく料理です。地方によって一緒に用いられる野菜などに特徴が見られるようですが、この項目では基本的なすいとんのレシピを紹介します。
すいとんの材料
今日はすいとんを作ります‼ pic.twitter.com/KiCG9aFmma
— 美穂 (@OQ4UUDCJhEOUFeE) February 25, 2020
【材料】
- 豚バラ薄切り肉…50g
- 大根…50g
- 人参…30g
- まいたけ…1/2パック(50g)
- 里芋…2個
- だしの素…大さじ1/2杯
- 水…500cc
- みりん…大さじ1/2杯
- しょうゆ…大さじ1杯
- 小麦粉…
- 塩…ひとつまみ
- 水…50cc
基本的なすいとん汁に使う材料は、上記の通りです。小麦粉を筆頭に豚肉や大根、人参、里芋など季節の根菜類を用いて、だし汁と味噌または醤油などで味付けをします。肉類は豚肉や鶏肉が多く用いられ、だしを取ることと肉類を入れることが味の決め手といえるでしょう。
きのこ類はどのような種類も合いますが、一般的にはしいたけやまいたけなどが良く用いられます。
すいとんの作り方
豚汁みたい(笑)これにすいとんを落としていきます! pic.twitter.com/pWwgcutbdr
— 美穂 (@OQ4UUDCJhEOUFeE) February 25, 2020
- 里芋は皮をむき、およそ5ミリ幅の輪切りにして水にさらしておきます。
- 大根と人参も皮をむき、5ミリ幅のいちょう切りにしましょう。
- ボウルに小麦粉と水、一つまみの塩を入れてこね、耳たぶぐらいのやわらかさにします。
- 2の生地を一口大にちぎって丸めながらくぼみを作りましょう。
- 沸騰したお湯に丸めた生地を入れ、浮いてきたら水を入れたボウルに移し粗熱を取ります。
- 鍋にだし汁ときのこ以外の野菜を入れて、火にかけましょう。
- 沸騰してきたら豚肉を入れてあくを取り、きのこを入れてさらに5分ほど煮ます。
- 弱火にしてみりんや醤油など調味料を入れてください。
- 5の鍋に水気を切ったすいとんを加え、中火で2~3分温めたら完成です。
- 器に盛り万能ねぎを散らして、見た目にも美味しくいただきましょう。
すいとんの生地を作るときのポイントは、少しずつ水を足していくことです。このようにしていくとダマになりにくく、食感も滑らかになります。またすいとんの生地を鍋に直接入れると、煮汁にとろみが付いたり煮粉っぽく感じることがあります。それを避けたい人は、すいとん生地を別鍋で茹でるとよいでしょう。
小麦粉の代わりに米粉や片栗粉でも作れる
すいとんはアレンジしやすい料理です。小麦粉に米粉や片栗粉、白玉粉などを混ぜると、さらにもちもちした食感を味わうことができます。また大豆原料のプロティンやきな粉などを混ぜると、さらに健康的な料理にアレンジできるでしょう。
すいとん汁のレシピ【味噌ベース】
すいとんには主な味付けとして味噌味と醤油味がありますが、一般的には味噌味の方が人気が高いようです。すいとんの具材に決まりはありませんが、用いる具材によって風味や旨味が変わってきます。この項目では、人気の高い簡単味噌味すいとんレシピを紹介します。
かぼちゃのすいとん汁
【材料】
- 小麦粉…55g
- 水…55cc
- かぼちゃ…80g
- 人参…1/8本
- いんげん…3本
- 玉ねぎ…1/4個
- 味噌(料亭の味だし入り)…大さじ1杯
- 醤油…大さじ1杯
【作り方】
- ボウルに小麦後を入れて水とよく混ぜておきます。
- かぼちゃの皮をところどころむき、厚さ1cmほどの一口大に切ります。
- 玉ねぎはくし形切りに、人参は厚さ5mmの半月またはいちょう切りにします。
- いんげんは、3㎝ほどの長さにカットしておきましょう。
- 鍋に600ccの水を入れて沸かし、玉ねぎとかぼちゃ、人参を入れて煮ます。
- 沸騰した5の中に、1の小麦粉を一口大の大きさに丸めて入れていきます。
- 最後にいんげんを入れ全体的に火が通たら、味噌としょう油で味付けして完成です。
かぼちゃや玉ねぎなど野菜の甘さが際立つすいとん汁です。七味唐辛子と相性の良いレシピのため、ピリ辛好みの人はお好みで入れて食べてください。
具沢山すいとん
このレシピは栃木県特有の調理方法で、すいとんに卵が入っています。具材は豚肉や大根・ジャガイモ・ごぼう・きのこなど、肉や沢山の根菜類が用いられるようです。さらにその中に卵入りのだんごが加わるため、この一品だけでも体に必要な栄養素を取り入れることができる温かい料理といえるでしょう。
また赤・黄・緑・茶色・と、お椀の中がいろとりどりなことも食欲をそそるレシピといえます。
味噌味すいとん
このレシピは、薄力粉に白玉粉を混ぜて作るつるつるとした食感を際立たせたすいとんです。またほんのり甘めの白みそ仕立てで、鶏肉と生姜で味に深みを持たせています。すいとんの代わりにうどんやお餅を入れても美味しいでしょう。
豆腐入りすいとん
この料理は、水の代わりに豆腐を入れて小麦粉を豆腐の水分だけでこねるアレンジレシピです。だんごは別鍋で茹でるため、すいとん汁だけでなくあんこやきな粉をかけておやつとしても美味しく食べることができます。
きのこのすいとん汁
【材料】
- しいたけ・しめじ・舞茸など好みのきのこ…100g
- ごぼう・人参・大根など好みの根菜…各30g
- 万能ねぎ…少々
- だし…3カップ
- 味噌…大さじ3杯
- もちもちすいとん…70g
- 水…70ml
- 万能ねぎ…適量
【作り方】
- 鍋にだしを入れ、きのこ類以外の火が通りにくい野菜から順番に鍋に入れていきます。
- ボウルにもちもちすいとんと水を入れ、スプーンで混ぜます。
- 1が煮立ったら2を一口大の大きさにして、鍋にゆっくり落としていきましょう。
- 3を5分ほど煮たら最後にきのこを入れ、1分ほど煮たら火を止めて味噌を溶きます。
- 器に盛り万能ねぎを散らし、お好みで七味唐辛子をかけて完成です。
このレシピでは、株式会社はくばくのもちもちすいとん粉を使用しています。すいとん専用の粉として開発されているため、とてもプルプルしていて柔らかいようです。一般的には耳たぶの硬さにこねますが、このレシピでは手でこねることはできないやわらかさのため、スプーンで混ぜスプーンで鍋に投入します。
すいとん汁のレシピ【醤油ベース】
醤油ベースのすいとんには、通常の醤油味だけではなく薄口醤油にみりんを加えたり、めんつゆを利用したりとさまざまあるようです。この項目では、人気の高い醤油ベースの簡単すいとんレシピを紹介していきます。
すいとん汁
【材料】
- 米粉…20g
- 水…15g
- 豚もも肉…15g
- 人参…10g
- こんにゃく…15g
- 大根…15g
- だし汁…3/4カップ 150g
- 酒…小さじ1/2 2.5g
- みりん…小さじ1\3 2g
- 薄口醤油…小さじ1 6g
- 塩…少量
【作り方】
- まず最初に米粉と水を混ぜてこね、三等分したものを丸めて沸騰した湯で茹でます。
- 豚肉は一口大に切り、人参・こんにゃく・大根も一口大に切ります。
- 鍋にだし汁を入れて火にかけ、具材の豚肉と野菜を入れて煮ます。
- 途中でアクを取り除き、具材に火が通たところで1のすいとんを加えます。
- ひと煮たちしたら分量の調味料を入れます。味を調えたら完成です。
このレシピは1人前の分量で、米粉ですいとんを作ります。カロリーは119kcalのため、ダイエット中の人でも安心して食べることができるでしょう。小麦粉アレルギーの人にもやさしいボリュームたっぷりの料理といえます。
群馬県の郷土料理すいとん
群馬県では昔から小麦粉が多く生産されていたため、どこの家庭でもすいとんはよく食べられていたようです。このレシピの特徴は、煮干しを使っただしに醤油ベースの味付けに味噌の風味を加えたところといえるでしょう。
すいとん鍋
【材料】
- 鶏モモ肉…1枚
- 大根…1/2本
- 人参…1/2本
- ごぼう…1本
- しめじ…1パック
- 長ネギ…1本
- 万能ねぎ…適量
- 醤油…150ml
- 酒…150ml
- みりん…150ml
- 水…2L
- ほんだし…小さじ2
- ごま油…適量
- 小麦粉…100g
- 片栗粉…50g
- 水…100ml
【作り方】
- ごぼうをむいてささがきにし、水につけておきます。
- 長ネギは斜め切りに、大根と人参は皮をむきいちょう切りに、しめじはほぐします。
- 鶏肉は一口大よりも少し小さめにカットしておきましょう。
- 鍋にごま油を入れ先に鶏肉を炒めて少し色が変わったら、ネギ以外の野菜を入れます。
- 4に2Lの水を入れ、蓋をして熱を通していきます。
- ボウルに小麦粉と片栗粉、水を入れてよくこね、すいとんを作ってください。
- 5の鍋が沸騰してきたらアクを取り除き、調味料と長ネギを加えます。
- ここで6のすいとんを丸く薄く伸ばして、鍋に入れていきます。
- 沸騰して具材に熱が通ったら完成です。お椀に盛り万能ねぎを添えていただきます。
このレシピは鶏肉の旨味を生かした美味しいすいとん鍋です。ごぼうはあく抜きのため水に浸しますが、長く浸すとせっかくのごぼうの風味が逃げていくため、1~2分浸した後はざるにあげておきましょう。すいとんを丸めるとき手についてやりにくい場合は、小麦粉を少したして行うとやりやすくなります。
れんこんのもちもちすいとん
このレシピの特徴は、すいとんにすりおろしたれんこんを混ぜているところでしょう。ゆばとしいたけと小松菜だけのいたってシンプルな具材で、れんこん入りのすいとんをメインとしたレシピといえます。れんこんを加えると、ふわふわとしたすいとんに仕上がります。
れんこんを使ってすいとんをふわふわにするには、小麦粉を少なめに使うことがポイントといえるでしょう。れんこんは咳止めに効果があるため、冬の寒い季節におすすめのレシピです。
小麦粉と片栗粉でもちもちすいとん
このレシピではすいとんにもちもちの食感を出すため、小麦粉に片栗粉を混ぜて作られています。今では多くのメーカーが美味しくできるすいとん粉を販売していますが、片栗粉を混ぜると同じようにぷるぷるとしたやらかさを出すことができます。同程度の水を入れ、ゆるくこねて薄く引き伸ばすように鍋に入れるとよいでしょう。
すいとん汁に合うおすすめ主菜レシピ
野菜たっぷりのすいとんに合う料理は、肉メインの味の濃い料理といえるでしょう。この項目では、人気の高い料理からピックアップして紹介します。
ハンバーグ
【材料】
(ハンバーグ)
- 合挽き肉…350g
- 玉ねぎ…1個
- 卵…1個
- パン粉…1カップ
- ナツメグ…少々
- 塩…小さじ1杯
- コショウ…少々
- 固形スープ…1個
- 水…150ml
- ウスターソース…大さじ2杯
- トマトケチャップ…大さじ4杯
- 有塩バター…10g
【作り方】
- 大さじ2杯のサラダ油で、みじん切りにした玉ねぎを透き通るまで炒め冷まします。
- ボウルにひき肉とナツメグ・塩・コショウを入れ軽く混ぜ合わせます。
- 2に1の玉ねぎと卵・パン粉を加えて、粘り気が出るまでよく混ぜましょう。
- 3のハンバーグ種を4等分にし、空気を抜きながら小判型に形成します。
- フライパンに大さじ2のサラダ油を入れ、4のハンバーグ種を中火で焼いていきます。
- 中央の膨らみをヘラで押さえながら焼き、焼き色が付いたらヘラで裏返してください。
- フライパンに蓋をして、弱火でおよそ15分蒸し焼きにしましょう。
- 7のハンバーグを器に盛り付けます。
- 7のフライパンにソースの材料を全部入れ、中火でとろみが出るまで混ぜ合わせます。
- 8のハンバーグに9のソースをかけたら完成です。
上記のレシピは基本的なハンバーグの作り方です。中にチーズを入れたりおからを混ぜたりして、自分好みにアレンジするのもよいでしょう。ハンバーグ形成は、こげつきが少ないように薄めの方がおすすめです。またハンバーグの焼き加減は竹串などで刺してみるとわかりやすく、透明な煮汁が出たら焼き上がっています。
鶏の照り焼き
すいとんには鶏の照り焼きなど味の濃いレシピと相性が良いようです。鶏の照り焼きを美味しく仕上げるポイントは、肉の厚みを均等にし肉汁を閉じ込めるため片栗粉でコーティングすることです。油は多めにして焼くようにしましょう。また、調味料を先に合わせておくことも大事なポイントです。
牛肉のしぐれ煮
牛肉のしぐれ煮は生姜をきかせて甘辛く煮るというとてもシンプルなレシピですが、おかずのメインとしてもお酒の肴としてもとても便利な人気の高い料理です。しかも保存がききやすく、冷蔵庫で1週間冷凍庫では1ヶ月ほど食べることが可能とされているため、少し多めに作ると便利でしょう。
牛肉のしぐれ煮と大根おろしのどんぶりにすいとん汁を取り合わせて食卓に並べると、ボリュームたっぷりの美味しい食事になります。
すいとん汁の人気レシピまとめ
2/24 (月) #料理
— 💗 おかぴ 💗 (@3_mama_happy) February 24, 2020
🐞 ヤンニョムチキン
🐞 すいとん
あれこれ作ったつもりでいたのに 結局これだけっていう🤔 pic.twitter.com/JRShBOJAyE
すいとんは昔から人気があり、絶えることなく愛されてきた料理です。副菜でありながら主食としても食べることができるため、日本では多くの被災地で活躍しています。旬の野菜をたくさん取り入れることができる上簡単に調理できるのも、人気がある理由の一つといえるでしょう。
また具材に決まりがないことから、冷蔵庫の残り物を整理するときにも便利な料理といえます。米粉やレンコン、卵、豆腐などを小麦粉と混ぜてアレンジしやすい食べ物でもあるため、昔ながらの料理でありながら新しいレシピともいえるでしょう。